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Yamareco

記録ID: 1040421
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

年末年始6日間山行 甲斐駒〜仙丈〜アサヨ峰〜地蔵岳〜御座石鉱泉 ヒーコラなラッセル地獄とオベリスク道間違い

2016年12月30日(金) 〜 2017年01月04日(水)
 - 拍手
hnhn その他1人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
131:15
距離
58.0km
登り
6,599m
下り
6,297m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:05
休憩
0:07
合計
7:12
7:37
7:37
128
9:45
9:50
112
11:42
11:42
33
12:15
12:16
60
13:16
13:16
16
13:32
13:33
65
14:38
2日目
山行
5:52
休憩
0:44
合計
6:36
7:13
118
9:11
9:14
86
10:40
10:41
7
10:48
11:04
35
11:39
11:55
20
12:15
12:23
34
12:57
12:57
28
13:25
13:25
24
3日目
山行
6:29
休憩
0:29
合計
6:58
7:24
7:35
93
9:08
9:21
66
10:27
10:30
92
12:02
12:03
37
12:40
12:40
29
13:09
13:09
47
13:56
13:56
15
4日目
山行
7:37
休憩
0:33
合計
8:10
6:51
6:51
38
7:29
7:34
120
9:34
10:02
179
13:01
13:01
74
14:15
宿泊地
5日目
山行
7:25
休憩
0:21
合計
7:46
6:11
167
宿泊地
8:58
8:58
65
10:03
10:24
146
12:50
12:50
67
13:57
6日目
山行
10:15
休憩
1:56
合計
12:11
6:18
120
8:18
8:40
92
10:12
10:14
16
10:30
11:33
125
13:38
13:53
41
14:34
14:43
88
16:11
16:16
133
天候 6日間とも見事な晴れ。最終日は暴風に苦しめられたけど、たいへん恵まれたとおもいます。
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
行き)
前夜(29日)にあずさ終電にて小淵沢駅からタクシー20分強4220円で尾白渓谷駐車場にIN。
帰り)
御座石鉱泉駐車場からタクシーで韮崎へ40分6550円。
コース状況/
危険箇所等
・駒ヶ岳神社登山口から黒戸尾根は途中まで無雪。刃渡りからアイゼン装着。
・甲斐駒〜北沢峠〜仙水峠〜仙丈ヶ岳はトレースばっちり。仙丈の上部はややクラスト踏み抜きもあったけどたいしたことはない。
・仙丈ヶ岳7合目(小仙丈)〜8合目のナイフリッジは暴風が時々ドン!と吹くのが恐怖でした。どうせ転ぶならと考え、(横に転ぶと死ぬので)前に転んでみたが、それで恐怖で白髪が20本は増えたか。ここで魂抜けました。キューっとした気持ちのままナイフリッジ上を50m歩いたかしら。下山時は風が穏やかだったので安心でしたが・・。
・早川尾根は、仙水峠から栗沢山方面に入ったところから地蔵岳までずっとトレースは薄い。というか、アサヨ峰から先は高峰までノートレース。ラッセル地獄地帯でした。膝丈までですが、踏み抜くと太腿までズボリ。一度、胸まではまってお助けスリングで助けてもらったりも。
・地蔵岳オベリスクから北側の尾根に薄いトレースがあり、誤って入ってしまいました。暴風の中、過酷な試練でした。なぜオベリスクを越えるルートに進んでしまったのか。暴風環境下でルート確認もする余裕がなく、気持ちにも余裕がなく、道迷い遭難の入り口を味わいました。恐怖な良い経験。
・地蔵岳から御座石方面は踏み跡ばっちり、途中から雪もなくなり、最後はヘッデン行動となりましたが安心して歩ける道でした。
その他周辺情報 韮崎駅周辺には歩ける距離に風呂はなく。タクシー7〜8分のところが最寄りらしいです(いけなかったけど)。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
七丈小屋
前夜、新宿あずさ最終で出発。リーダーの荷物(赤ザック)は小さい。ロープもテントも入っているのに・・。
2016年12月29日 20:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/29 20:30
前夜、新宿あずさ最終で出発。リーダーの荷物(赤ザック)は小さい。ロープもテントも入っているのに・・。
あずさ車中で軽く一杯。
2016年12月29日 21:04撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/29 21:04
