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Yamareco

記録ID: 1196737
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

針ノ木岳、スバリ岳、赤沢岳、新越、種池 扇沢から時計回り周回

2017年07月15日(土) 〜 2017年07月16日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
27:29
距離
21.4km
登り
2,256m
下り
2,331m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:12
休憩
2:11
合計
9:23
7:30
46
8:16
8:25
14
湧き水
8:39
8:39
25
9:04
9:16
76
雪渓取付き
10:32
10:45
28
雪渓歩き終端
11:13
11:41
56
12:37
12:50
11
13:01
13:17
14
鞍部
13:31
13:31
7
13:38
13:41
16
13:57
14:02
73
2600m地点
15:15
15:45
38
16:23
16:25
28
16:53
2日目
山行
3:17
休憩
0:47
合計
4:04
6:51
29
宿泊地
7:20
7:21
10
新越岳
7:31
7:34
74
8:48
9:27
13
9:40
9:41
15
9:56
9:56
22
10:18
10:21
3
10:24
10:24
30
10:54
10:54
1
10:55
ゴール地点
天候 7月15日晴れのち曇り
7月16日曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
午前7時頃に扇沢に到着すると無料駐車場に空きはありませんでした。以前は扇沢ロッジ(現在廃業)に続く道も開放されており、そこに駐車出来たのですが、この日は閉鎖されており入れませんでした。
コース状況/
危険箇所等
扇沢−針ノ木峠
 大沢小屋までは夏道、大沢小屋から少し上から雪渓を歩きます。
 私は降下点を間違えたので雪渓に下るのにやや難儀しました。
 雪渓上は特に問題は感じませんでした。
針ノ木峠−針ノ木岳
 所々に現れる雪渓と、それのトラバースが嫌らしかった。
 アイゼンを付けずに歩いたのですが、手間を惜しまず装着した方が良いでしょう。
針ノ木岳−新越山荘
 針ノ木岳から先にアイゼンが必要となるような雪渓はありませんでした。
 稜線上のコースタイムはやや甘めに感じましたが、鳴沢岳−新越山荘間は別。
 鳴沢岳からの下りが意外と険しく感じます。
新越山荘−種池山荘
 種池に向かうに連れ、アップダウンが少なく穏やかな山容となります。
 特段問題点はありません。
種池山荘−柏原新道登山口
 爺ヶ岳登山のメインルートな為か、整備の行き届いた道です。
 谷筋で雪渓をトラバースする箇所がありますがアイゼンは不要です。
扇沢駅横にある針ノ木登山口。ここから登山道ははじまる。この季節にはこの看板手前に仮設テントがあり、そこで登山届を書くことが出来る。
2017年07月15日 07:30撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
1
7/15 7:30
扇沢駅横にある針ノ木登山口。ここから登山道ははじまる。この季節にはこの看板手前に仮設テントがあり、そこで登山届を書くことが出来る。
専用道を何回か横切る。彼方に歩く予定の尾根が見える。
2017年07月15日 07:36撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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7/15 7:36
専用道を何回か横切る。彼方に歩く予定の尾根が見える。
専用道からそれ登山道は針ノ木雪渓に向かう。
2017年07月15日 07:50撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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7/15 7:50
専用道からそれ登山道は針ノ木雪渓に向かう。
時折見える雪渓はまだまだ先。
2017年07月15日 08:06撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 8:06
時折見える雪渓はまだまだ先。
雪渓に降り立った地点。遥か先には雪渓を歩く登山者が粒のように見える。
2017年07月15日 09:05撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 9:05
雪渓に降り立った地点。遥か先には雪渓を歩く登山者が粒のように見える。
幅が狭まり、岩が出てくると雪渓歩きもそろそろ終点。この先はアイゼンを外して夏道を歩く。雪渓自体は峠まで続いていた。
2017年07月15日 10:20撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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7/15 10:20
幅が狭まり、岩が出てくると雪渓歩きもそろそろ終点。この先はアイゼンを外して夏道を歩く。雪渓自体は峠まで続いていた。
イワカガミ?コイワカガミ?
2017年07月15日 10:55撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 10:55
イワカガミ?コイワカガミ?
針ノ木峠の少し下にある九十九折。ここを左右に歩きながら高度を上げて行く。上から見ると同じ場所を左右に動いているだけのようにも見える。
2017年07月15日 11:10撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 11:10
針ノ木峠の少し下にある九十九折。ここを左右に歩きながら高度を上げて行く。上から見ると同じ場所を左右に動いているだけのようにも見える。
針ノ木峠。既にガスが巻いている。
2017年07月15日 11:14撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 11:14
針ノ木峠。既にガスが巻いている。
針ノ木岳へ向かう途中、振り返えると針ノ木小屋が。へばり付くように建っている。
2017年07月15日 11:44撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 11:44
針ノ木岳へ向かう途中、振り返えると針ノ木小屋が。へばり付くように建っている。
2017年07月15日 12:00撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 12:00
針ノ木岳からスバリ岳を見る。半分ガスに隠れたスバリ岳への道は険しそうに見える。ちょっと萎えてくる…。
2017年07月15日 12:38撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 12:38
針ノ木岳からスバリ岳を見る。半分ガスに隠れたスバリ岳への道は険しそうに見える。ちょっと萎えてくる…。
ミヤマオダマキ?針ノ木岳山頂から僅かに下ったところにありました。
2017年07月15日 12:43撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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7/15 12:43
