鶏冠山から甲武信ヶ岳・藪漕ぎ倒木アスレチックでもうクタクタ

2016年11月05日(土) 〜 2016年11月06日(日)

• GPS: 17:58
• 距離: 24.8km
• 登り: 2,331m
• 下り: 2,311m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:44
• 休憩: 1:48
• 合計: 9:32

5:58 道の駅みとみ
6:04 6:04 西沢渓谷入口バス停
6:20 6:25 ねとりインフォメーション
6:28 6:28 近丸新道登山口
6:33 6:33 徳ちゃん新道登山口
6:40 6:40 二俣吊橋
6:53 7:02 鶏冠谷出合
9:07 9:19 チンネノコル
10:35 11:30 第三岩峰（山梨100名山標柱）
11:59 12:13 鶏冠山
13:17 13:26 2177地点
15:13 15:17 木賊山
15:30 甲武信小屋

2日目

• 山行: 6:25
• 休憩: 1:59
• 合計: 8:24

5:41 甲武信小屋
5:53 6:19 甲武信ヶ岳
6:30 6:51 甲武信小屋
7:08 7:13 木賊山まき道分岐
8:04 8:10 破風山避難小屋
8:56 9:03 破風山
9:27 9:46 東破風山
10:41 10:47 雁坂嶺
11:14 11:26 雁坂峠
12:00 12:10 井戸ノ沢出合
12:42 12:43 沓切沢出合
13:06 13:10 沓切沢橋
13:40 13:42 雁坂トンネル有料道路料金所駐車場
13:56 13:56 雁坂峠登山道入口
14:05 道の駅みとみ

【吊り橋〜鶏冠谷出会い】
　河原を適当に歩きます。問題なし。出会いの渡渉は水量によっては靴を脱ぐ必要があります。

【出会い〜チンネコル】
　急登が続きます。ルートは明瞭です。

【チンネのコル〜第1岩峰取り付き】
　樹林帯を行くと、岩峰の右と左にルートが別れます。左に行くと、峰を西側から巻き込むように鎖場に出ます。反対側は巻き道かな？案内はなかったです。

【第2岩峰〜第3岩峰取り付き】
　少し下って登り返します。岩場が楽しいです。第3岩峰は、そこまでのルートの難易度から直登は怖そうだと思い、素直に？巻き道に。巻き道といえど、侮れない悪路。

【鶏冠山〜木賊山】
　鶏冠山のすぐ先のピークからの下りは迷い易い。写真のコメント参照。
　そこから先は、倒木地獄、シャクナゲ藪漕ぎ地獄多数あり。尾根筋を若干外れて、西側斜面をトラバース気味に進みます。

天候

両日とも快晴（朝はガス）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅みとみの駐車場から。北側に西沢渓谷や登山のための広い駐車場があります。