あずさ車中で軽く一杯。
小淵沢駅からタクシーで駒ヶ岳神社登山口の駐車場に向かいます。タクシーは前日に予約しておきました。
2016年12月29日 23:11撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/29 23:11
小淵沢駅からタクシーで駒ヶ岳神社登山口の駐車場に向かいます。タクシーは前日に予約しておきました。
車でINの甲斐駒ヶ岳ピストンメンバーと合流し、朝は一緒に出発。
2016年12月30日 07:23撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/30 7:23
車でINの甲斐駒ヶ岳ピストンメンバーと合流し、朝は一緒に出発。
ゆるゆる道を。
2016年12月30日 07:34撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 7:34
ゆるゆる道を。
駒ヶ岳神社で、ロング山行の無事を念入りに祈願させていただく。
2016年12月30日 07:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/30 7:39
駒ヶ岳神社で、ロング山行の無事を念入りに祈願させていただく。
ピストン組より荷物が重いため?へばるワタクシ。「今回やっぱ無理っす!帰りたいよ」の気持ちと戦う。
2016年12月30日 11:24撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/30 11:24
ピストン組より荷物が重いため?へばるワタクシ。「今回やっぱ無理っす!帰りたいよ」の気持ちと戦う。
刃渡り手前でアイゼン装着。
2016年12月30日 11:56撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 11:56
刃渡り手前でアイゼン装着。
鎖、以前はなかったそうで。怖!
2016年12月30日 11:56撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 11:56
鎖、以前はなかったそうで。怖!
後半に向かうオベリスク方面が見え、ちょっと気持ちを持ち直す。
2016年12月30日 12:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/30 12:05
後半に向かうオベリスク方面が見え、ちょっと気持ちを持ち直す。
こっちは向かう甲斐駒。
2016年12月30日 13:18撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 13:18
こっちは向かう甲斐駒。
五合目小屋跡もけっこうテントが。皆さん沢アイスなど楽しむのでしょうね。
2016年12月30日 13:18撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 13:18
五合目小屋跡もけっこうテントが。皆さん沢アイスなど楽しむのでしょうね。
黒戸尾根のハシゴ続き。荷物が重くてかなり辛かった。
2016年12月30日 14:08撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 14:08
黒戸尾根のハシゴ続き。荷物が重くてかなり辛かった。
七丈小屋第2、中をのぞいたらとっても暖かそうでした。
2016年12月30日 17:03撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 17:03
七丈小屋第2、中をのぞいたらとっても暖かそうでした。
トイレ。とても綺麗で。でも、テン場からアイゼン履いて下るのがちと難儀。
2016年12月30日 17:03撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/30 17:03
トイレ。とても綺麗で。でも、テン場からアイゼン履いて下るのがちと難儀。
初日の夕飯は定番麻婆春雨。
具を足してます。
2016年12月30日 17:58撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/30 17:58
初日の夕飯は定番麻婆春雨。
具を足してます。
2名でステラ3だから、優雅生活です。
2016年12月30日 19:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/30 19:39
2名でステラ3だから、優雅生活です。
翌朝はチーズリゾット。
2016年12月31日 05:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 5:59
翌朝はチーズリゾット。
いい天気!
2016年12月31日 07:14撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 7:14
いい天気!
