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Yamareco

記録ID: 1185671
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

キタダケソウに会いに北岳へ(テント泊)

2017年07月02日(日) 〜 2017年07月03日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
27:37
距離
12.1km
登り
1,810m
下り
1,834m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:42
休憩
1:38
合計
10:20
6:14
6:14
10
6:24
6:24
144
8:48
8:50
161
11:31
11:34
19
11:53
11:55
58
12:53
14:02
24
14:26
14:29
21
14:50
14:53
16
15:09
15:20
31
15:51
15:54
16
16:10
16:12
9
2日目
山行
3:10
休憩
0:06
合計
3:16
6:21
18
6:39
6:41
9
6:50
6:52
59
7:51
7:53
91
9:24
9:24
9
9:33
9:33
4
9:37
広河原インフォメーションセンター
天候 1日目 霧雨のち晴れ 午後から曇り 夕方から雨
2日目 早朝雨 曇りときどき晴れ 風強し
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
芦安駐車場から広河原までは乗り合いタクシーを利用
片道1,200円(マイカー規制利用協力金100円を含む)
コース状況/
危険箇所等
途中3か所ほど雪渓を歩きますが、アイゼンは無くても大丈夫だと思います。
その他周辺情報 白峰会館 日帰り温泉(700円)
4:30 南アルプス市芦安駐車場に到着。ずっと小雨が降っていました。
2017年07月02日 04:33撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
7/2 4:33
4:30 南アルプス市芦安駐車場に到着。ずっと小雨が降っていました。
ちょうど人数が揃ったので乗合タクシーで広河原へ。
2017年07月02日 05:09撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 5:09
ちょうど人数が揃ったので乗合タクシーで広河原へ。
夜叉神のゲートが開くのは5:30から。ゲート前で15分ほど待ちました。
2017年07月02日 05:17撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 5:17
夜叉神のゲートが開くのは5:30から。ゲート前で15分ほど待ちました。
広河原インフォメーションセンター。天候が芳しくないせいか人影もまばら。
2017年07月02日 06:02撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 6:02
広河原インフォメーションセンター。天候が芳しくないせいか人影もまばら。
大樺沢の雪渓が見えますが山頂付近はガスの中。
2017年07月02日 06:11撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 6:11
大樺沢の雪渓が見えますが山頂付近はガスの中。
2年ぶりの訪問。いつもの吊り橋を渡ってスタートです。
2017年07月02日 06:12撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
7/2 6:12
2年ぶりの訪問。いつもの吊り橋を渡ってスタートです。
今回も大樺沢ルートを歩きました。
2017年07月02日 06:33撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 6:33
今回も大樺沢ルートを歩きました。
連日の雨の影響で水量が増えていますね。
2017年07月02日 06:39撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 6:39
連日の雨の影響で水量が増えていますね。
2017年07月02日 06:45撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 6:45
整備されていて歩きやすい登山道。
2017年07月02日 06:50撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 6:50
整備されていて歩きやすい登山道。
山頂付近はいまだ雲の中。(後から聞いたのですが、このとき雹が降っていたようですね。)
2017年07月02日 06:53撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 6:53
山頂付近はいまだ雲の中。(後から聞いたのですが、このとき雹が降っていたようですね。)
大樺沢の激しい流れ。
2017年07月02日 06:56撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
7/2 6:56
大樺沢の激しい流れ。
登山道に残雪が。
2017年07月02日 08:00撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 8:00
登山道に残雪が。
二俣の手前。ここでアイゼンを装着する人が多かったです。
2017年07月02日 08:12撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 8:12
二俣の手前。ここでアイゼンを装着する人が多かったです。
私も念のため軽アイゼン(6本爪)を装着。
2017年07月02日 08:52撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
7/2 8:52
私も念のため軽アイゼン(6本爪)を装着。
雪渓の下は激しい流れ。踏み抜かないように注意。
2017年07月02日 08:17撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
7/2 8:17
雪渓の下は激しい流れ。踏み抜かないように注意。
そのまま直進すると左俣ルート。
2017年07月02日 08:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
7/2 8:41
そのまま直進すると左俣ルート。
2017年07月02日 08:50撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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7/2 8:50
アイゼンが6本刃なのに加えてピッケルを持ってきていないので右俣ルートで登ることにしました。
2017年07月02日 08:59撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 8:59
アイゼンが6本刃なのに加えてピッケルを持ってきていないので右俣ルートで登ることにしました。
二俣にて。仮設トイレはまだ設置されていませんでした。
2017年07月02日 09:00撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 9:00
二俣にて。仮設トイレはまだ設置されていませんでした。
ここで軽アイゼンを外して夏道を歩きます。雪渓を撫でて降りてくる風が涼しくて気持ちよかった〜
