記録ID: 1130826
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
奥穂高岳(GW晴天で雪山登頂成功!!チームワークの成せる業か・・・)
2017年05月03日(水) 〜
2017年05月05日(金)
kobee_br
その他8人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 54:05
- 距離
- 35.7km
- 登り
- 1,965m
- 下り
- 1,955m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 7:25
13:07
宿泊地
2日目
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:33
3日目
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:25
11:39
ゴール地点
天候 | 3日共に晴れ(午後から気温高く雪崩多数発生) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・上高地バスターミナルに登山ポスト有り 3日間共に晴天!! 1日目 ・あまり寒く無い早朝、平湯温泉でタクシーにて、上高地バスターミナルへ遅め に到着。 ・トイレがもう渋滞状態の中、6時前に出発し河童橋を越え小梨平を過ぎて 明神館へ。 ※重い荷物のせいか去年2月に、雪山ハイクにきた時よりも時間が 長く感じた・・・ ・明神館より毎年登山道が整備されている少しアップダウンの有る道を進んで 徳沢園へ。 ※重い荷物が初心者が多いメンバーだが皆体力があるのでもくもくと ここまで到着した、 まだまだこれから先は長い・・・ 徳沢ロッジ辺りでは、猿の集団に遭遇した体は良く肥えた状態だった えさが豊富に有るのか? ・徳沢園から更に林道を進み横尾へ。 何年ぶりにやったきた横尾は、綺麗なトイレが2棟に、集団で移動すると よく揺れる横尾大橋が立っていた。 ・横尾大橋を渡りちらちら積雪が見えてきて、本谷橋手前でアイゼンを装着。 本谷橋は雪の下で川を通過したようだ(気が付かずに通過したが休憩所には なっていた模様) 本谷橋辺りからは、屏風岩が見え皆クライミングしたらどれぐらいかかるだろう と話していた、岩登り初心者のあっしには縁遠い話しか・・・ 本谷橋を越えた辺りから積雪の急な登りが続いていた、皆息を切らし何回か休憩 を要求していた。 あっしも涸沢ヒュッテ目前で、涸沢カールを見たいといいながら最後の休憩を お願いした。 ・涸沢に着くとまず涸沢テント受付が目につく、右に目を移すと涸沢カール、 岩の下に同じ色でホテルのような風貌の涸沢小屋 (初め皆小屋に気が付かなかった・・・) 2日目 ・4時起床にて、雪の固いうちに山頂を目指した。 ザイテングラートを登りながら日の出を見た、ザイテングラートの登りは 長い距離だったが雪も締まっておりトレースもしっかりあったので、 先週登った木曽駒ヶ岳同様に怖さは何も感じなかった。 ・1時間程で、穂高岳山荘に着き「穂高岳」方面を望むと梯子とピッケルを 使いながらクライムダウンスタイルで登る人達が見えた。 ・トイレを済ませ、装備を再確認した後、登頂へ。 梯子は数箇所あったが、凍結は無く雪も被っていなかったので危険は無かった。 梯子を過ぎるとクライムダウンスタイルで進む登りに取り付いた、下を見ると 申し訳程度のネットが張ってあった、今日が快晴で風が無かったことに 感謝!!感謝!! クライムダウンスタイルで登る箇所は2箇所程あったがステップが しっかり付いていたので慎重に登れば特に問題は無かった。 チームの皆で状況を確認しながら1歩1歩登った。 危険なところを登るとしばらく尾根筋を進むと岩場の左側に祠の有る山頂が見えた、 後少しで山頂だ!! ・山頂から前穂高岳・ジャンダルム・西穂高岳方面を見て、いつかは 行ってみたいな〜と思った。 山頂で一人一人記念写真を撮ってもらってゆっくりした。 ・下山は、登りの人達とすれ違いながら、危険な場所で渋滞回避 (若干登りと降りのルートが出来上がっていた) ここでもチームで声を掛け合いながら下山した。 梯子前後の岩場の歩行は油断すると滑落する恐れがあったので3点確保で 岩をしっかり掴んで移動した。 ・あっという間に、穂高岳山荘へ降りてきてカラカラになった喉を潤す為に、 水分補給と山バッチを購入。 一部の人は下山し、初心者メンバー中心で涸沢岳へ登る。 ・涸沢岳は、危険なところも無く直ぐに登れて、山頂でまったり。 ここでやっと皆で記念写真を撮った、槍ヶ岳や富士山をバックの写真も 撮ってもらった。 ・下山もあっという間だった、穂高岳山荘で山岳警備隊の人が皆の山行予定を 確認していた。 再度準備を終えもう日差しが暑いくらいの中、長い降りを下山し出した。 ・下山は、雪もたっぷりで広い雪原なので怖さは無かったがゆだんすると 滑落気味に滑ってしまいピッケルによる滑落静止が必要になる感じだった。 試に、尻制動で滑ったら止まらなくなったので直ぐに滑落静止を必要としました。 ・ザイテングラートを1/3程降りた辺りで、小さな雪崩が発生し、 山岳警備隊の人に雪崩を避けるように指示された。 それから、数回雪崩が発生しゆっくり落ちてくる雪塊も避ける必要が出てきたので 左側へルートを変えながら下山した。 一時ザイテングラートから夏道方面へルートが替えられていた。 2/3程進んだ辺りから雪が緩くなり踏み抜きが頻繁に発生してきた (昨日の訓練場所と同じ感じだった、早出は正解だった) 最後に危険の無い尻制動で一気に降りテント場に到着した。 ・その後、また涸沢ヒュッテで生ビールと宴会まで行い山バッチもGETした。 そこで、雪崩が頻繁に発生するザイテングラートや北穂高岳への登りのカールを 見ながら僕たちが下山する前に大きな雪崩があり人が埋まる程だったと知った。 そうこうしているとヘリコプターが飛んで来て人を運んで行った。 明日の北穂高岳登頂は、雪崩の危険が有るので中止にし早めの下山と決定した。 ・涸沢ヒュッテでの宴会が終わりまだ夕食まで時間があったので、涸沢小屋まで 腹ごなしに向かい山バッチGET、何故か名物のモツ煮込みとビールで また小宴会となった。 そこでまたヘリコプターが飛んで来て人を運んで行った。 3日目 ・昨日よりも遅めの起床で、トイレの渋滞とまったり気味のテント撤収で 一番最後になってしまった。 ・下山は、ペースが早くまた、日差しが強く日陰を探して進んだら 1時間そこそこで「本谷橋」付近を過ぎアイゼンを外して更に進んで 2時間弱で横尾に到着した。 ・横尾からは平坦な道になるので、重い荷物で疲れた足と痛い肩とたたかいながら テクテクと徳沢⇒明神⇒上高地バスターミナルとほぼ1時間で歩いて到着。 途中、河童橋から穂高岳や西穂高岳等が綺麗に見えて、今年登ったんだな〜 と感動した。 ・上高地から行に頼んだタクシー会社のタクシーで平湯へ送迎してもらい 「アルプス街道平湯」へ入り疲れを癒して帰路に着いた。 皆さんお疲れ様でした!! |
その他周辺情報 | ・アルプス街道平湯(平湯バスターミナル3F)(\600) ※笠ヶ岳と錫杖岳が綺麗に見える |
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