貸切山頂グルメ赤岳《真教寺尾根〜県界尾根》

2017年05月08日(月) [日帰り]

• GPS: 10:36
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,384m
• 下り: 1,376m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:48
• 休憩: 2:44
• 合計: 10:32

8:46 赤岳県界尾根ルート登山口
8:57 8:57 真教寺尾根方面分岐
9:19 9:19 大門沢方面分岐
10:24 10:24 牛首山
10:36 10:36 扇山
13:31 13:43 真教寺尾根分岐
13:51 13:54 竜頭峰
14:02 16:25 赤岳
16:28 16:31 赤岳頂上山荘
17:51 17:53 大天狗
18:31 18:31 「東方薬師如来」石碑
18:35 18:35 小天狗
19:04 19:04 真教寺尾根方面分岐
19:17 19:18 赤岳県界尾根ルート登山口
19:18 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県界尾根入り口には駐車場なく路肩駐車。(自己判断)
バスの転回スペースには駐車してはならない。
スキー場上部駐車場は関係者以外駐車禁止となっている。

コース状況／危険箇所等

県界尾根登山口には登山ポストないので事前に届出。

※県界尾根(大門沢)〜真教寺尾根へのトラバース道
無雪期は笹原におおわれてトレースを外し易い
間違えた踏み跡も多く、不明瞭になったら引き返すのが無難。

※真教寺尾根
2100メートル辺りから雪道。
樹林では残雪多く、雪も締まって歩き易い。
陽当たりの良い斜面では腐れ雪、森林限界上のガレ場は夏道。
森林限界付近の急斜面は残雪多く、気温の上がる時間帯では踏み抜き地獄となる。
スラブ状の一枚岩に残雪は無いが取り付きに雪斜面トラバースは大きく踏み抜きそうなので手前から岩場を上りハイマツトラバースして鎖の途中に取り付いた。
上の2つの岩場(鎖)は雪も少しあるが夏道で鎖も半分以上出ていた。

※竜頭峰トラバース〜山頂
ほぼ夏道で雪凍結がわずかにある。

※県界尾根
頂上小屋裏より残雪で鎖のあるハイマツ帯の岩稜は雪で覆われてる。
ハシゴの斜面も完全に雪で見えないので道標になるものは見当たらないのでRF必要。
雪の状況でルート取りが異なりトレースも分散してる。
雪稜トラバースから最後の鎖、ハシゴ(10−6)では雪は一旦無くなる。
樹林限界より下では多くの残雪、踏み抜き多数、倒木も多い。
樹林帯の雪は小天狗の先2100メートル辺りで夏道になった。

写真

5/8 8:44

出発

5/8 8:46

すっかり夏道

5/8 8:57

真教寺尾根への分岐前で赤岳

5/8 8:58

笹原に突入

5/8 9:10

ここに来る前に軽く迷った

5/8 9:11

このくらいだと分かりやすい

5/8 9:19

尾根に合流

5/8 9:24

ゴミ袋が落ちてた

5/8 9:26

拾って使おう(中が濡れてるのでザックに付けて乾かす)

5/8 9:27

晴れてて気持ち良い

5/8 9:34

青空バックに自撮り(ゴミ袋がカッコ悪)

5/8 9:38

景色に癒される

5/8 9:38

富士山も見える

5/8 9:43

あれ、またゴミ(拾う)