2017年07月02日 09:04撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 9:04
ここで軽アイゼンを外して夏道を歩きます。雪渓を撫でて降りてくる風が涼しくて気持ちよかった〜
右俣ルートの雪渓を歩いている人もいます。
2017年07月02日 09:17撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 9:17
右俣ルートの雪渓を歩いている人もいます。
左俣ルートを登る人たち。山頂付近の天候が心配。
2017年07月02日 09:26撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
7/2 9:26
左俣ルートを登る人たち。山頂付近の天候が心配。
北岳山頂もガスっています。
2017年07月02日 10:08撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 10:08
北岳山頂もガスっています。
と思ったら八本歯のコル方面はガスが晴れました。
2017年07月02日 10:08撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 10:08
と思ったら八本歯のコル方面はガスが晴れました。
右俣ルートの上空には青空が・・・
2017年07月02日 10:47撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
7/2 10:47
右俣ルートの上空には青空が・・・
北岳山頂付近も晴れてきました。このまま天気持ってくれ!
2017年07月02日 10:51撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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7/2 10:51
北岳山頂付近も晴れてきました。このまま天気持ってくれ!
2017年07月02日 11:13撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 11:13
2017年07月02日 11:21撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 11:21
オベリスクがはっきりと。雨登山を覚悟していたのにここまで晴れるとは幸運でした。
2017年07月02日 11:23撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 11:23
オベリスクがはっきりと。雨登山を覚悟していたのにここまで晴れるとは幸運でした。
あの雪庇まで登れば稜線に出ます。もう一息っ!
2017年07月02日 11:44撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 11:44
あの雪庇まで登れば稜線に出ます。もう一息っ!
小太郎尾根分岐に到着。稜線に吹く西から風が強く肌寒いほどでした。
2017年07月02日 11:52撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
7/2 11:52
小太郎尾根分岐に到着。稜線に吹く西から風が強く肌寒いほどでした。
2017年07月02日 11:54撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 11:54
北岳へ続く尾根。
2017年07月02日 11:58撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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7/2 11:58
北岳へ続く尾根。
小太郎山の分岐。後ろに富士山が見えています。
2017年07月02日 12:06撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 12:06
小太郎山の分岐。後ろに富士山が見えています。
甲斐駒ヶ岳の全容が見えました。一方仙丈ヶ岳は山頂付近の雲が取れず、最後まで顔を見せてくれませんでした。
2017年07月02日 12:12撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
4
7/2 12:12
甲斐駒ヶ岳の全容が見えました。一方仙丈ヶ岳は山頂付近の雲が取れず、最後まで顔を見せてくれませんでした。
2017年07月02日 12:19撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 12:19
この小ピークを越えれば肩ノ小屋まであと一歩。
2017年07月02日 12:26撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 12:26
この小ピークを越えれば肩ノ小屋まであと一歩。
肩ノ小屋に到着。
2017年07月02日 12:50撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 12:50
肩ノ小屋に到着。
東斜面のテン場は雪に覆われていてご覧通り。(頑張れば15張くらいはいけるかな?)
2017年07月02日 12:59撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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7/2 12:59
東斜面のテン場は雪に覆われていてご覧通り。(頑張れば15張くらいはいけるかな?)
本日一番のり〜 幕営料は700円也。
2017年07月02日 13:36撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
2
7/2 13:36
本日一番のり〜 幕営料は700円也。
担ぎ上げたビールを冷やします。
2017年07月02日 13:37撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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7/2 13:37
担ぎ上げたビールを冷やします。
昼食はいつものマルタイ棒ラーメン。今回は熊本とんこつラーメンにしました。
2017年07月02日 13:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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7/2 13:41
昼食はいつものマルタイ棒ラーメン。今回は熊本とんこつラーメンにしました。
ガスってきました。
明日天候が回復する保証はないので、今日のうちにキタダケソウを見に行くことにしました。(14:00)
2017年07月02日 14:01撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 14:01
ガスってきました。
明日天候が回復する保証はないので、今日のうちにキタダケソウを見に行くことにしました。(14:00)
風が強くて苦労しましたが肩ノ小屋から50分ほどで北岳山頂に到着。でも先を急ぐので写真を1枚だけ撮ってそのまま通過。
2017年07月02日 14:52撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 14:52
風が強くて苦労しましたが肩ノ小屋から50分ほどで北岳山頂に到着。でも先を急ぐので写真を1枚だけ撮ってそのまま通過。
