記録ID: 1005820
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢
大倉〜蛭ヶ岳ピストンに挑戦(ソロ)
2016年11月12日(土) [日帰り]


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 09:32
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 2,285m
- 下り
- 2,283m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:36
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 9:32
距離 26.2km
登り 2,285m
下り 2,290m
5:09
15分
スタート地点
14:41
ゴール地点
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備された登山道でした。大倉尾根で一箇所、丹沢山から蛭ヶ岳の間で一箇所、木道を工事していました。危険な場所での工事に頭が下がります。 |
写真
大倉尾根を歩いて30分。出発時点では真っ暗でしたが、わずかに明るくなってきました。ここで、なんとストックを車に忘れてきたことに気づきます。しかし、丹沢山までは知っている道のりで、ストックがむしろ邪魔だったことを考え、ストック無しで行くことを決めます。(というより、取りに戻ったら今回の山行は達成できない)
7:40、塔ノ岳に着きました!この秋3度目の塔ノ岳です。
ここまで2時間半。前々回の初アタックよりも遅いペースです。どうして遅くなったのか、いろいろ考えましたが、答えは「この先の道のりを考えた無意識な心と体の萎縮」ではないかと(笑)。
ベンチは濡れていたので、立ったまま、おにぎり一個と菓子パン一個を食べて、すぐに丹沢山に向かいます。
ここまで2時間半。前々回の初アタックよりも遅いペースです。どうして遅くなったのか、いろいろ考えましたが、答えは「この先の道のりを考えた無意識な心と体の萎縮」ではないかと(笑)。
ベンチは濡れていたので、立ったまま、おにぎり一個と菓子パン一個を食べて、すぐに丹沢山に向かいます。
いよいよ、自身未踏の地、蛭ヶ岳に向かいます。8:55なので、13:00までには往復できるはず。もしも蛭ヶ岳に着けなくても、11:00で引き返すことを決めて、いよいよヒルアタックです。
道標を蹴っている訳ではなく、足を空中に蹴り上げて撮影しています。念のため。
道標を蹴っている訳ではなく、足を空中に蹴り上げて撮影しています。念のため。
鬼ヶ岩の頭です。この後鎖場があります。そんなに難易度は高くありませんが、得意では無いので、三点支持を心がけてゆっくりおります。
ここを降りたあとは、最後の急登が待っています。歩くことに集中したため、山頂までの25分、写真がありません^^;
ここを降りたあとは、最後の急登が待っています。歩くことに集中したため、山頂までの25分、写真がありません^^;
10:21蛭ヶ岳に登頂成功!目標の11時よりも早く着いて、ようやく、これまでの緊張から解放されました。
ご年配のご夫婦に写真を撮って頂きました。残念ながら、あれだけ見えていた富士山は見えず。次回までおあずけですね。
丹沢山からは、めっきりと人が減り、なかなか登山者は見なかったのですが、丹沢山からここまで、同じくらいのペースで歩くソロの方が居て、励まされました。西丹沢方面に下山するのだそうです。
ご年配のご夫婦に写真を撮って頂きました。残念ながら、あれだけ見えていた富士山は見えず。次回までおあずけですね。
丹沢山からは、めっきりと人が減り、なかなか登山者は見なかったのですが、丹沢山からここまで、同じくらいのペースで歩くソロの方が居て、励まされました。西丹沢方面に下山するのだそうです。
ここで最後のおにぎりを食べて、ベンチの上で、5分ほど大の字になって空を見上げます。気持ちいい!!
この時間の蛭ヶ岳山頂は、ほとんどソロの方ばかりでした(5-6人)。このあと、丹沢山に戻るときには、10組くらいのグループとすれ違いましたので、お昼前後は、もう少し賑やかになるのかもしれません。
この時間の蛭ヶ岳山頂は、ほとんどソロの方ばかりでした(5-6人)。このあと、丹沢山に戻るときには、10組くらいのグループとすれ違いましたので、お昼前後は、もう少し賑やかになるのかもしれません。
1時間10分ほど下りたところ。
最初は、軽快に駆け下りることができて、これなら頑張れるか?と思ったのですが、それは大間違い。大倉尾根での下山は二度目ですが、やはり蛭ヶ岳まで行ったあとの大倉尾根は辛い・・・。
最初は、軽快に駆け下りることができて、これなら頑張れるか?と思ったのですが、それは大間違い。大倉尾根での下山は二度目ですが、やはり蛭ヶ岳まで行ったあとの大倉尾根は辛い・・・。
サポートタイツの上に起毛タイツ、左足はその上に膝サポーター。それでも、左膝が痛くなって、突然ペースダウン。
下山の初めに抜かさせていただいたほとんどの方々に、今度は抜かれていきます。ここで、ストックが無かったことを後悔・・・。
しかし、気合でマゾレナリンを分泌させ(笑)、頑張ります。
下山の初めに抜かさせていただいたほとんどの方々に、今度は抜かれていきます。ここで、ストックが無かったことを後悔・・・。
しかし、気合でマゾレナリンを分泌させ(笑)、頑張ります。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|---|
備考 | 口にしたもの:おにぎり2個、菓子パン2個、ポカリ1.5L |
感想
今年10/16に塔ノ岳、11/3には丹沢山に初登頂し、ホップ・ステップ・ジャンプってことで、神奈川県最高峰、蛭ヶ岳を攻略したいと考えていた毎日。大倉〜蛭ヶ岳のピストンは、他の方のヤマレコを読んでも、素人が簡単に挑戦してはいけない匂いがプンプン。しかし、丹沢山までは、すでに経験した道であること、朝早く出て、引き返すデッドラインをしっかり決めれば、日帰りでの登頂も可能と判断し、今回の挑戦に。
当日朝、起きた瞬間に、やっぱやめようかな・・と思ったのですが、すぐに気持ちを奮い立たせて、出発。5時に大倉から歩きはじめ、蛭ヶ岳に着かなくとも、11時に引き返す。ドコモが繋がる箇所(塔ノ岳、丹沢山は繋がることを確認済)では、全て家族に連絡するとルールを決めました。結果、計画の時間を少し前倒しでき大成功の山行になりました。
今回の山行、大きくまとめると、「身体的に無茶ではなかったが、精神的にきつかった」です。精神的にきつかったのは、未踏の丹沢山から蛭ヶ岳のルート。人が少ないし、最初に標高を大きく下げるし。ピストン山行の宿命でしょうが、行ったら帰らなければならない、というのは精神的に来ます。特に、今回は長い山行でしたので。総行程9時間半で26.2km。一日に歩いた距離としては、東日本大震災を超えて自分史上最長となりました。(ちなみに、今回、トイレを一度も使いませんでした。これも自分史上最長(笑)?)
蛭ヶ岳にはまた行きたいです。ただし、ピストンは今回が最初で最後でしょう(笑)。
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私も少し先を行く姿に励まされてました。
それにしても戻る方が距離は長いのですね。西丹沢までは22キロでした。
コメントありがとうございます。あっという間に蛭ヶ岳を後にされたので、私もつられてすぐに出発しました(笑)。
西丹沢へのルート、今度チャレンジしてみたいですね。大倉尾根でなく、宮ヶ瀬から行ってみたいです。
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