テントはこんな感じ。5泊共にするマイホームです。
2016年12月31日 07:25撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 7:25
テントはこんな感じ。5泊共にするマイホームです。
1つ置いた先のテントが仲間のテント。
2016年12月31日 07:25撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/31 7:25
1つ置いた先のテントが仲間のテント。
もふもふの雪。甲斐駒ピストンの仲間パーティと別れ、先行で出発。
2016年12月31日 08:32撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/31 8:32
もふもふの雪。甲斐駒ピストンの仲間パーティと別れ、先行で出発。
重い荷物の身には遠い甲斐駒方面。
2016年12月31日 09:58撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 9:58
重い荷物の身には遠い甲斐駒方面。
甲斐駒のイルカちゃんか
2016年12月31日 09:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 9:59
甲斐駒のイルカちゃんか
到着。この旅のまず初ピーク。握手握手で。
2016年12月31日 10:47撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6
12/31 10:47
到着。この旅のまず初ピーク。握手握手で。
とにかく良い天気がうれしい。
2016年12月31日 10:50撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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12/31 10:50
とにかく良い天気がうれしい。
次いで駒津峰へ。登り返しはやはりきつい。
2016年12月31日 12:18撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 12:18
次いで駒津峰へ。登り返しはやはりきつい。
仙水峠に降りてきました。明後日ここに登り返すのか。
2016年12月31日 12:56撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 12:56
仙水峠に降りてきました。明後日ここに登り返すのか。
ここから北沢峠にはかなりゆるゆる道。
2016年12月31日 13:22撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 13:22
ここから北沢峠にはかなりゆるゆる道。
仙水小屋。
2016年12月31日 13:25撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 13:25
仙水小屋。
北沢峠はたくさんのテント。ここで、仙丈ヶ岳ピストンの次なる仲間パーティと合流です。
2016年12月31日 13:53撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/31 13:53
北沢峠はたくさんのテント。ここで、仙丈ヶ岳ピストンの次なる仲間パーティと合流です。
14:40には太陽が稜線に落ちる。するととても寒くなります。
2016年12月31日 14:41撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 14:41
14:40には太陽が稜線に落ちる。するととても寒くなります。
酒ナシ。ポカリで乾杯。
2016年12月31日 14:46撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 14:46
酒ナシ。ポカリで乾杯。
ちなみに今回は足だけVBLシステムを投入。これがこの旅においてとても有効でした。
2016年12月31日 15:08撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 15:08
ちなみに今回は足だけVBLシステムを投入。これがこの旅においてとても有効でした。
2泊目、本日は大晦日。夕飯は年越し蕎麦がわりのにゅうめん的な麺と切り干し大根サラダ。
2016年12月31日 17:55撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 17:55
2泊目、本日は大晦日。夕飯は年越し蕎麦がわりのにゅうめん的な麺と切り干し大根サラダ。
翌朝は元旦!ペミカンを使ったお雑煮と黒豆、タケノコの煮物で少々のおせち気分w
2017年01月01日 05:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/1 5:49
翌朝は元旦!ペミカンを使ったお雑煮と黒豆、タケノコの煮物で少々のおせち気分w
3日目も良い天気!仙丈ヶ岳に向かいます。
2017年01月01日 07:13撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/1 7:13
3日目も良い天気!仙丈ヶ岳に向かいます。
雄大な女王、仙丈ヶ岳へ。
2017年01月01日 10:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/1 10:01
雄大な女王、仙丈ヶ岳へ。
サクサクとクラストへのアイゼンが気持ちよい。
2017年01月01日 10:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/1 10:01
サクサクとクラストへのアイゼンが気持ちよい。
雄大な女王。しかし風が強いのが辛く。女王は決して優しい女王ではなかった。
2017年01月01日 10:32撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/1 10:32
雄大な女王。しかし風が強いのが辛く。女王は決して優しい女王ではなかった。
5名みんなで記念撮影!
2017年01月01日 11:58撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5
1/1 11:58
5名みんなで記念撮影!
