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前回に観賞した『八犬伝』の世間的な評価を見ているうちに、今年の日本映画の高評価のなかで『ゴジラー1.0』『侍タイムスリッパー』『八犬伝』と取り上げている記事をみました

なるほど『侍タイムスリッパー』は、自主製作(インディーズ)映画であり、8月17日の単館公開以来、現在は326館で公開中のロングラン映画と知り、「これは観てみたい」と思い立ちました

結果、素晴らしい作品、久しぶりに映画らしい映画を観た思いでした。
「SF」でありながらSF感も無く、ストーリーに没入・主人公に惹き込まれる展開。
「コメディ」要素を笑いながら「コメディ」と思えない役者さんの武士としての演技には感心もしました。
はたまた、いくつもの伏線も織り込まれていて、目の離せない飽きのないストーリー構成に、息を呑む「殺陣」は本作の映画作りの本気度が伝わってくる。
この作品作りにあたっては、低予算ながら脚本の素晴らしさと時代劇愛に共感して協力を買って出た『東映京都撮影所』の存在も大きかった

監督・脚本・撮影・編集等を安田淳一氏が務める他、出演俳優がスタッフも掛け持ちしながらの撮影だったそうです。
ラストはハラハラ・ドキドキしながらも、観客のワタシ達を満足させる内容だったと思います

いつの間にやらSFなのに時代劇…侍の気持ちに熱中できる。
主演の山口馬木也氏が岡山県人ってのも、個人的に嬉しいです

映画好きの方々には、すでに観賞済みの方も多いかと思いますが、昨日・今日の天気不順な日に観賞するのもイイかも知れませんネ

【侍タイムスリッパー】公式HP
https://www.samutai.net/
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