コース状況／危険箇所等

※鶏冠山（とさかやま）はバリエーションルートです。

写真

11/5 6:00

道の駅みとみの北側に大きな駐車場があります。
ここからスタートです。
気温6度C

11/5 6:03

西沢渓谷の入り口。天気は良さそうです。

11/5 6:08

ゲートのところに登山ポストがあります。

11/5 6:20

ネトリ広場。トイレと、ここにも登山ポストがあります。

11/5 6:38

ネトリ広場から徳ちゃん新道入り口を通過して、西沢渓谷方面へ向かい、この吊り橋を渡ります。

11/5 6:39

吊り橋から、ターゲットロックオン！
昨年見たこの山容から、ぜひ行って見たいと温めていました。

11/5 6:42

橋を渡って少し行ったところからが実質の登山口です。案内看板があります。

11/5 6:43

少し行って、川河原を鶏冠谷の出会いまで行きます。

11/5 6:45

紅葉もいい感じに進んでいます。

11/5 6:50

河原を適当にてくてくと。

11/5 6:51

鶏冠谷の出会いに到着。
先行者が靴を脱いで渡渉の準備をしているようです。

11/5 6:55

我々は横着なので・・！？河原の枝を杖にして、適当に渡りました。勝率8割と思って渡りましたが、慎重を期すなら靴脱いだ方が良いかも。

11/5 6:56

さて、尾根に取り付きます。案内看板があるので、わかると思います。

11/5 6:58

11/5 7:07

結構、急登の連続です。

11/5 7:12

でも、紅葉がとてもきれいで、癒されながら登ります。

11/5 7:16

登山道もジグザグとか無しの直登です。

11/5 7:25

紅葉最高！

11/5 7:37

尾根の踏み跡は非常に明瞭。バリルートとは思えません。普通の登山道のようです。

11/5 8:06

11/5 8:17

11/5 8:29

11/5 8:34

岩場もそこそこ。

11/5 8:45

チンネのコルに向けて途中からトラバースします。

11/5 8:47

ここからは、少々ワイルドな感じ。ルートは明瞭。

11/5 8:52

この岩昇の？って感じのところも。。

11/5 8:59

チンネのコル直下のルンぜは、複数ルートあり。適当に行っても、いずれチンネのコルに着きます。

11/5 9:05

11/5 9:14

チンネのコル到着。

11/5 9:19

第1岩峰に向けて。

11/5 9:43

第1岩峰の基部到着です。広瀬方面（道の駅方面）展望が素晴らしいです。

11/5 9:57

第1岩峰登攀中。
鎖を頼りにしないと登れません（私は）

11/5 10:00

第1岩峰到着。

11/5 10:01

第2、第3岩峰までが見渡せます。

11/5 10:02

【縮小無しで保存しています】
第1岩峰の先から、第2岩峰、第3岩峰までのルートです。
なかなかの絶景です。

11/5 10:06

第2岩峰。第1岩峰からすぐです。
ここも鎖無しでは登れませんでした。乾徳山よりレベルは上だと思います。

11/5 10:06

11/5 10:11

第3岩峰の取り付きまでは、いったん下ってから登り返します。

11/5 10:13

途中鎖場も。

11/5 10:35

第3岩峰の基部到着です。迷わず、巻き道に行きます（苦笑）

11/5 10:38

しかし！巻き道の下りも結構な傾斜で、ぬかるんでいるし、途中に巨大な浮石もあり、ハラハラドキドキ。
危険な大きな浮石は落としておきました。

11/5 10:44

巻き道を行きます。

11/5 10:55

巻き道から第3岩嶺に。
少人数なら休憩できるぐらいのスペースがありました。

11/5 11:01

山梨百名山の標柱。

11/5 11:15

お腹も空いたのでここで大休止。
カレーメシをいただきます。
これ、本当においしいのですが、デカくてかさばるのが難点。

11/5 11:35

さて、鶏冠山の山頂を目指して出発です。この辺から、倒木やシャクナゲの藪漕ぎがちらほらと。

11/5 11:58

11/5 12:00

鶏冠山山頂！

11/5 12:00

これから目指す木賊山（とくさやま）が見えました。結構遠いぞ。。。左は甲武信ヶ岳です。

11/5 12:01

トサカのつもり。。。

11/5 12:18

11/5 12:34

鶏冠山の次の小ピーク直下の下りです。立派な踏み跡が尾根の東側に続いていますが、これは間違いです。ここに入り込まないように。

11/5 12:34

正解はすぐ左側のこのシャクナゲ藪漕ぎルートです。

11/5 12:37

シャクナゲがすごいことになっていますが、この辺はまだまだ。

11/5 12:39

ちゃんど道が見えてるし。

11/5 12:50

11/5 12:56

このような倒木多数。乗り越えたり、くぐったり、悪戦苦闘。

11/5 13:19

富士山！

11/5 13:25

尾根伝いから・・

11/5 13:36

尾根の西側をトラバース気味に木賊山に向かいます。
踏み跡は比較的明瞭。ピンクテープも多数。

11/5 13:53

だいぶ来たつもりだけど、まだ遠い。

11/5 14:00

11/5 15:04

これですか。シャクナゲ藪漕ぎ地獄とは。

11/5 15:06

一応、踏み跡はあるのでルートロスはそれほど心配ないですが、とにかく、シャクナゲがうるさくて、ザックやウエストバッグにひっかかり、なかなか前に進みません。
ルートがすべてこうではないですが、時々こんな感じの藪が出てきます。