頂上から望んだ明日向かう仙水峠方面。左に駒津峰、右に向かう栗沢山。あそこを登るのかー。きっついな。
2017年01月01日 12:00撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/1 12:00
頂上から望んだ明日向かう仙水峠方面。左に駒津峰、右に向かう栗沢山。あそこを登るのかー。きっついな。
仙丈ヶ岳からの下山は2合目からの分岐でテンバ方面に降りてきました。
2017年01月01日 13:56撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/1 13:56
仙丈ヶ岳からの下山は2合目からの分岐でテンバ方面に降りてきました。
元旦の夕飯には、高野豆腐に花麩。いちおう正月気分をキープ。花麩、使い切れなかったので春頃まで登場し続けそうw。ずっと正月だ。
2017年01月01日 16:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/1 16:19
元旦の夕飯には、高野豆腐に花麩。いちおう正月気分をキープ。花麩、使い切れなかったので春頃まで登場し続けそうw。ずっと正月だ。
ただしメインはトマトソースパスタとポタージュスープ。
2017年01月01日 16:34撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/1 16:34
ただしメインはトマトソースパスタとポタージュスープ。
翌朝はチゲ風雑炊。いちおう、正月食で重たいお餅を消費したので、ちょっとだけ気分は楽になっている。食担はだんだん荷物が軽くなってくるのが喜び。ただし今日からフライシートを持つことにもなったけど。。
2017年01月02日 03:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/2 3:59
翌朝はチゲ風雑炊。いちおう、正月食で重たいお餅を消費したので、ちょっとだけ気分は楽になっている。食担はだんだん荷物が軽くなってくるのが喜び。ただし今日からフライシートを持つことにもなったけど。。
もはや朝はテント内で靴を履く。
2017年01月02日 05:07撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/2 5:07
もはや朝はテント内で靴を履く。
本日から、仲間パーティと別れ、2名パーティでの厳冬期過酷旅の開始。
2017年01月02日 05:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/2 5:49
本日から、仲間パーティと別れ、2名パーティでの厳冬期過酷旅の開始。
すでに疲労が若干蓄積されはじめ、荷物の軽量化が相殺されて結局ヒーコラ言いながら仙水峠に戻ってきました。
2017年01月02日 07:13撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/2 7:13
すでに疲労が若干蓄積されはじめ、荷物の軽量化が相殺されて結局ヒーコラ言いながら仙水峠に戻ってきました。
栗沢山に登る、トレースは薄い。
2017年01月02日 07:50撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/2 7:50
栗沢山に登る、トレースは薄い。
カリカリな斜面。必死に登ります。
2017年01月02日 09:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/2 9:01
カリカリな斜面。必死に登ります。
栗沢山に到着。山頂直下の急斜登りは怖かったー。
2017年01月02日 09:43撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/2 9:43
栗沢山に到着。山頂直下の急斜登りは怖かったー。
山頂から優雅なパノラマ。
2017年01月02日 09:44撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/2 9:44
山頂から優雅なパノラマ。
栗沢山からさらに先はかりかりの稜線。
2017年01月02日 10:11撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/2 10:11
栗沢山からさらに先はかりかりの稜線。
リーダーはサクサク歩いていきますがわたくしは踏み抜きまくり。
2017年01月02日 10:14撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/2 10:14
リーダーはサクサク歩いていきますがわたくしは踏み抜きまくり。
ずぼずぼ
2017年01月02日 10:32撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/2 10:32
ずぼずぼ
かなり苦労の上、アサヨ峰到着。
2017年01月02日 11:25撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/2 11:25
かなり苦労の上、アサヨ峰到着。
苦労したけど、美しい風景。富士山が正月心にうれしい。
2017年01月02日 11:26撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/2 11:26
苦労したけど、美しい風景。富士山が正月心にうれしい。
甲斐駒の沢側がよく見えます。いつか入ってみたいな。
2017年01月02日 12:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/2 12:49
甲斐駒の沢側がよく見えます。いつか入ってみたいな。
逆三角形になっているところがナントカ沢だって。覚えてない。調べなければ。
