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もうお昼になりそうな時刻に自宅を出て、まずは塩谷にある尚仁沢名水パークに向かいます。ここにあるカフェでランチをしていくことにしましょう。以前は普通の食堂みたいな感じでしたが、運営団体が変わったのか、いつの間にかオーガニック(?)な感じの店になっていました。酵素玄米アボカド タコライス(1000円)といういかにも健康になりそうな品を注文。見た目も鮮やかで美味しかったです。食後には腹ごなしにパークの周辺を軽く散策。次の目的地へ向かいます。
30分程度クルマを走らせて、矢板にある山の駅たかはらへ。売店の店先を覗いた後、遊歩道へ足を延ばしてみました。冒険コースを抜けると、草原状の開けた場所、八方ヶ原牧場に出ました。遠くには草を食んでいる牛の姿も見え、開放感のある素敵な場所なのですが、観光牧場ではないこともあって、ほとんど人の姿はありませんでした。行き止まりのゲートまで歩いたので、一度山の駅の駐車場まで戻ります。
クルマに乗り込むと、ダートの道に入り、順番に学校平展望台、八方湖といったスポットを巡りました。どちらも初めての場所でしたが、天気が良いこともあって素晴らしい眺望でした。ここからは来た道を引き返しても良かったのですが、八方湖の先に那須塩原の宇都野集落に通じる林道が存在することは以前から認知していました。見たところゲートなどはなく、通行止めの表示もなかったので、思い切って突入してみました。
林道(後で沼代・シダブ線という奇妙な名前が付いていることを知りました)に入って1キロくらいで、右手に嶽山箒根神社の奥の院が見えてくるので、立ち寄って参拝していきます。そこを過ぎると、後はもう麓の集落まで建物などはまったくありません。ほぼ全区間が舗装路ですが、ほとんど1車線のみの道な上、ところどころ小さな落石の跡もあるので、そこそこ緊張を強いられる林道です。台風の影響などで通行止めになることも珍しくないようです。途中に一ヶ所、開けた展望地がありますが、大部分は林の中の断崖や沢沿いを進むことになります。代わり映えのしない風景に見飽きてきたところで宇都野地区に出ました。
集落の中を進んでいくと、左手に嶽山箒根神社高清水(遥拝殿)が見えてきます。上にあった嶽山箒根神社の里宮に当たりますが、元々は高清水神社という別の神社だったものを、合併した上で遥拝所にしたものらしいです。そんなこともあるのね、と思いました。やがて道は走り慣れた県道に合流していきます。
登山道がある主要なピークはだいたい登頂済みではあるのですが、山塊としてみた場合の高原山は、日光、塩谷、矢板、那須塩原の四市町に跨がる広大な空間です。登山口と山頂の往復だけでは気づけない、高原山のいろんな表情が垣間見えたような気がした1日でした。
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