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Yamareco

記録ID: 1001552
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳(真教寺尾根→山頂→県界尾根)

2016年11月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
napiee その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:36
距離
16.1km
登り
1,545m
下り
1,527m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:43
休憩
1:49
合計
10:32
6:06
6:08
11
6:27
6:33
43
7:16
7:25
3
7:28
7:33
1
7:34
7:35
59
8:34
8:45
14
8:59
9:01
123
11:04
11:11
6
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7
11:25
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4
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73
13:22
13:28
46
14:14
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56
15:10
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13
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美し森駐車場(24時間,無料,トイレ有り)
コース状況/
危険箇所等
【真教寺尾根コース】扇山を超え,森林限界を超える辺りから,それまでのハイキング気分から急展開,岩場の急登になります。難コースではありますが,鎖が全体を通して整備されており安心。何よりも眺望が素晴らしいです。
【竜頭峰-山頂部トラバース】凍結箇所があるので,要注意。
【県界尾根コース】頂上付近でも周囲がハイマツに囲まれ,陽当たりが悪く,森林限界付近まで積雪路となっています。まだ鎖が出ているので何とかなりますが,軽アイゼンは必須と言って良い状況です。
彼は誰時の静かな美し森駐車場。本日の起点です。
2016年11月05日 05:38撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 5:38
彼は誰時の静かな美し森駐車場。本日の起点です。
夜明けを迎える晩秋の美し森。
2016年11月05日 06:06撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 6:06
夜明けを迎える晩秋の美し森。
朝日を浴びる落葉を待つばかりカラマツの群生。
2016年11月05日 06:32撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 6:32
朝日を浴びる落葉を待つばかりカラマツの群生。
ほどなくして清里スキー場のトップに到着。昼間ならここまでリフトで直登可能。
2016年11月05日 07:17撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 7:17
ほどなくして清里スキー場のトップに到着。昼間ならここまでリフトで直登可能。
夏山営業で高速クワッドリフトなんて採算合うの?と余計な心配をしてみる。
2016年11月05日 07:15撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 7:15
夏山営業で高速クワッドリフトなんて採算合うの?と余計な心配をしてみる。
賽の河原から見渡す牛首山(手前左)。その後ろに控えしは本日の最終ターゲット・赤岳。
2016年11月05日 07:30撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 7:30
賽の河原から見渡す牛首山(手前左)。その後ろに控えしは本日の最終ターゲット・赤岳。
季節がら、飾れば立派なクリスマスツリーになりそう。モミではなくツガっぽいですが。
2016年11月05日 07:34撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 7:34
季節がら、飾れば立派なクリスマスツリーになりそう。モミではなくツガっぽいですが。
雲取山のカラマツはダンシング。こちらは可憐なバレリーナ系。
2016年11月05日 07:44撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 7:44
雲取山のカラマツはダンシング。こちらは可憐なバレリーナ系。
やはり黄色の葉は青空バックが美しい。補色対比。
2016年11月05日 07:46撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 7:46
やはり黄色の葉は青空バックが美しい。補色対比。
このコース,色々な所から富士山が拝めます。こちらは水墨画になりそうな富士山。
2016年11月05日 08:08撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 8:08
このコース,色々な所から富士山が拝めます。こちらは水墨画になりそうな富士山。
まずは最初のチェックポイント,牛首山到着です。
2016年11月05日 08:33撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 8:33
まずは最初のチェックポイント,牛首山到着です。
続いて扇山を通過。この辺りまでは楽々ハイキングコース。
2016年11月05日 08:59撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 8:59
続いて扇山を通過。この辺りまでは楽々ハイキングコース。
いよいよ森林限界が近づいてきました。これからが本番。
2016年11月05日 09:56撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 9:56
いよいよ森林限界が近づいてきました。これからが本番。
所々雪が積もっています。
2016年11月05日 10:11撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 10:11
所々雪が積もっています。
この辺りで鎖第一号が登場。ここから標高差250mに渡り岩との格闘が続くことに。
2016年11月05日 10:15撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 10:15
この辺りで鎖第一号が登場。ここから標高差250mに渡り岩との格闘が続くことに。
見渡す風景もどんどん雄大に。天狗尾根,権現岳(ごんげんだけ)方面。
2016年11月05日 10:22撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 10:22
見渡す風景もどんどん雄大に。天狗尾根,権現岳(ごんげんだけ)方面。
高さはありますが,手がかりは十分あるので大丈夫。
2016年11月05日 10:27撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 10:27
高さはありますが,手がかりは十分あるので大丈夫。
真教寺尾根は陽当たりも良く全体を通して景観は抜群。牛首山を遠くに望む。
2016年11月05日 10:29撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 10:29
真教寺尾根は陽当たりも良く全体を通して景観は抜群。牛首山を遠くに望む。
アスレチックもいよいよ終盤。
2016年11月05日 10:54撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 10:54
アスレチックもいよいよ終盤。
真教寺尾根を無事登り切りました。山頂までもう少し!
2016年11月05日 11:04撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 11:04
真教寺尾根を無事登り切りました。山頂までもう少し!
ここから見下ろす南峰側の権現岳につながる見事な稜線。
2016年11月05日 11:00撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 11:00
ここから見下ろす南峰側の権現岳につながる見事な稜線。
