ダイヤモンド富士は見れず・・・（竜ヶ岳〜雨ヶ岳〜毛無山縦走）
MonsieurKudo
体力度について
- GPS
- 09:43
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,582m
- 下り
- 1,612m
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| 天候 | 予報は晴れでしたが、実際は曇りのち晴れ。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所は特にありませんが、強いていえば、毛無山から朝霧高原方面に下る登山道がものすごく急登なので、無理せず慎重に下るほうがよいと思います。 |
写真
ちょっとブレてしまいました。
1名の登山者の方が休憩中。
が、アイゼンが必要なほどではありません。
ずいぶんと新しい標柱ですね。
標高の記載はありません。
と思ったら、元々あった思われる標柱（こちらは石作り）が地面に寝てました。真っ二つに折れちゃってます。
こちらには標高（1,485m）が記してありますね。
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真っ二つに折れちゃってます。
こちらには標高（1,485m）が記してありますね。
飼い主の方がごはんをあげるようです。（「写真を撮らせてもらっていいですか？」とお聞きしたところ「どうぞどうぞ」と快諾をいただきました。）
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（「写真を撮らせてもらっていいですか？」とお聞きしたところ「どうぞどうぞ」と快諾をいただきました。）
仲良くお座りしてごはん待ち中。
とてもお行儀がよいワンコたちです。
時間もまだ早い（7時過ぎ）し。
ここで何を思ったのか、道を間違えて下ってしまい、時間と体力をロスしてしまいました。
プレートが木に掛けられていました。
こっちは雨"ガ"岳になってますね。
「タカデッキ」というのは山の名前みたいですね。
串に刺した団子みたいな山頂標ですね。
意外にも、テーブルやベンチは一切ありませんでした。
年期が入った標柱。写真の右に見える方と意気投合し、30分ほど一緒にご飯を食べながらいろいろとお話しをしました。楽しかった。
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写真の右に見える方と意気投合し、30分ほど一緒にご飯を食べながらいろいろとお話しをしました。楽しかった。
白と青のコントラストが美しいです。
初心者の自分でも、特に問題なく登ってこれましたので、気にしなくてよいと思います。おそらく、昔は今よりも登山道が整備されていなかったのでしょう。
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おそらく、昔は今よりも登山道が整備されていなかったのでしょう。
山頂から少し進んだところにある「北アルプス展望台」から。実際に見えるのは南アルプスなのですが、条件が良ければ北アルプスも見えるので、そのように名付けられたみたいです。
丁度ガスもなく、アルプスの山々を見渡すことができました。
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実際に見えるのは南アルプスなのですが、条件が良ければ北アルプスも見えるので、そのように名付けられたみたいです。
丁度ガスもなく、アルプスの山々を見渡すことができました。
北アルプス展望台の全景です。下りてきてから撮りました。
上で写真を撮る際は、夢中になりすぎて足を踏み外さないように十分注意しましよう。
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下りてきてから撮りました。
上で写真を撮る際は、夢中になりすぎて足を踏み外さないように十分注意しましよう。
写真じゃあまり伝わらないけれど、圧倒されるくらいの急登です。
谷川の縦走路にあるもの以外で見るのは初めて。
ヘリのお世話には、できればなりたくないですね。
なるほど、先ほどから聞こえていた水の音は、滝の音だったんですね。
うーーん、だめだ。
どうしても手前の木にフォーカスが合ってしまう。
たぶん、先で合流しているだろうということで、右に進むことにしました。
でもここから左の道に合流できるみたいです。
「麓金山金鉱石粉砕機」だそうです。
逆行で白飛びしてしまっていますが、前方に見えるのが、先ほどまでいた毛無山です。あそこから一気に下るのだから、あの急登も納得です。
あそこから一気に下るのだから、あの急登も納得です。
しばらくは車からこんな富士山がどーーんと見えます。もう気になってしまって、運転しながら右をチラチラ。
ちょっと危ないので、コンビニに駐車して思う存分鑑賞しました。
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もう気になってしまって、運転しながら右をチラチラ。
ちょっと危ないので、コンビニに駐車して思う存分鑑賞しました。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
調理器具
ライター
コンパス
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
|---|
感想
前日の塔ノ岳に続き、天気予報で晴れるようだったので、せっかくここまで来たのだから、もう少し足を延ばして山梨の竜ヶ岳でダイヤモンド富士を見ようと思い、本栖湖のキャンプまでやってきました。
駐車場に着いたのは夜の8時頃。外に出て空を見上げてみると、星が見えない！
つまり曇っているということで、なんだか怪しくなってきましたが、明日は予報どおり晴れることを願って、早めに就寝しました。
そうそう、今回初めて車中泊に挑戦してみました。
