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記録ID: 114626
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北穂高(キレット越えは断念・残念)

2010年08月12日(木) 〜 2010年08月16日(月)
 - 拍手
GPS
104:00
距離
31.5km
登り
1,720m
下り
1,714m

コースタイム

(コースタイムは、「感想」の項に記載しました)
天候 8/12 雨、 8/13 曇り、 8/14 雨、霧、 8/15 霧、曇り、 8/16 曇り
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
松本ー(松本電鉄)-新島々-(バス)-上高地
コース状況/
危険箇所等
北穂高から涸沢岳をとおり穂高岳山荘までは、岩の白ペンキマークが明瞭。
岩場には鎖、ハシゴがあるので、ほぼ問題なし。
雨のなか、土気色に濁った梓川
2010年08月12日 14:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/12 14:57
雨のなか、土気色に濁った梓川
ソバナ(かな?)
2010年08月13日 05:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 5:51
ソバナ(かな?)
屏風岩
2010年08月13日 07:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 7:23
屏風岩
オオバギボウシ
2010年08月13日 07:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 7:55
オオバギボウシ
涸沢ヒュッテより穂高の稜線を望む
2010年08月13日 09:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 9:53
涸沢ヒュッテより穂高の稜線を望む
北穂高の登りより、北尾根を振り返る
2010年08月13日 10:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 10:59
北穂高の登りより、北尾根を振り返る
アキノキリンソウと北尾根
2010年08月13日 11:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 11:21
アキノキリンソウと北尾根
北穂高よりキレット
2010年08月13日 14:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
8/13 14:42
北穂高よりキレット
北穂高より槍ヶ岳
2010年08月13日 14:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 14:42
北穂高より槍ヶ岳
滝谷
2010年08月13日 14:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 14:42
滝谷
北穂高山荘前(韓国からのツアー登山者が大勢登ってきた)
2010年08月13日 14:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/13 14:44
北穂高山荘前(韓国からのツアー登山者が大勢登ってきた)
稜線に咲く、トウヤクリンドウ
2010年08月15日 06:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/15 6:31
稜線に咲く、トウヤクリンドウ
2010年08月15日 07:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/15 7:03
クモマグサのなかま(かな?) 穂高の稜線にて
2010年08月15日 07:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/15 7:52
クモマグサのなかま(かな?) 穂高の稜線にて
霧の穂高稜線を行く
2010年08月15日 08:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
8/15 8:06
霧の穂高稜線を行く
クモマナズナ(かな?) 穂高の稜線にて
2010年08月15日 09:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/15 9:55
クモマナズナ(かな?) 穂高の稜線にて
キバナツリフネ、横尾谷付近
2010年08月15日 13:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/15 13:29
キバナツリフネ、横尾谷付近
霧のかかる梓川の風景(横尾より)
2010年08月16日 05:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
8/16 5:47
霧のかかる梓川の風景(横尾より)
撮影機器:

感想

【山行No388】

※北アルプスの山々は結構登っているが、
キレット越えのコースはなぜか通っていなかったので、穂高からキレットを越えて、
槍ヶ岳、燕岳へのポピュラーな縦走コースを企画してみた。
(結局、計画通りいかなくて、残念だったが...)

8月12日
 自宅を朝早くでてJRで松本には12時着、新島々からバスで、上高地に入る。
14:30-50 上高地:松本は晴れていたのに、なんと上高地は雨が本降り、
 いつもは清らかな表情で迎えてくれる梓川も、今日は土気色。
 雨の中、黙々と歩いていく。
16:20 徳沢着
 今日は「徳沢園」に泊まる。ここに泊まるのもひさびさ。
 お風呂もあって、山小屋というより、山の旅館といった風情。

 ※ ロビーから聞こえてくる声を何気なく聞いていると、
   蝶が岳から下山してきたカップルのうち、男性がまだ降りてきてないと、
   少し騒ぎになっていた。
   どうも今日の稜線は風雨が強く、ガスっていたようなので、道迷いか?
  (下山後調べると、やはり道迷いで、なんとか無事救助されたようだった)

8月13日
5:40 徳沢発:雨は上がっているが期待していた晴天ではなく、どんよりと
 重い朝の空。そのうち回復するだろうと期待して出発する。
 ソバナかな?紫色の花が結構咲いている。
 鳥の声は以外と少ない。ルリビタキ、メボソムシクイ、ウグイスなど。
6:40 横尾
8:40 本谷橋
 ここから登りにかかる。樹林帯を抜けたあたりで残雪が出てきた。
9:50-10:10 涸沢(気温20℃)
 天気は相変わらずどんより気味だが、穂高の稜線が見えて、やっと北アルプスに
 来たな、という感じがでてきた。
 北穂高への急登を黙々と登る。
 花は、オンタデが多く、ほかにフウロソウ、アキノキリンソウ、ヒメシャジン?
 ノアザミ、イワオオギなど。
 登りながら振り返ると、前穂高北尾根のギザギザが大きく鋭い。
13:40 北穂高岳山頂;やっと着いたが、なかなかきつかった。
 山頂からは展望があり、曇天の下、キレットを挟んで鈍色の槍ヶ岳がそびえている。
 頂上直下の北穂高小屋に泊まる。天気がいまいちのせいか、泊り客は思ったほど
 多くなく、結局40人程度でゆったりできた。

8月14日
 夜中から雨音がしているのを寝床の中から聞いていたが、
 朝起きると、小雨もようで、霧も深い。
 なんだか岩稜帯を行くような天気ではないので、
 キレットへ向かうのは止めにして、早々と停滞を決め込んだ。
 結局今日は、一日中、霧と雨。

8月15日
 朝起きると、残念!。今日も霧が濃い。
 天気が回復したら、キレットを越えて槍までは行こうと思っていたが、
 それもかなわない。
 計画は断念! 穂高の稜線を少し歩いてから涸沢に下山することにした。
6:00 北穂高岳 発 (気温13℃)
 結構深い霧の中、白いペンキマークを頼りに歩く。
 マークがなければ道を見つけるのは難しそうな感じ。
 少し行ったところで2人の登山者に追いついた。パーティではなく、
 2人とも単独行とのことだが、
 なんとなく、3人パーティのようになって進む。
 稜線は西風が強く、小雨も降るし、なかなか大変ではあるが、
 次々現れる鎖場を越えてゆくのは、ちょうど良い緊張感で進める。
 岩の間に、いろんな花がちらちら咲いているが、風雨のなか、
 図鑑で名前をチェックする余裕もなく、とりあえず写真を撮った。
7:40 涸沢槍
8:00 涸沢岳:展望もなく大した感動もないが、とりあえず一つのピークに
 登頂したということで、同行の2人と登頂を喜び合った。
8:20-40 穂高岳山荘:小屋の中に入って一休み。
 涸沢へのザイテングラートの下り、結構登ってくる人も多く、混んでいる。
10:20 涸沢
13:30 横尾 着
  横尾山荘に泊まる。さっそくビールを買い、ゴクゴクと飲んで、生き返った気持ち。

8月16日
5:50 横尾 発
 花を眺めながらのんびりと下山。
 キバナツリフネ、ヒヨドリバナ、ホタルブクロ、ミヤマニワトコなどが
 林床にパラパラと咲いている。
8:40 上高地着
 

 ※ 2010年の夏は記録的な暑さの夏だったのに、ちょうどこの
   お盆休みの期間だけ天気がパッとしなかったのは、なんともついてない。
   予定のコースが行けず、残念な山行だった。
   やり残した宿題は、またそのうち片づけることにしよう。

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