キタダケソウに会いに北岳へ(テント泊)
- GPS
- 27:37
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,810m
- 下り
- 1,834m
コースタイム
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 10:20
天候 | 1日目 霧雨のち晴れ 午後から曇り 夕方から雨 2日目 早朝雨 曇りときどき晴れ 風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
片道1,200円(マイカー規制利用協力金100円を含む) |
コース状況/ 危険箇所等 |
途中3か所ほど雪渓を歩きますが、アイゼンは無くても大丈夫だと思います。 |
その他周辺情報 | 白峰会館 日帰り温泉(700円) |
写真
感想
会社の創立記念日のからみで7月3日(月)が休みになったため、当初2泊3日で北アルプスの表銀座を歩く計画を立てていたのですが残念ながら天気予報は3日間雨・・・
しかし太平洋側なら月曜日に晴れ間が出そうなので予定を変更して7月2日〜3日で北岳に登ることにしました。北岳なら仮に雨が降ったとしてもこの時期にしかお目にかかれないキタダケソウを楽しめそうだし。
芦安駐車場から広河原までの間はずっと雨。もちろん覚悟の上です。
しかし広河原インフォメーションセンターに到着すると同時に雨が止んだため、レインウェアもザックカバーも着けずに登り始めました。
その後大樺沢〜右俣ルートで肩ノ小屋に到着するまで雨は降らず、しかも日差しまで出てきて暑いほど。これは思いがけない幸運でした。
肩ノ小屋でテントを設営した直後から天候が崩れたため、吊尾根分岐付近のキタダケソウ群生地まで行くかどうか迷いましたが、日没まで時間あることと明日天候が回復する保証もなかったので決行することにしました。
肩ノ小屋から北岳山頂を通過して吊尾根分岐まで終始西から湿った強風が吹きつけるため、谷側のメガネレンズがミストで曇って苦労しました。
吊尾根分岐付近から白い花を探しますがそのほとんどがハクサンイチゲ。さらに先の八本歯コル方面へ下るとキタダケソウの群生地があるのですが、どんどん悪化する天候と日没時間を考えるとそろそろ限界。そんなとき遠めにキタダケソウらしき株を発見っ!ズームレンズを目一杯テレ側にして撮影後、その画像を液晶パネルで拡大してキタダケソウであることを確認したので急いでテン場へ戻りました。
テントに辿り着いた直後に大粒の激しい雨が降ってきたので、キタダケソウを深追いしていたらずぶ濡れになっていたところでした。
雨は翌朝まで一晩中降り続き、山頂付近も濃いガスに包まれていたため早朝にキタダケソウを見に行くことは厳しい感じでした。広河原からの帰りのバスの時間を考えると前日に見に行って正解だったと思います。
結局今回の山行では一度もレインウェアやザックカバーを着けずに済みました。梅雨の真っ只中、雨中の山行を覚悟していた身としては想定外の幸運と言わざるを得ません。しかも遠目ながらも初めてキタダケソウに会うことができたし・・・
ばっちりリフレッシュできたので、これからしばらく頑張れそうです。
今日、キタダケソウを見に行ってきました
たぶん二股の手前の雪渓を歩いている時にすれ違ったかな
今年のトラバース道のキタダケソウは見ごたえがあったよ
山頂付近は暴風でした
びっくり!ニアミスでしたかっ。二俣付近で大勢の方とすれ違ったので、その中にirohaさんがいらしたのですね。
トラバース道の群生地は見ごたえがありましたか〜 来年チャレンジしますっ!
コメントありがとうございます。北岳山荘のテン場は大変だったようですね。
私は肩ノ小屋の東斜面に設営したので、西からの強風が完全に遮られて一晩中平穏そのものでした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する