鹿島槍ヶ岳〜五竜〜唐松岳
- GPS
- 51:22
- 距離
- 34.3km
- 登り
- 3,520m
- 下り
- 4,120m
コースタイム
7月30日雨のため待機、栂池自然園散策
7月31日バス信濃大町〜扇沢、8:55扇沢登山口-11:30種池山荘-12:25爺ヶ岳南峰ー13:45冷池山荘、泊
8月1日 6:20冷池山荘出発-7:50鹿島槍ヶ岳南峰-8:40北峰-9:40キレット小屋-12:40五竜岳-13:36五竜山荘、泊
8月2日 6:05五竜山荘出発-8:05唐松岳-10:30八方尾根第3ケルン、八方池-12:00ゴンドラアダム終点→JR白馬駅から大阪
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
2011年6月記
7月29日 大阪から移動、新大阪12:23出発で豊科着16:28、豊科Bホテル泊。
明日から入山予定。冷池山荘予約。
7月30日 朝から雨のため山行きキャンセル。ふもと待機とする。
ホテルでじっとしてるのもなんなので、穂高駅まで行ってレンタカーを借りる。
栂池高原まで走り、栂池自然園散策。
ゴンドラ、ロープウェイ乗り継いで栂池平へ。観光客も結構いて、これはこれで 十分楽しめる。
8月1日 天候回復、いよいよ山行き。
じつは、今回が北アルプス初縦走!鹿島槍が北アルプス入門の山ということで選んだ。
結果から言うと、最適な選択だった。
初の日本アルプス本格的縦走で北アルプスのよいところを満喫できた山旅だった。
信濃大町までJR、そこから扇沢までバス。立山黒部アルペンルートのコースである。終点扇沢で降りても爺ヶ岳登山口に歩く客はほとんどいない。
もともとバス乗客もほぼゼロだったが。
扇沢登山口8:55→柏原新道をとおり、種池山荘に。11:30。
稜線にあがるといきなり絶景!!
西には立山連邦(剣、立山)、そして南に常念岳、東にはこれから行く爺ヶ岳。
この絶景だけでいっぺんに北アルプスに”やられた〜”という感じになった。
種池山荘休憩、先客の中学生の団体(2,30人)がわいわいやっていた。
聞くと神戸から夏山合宿?で来たという。今夜の宿はわたしと同じく冷池山荘。
爺ヶ岳を登るとこれから行く鹿島槍ヶ岳の姿が。
秀麗な双耳峰。さすが後立山の盟主。素晴らしい景色の一言に尽きる。
冷池山荘には13:45着。早い到着だったけど、近くを散策もせずまったり小屋内で過ごす。
山小屋はきれいで、団体客の泊まった分少し狭く感じたけどいい雰囲気の小屋だった。
今回山行き、当初の予定は、鹿島槍ピストンであった。
その先の八峰キレットは経験不足からまだ早いかと思っていた。
その夜に周りの宿泊客の談話を聞いていると、中年夫婦が五竜まで行くとのこと。
彼らが行こうというのならわたしでも安全に行けるだろうと思った。
8月1日 4時起床、4:50に御来光を望む。6:20スタート。
鹿島槍ヶ岳南峰までは楽勝コース。1時間少しで到着。
北峰へは吊尾根を渡る。
そこから八峰キレットを覗くと。。。ちょっと怖い。キレット小屋なんて、なんであんなところに小屋建てるの???というくらいの場所だけど、八峰キレットを歩いてみるとやはりそこにしか建てられないと感じる。
でも、よく台風とかで飛ばされないな、と感心。
で、八峰キレット。
鹿島槍ヶ岳からの下りはまだ始まったばかりでそう苦しくもなく、キレット小屋までは危険箇所もなかった。
キレット小屋9:40着で、水、カップヌードル購入し、いきなり食事。
休憩後、八峰キレット本当の丸危コースへ。
ここからがきつかった。岩場の上り下りが続き、足場ももろくて危ない。いいかげん疲労で集中力もなくなってきた頃に「北尾根の頭」から危険箇所の連続攻撃。
最後の五竜岳の手前は100mの岩場を登る。キツかった!
五竜からの下りも岩場で結構きつい。
本日の歩行時間7時間であったが、足はもうぎりぎりだった。
五竜山荘13:36着。
8月2日 朝日に映る五竜岳がきれい。モルゲンロートか。
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