ミヤマオダマキ?針ノ木岳山頂から僅かに下ったところにありました。
スバリ岳山頂。ガスの晴れ間から黒部ダムが見える。
2017年07月15日 13:40撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 13:40
スバリ岳山頂。ガスの晴れ間から黒部ダムが見える。
スバリ岳を過ぎ赤沢岳への道。遥か彼方に見えてしまう…。
2017年07月15日 13:51撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 13:51
スバリ岳を過ぎ赤沢岳への道。遥か彼方に見えてしまう…。
前の写真から20分後。全然近づいてこない…。
2017年07月15日 14:11撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 14:11
前の写真から20分後。全然近づいてこない…。
イワツメクサ?
2017年07月15日 14:27撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 14:27
イワツメクサ?
クモマスミレでしょうか?それともキバナノコマノツメ?
2017年07月15日 14:28撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 14:28
クモマスミレでしょうか?それともキバナノコマノツメ?
ようやく山頂が見えてきた
2017年07月15日 15:04撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 15:04
ようやく山頂が見えてきた
赤沢岳山頂。誰もいない。ここで40分程休みを取っているとご夫婦が追い付いてきた。後ろから人が来ることは針ノ木岳直下から気づいていたと言ったら驚いていた。
2017年07月15日 15:16撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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7/15 15:16
赤沢岳山頂。誰もいない。ここで40分程休みを取っているとご夫婦が追い付いてきた。後ろから人が来ることは針ノ木岳直下から気づいていたと言ったら驚いていた。
もう少しで鳴沢岳…と思わせておいて。コイツは偽ピークです。騙されました。
2017年07月15日 16:09撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 16:09
もう少しで鳴沢岳…と思わせておいて。コイツは偽ピークです。騙されました。
鳴沢岳山頂標。あとはコースタイムで30分。楽な下り坂を行けば良いだけ…のはず。
2017年07月15日 16:23撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 16:23
鳴沢岳山頂標。あとはコースタイムで30分。楽な下り坂を行けば良いだけ…のはず。
えっ?なんですか?これは。随分険しそうじゃないですか…。
2017年07月15日 16:24撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 16:24
えっ?なんですか?これは。随分険しそうじゃないですか…。
新越山荘約10分とあるけれど…。10分では到着しませんでした。看板に偽りあり。(ちょっと大袈裟)
2017年07月15日 16:40撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 16:40
新越山荘約10分とあるけれど…。10分では到着しませんでした。看板に偽りあり。(ちょっと大袈裟)
2017年07月15日 16:45撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 16:45
2017年07月15日 16:45撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 16:45
振り返って鳴沢岳。ここを歩いて来た。
2017年07月15日 16:46撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 16:46
振り返って鳴沢岳。ここを歩いて来た。
ようやく新越山荘に到着。一瞬だけ晴れ間が出た。奥に見えるのは明日通過する新越岳(2623m)
2017年07月15日 16:52撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/15 16:52
ようやく新越山荘に到着。一瞬だけ晴れ間が出た。奥に見えるのは明日通過する新越岳(2623m)
何年か前に登った蓮華岳。こうやってみると大きな山だな。
2017年07月15日 16:53撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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7/15 16:53
何年か前に登った蓮華岳。こうやってみると大きな山だな。
新越山荘の夕食。先日泊まった南アルプス某山小屋の夕食と比べると天と地の差。勿論こちらの方が遥かに上等。ご飯の盛りが少しなのは炭水化物ダイエットしている人が残さないようになのだろうか。
2017年07月15日 17:59撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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7/15 17:59
新越山荘の夕食。先日泊まった南アルプス某山小屋の夕食と比べると天と地の差。勿論こちらの方が遥かに上等。ご飯の盛りが少しなのは炭水化物ダイエットしている人が残さないようになのだろうか。
新越山荘の朝食。鮭の切り身が美味しかった。昨晩よりご飯の盛りが多いのは気のせい?
2017年07月16日 05:06撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
2
7/16 5:06
新越山荘の朝食。鮭の切り身が美味しかった。昨晩よりご飯の盛りが多いのは気のせい?
正面が針ノ木峠。こうやって見ると随分急な所を登ってきたのだと思う。残念ながら今朝は昨日に比べて天候がいまひとつ…。
2017年07月16日 05:21撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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7/16 5:21
正面が針ノ木峠。こうやって見ると随分急な所を登ってきたのだと思う。残念ながら今朝は昨日に比べて天候がいまひとつ…。
このピーク(手前)は新越岳(2623m)。奥が岩小屋沢岳。さらにその奥は爺ヶ岳。黄色い看板に書いてある通り、この先には道が無い。無理に進むとハイマツ漕ぎ→滑落ってコースなのかな。
2017年07月16日 07:20撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/16 7:20
このピーク(手前)は新越岳(2623m)。奥が岩小屋沢岳。さらにその奥は爺ヶ岳。黄色い看板に書いてある通り、この先には道が無い。無理に進むとハイマツ漕ぎ→滑落ってコースなのかな。
