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ここ、大阪も3月後半から徐々に行き交う人やクルマも減ってきているように思います。様々な施設が休館・休園・営業時間の短縮となってきています。
昨日、買い物にスーパーに立ち寄ると、カップ麺などの日持ちのする食品が大量に売れていました。ふと「欲しがりません、勝つまでは」なんて言葉が思い浮かびました。
調べてみると、日中戦争が始まって以降、長期戦を想定した近衛内閣の時、昭和12年9月から始まった当時の政府が推進した「国民精神総動員運動」に基づくスローガンだったそうです。
この他、国民の戦意昂揚のために「ぜいたくは敵だ!」「日本人ならぜいたくは出来ない筈だ!」「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」「遂げよ聖戦 興せよ東亜」「聖戦だ 己れ殺して 国生かせ」「進め一億火の玉だ」「石油(ガソリン)の一滴、血の一滴」「全てを戦争へ」などの戦時標語が作られたそうです。
これらは、戦時中の暗い世相を表現するのにしばしば映像などでも見聞きする標語ですが、裏を返せば日中戦争が始まった頃の世相が楽観的だったことの現れで、それらを引き締めるための政府の施策だったのかなぁと思います。
この世相の雰囲気って…今のコロナ騒動の流れと同じような気がします。
正直言って、3連休に対策を怠った?東京と一部ですでに行動自粛が呼び掛けられた大阪・兵庫との数字の差を見ていると「何で大阪・兵庫も?」って気もします。またこの時期、夜の繁華街に出入りする若者ってどうなん?
写真右の「決戦生活訓」の5つめ「国運を賭しての戦いだ、沈着平静、最後まで頑張れ」って言葉が今の日本にピッタリな気がします。
戦中、戦後の苦難に遭われた方々に申し訳ないような気もします。
(軍国主義を賛美するようなものではありません。くれぐれも誤解なきよう

【追録】
山に行く時間が空いたので【過去レコ 祖母山】を書きました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2282451.html
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