2017年01月02日 12:50撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/2 12:50
逆三角形になっているところがナントカ沢だって。覚えてない。調べなければ。
しかし今回は縦走路を進むのです。
2017年01月02日 12:50撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/2 12:50
しかし今回は縦走路を進むのです。
ラッセル地獄。
2017年01月02日 13:08撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/2 13:08
ラッセル地獄。
リーダーが作ってくれる踏み跡を、私は踏み抜いてしまう。それが大変辛くて。
2017年01月02日 13:54撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/2 13:54
リーダーが作ってくれる踏み跡を、私は踏み抜いてしまう。それが大変辛くて。
稜線でもねぇ。私はなぜか膝までずぼり。抜けられなくて苦しい。
2017年01月02日 14:45撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/2 14:45
稜線でもねぇ。私はなぜか膝までずぼり。抜けられなくて苦しい。
そして、予定の早川尾根小屋までたどり着けず、ミヨシノ頭でビバーク決定。暴風のなか、超苦労しながら整地しました。
2017年01月02日 15:13撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/2 15:13
そして、予定の早川尾根小屋までたどり着けず、ミヨシノ頭でビバーク決定。暴風のなか、超苦労しながら整地しました。
夕飯は五目ご飯にコンビーフのソテー。だんだん食事が雑になります。
2017年01月02日 19:14撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/2 19:14
夕飯は五目ご飯にコンビーフのソテー。だんだん食事が雑になります。
翌朝の朝飯は棒ラーメン。いちおう、鹿児島ラーメンの、ということで。チャーシューも、ウズラの卵も持ってきたし!豪華だYO
2017年01月03日 03:48撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/3 3:48
翌朝の朝飯は棒ラーメン。いちおう、鹿児島ラーメンの、ということで。チャーシューも、ウズラの卵も持ってきたし!豪華だYO
夜中の暴風に恐怖しましたが、山岳テントて強いすね。
2017年01月03日 05:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/3 5:19
夜中の暴風に恐怖しましたが、山岳テントて強いすね。
5日目も夜明け前に出発。
2017年01月03日 06:15撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/3 6:15
5日目も夜明け前に出発。
またもラッセル地獄。すでに足の疲労が抜けず、一歩一歩がとっても辛い。
2017年01月03日 08:03撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/3 8:03
またもラッセル地獄。すでに足の疲労が抜けず、一歩一歩がとっても辛い。
昨日の予定の早川尾根小屋についたのはすでに9時近く。どう考えても昨日、ここまでは来られなかったわ。
2017年01月03日 08:45撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/3 8:45
昨日の予定の早川尾根小屋についたのはすでに9時近く。どう考えても昨日、ここまでは来られなかったわ。
さらにラッセル旅が続きます。
2017年01月03日 11:28撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/3 11:28
さらにラッセル旅が続きます。
超苦労して、ほんとに辛くて、やっと次のピーク赤薙沢の頭にたどり着いたのは出発から6時間後。
2017年01月03日 12:36撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/3 12:36
超苦労して、ほんとに辛くて、やっと次のピーク赤薙沢の頭にたどり着いたのは出発から6時間後。
さらに踏み跡のないラッセル旅は続き、次のピークにはいけず、白鳳峠でビバーク。
2017年01月03日 12:36撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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さらに踏み跡のないラッセル旅は続き、次のピークにはいけず、白鳳峠でビバーク。
テントでは、水作りばかりね。おかげで暖が取れてありがたい。限られたガスゆえ、暖のためだけに火をたくような贅沢は許されないのでありました。「キャンプじゃねえしw」byリーダー。
2017年01月03日 17:10撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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テントでは、水作りばかりね。おかげで暖が取れてありがたい。限られたガスゆえ、暖のためだけに火をたくような贅沢は許されないのでありました。「キャンプじゃねえしw」byリーダー。
で、ご飯は梅わかめご飯1袋を2人で分ける。や、食材が厳しかった訳ではなく、五目ご飯もあったのだけど、1袋でいっか、的な。前半、食べ過ぎたしな。