吊尾根分岐。西からの強い風のため真っ直ぐ立っていられないほど。体感温度は一桁℃。
2017年07月02日 15:09撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 15:09
吊尾根分岐。西からの強い風のため真っ直ぐ立っていられないほど。体感温度は一桁℃。
キタダケソウを探しますが至る所に咲いている白い花はほとんどがハクサンイチゲ。
2017年07月02日 15:18撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
7/2 15:18
キタダケソウを探しますが至る所に咲いている白い花はほとんどがハクサンイチゲ。
おっ!キタダケソウを発見っ!ハクサンイチゲとは葉のカタチが違います。八本歯のコル方面へ下れば群生地があるようですが、天候と日没を考慮してこれにて帰投。
2017年07月02日 15:13撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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7/2 15:13
おっ!キタダケソウを発見っ!ハクサンイチゲとは葉のカタチが違います。八本歯のコル方面へ下れば群生地があるようですが、天候と日没を考慮してこれにて帰投。
この登り返しがキツイ。
2017年07月02日 15:23撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 15:23
この登り返しがキツイ。
さっき降りてきた斜面をまた登ります。
2017年07月02日 15:32撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 15:32
さっき降りてきた斜面をまた登ります。
激しい風の中だと結構スリリング。
2017年07月02日 15:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 15:41
激しい風の中だと結構スリリング。
再度北岳山頂に。今度は誰もいなかったので自撮りをやってみました(笑)
2017年07月02日 15:51撮影 by  iPhone 5s, Apple
4
7/2 15:51
再度北岳山頂に。今度は誰もいなかったので自撮りをやってみました(笑)
三角点(3192.18m)にタッチ。
2017年07月02日 15:52撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
7/2 15:52
三角点(3192.18m)にタッチ。
極めてシンプルな表示。でもガスで視界が悪い中これで少し安心することができました。
2017年07月02日 15:55撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 15:55
極めてシンプルな表示。でもガスで視界が悪い中これで少し安心することができました。
肩ノ小屋が見えました。ふ〜疲れた。
2017年07月02日 16:21撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 16:21
肩ノ小屋が見えました。ふ〜疲れた。
テン場に戻ってきたらお隣さんがテントを設営していました。ご挨拶をした後は雪で冷やしたビールを一気飲み。この直後に大粒の雨が・・・ キタダケソウを深追いしなくてよかった。
2017年07月02日 16:25撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
7/2 16:25
テン場に戻ってきたらお隣さんがテントを設営していました。ご挨拶をした後は雪で冷やしたビールを一気飲み。この直後に大粒の雨が・・・ キタダケソウを深追いしなくてよかった。
テントの中は16℃といったところ。このまま夕食も取らずに寝てしまいました。深夜3時ごろに10℃まで下がりました。
2017年07月02日 16:36撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/2 16:36
テントの中は16℃といったところ。このまま夕食も取らずに寝てしまいました。深夜3時ごろに10℃まで下がりました。
一晩中降り続いた雨は朝になっても止まず・・・
2017年07月03日 04:50撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/3 4:50
一晩中降り続いた雨は朝になっても止まず・・・
朝食とモーニングコーヒーの準備。この後お隣さんは北岳山頂へ。
2017年07月03日 05:11撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
7/3 5:11
朝食とモーニングコーヒーの準備。この後お隣さんは北岳山頂へ。
天候の回復が見込めないので、早朝のキタダケソウは断念して下山することにしました。
2017年07月03日 06:01撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/3 6:01
天候の回復が見込めないので、早朝のキタダケソウは断念して下山することにしました。
撤収準備をしているとお隣さんが早々に戻ってきました。視界不良と強風のため残念ながら登頂を諦めたそうです。
2017年07月03日 06:01撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
7/3 6:01
撤収準備をしているとお隣さんが早々に戻ってきました。視界不良と強風のため残念ながら登頂を諦めたそうです。
6:20AMにテント場を出発。10時発のバスに間に合うかな?
2017年07月03日 06:39撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/3 6:39
6:20AMにテント場を出発。10時発のバスに間に合うかな?
ちょっと晴れてきたかな?
2017年07月03日 07:09撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/3 7:09
ちょっと晴れてきたかな?
と思ったら山頂付近はまだガスの中。
2017年07月03日 07:09撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/3 7:09
と思ったら山頂付近はまだガスの中。
広河原の吊橋まで戻ってきました。10:00のバスには間に合いそうです。今回も楽しい山行となりました。ありがとうございました!
2017年07月03日 09:35撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/3 9:35
広河原の吊橋まで戻ってきました。10:00のバスには間に合いそうです。今回も楽しい山行となりました。ありがとうございました!
芦安バス乗り場にある白峰会館で日帰り温泉に入りました。(700円)
2017年07月03日 11:24撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/3 11:24
芦安バス乗り場にある白峰会館で日帰り温泉に入りました。(700円)
サッパリしたらお腹が空いていることに気づき、夜叉神そば(750円)を注文。美味しかった〜♪
2017年07月03日 11:13撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/3 11:13
サッパリしたらお腹が空いていることに気づき、夜叉神そば(750円)を注文。美味しかった〜♪