5/8 9:46

また落ちてた。故意的に落とす(捨てる)人はいないだろうし、仕方ないので全て持ち帰る。

5/8 9:52

三ツ頭の斜面は雪多め

5/8 10:00

北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳

5/8 10:01

茅ヶ岳、富士山もうっすら

5/8 10:08

2174メートル
完全な雪道になった

5/8 10:11

ツボ足で進む

5/8 10:11

今年の雪の多さ

5/8 10:12

樹林の雪は厚い

5/8 10:14

そろそろチェーンスパイク

5/8 10:23

牛首山

5/8 10:25

牛首山の先は夏道

5/8 10:37

夏道の所も時々

5/8 10:41

最高に晴れてるが
風が強くて寒い

5/8 10:43

5/8 11:23

最初の岩場には雪無し

5/8 11:25

陽当たり良いから解けてる

5/8 11:28

南に伸びた尾根だから陽当たり良好

5/8 11:32

チェーンスパだから軽快

5/8 11:39

天狗尾根

5/8 11:40

5/8 11:53

森林限界に近くなると急登になる

5/8 11:54

立派な枯れ木

5/8 12:01

股まで踏み抜き抜くのが大変

5/8 12:09

12本アイゼンに交換。
ストックもピッケルに。

5/8 12:23

踏み抜き注意で登るが足が重い

5/8 12:30

いい斜面なので自撮り

5/8 12:39

岩場に向かって登る

5/8 12:39

取り付き場所までのトラバースで踏み抜きそうなのでハイマツの岩場へ上った

5/8 12:45

草付をトラバース

5/8 12:47

下は切れ落ちてる

5/8 12:48

鎖の途中に取り付いた

5/8 12:48

天狗尾根の向こうに権現岳

5/8 12:48

牛首山を見下ろす

5/8 12:50

岩場は雪無し

5/8 12:54

すぐ上は雪で繋がる

5/8 13:08

この角度で自撮り(登頂遅れる)

5/8 13:12

また雪無し

5/8 13:18

登って振り返る

5/8 13:18

高くなってきた

5/8 13:18

富士山モヤモヤ

5/8 13:19

雪をくれー！

5/8 13:23

遠くに竜頭峰見えてきた(遠いな)

5/8 13:25

これ登れば主稜線

5/8 13:29

下にはいい滑り台

5/8 13:29

鎖も出ているがちょっとばかり雪

5/8 13:39

天狗尾根がカッコいい

5/8 13:39

真教寺尾根を見下ろす

5/8 13:39

もうすぐキレット分岐

5/8 13:41

陽当たり良好の竜頭峰南基部

5/8 13:43

ハシゴで自撮りしてさらに登頂遅れる

5/8 13:47

もうすぐ登頂で気持ちたかまる

5/8 13:50

岩股から中岳(と阿弥陀岳)

5/8 13:52

ここから見る赤岳がいいね

5/8 13:53

文三郎も雪少ない

5/8 13:55

ほぼ夏山(南面)

5/8 13:56

5/8 13:57

文三郎上部にわずかな残雪

5/8 13:59

こっちか

5/8 13:59

こっち行こうとしたけど踏み抜きで左の岩場で上がる

5/8 14:01

最後のハシゴ

5/8 14:09

登頂(自撮り)