針ノ木峠から昨日辿った尾根筋が一望できる。この後ガスが巻いてしまって隠れてしまった。写真では結構明るそうに見えるが、何時降り出してもおかしくないような天候。
2017年07月16日 07:20撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/16 7:20
針ノ木峠から昨日辿った尾根筋が一望できる。この後ガスが巻いてしまって隠れてしまった。写真では結構明るそうに見えるが、何時降り出してもおかしくないような天候。
岩小屋沢岳山頂。目立ったピークはこれが最後。この地点から北を見ると黒部峡谷が雨で煙っていた。
2017年07月16日 07:33撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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7/16 7:33
岩小屋沢岳山頂。目立ったピークはこれが最後。この地点から北を見ると黒部峡谷が雨で煙っていた。
さよなら、新越岳。生きているうちにまた来る事が出来るだろうか。
2017年07月16日 07:33撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/16 7:33
さよなら、新越岳。生きているうちにまた来る事が出来るだろうか。
逆コースを歩いてきている人が2人。ポツポツと雨が降り出したので合羽を着ている最中。
2017年07月16日 07:33撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/16 7:33
逆コースを歩いてきている人が2人。ポツポツと雨が降り出したので合羽を着ている最中。
よく見る花なのだが・・・。ツガザクラだろうか。
2017年07月16日 07:44撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/16 7:44
よく見る花なのだが・・・。ツガザクラだろうか。
ゴゼンタチバナ?
2017年07月16日 07:46撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/16 7:46
ゴゼンタチバナ?
種池山荘が見え始めた。地形図には何故か”種池小屋”とある。
2017年07月16日 07:46撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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7/16 7:46
種池山荘が見え始めた。地形図には何故か”種池小屋”とある。
この前見た花と同じ種類。名前は何だろうね。(私は花の名前はあまり知らない)
2017年07月16日 08:03撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/16 8:03
この前見た花と同じ種類。名前は何だろうね。(私は花の名前はあまり知らない)
この部分では稜線上ではなく富山県側を歩く。なだらかな地形なので稜線歩きとはまた一味違った雰囲気。
2017年07月16日 08:09撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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7/16 8:09
この部分では稜線上ではなく富山県側を歩く。なだらかな地形なので稜線歩きとはまた一味違った雰囲気。
2017年07月16日 08:10撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/16 8:10
サンカヨウ。よく見ると花びらが一つ落ちちゃっている。写真撮るときには気付かなかったんです・・・。この花の季節はそろそろお終いなのだろうか、花の落ちている個体が多かった。
2017年07月16日 08:12撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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7/16 8:12
サンカヨウ。よく見ると花びらが一つ落ちちゃっている。写真撮るときには気付かなかったんです・・・。この花の季節はそろそろお終いなのだろうか、花の落ちている個体が多かった。
つい先日に雪渓が解けたような場所。ここにはまだ春が残っていた。
2017年07月16日 08:12撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/16 8:12
つい先日に雪渓が解けたような場所。ここにはまだ春が残っていた。
爺ヶ岳と種池山荘。だいぶ近付いた。あと少し?露出補正した為か実際よりかなり明るく写っている。
2017年07月16日 08:13撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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7/16 8:13
爺ヶ岳と種池山荘。だいぶ近付いた。あと少し?露出補正した為か実際よりかなり明るく写っている。
キヌガサソウ。コイツの名前は判った。
2017年07月16日 08:15撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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7/16 8:15
キヌガサソウ。コイツの名前は判った。
ちょっとだけ種池山荘に近づいた。でもまだまだ・・・。
2017年07月16日 08:17撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
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7/16 8:17
ちょっとだけ種池山荘に近づいた。でもまだまだ・・・。
天気はいまいちだけど、頑張って花が咲いている。
2017年07月16日 08:20撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/16 8:20
天気はいまいちだけど、頑張って花が咲いている。
種池山荘。ここの写真を撮って出発しようとすると急に雨が強くなってきた。山荘内で合羽を着て外に出ると止んでいる。で、また脱いで…。40分もここに留まることに。
2017年07月16日 09:08撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/16 9:08
種池山荘。ここの写真を撮って出発しようとすると急に雨が強くなってきた。山荘内で合羽を着て外に出ると止んでいる。で、また脱いで…。40分もここに留まることに。
種池山荘でカメラはザックに入れたのでここまで写真は無い。写真は柏原新道入口。雨が降ってしっとりしている。
2017年07月16日 10:57撮影 by  NIKON D3, NIKON CORPORATION
7/16 10:57
種池山荘でカメラはザックに入れたのでここまで写真は無い。写真は柏原新道入口。雨が降ってしっとりしている。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 着替え ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ ポール

