一番の山、ふるさとの山

人によって、考え方によっていろんな意味の自分にとって一番の山があるかと思いますが 私の住む大阪、特に中心部から南の泉州、河内からは東に生駒・二上・葛城・金剛の山々、南に紀泉高原を常に視野にすることができて、やや遠く北西には六甲山系を望めるときもあります。なかでも私の育ち住む河内あたりの学校では、校歌にも上記の山の名前を使うところが多くあるのではないかと思います。全国の著名な山でも見られる光景ですが 私の小・中学校、高校のときは二上・葛城・金剛の山に学校行事として登り、小学生の時には耐寒遠足 として金剛山で初アイゼンを体験しました。大人になって多くの人に聞いても河内っ子の共通の思い出ではないでしょうか？特に今では全国各地の山に向かって細々ながらも 手軽に山のトレーニングができるいろんな意味で私にとっての一番の山だと思っています。
２０代、３０代と転勤、出張先でもその土地の代表的な山には、山頂に雲 がかかると雨 が降るという話が多々ありますが、北西の六甲、または南西の紀泉高原が薄暗くなってくると１〜２時間のうちに雨が降ることが多いように思います。今の時期は金剛山の霞〈カスミ〉具合で黄砂の多い・少ないを判別する今日この頃です