我が愛車ハスラー君は、座席を倒せばほぼフルフラットにすることができるので、そこに断熱マットを敷き、シュラフに入って寝ました。
エンジンを切った車の中というは、結構冷え込むものですね。
寝られないということはなかったのですが、次は毛布や枕も持ってこようと思いました。
朝4時に起床し、朝食と準備をすませ、竜ヶ岳山頂に向けて出発しました。
自分と同じく、ダイヤモンド富士狙いと思われる方々も結構いて、皆さん同じ時間帯に出発されるようでした。
竜ヶ岳の登山道はよく整備されていて歩きやすかったですが、一面霜柱でした。
太陽が当たってこれが解けだしたら、エライことになりそうだと思いました。
途中、富士山の方面を見ると、分厚い雲に覆われており、どう見ても今朝はもうダイヤモンド富士どころか、富士山すら見えないことがわかってしまい、テンションが下がります。
そんなこんなで山頂に近づく頃には、辺りもだいぶ明るくなったので、ヘッデンを外しました。
山頂に着くと、まだ4、5人しかいませんでしたが、テーブルで休んでいると続々と登山者がやってきます。
皆さん一様に落胆しているご様子。
「昨日はすごかったのにねー」という声も聞こえます。
やはり、昨日はこちらも良く晴れていたんでしょうね。
テーブルで一緒になった初老の御夫妻と少し話をした後、まだ7時過ぎだし、これで下山するのももったいないと思い、せっかくだから毛無山まで縦走してやろうと思いました。
山頂の賑わいを横目に、まずは雨ヶ岳を目指して出発しました。
途中、道を間違えて下ってしまうというミスはあったものの、雨ヶ岳には2時間強で到着しました。
展望は全くないので、小休止した後、早々に出発しました。
標高が上がっていくにつれ、木々に霧氷が付くようになり、とても綺麗でした。
それを見られただけでも縦走してよかったです。
積雪はないのですが、霧氷が地面に落ちて積もっているところがあり、滑りやすくなっていました。
風もほとんどなく、動いているので寒さもそれほど気になりませんでした。
空気は澄んでいて、静かでとても気持ちがよかったです。
毛無山の山頂に到着すると、逆方面から年配の女性がやってきました。
挨拶をした後、自分が食事の支度をしていると、「どこから来たんですか？」と聞かれたので、竜ヶ岳から縦走してきたけれど、ダイヤモンド富士は見られなかったことを伝えると、そこから話が弾み、すっかり意気投合してしまいました。
話を聞くと、地元の方でなんと御年65歳。天気の良い日に毛無山にトレーニング目的で登っているそうです。
すごいなと思いました。
2人で食事をとりながら、30分以上、山についていろいろな話をしました。
今までどんな山に登ったか、山についての思い、地元の人ならでは情報等、とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。
ついでに、車を本栖湖のキャンプ場に止めているけど、どう戻るのがよいかを聞いてみると、バスがあるとのこと。
徒歩でも戻れないことはないけれど、かなり歩くことになるみたいです。
その方は先に出発するというので、山頂で別れました。
自分も支度をして下山することにしました。
しかし、ここからが大変でした。
朝霧高原方面への下りは1000mほどを一気に下るだけあって、おそろしいほどの急登でした。
谷川の西黒尾根や白毛門の直登が、自分が今まで行ったことがある山の中で一番の急登と思っていたのですが、それに匹敵すると感じました。
今回は下りですが、もしこれを登ると思うとゾッとします。
下っている最中、3人の方に抜かれたのですが、皆さん風のようにすいすいと下りていきます。
自分が写真を撮ったりしてちょっと目を離すと、もう見えなくなってしまいました。
皆さん一様に軽装だったので、トレランの方だったか、トレーニングで登っている方だったのだと思います。
北アルプス展望台で夢中で写真を撮ったり、慎重に下りたせいか、麓まで2時間半程かかりました。
さて、バス停はどこかな〜？、丁度良い時間のバスがあるのかな〜？と思いながら歩いていると、前方の道路に車が一台止まっているのが見えました。
自分が近付くと、車から一人の女性が出てきて、「さっき山頂で話した方だよね？」と声を掛けられました。
なんと、その女性は先ほど山頂で山談義した方で、一旦自宅に帰った後、車を出してきてくれて、本栖湖のキャンプ場まで乗せていってくれるというのです。
恐縮しながらも、その申し出をありがたく受けることにしました。
車の中でも山について、いろいろな話をしました。
車で10分くらいかかったでしょうか、駐車場の自分の車のところで下ろしてもらいました。
その後、お礼と挨拶をして、走り去る車を見送りました。
そして、またいつか、どこかの山でお会いできたらといいなと思ったのでした。
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今回は当初目的だったダイヤモンド富士は見れなかったものの、すばらしい出会いがあり、大満足の山行となりました。
毛無山山頂で話した方（名前を聞いておけばよかったな・・・。）に、ヤマレコを知っているか聞いたところ、知っているとのことだったので、今回の出来事をレコに書かせてもらう許可をいただきました。
もし、その方がこのレコを見つけ、コメントしてくれたらうれしいなと思います。
こっそり拍手
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ダイヤモンド富士は残念でしたが、その代わりにきれいな霧氷と素敵な方々との出会いがあって充実した山行ですね~！
山に行くと、予期せぬ素敵な事に遭遇できるので、やめられないです(^^ゞ
そうなんですよね〜。
自分はコミュニケーションが得意な方ではないのですが、山では気持ちを共有したくて、
初対面の人にも積極的に話しかけちゃいます。
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