感想

会社の創立記念日のからみで7月3日(月)が休みになったため、当初2泊3日で北アルプスの表銀座を歩く計画を立てていたのですが残念ながら天気予報は3日間雨・・・
しかし太平洋側なら月曜日に晴れ間が出そうなので予定を変更して7月2日〜3日で北岳に登ることにしました。北岳なら仮に雨が降ったとしてもこの時期にしかお目にかかれないキタダケソウを楽しめそうだし。

芦安駐車場から広河原までの間はずっと雨。もちろん覚悟の上です。
しかし広河原インフォメーションセンターに到着すると同時に雨が止んだため、レインウェアもザックカバーも着けずに登り始めました。
その後大樺沢〜右俣ルートで肩ノ小屋に到着するまで雨は降らず、しかも日差しまで出てきて暑いほど。これは思いがけない幸運でした。

肩ノ小屋でテントを設営した直後から天候が崩れたため、吊尾根分岐付近のキタダケソウ群生地まで行くかどうか迷いましたが、日没まで時間あることと明日天候が回復する保証もなかったので決行することにしました。
肩ノ小屋から北岳山頂を通過して吊尾根分岐まで終始西から湿った強風が吹きつけるため、谷側のメガネレンズがミストで曇って苦労しました。
吊尾根分岐付近から白い花を探しますがそのほとんどがハクサンイチゲ。さらに先の八本歯コル方面へ下るとキタダケソウの群生地があるのですが、どんどん悪化する天候と日没時間を考えるとそろそろ限界。そんなとき遠めにキタダケソウらしき株を発見っ!ズームレンズを目一杯テレ側にして撮影後、その画像を液晶パネルで拡大してキタダケソウであることを確認したので急いでテン場へ戻りました。
テントに辿り着いた直後に大粒の激しい雨が降ってきたので、キタダケソウを深追いしていたらずぶ濡れになっていたところでした。

雨は翌朝まで一晩中降り続き、山頂付近も濃いガスに包まれていたため早朝にキタダケソウを見に行くことは厳しい感じでした。広河原からの帰りのバスの時間を考えると前日に見に行って正解だったと思います。

結局今回の山行では一度もレインウェアやザックカバーを着けずに済みました。梅雨の真っ只中、雨中の山行を覚悟していた身としては想定外の幸運と言わざるを得ません。しかも遠目ながらも初めてキタダケソウに会うことができたし・・・

ばっちりリフレッシュできたので、これからしばらく頑張れそうです。

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コメント

ニヤミス^^
今日、キタダケソウを見に行ってきました
たぶん二股の手前の雪渓を歩いている時にすれ違ったかな

今年のトラバース道のキタダケソウは見ごたえがあったよ
山頂付近は暴風でした
2017/7/3 22:45
Re: ニヤミス^^
びっくり!ニアミスでしたかっ。二俣付近で大勢の方とすれ違ったので、その中にirohaさんがいらしたのですね。
トラバース道の群生地は見ごたえがありましたか〜 来年チャレンジしますっ!
2017/7/4 0:11
私も同じ時北岳山荘のテン場で泊まりましたが、余りの風でろくに眠れず、朝も強風で大変でした。肩の小屋も風は大変でしたでしょう?
2017/7/4 9:26
Re: 無題
コメントありがとうございます。北岳山荘のテン場は大変だったようですね。
私は肩ノ小屋の東斜面に設営したので、西からの強風が完全に遮られて一晩中平穏そのものでした。
2017/7/4 11:42
プロフィール画像
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