11/5 15:13

やっと一般登山道に合流！高速道路だ。

11/5 15:14

木賊山（とくさやま）到着。
なんでこんな読み方をするのか、不思議。

11/5 15:22

もう藪漕ぎと倒木乗越でクタクタなので、甲武信ヶ岳は明日にして、さっさと甲武信小屋に向かいます。

11/5 15:34

小屋は大繁盛。布団1枚に2人。テン場も満員御礼。

11/5 16:37

特注のイノシシ薪ストーブがあったかい。

11/5 17:20

食事は朝夕とも5時から。早く到着した方から案内はされますが、並んだ順。

11/5 17:50

食後にいつもの・・

11/5 17:50

一升瓶から豪快に注いでいただきました。

11/6 5:50

【2日目】
朝食後、ご来光を求めて甲武信ヶ岳へ。

11/6 5:58

朝は快晴だったのですが、日の出時刻にはガスが。

11/6 6:04

枝には霧氷が成長しつつあります。

11/6 6:10

ガスの中から、微妙なご来光！

11/6 6:24

小屋まで戻ります。

11/6 6:51

気温0度C。
本日は破風山、雁坂峠経由で、下山します。

11/6 8:04

破風山避難小屋。

11/6 8:04

中には薪ストーブがあり、多少の燃料（枯れ枝）も置いてありました。居心地よさそうです。でも、トイレはありません。

11/6 8:43

破風山の登り返し地点から望む木賊山。左奥には大弛峠と金峰山。

11/6 8:58

11/6 9:08

左の黒金山と、昨日通過した鶏冠山の尾根。

11/6 9:25

結構大きな岩場も多数、

11/6 9:28

11/6 9:32

東破風山でお昼のお弁当。具は梅干しと昆布でした。

11/6 9:57

11/6 10:01

11/6 10:05

11/6 10:40

11/6 11:12

11/6 11:22

雁坂峠に到着。

11/6 11:25

11/6 11:56

この沢筋の紅葉も素敵でした。

11/6 12:04

沢の水も冷たい！

11/6 12:32

紅葉が美しい。

11/6 12:41

11/6 12:42

11/6 12:44

西沢渓谷ほどではないけど、こちらもイイですよ。圧倒的に人がいないし（笑）

11/6 12:49

11/6 12:55

ただ、こんな渡渉はありますが・・。

11/6 13:05

11/6 13:06

落ち葉でふわもこの登山道。

11/6 13:07

この橋から舗装道路を歩きます。

11/6 13:38

トンネルの料金所。

11/6 13:53

この看板から舗装道路を離れて、登山道っぽい道に入ります。

11/6 13:59

私有地のため、トレラン禁止だそうです。

11/6 14:00

11/6 14:06

駐車場は満員御礼。

撮影機器：

RICOH WG-4 GPS リコー

SIGMA DP1 Merrill シグマ

SIGMA DP3 Merrill シグマ

SD15 ボディ シグマ

感想

kazucchi42

　今回の山行、楽しい岩場と多少の藪漕ぎ修行程度に思っていましたが、いやいや、本当のシンドイ山行でした。
　鶏冠山までは、予想通りの急登とワイルドな道、楽しい岩場歩きでしたが、問題は鶏冠山から木賊山までの区間。シャクナゲにはザックが逮捕されまくり、前にテンポよく進めません。また、倒木も結構あり、下りでも息が切れる状態に。後で地図を見れば自明なのですが、鶏冠山から先の距離がけっこうあるんですね。鶏冠山と言えば、西沢渓谷から見える岩峰だけだとおもっていましたが、その先に続く稜線・・あれをもっとよく観察しておけばよかったと思いました。天気が良かったので、1日目に甲武信ヶ岳まで行く予定でしたが、あっさりキャンセルして小屋でビールに計画変更しました。

　甲武信から雁坂峠までの稜線は、樹林帯が多く展望があまりないのが残念でした。ところどころ見晴らしのいいところはあるんですけどね。

コメント

nines

藪こぎ！
思いだします 逮捕される 確かにそんなでしたね。 お疲れさまでした

kazucchi42

Re: 藪こぎ！
毎度どうもです。

ninesさんのレコも参考にさせていただきました。次回行くなら鶏冠山ピストンにする・・って、実感です！ありがとうございました。

moontopaz

絶景の岩峰。
kazucchiさん　こんばんは(^o^)
第１岩峰から見渡せる岩峰の絶景！あそこを登ると思うと興奮しますね
いいなぁ〜、すごく楽しそう♪大好きです。あの様な所⤴
シャクナゲのやぶ漕ぎも写真で見ただけでも大変
そこを抜けると高速道路って(笑)
それからいつも思っていましたが、Kazucchiさんのレコは人物も入っているし説明も丁寧で分かりやすいですよね

kazucchi42

Re: 絶景の岩峰。
moontopazさん　こんばんは

あの岩峰、いいでしょ？私も麓から眺めていて行って見たい！と思っていきました。そこまでは予想通りの楽しさでしたが、そこから先が・・（＾＾；
毎度遠いところのレコばかりで恐縮ですが、もし行くことがあれば、鶏冠山までのピストンを強く推奨します！

説明・・お褒めいただき恐縮です。しかし、人を入れて写真を撮っているのは私よ！って、相方が申しておりました。（＾＾；