2017年01月03日 18:06撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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で、ご飯は梅わかめご飯1袋を2人で分ける。や、食材が厳しかった訳ではなく、五目ご飯もあったのだけど、1袋でいっか、的な。前半、食べ過ぎたしな。
白凰峠ビバークのテント、今回は樹林の中で平和に過ごせました。
2017年01月03日 19:09撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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白凰峠ビバークのテント、今回は樹林の中で平和に過ごせました。
翌朝は棒ラーメン。具も何もなかったけど、行動食のチーズとビーフジャーキーを入れてみたり。
2017年01月04日 04:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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翌朝は棒ラーメン。具も何もなかったけど、行動食のチーズとビーフジャーキーを入れてみたり。
寝坊したけどテント生活に慣れたおかげで出発準備が手早くなり、無事に6時に出発。
2017年01月04日 06:31撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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寝坊したけどテント生活に慣れたおかげで出発準備が手早くなり、無事に6時に出発。
北岳バットレスのモルゲンロート。美しい。
2017年01月04日 06:54撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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北岳バットレスのモルゲンロート。美しい。
甲斐駒方面も。
2017年01月04日 06:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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甲斐駒方面も。
苦労して、ようやく8時半にやっと高峰に到着。超つらい。登り足が動かない。
2017年01月04日 08:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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苦労して、ようやく8時半にやっと高峰に到着。超つらい。登り足が動かない。
ここらから、さらにリーダーとの距離がどんどん離れます。
2017年01月04日 08:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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ここらから、さらにリーダーとの距離がどんどん離れます。
オベリスク遠い!そしてこの日はとても西側からの強風。あまりに余裕がなくて写真はほとんどなし。
2017年01月04日 08:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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オベリスク遠い!そしてこの日はとても西側からの強風。あまりに余裕がなくて写真はほとんどなし。
なぜか我々はオベリスクを越え、裏側(北側)に来ています。そこでようやく東側斜面に降りたら風をよけられました。笑ってるけど、笑えるほどじゃない状況でした。
2017年01月04日 11:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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なぜか我々はオベリスクを越え、裏側(北側)に来ています。そこでようやく東側斜面に降りたら風をよけられました。笑ってるけど、笑えるほどじゃない状況でした。
その後、オベリスクから北側尾根にルートを誤り、オベリスクまで登り返した後、ルート回復する際にプチ滑落しました。左頬打撲しました。
2017年01月04日 14:29撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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その後、オベリスクから北側尾根にルートを誤り、オベリスクまで登り返した後、ルート回復する際にプチ滑落しました。左頬打撲しました。
鳳凰小屋に着いたのは14時半。下山まで4時間予定。だいじょうぶか?
2017年01月04日 14:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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鳳凰小屋に着いたのは14時半。下山まで4時間予定。だいじょうぶか?
16時過ぎに燕頭山到着。この頃、登りはまったくもってヨチヨチ歩き状態。コースタイム以上には歩けない状態。ありえへん。
2017年01月04日 16:13撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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16時過ぎに燕頭山到着。この頃、登りはまったくもってヨチヨチ歩き状態。コースタイム以上には歩けない状態。ありえへん。
