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ついに山行も諦めました

(梅雨の晴れ間の「日帰り」を追求はしてますが…

絵に描いた餅のような「Go To トラベル」にも乗り切れなかった。
「そうだ…こんな時は映画だ」と思いつつ…コロナの影響もあって、興味のある新作が、まだ公開されていない

なのでDVDで旧作を鑑賞して過ごそうかと…

映画「メンフィス・ベル」は1990年に公開された。
当時は私もまだ20代でしたが、難波の松竹座(今は映画館としてはやっていない。)で鑑賞し、とても印象に残る映画の1つでした

それ以前に見たことのある航空機ものの戦記映画と言えば、華々しい空中戦があったり、パイロットに焦点をあてたものが多かったと思うのですが…本作ではB-17爆撃機の乗員10名に焦点をあてています。
それというのも、実話をもとに作られているからだと思います。(かなりの脚色もあるとは思いますが

ストーリーとしては、基地から飛び立った爆撃機(編隊)が任務を果たし…戻って来るだけ…なのですが、そこに複数のドラマチックな展開が織り込まれます。
なかでもストーリーの本筋でもありますが「25回の任務を達成すれば帰国できる」ということ。しかし、この頃の損害は10%を越えていたそうで、つまりは11回目以降は…

実際、戦時中に使用された「メンフィス・ベル」号は、今でもライトパターソン空軍基地のアメリカ空軍博物館で展示されているそうで、伝説的な存在らしい。
【メンフィス・ベル】ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AB
【メンフィス・ベル (1990年の映画)】ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AB_(1990%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)
エンドロールには、当時のヨーロッパでの航空戦では、3万人が参加し、2万人が犠牲になったとか

その多くが若者達…本作の俳優達もメジャーではなかった若い俳優が起用されている。
本作以降に、同種のような映画はないように思う。以前の日記にも書いた「潜水艦もの」に近い「爆撃機内部」でのストーリーの展開がハラハラ・ドキドキします。
今でも心に残る名作だと思っています。(私感)
【メンフィス・ベル予告編(英語)】YouTube
【追録】
おそらく…次に映画館に行くとしたならば

2020年9月11日公開日予定
「ミッドウェイ」
https://eiga.com/movie/92164/
2020年9月18日公開日予定
「メイキング・オブ・モータウン」
https://eiga.com/movie/92626/
あたりですかね

こんにちは
メンフィス・ベル・・・大好きな映画のひとつです
ストーリーも好きですが、映像が切ないというか
一番好きなシーンは出撃する際に、爆撃機を始動させると起きた風で滑走路脇の麦畑が風で揺れ乱れるシーンです
穏やかな時間から「戦争」への切り替えがすごく上手に表現されている気がしますね
コメントありがとうございます。
鋭い
戦争のさなかの基地と、日常の麦畑、老農夫と兵士の言葉のやりとり…命の儚さを感じるから切なく感じるのかも知れません
私は、2度目の爆撃航程に入ったあとの、爆撃手のヴァル中尉と航法士ウィル中尉との目のやりとりのシーンですね
誤爆を回避しようとする義務感と、早く爆弾を落として生きて帰りたいという気持ちの葛藤がセリフがなくても伝わってきます。
自分は…、どちらのほうだろう?と思いつつも…、航法士を責める気持ちにはなれませんね
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