次の土日まで続けて休みという方もおられる一方、連休中も仕事って方もおられたかと思います。
ちょっと早いですが、このGWを振り返って…5月3日、4日あたりの晴天を除けば、季節外れの寒気もあり、悪天だったように思います。
例年のごとく、今年も「槍ヶ岳」「谷川岳」「岩手山」等々で遭難事故が発生している。また、昨日から金沢市と富山県南砺市にまたがる「医王山(いおうぜん)」というところで親子3人が行方不明となっている。
一昨日、私も大阪府と奈良県の県境にある屯鶴峯(どんづるぼう)というところにある戦争遺跡を見るために『散歩』に出かけた。
人は多いほどでもなかったが、やはりコロナ渦もあってか家族連れなど、一般の人がほとんどで「大丈夫かな?」と思える家族連れもいた。
報道でも取り上げられていたが、この連休中は、普段、登山をしてない方々もたくさん山に入ってるに違いない
さぞや各地で…遭難・事故も増えたのではないだろうかと…情報検索
まずは唯一、フォローに入れている「山岳レスキュー 最前線」(長野県山岳遭難防止対策協会)は…まだGW中に関する統計・資料の発表はしていない。
遭難・事故に関する情報を知るということは、これから先の遭難・事故の防止・対策に役立つことだ…と思い、その他の情報も検索していて思ったのですが…全国的な規模で情報を収集・発信している機関・団体・サイトってないもんだなぁと思った。
検索しても個別の案件が出てくるか、個別の機関・団体・サイトがそれぞれにそれぞれの立場の情報を収集・発信してるにすぎないような気がした
せめて…各機関・団体・サイトが情報リンクでもしていればいいのだが、縦割り行政ってやつか、地域外に感心がないのか 「遭難・事故」に関する情報共有って意識が皆無のような気もします。
『「山岳遭難・水難」警察庁Webサイト』なんて、名前はカタいけど…思ってたようなリアルタイムな情報は無かった。
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/sounan.html
はたまた、『行方不明者』リストのサイトも複数あった。
『「行方不明者に関する情報提供のお願い」警察庁Webサイト』
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/fumei/
『日本行方不明者捜索支援協会』
http://mps.or.jp/mp_list/index.cgi
等々である。山に関係なく失踪・行方不明となった方々だ。
そんな検索をしていて…やはりお世話になりっぱなしの「ウィキペディア」に行き着いて…
【山岳救助】ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%B2%B3%E6%95%91%E5%8A%A9
の記事を読んで、初めて気付いたのが「山岳警備隊」と「山岳救助隊」の違い
今までは、報道で聴いても…気にとめてはいなかったが…
要は、「山岳警備隊」が警察、「山岳救助隊」が消防ってことだ。
つまり警備=警察、救助=消防
ん〜 納得
ちなみに自衛隊は「救難隊」…八面六臂であらゆる事態に対応するので『山岳』の冠はない
医王山をはじめ、今も捜索中の方々のご無事を祈ります<(_ _)>
【追記】
医王山での行方不明者は、今朝、無事救助されました。
【写真左】迷いそうな道
記録『屯鶴峯(戦争遺跡散歩)』より
2021年05月03日(月)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3141239.html
【写真中】ウルトラ警備隊😁
【写真右】山は危険がイッパイ
記録『【過去レコ】槍ヶ岳(穂高縦走は断念)』より
1999年05月01日(土) 〜 1999年05月04日(火)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2461024.html
全く意識してませんでした、なるほど〜🤔
この連休中、図書館で山関係の書籍も幾つか借りましたが遭難に関するものも2~3冊あり、以前も読んだけど再読しておこうと思いました
ヤマレコでも遭難に関するレコを自らアップなさる方がいらして、それについてはもう感謝しかありません
遭難そのものもですが、遭難時の心理状態が詳細に綴られているものを見ると、自分が似た状況下に遭遇したらどのように行動すれば良いかを少しでも学べる気がします
昔、奥高尾縦走中久しぶりに堂所山の山頂を踏み地図の確認もせず目の前を足速に通り過ぎて行く登山者の背中を追いかけてしまいました
堂所山は次の景信山への縦走路が地図で見るより下り勾配がきつく感じられますが、私が間違えてついて行ったルートは最初緩やかで暫くするとゲキ下りの小下沢林道経由のルートでした
先行者は脚の速い男性であっという間に見えなくなりました
その後3人くらいの方とすれ違ったものの、人気の奥高尾縦走路にしては人が少ないと思いつつどんどん下ってしまいいよいよ「関場峠」という道標に辿り着きました
初耳地名でビックリしてここで初めて地図を開きます(まさに遭難アルアル)
ここまでくるのに20分位でしたが標高は100m位降りてました
しかもこの先の地図は手元になく情報は登山道上の標識のみ😓
1~2分の事だったと思いますが登り返す決断をしました
下りは20分でも登りは倍の40分かかり、I時間後に再度堂所山の山頂を踏み直しました
登山道もはっきりし、これでもかというくらい道標があるのに何故間違えたのか?自分なりに検証しました
そして自分なりの迷った時のすべき行動を考えました
①迷ったら戻る(遭難の本はどれもそのように指示してます、この一文を思い出して戻りました、安易に人について行かないという項目も入ってます)
②時間的余裕を持つ、出発時間を出来る限り早くして行動可能時間を多くする
③無理と思ったらやめる、同じコース同じコースタイムでも体調や登山道状況の違いもあるのでその時々で最終判断を下す
遭難にははるか遠い単なる道間違いですが、偶に思い出して気をつける様にしています
長々と失礼致しました🙇♀️
コメントありがとうございます。
実際に体験された内容で、参考になる内容だと思います。
滑落・転倒より圧倒的に多いのが、道迷いによる遭難です。
たとえメジャーなルートでも、自分にとって初めてのルートであれば、通過ポイントの確認は、こまめなほうがいいと思います。
例えば、最終確認ポイントが30分前であれば、地形にもよりますが1Kmの範囲内に間違ったポイントがあると推定することができるかも
また、あやしいポイントでは、振り返ってみることが大事。
その時の印象が、戻る時に活かされます。目的地に前進しているときに目に入る印象と、振り返ってみた時の印象は、かなり違うはずです。
今回の日記でも…伝え切れてないのですが、報道にまではならない「隠れ遭難」、「遭難予備軍」がこのGW中もたくさんいたのではないか ?と思います。
こんにちわ。
ウルトラ警備隊は警察じゃなくて地球防衛軍だけど
アンヌ隊員は美人だなぁ
ワッハッハ コメントありがとうございます。
まぁ「隊」つながりですね
富士の裾野あたりでホーク1号を見かけたら写真アップお願いします。
わたしもアンヌ隊員のファンだった
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