感想

前回針ノ木岳に登ってから10年以上経つでしょうか。
その時も今回と同じルートを辿ろうと目論んでいたのですが、針ノ木岳から見るスバリ岳の険しさに怖気づき、時間が遅い事も考えて針ノ木岳往復で帰ってきました。
その時は次の年にでも…と考えていたのですがずっと後回しになり、気づけばずっと懸案として残してしまいました。

針ノ木雪渓は実は3度目。初回は8月初旬で雪渓を歩き、2回目は10月で全て夏道でした。
扇沢から登山道に入ると以前と比べ格段に登山者が増えています。
3連休初日なので当然でしょうか。私は若いテント行のカップルにずっと付いていきました。彼等、荷物が重い筈なのにこれがまた早い。
湧き水を給水する為に数分休んだのですが、その後どんなに頑張ってもついに彼等に追いつく事はありませんでした。(実際は体力が無いので頑張れなかったのですけれど)
久し振りのアイゼン装着の為、意外と時間が掛かりました。雪渓の上は意外と風があり、歩いていないと寒いほどです。

針ノ木小屋に着き、この日の混み具合を聞くと布団一組に二人との事。
これで針ノ木小屋に泊まるという選択肢は無くなりました。早速新越山荘への予約の電話を…と思ったものの、なんと圏外。auは山に弱いですね。
針ノ木岳までの少々嫌らしい雪渓に難儀しつつ針ノ木岳へ到着。
隣のスバリ岳が良く見えます。そして、前回と同じくその険しさに挫けそうに…。

 峠−針ノ木岳間にあったような雪渓が何か所も出てきたら…
 午後から雷とか来ないだろうか…

色々と考えましたが少し考えた後、行く事としました。山頂で休むと挫けてしまいそうなので休憩は針ノ木-スバリ間の鞍部で。
出発しようとすると、針ノ木から降りてくる人の声が聞こえます。
スバリまで足を延ばして往復するのか、それとも同じ方向に進むのか。
スバリ岳に登ってみると、幸い見た目程には大変ではありませんでした。
スバリ岳から100m程降りるとまた後方から人の声が。先ほどの人でしょうか。そのうち追い越されるだろうなとは思っていましたが同じようなペースのようです。
その後、何故か声は全く聞こえなくなり、気ままな一人縦走は続きます。

赤沢岳山頂で休んでいると、とうとう後続の人に追い付かれてしまいました。
赤沢岳から鳴沢岳の間はそれまでと違い、やや険しさが和らぎます。
ガスっていた為か、鳴沢岳までに偽ピーク2つ程に騙されました。
鳴沢岳から新越山荘まではコースタイム30分。どうせ下りだし、あとは流して行けば良いな…と思っていましたが、これが中々。
甘く見ていると返り討ちに遭います。最後の最後に急な所が出てくるなんて。
しかも、「新越山荘まで約10分」の看板からが意外と長い。15分くらいありそうな感じでした。

新越山荘の食事、おいしく頂きました。先日南アルプスの某小屋での食事で目が点になったのですが、それとは比べ物にならないくらい立派でした。北アルプスと南アルプスで格差が広がりつつあるのでしょうか。

二日目は朝から雲行きが怪しい天候。
それでも雨が降り出すのは午後からと高を括っていましたが甘くはありません。
岩小屋沢岳を過ぎる頃にはポツポツと来はじめました。
写真は明るく写っていますが実際には空はどんよりとしています。
種池山荘を出発しようとすると急に本降りに。カメラをザックに入れ、レインウエアを着て外に出ると小降りに。
結局一旦着たレインウエアを脱いで急いで下りる事になりました。
二日目のコースは一日目と比べかなり優しく短いように感じました。
後から見直してみると、荷物を軽量化し朝早く扇沢を出発すると日帰りが可能かもしれません。しんどそうなのでやりませんけどね。

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