5/8 14:40

山頂グルメの時間♪

5/8 14:54

焼けました！
バジルソースをかけて

5/8 15:14

最近牛ヒレ焼肉にハマってる

5/8 15:19

柔らかくて美味い♪

5/8 15:53

チャンポン作って

5/8 16:00

〆にします

5/8 16:24

下山前に展望撮影

5/8 16:24

権現岳

5/8 16:24

硫黄岳、天狗岳、蓼科山

5/8 16:25

阿弥陀岳

5/8 16:29

山頂を振り返る

5/8 16:29

横岳への稜線

5/8 16:30

小屋裏より残雪沢山

5/8 16:30

あれ、やってたw

5/8 16:33

踵からだと踏み抜くので後ろ向いてピッケル両手に四足歩行

5/8 16:33

気持ちよく下りたいが腐り雪で大変

5/8 16:38

降りた所を見上げる

5/8 16:38

岩も出ていて面倒

5/8 16:43

小屋は見えなくなった

5/8 16:43

南側にトラバース気味に下る

5/8 16:46

ここで大きくトラバース

5/8 16:46

トラバース面の上を見る

5/8 16:51

素早く通過して振り返る

5/8 16:53

少し締まった僅かなトレースを下る

5/8 16:53

上を見るとそこそこの角度

5/8 16:53

下には落ちたくない

5/8 16:55

ここを下る

5/8 16:58

茂みから覗き込むと崖

5/8 17:00

天望荘の高さまで降りた

5/8 17:00

横岳と杣添尾根

5/8 17:09

イヤな角度だった

5/8 17:09

もう少し

5/8 17:12

ホッとする

5/8 17:21

ハシゴ、鎖で降りてひと息する

5/8 17:21

あそこをトラバースして降りよう

5/8 17:22

夏道を辿り、鉄の踏板へ

5/8 17:23

二歩進むと踏み抜きで断念

5/8 17:24

草付を降りて下でトラバースしよう

5/8 17:26

尾根にのり核心部をクリア

5/8 17:27

ここからは踏み抜きと格闘

5/8 17:30

日陰は歩き易い

5/8 17:39

ピッケル仕舞いストックと交換

5/8 17:50

吹き溜りでは残雪多め

5/8 17:52

大天狗の岩場には雪無し

5/8 17:57

ここからが長い

5/8 18:02

雪が多かった今季は倒木も多い

5/8 18:16

空がいい感じ

5/8 18:16

赤岳を振り返る

5/8 18:17

権現岳もいい感じ♪

5/8 18:24

日向では雪少ない

5/8 18:32

小天狗まで雪道

5/8 18:40

ここでアイゼン外す(2083メートル)

5/8 18:40

笹原の夏道

5/8 18:53

登山道の終わり

5/8 18:55

月と青い夕暮れ空

5/8 19:17

到着

5/8 19:18

美しの森で夜空♪

撮影機器：

AQUOS ZETA SH-01G シャープ

装備

個人装備

長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 ゲイター 毛帽子 靴 予備靴ひも ザック アイゼン ピッケル 非常食 調理用食材 調味料 飲料 コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ヘルメット ストック

感想

gakubito

GW中に多くの山岳事故報道
今年は雪が多く、晴天続きの連休は雪崩事故が目立った。
明日は我が身と思い、アルプス行きの計画は中止
白紙になった計画を変更して向かった美しの森の登山口
連休明けの静かで人の気配は全くない道を進んだ。
美しの森は春の陽気で気持ち良い
大門沢から真教寺尾根へのルートに入ると途中の笹藪をルーファイして尾根に上がる。
標高2000過ぎて予想より早く雪道になりチェーンスパイクを使うが刃が短いので腐れ雪にはイマイチ。
尾根に西から吹き込む風は強く冷たい。
牛首山を過ぎると数十メートルは夏道で扇山前後も陽当たり良い場所の雪解けは早く、春の八ヶ岳だった。
森林限界付近で一面残雪になったが南面の雪はザクザク
強かった風も穏やかになり
久しぶりにピッケルを使って楽しく登る
主稜線から岩場、ハシゴ、少しだけの雪
誰も居ない山頂に到着。
何度も歩いているコースだったが、過去最高の晴れ空で歩けた真教寺尾根、のんびりし過ぎて登頂が14時過ぎてしまった。
西からの風があるがさほど寒くないので三角点の南側を休憩場所。
この時間だから出来る貸切休憩♪
食べたり飲んだり楽しい一時♪
ちょっと肉が多すぎたので、チャンポンは少な目にしました(^_^;)
時間も遅いので撤収して県界尾根へ進んだ。
積雪期にここを下るのは2回目。
前回は数年前の1月
その時は降雪後で吹き溜り斜面にはトレースも無くトラバースが危険過ぎて谷沿いのハイマツ帯を下り、斜度が緩い下の方でトラバースして尾根まで樹林を登り返した辛い思い出。
残雪期でも北東面の尾根は沢山の雪
急斜面の腐れ雪は踏み抜きと同時に滑落しそうなので、後ろ向いてピッケル2本で四足歩行のが安全に早く降りれる。
トラバースも雪は安定していて無難に通過
ハシゴと長い鎖の10−6指導標まで降りて尾根の核心部を過ぎてホッとする。
樹林に入ると踏み抜き気味でハイペースでは歩けない
倒木で荒れ気味の所も多く、山頂より小天狗まで1:10
野辺山分岐を過ぎてすぐに夏道でアイゼン外す。
日没頃に大門沢林道まで下り、月明かりの夜空を見ながら登山口へ着いた。

残雪期の真教寺尾根、県界尾根
晴れて静かな山頂

仕事柄GW(連休)は無いが自分なりに楽しめた休日でした。