竜頭峰に登る。西側には中岳,阿弥陀岳(あみだだけ)が。こちらも綺麗な稜線ですね。
2016年11月05日 11:14撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 11:14
竜頭峰に登る。西側には中岳,阿弥陀岳(あみだだけ)が。こちらも綺麗な稜線ですね。
北西方向には北アルプスが見えました!左端が先週登った西穂高岳か。右の方にかすかに槍も。
2016年11月05日 11:05撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 11:05
北西方向には北アルプスが見えました!左端が先週登った西穂高岳か。右の方にかすかに槍も。
そして北側には赤岳山頂。ちょっと凍ったやせ尾根をもうひと頑張り。
2016年11月05日 11:16撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 11:16
そして北側には赤岳山頂。ちょっと凍ったやせ尾根をもうひと頑張り。
赤岳山頂到着です。絵に描いたような青空をバックに。
2016年11月05日 11:28撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 11:28
赤岳山頂到着です。絵に描いたような青空をバックに。
山頂に佇む御柱に囲まれた赤嶽(あかだけ)神社。
2016年11月05日 11:27撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 11:27
山頂に佇む御柱に囲まれた赤嶽(あかだけ)神社。
山頂三角点の向こうに赤岳頂上山荘。山荘は小屋閉め作業に入ってました。
2016年11月05日 11:29撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 11:29
山頂三角点の向こうに赤岳頂上山荘。山荘は小屋閉め作業に入ってました。
頂上からの大展望。まずは西側の阿弥陀岳方面。その先には諏訪湖と乗鞍岳が微かに。
2016年11月05日 11:31撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 11:31
頂上からの大展望。まずは西側の阿弥陀岳方面。その先には諏訪湖と乗鞍岳が微かに。
南側,富士山手前に広がる甲府盆地。
2016年11月05日 11:33撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 11:33
南側,富士山手前に広がる甲府盆地。
そして赤岳頂上山荘側に少し移動すると…
2016年11月05日 11:35撮影 by  SO-02G, Sony
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そして赤岳頂上山荘側に少し移動すると…
北峰側が視界に広がります。硫黄岳(左),横岳(中央左)と手前鞍部にある赤岳天望荘。
2016年11月05日 11:36撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 11:36
北峰側が視界に広がります。硫黄岳(左),横岳(中央左)と手前鞍部にある赤岳天望荘。
北峰の大展望の下でお楽しみのラーメンタイム。
2016年11月05日 11:52撮影 by  SO-02G, Sony
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北峰の大展望の下でお楽しみのラーメンタイム。
日陰で食べていたら、片付けの間に体が冷え冷えに。慌てて下山開始。県界尾根へ。
2016年11月05日 12:12撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 12:12
日陰で食べていたら、片付けの間に体が冷え冷えに。慌てて下山開始。県界尾根へ。
こちらは真教寺尾根と違い陽当たりが悪く,大天狗手前まで積雪していました。
2016年11月05日 12:12撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 12:12
こちらは真教寺尾根と違い陽当たりが悪く,大天狗手前まで積雪していました。
まだ鎖が使えるので無理矢理行けなくもないですが,これからは雪装備必須かと。
2016年11月05日 12:44撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 12:44
まだ鎖が使えるので無理矢理行けなくもないですが,これからは雪装備必須かと。
大天狗到着。ここまで来れば雪もありません。なだらかなハイキングコースになります。
2016年11月05日 13:22撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 13:22
大天狗到着。ここまで来れば雪もありません。なだらかなハイキングコースになります。
大天狗にある天狗石像。よく見るとホラー(恐
2016年11月05日 13:23撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 13:23
大天狗にある天狗石像。よく見るとホラー(恐
手前からツガの群生,牛首山,金ヶ岳・茅ヶ岳,そして本日最後の富士山。
2016年11月05日 13:31撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 13:31
手前からツガの群生,牛首山,金ヶ岳・茅ヶ岳,そして本日最後の富士山。
振り返って赤岳と左右に伸びる真教寺尾根と県界尾根。本日は時計回りのプチ周回ってところでしょうか。
2016年11月05日 14:06撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 14:06
振り返って赤岳と左右に伸びる真教寺尾根と県界尾根。本日は時計回りのプチ周回ってところでしょうか。
東方薬師如来の碑らしい。
2016年11月05日 14:11撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 14:11
東方薬師如来の碑らしい。
東方薬師如来の碑のすぐ後に小天狗分岐。清里方面に向かいます。
2016年11月05日 14:14撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 14:14
東方薬師如来の碑のすぐ後に小天狗分岐。清里方面に向かいます。
カラマツ地帯の急坂を下る。
2016年11月05日 14:44撮影 by  SO-02G, Sony
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カラマツ地帯の急坂を下る。
登山道を無事降りきりました。ここからは林道歩き。
2016年11月05日 14:59撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 14:59
登山道を無事降りきりました。ここからは林道歩き。
休憩がてら立ち寄ってみました。
2016年11月05日 15:34撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 15:34
休憩がてら立ち寄ってみました。
スキー場ベースエリアから見ても存在感のある赤岳。そして何気に目立つ左手の牛首山。
2016年11月05日 15:40撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 15:40
スキー場ベースエリアから見ても存在感のある赤岳。そして何気に目立つ左手の牛首山。
黄葉(こうよう)したカラマツと牛首山。
2016年11月05日 16:04撮影 by  SO-02G, Sony
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11/5 16:04
黄葉(こうよう)したカラマツと牛首山。
紅葉(こうよう)した紅葉(モミジ)。
2016年11月06日 13:34撮影 by  SO-02G, Sony
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11/6 13:34
紅葉(こうよう)した紅葉(モミジ)。
ゴールです。先週に続くアスレチックな一日を晩秋の言葉遊びで締めてみました(おしまい)。
2016年11月05日 16:24撮影 by  SO-02G, Sony
11/5 16:24
ゴールです。先週に続くアスレチックな一日を晩秋の言葉遊びで締めてみました(おしまい)。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット ロールペーパー 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

