駅弁と蒸しパンを楽しんだ福島の旅

　千葉で駅そばと駅弁を楽しんだ翌々日、今度は福島の磐越東線でも駅弁を楽しむ機会に恵まれました。この日は18きっぷで阿武隈高地の鎌倉岳（常葉）に登る予定で、昼食用のカップ麺や行動食を用意していたので、本来なら駅弁を買う予定はありませんでした。ところが朝寝坊して自宅を出るのが１時間ばかり遅くなってしまい、バスとの接続の関係上、登山口への到着が午後になるのが確実になりました。おまけに郡山駅で乗り換え待ちの時間が40分以上あります。駅弁でも買って、移動中にお昼を済ませておこうと考えてしまうのも自然な発想でした。

　売店の店先には のり弁や幕の内が並んでいて、どれも美味しそうでしたが、今回は福豆屋の｢あぶくま山菜栗めし｣（900円）を選択。磐越東線の列車が郡山駅を出たところで、弁当を開封してランチ開始です。栗がゴロゴロと入っていて、見た目にも賑やかです。味の方はといえば、よく言えば優しい味付け、悪く言えばパンチが足りないといったところでしょうか。冷めた状態で食べるのが前提の駅弁なら、もう少し濃い味付けでもいいんじゃないかなと個人的には思います。あとは ごま塩の小袋とか付けてくれると嬉しい。まあ、この辺は好みの問題ですね。

　山行後には、船引駅の売店で豆乳むしぱんを購入。端的にいうと、ヤマザキの黒糖フークレエみたいな味でした。豆乳っぽさはよくわからず。これも優しい味わいでしたが、山行後で身体がカロリーを欲していたためか（こいつに生クリームやホイップクリームをしこたま塗りたくったら、もっと美味くなるだろうなぁ）なんてことを考えながら食べていました。山歩きをしているとジャンクな味わいを欲してしまいがちですね。