17時前にアイゼン解除。
2017年01月04日 16:41撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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17時前にアイゼン解除。
ヘッデン歩き覚悟で。
2017年01月04日 16:41撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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ヘッデン歩き覚悟で。
西ノ平分岐には17:40着。真っ暗です。
2017年01月04日 17:41撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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西ノ平分岐には17:40着。真っ暗です。
18時半にようやく御座石鉱泉に到着。ようやく娑婆に降りてきた。たいへん、お疲れ様でした。
2017年01月04日 18:45撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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18時半にようやく御座石鉱泉に到着。ようやく娑婆に降りてきた。たいへん、お疲れ様でした。

装備

個人装備
※服装と装備それぞれ日記に記録してます
備考 足のVBLシステムは成功

感想

初めての長い厳冬期山行でした。山の会の冬合宿、最長の6日間山行は我々2名。前半組3名(甲斐駒ピストン)と中半組3名(仙丈ヶ岳ピストン)との山行も重い荷物で苦しいモノでしたが、後半のラッセル地獄がとにかく辛かったのでした。
連日の山行の疲れが取れないまま激しいラッセル旅。登りがとにかくヨチヨチしか足を運べないのでした。強健なリーダーにはとてももどかしい思いを感じさせてしまったことが、わたくし自身ももどかしく。orz。
早川尾根は、仙水峠から地蔵岳までほぼラッセル。アサヨ峰から高峰まではいっさいの踏み跡ナシ。経験豊富なリーダーは踏み抜かずに歩けるところも、わたくしは踏み抜きまくりでそのたび心が折れる。5歩歩いたら10秒休み。踏み抜いたら1分休み。よくまあ、早川尾根を抜けられたものだと思います。
ミヨシノ頭と白鳳峠での2ビバークは、いずれも予定地まで到着できず14時を制限に決めたもの。リーダーの的確な判断。リーダーの数多のご経験に絶対的な信頼がおけるので、小心な私も心は安らかでした。特に夏の(剱の八ツ峰)ビバークに比べたら、テントもあるしいっさいの生活道具もあるので、テント場よりも静かにゆったり過ごせたほど。良い経験になりました。
ただ、最終日は、最後に訪れた至難の日。晴れてはいるものの暴風で。瞬間的には体を持って行かれるほどの風に襲われ、地蔵岳のオベリスクでは、「地蔵ってこんなに辛い山でしたっけ??」と言ってしまうほど。というのは、我々は「オベリスクは超えるもんだ」と思い込み、暴風の中、オベリスク岩登りをしまして。北側斜面側に越えてしまったのです。おっかしいな、と思いながらも、暴風だといろいろつらいんだな、などと思い、このところのアイゼン岩トレ、岩場でのドライの練習をやっててよかった!と思ってました。暴風や疲れにより、どこか判断力が低下していたとしか思えません。。。そして不必要な岩超えをしてしまったため、そこから先の道も、当然ながら道間違い!薄い踏み跡に呼び込まれ、御座石方面と全く違う、2つ隣の北側の尾根に進んでしまいました。進退窮まったところでGPSをなんとか取り出し、間違いに気づいたのはすでに午後。本日中に下山することはすでに諦め半分でしたが、晴れていることだけを頼みに、暴風の中、オベリスクまで登り返しました。動かない足で、まーじーで辛かった。
ただしかし、さらにさらに。
オベリスクから鳳凰小屋方面に下るさい、向かって左手にリーダーが進んで姿を消した後の私がよくなかったのでした。雪がカリカリ過ぎて、リーダーの踏み跡を探すことができず、無理して下ろうとしたルートは明らかにわたくしのルーファイミス。急なところをバイル使ってクライムダウンしようとしたところでバイルが岩からはずれ、滑落しました。3m程度かな。バイルが木にひっかかって止まって命が助かりましたw。ま、心としては「落ちても止まるだろ」と思っていたのですが・・・。ほんとはどうなったところだか。時間がない中、リーダーを待たせてしまっている不安、さらに、登りで使った向かって右側ルートは暴風地帯なので下ることはできず焦って探した左側の無理矢理ルート。怖い怖い。落ちた際、左頬を木に強打しまして、ひどいことになりました。その場ではアドレナリン大放出で、急斜面の中なんとか体勢を立て直し、なんとか下り体勢に持ち直しました。気づくと、リーダーが上からやってくる。あまりに遅いので登り返して助けに来てくれたとの由。涙が出るほど感謝でした。そして翌日の現在、顔のケガは腫れに腫れまくるものなのですね。なんとも、敗れたボクサーのようなひどい顔になってしまいました。おかげさまで骨折はしておらず単なる打撲ですんででよかった。ほっ。
御座石への下山は、結果、ヘッデン行動。でも、それまでのラッセル行動に比べたら、鳳凰小屋からの踏み跡ばっちり、踏み抜き不安いっさいなしの道はとても快適で、いくらでもヘッデン下山しますわー、という気持ちでした。
韮崎からのあずさ最終で帰宅したのはすでに23時。とはいえ充実感たっぷりの年末年始山行でした!

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