先週の西穂に続き、冬本番を迎えつつある赤岳in八ヶ岳に行って参りました。今回もほぼ終日お天気に恵まれた素晴らしい山行となりました。

今回のルートは挑む者達を序盤のハイキングな展開で油断させておいて、森林限界を越えたあたりから一気に畳み掛ける辺りがかなり秀逸。山頂の標高,標高差,登頂距離は先週の上高地から西穂高岳への登頂とほぼ同じにも関わらず、感覚的には別物です。これだから山って面白い。
先行逃げ切りで貸し切り状態だった先週の西穂とは対照的に、山頂は既に賑わっていて風を避けられる日向の好立地はほぼ満席。やむなく空いていた日陰の長椅子を陣取りました。
山頂終盤のアスレチックな展開に身体が火照っていたため薄着のまま調理を始めたら、食べ終える頃にはすっかり冷え冷えの身体にギブアップ状態。防寒着は持っていたのに…冬は早めの対策が必要と改めて実感。
帰りの下りも私一人ならノーアイゼンで突っ込んでいき、途中で慌てて装着するパターンでしたが、今回は百戦錬磨のyzz氏の助言により山頂で装着。お陰で楽に降りる事が出来ました。

冬山には夏山とは違う美しさと気持ちよさがありますが、冬の山はやはり経験がモノを言いますね。慎重に楽しんで行ければと思います。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
5/5

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