薬師岳と雲ノ平・折立から太郎平小屋と高天原山荘の2泊で
- GPS
- 58:44
- 距離
- 45.5km
- 登り
- 3,412m
- 下り
- 3,394m
コースタイム
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 9:20
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 8:44
- 山行
- 9:24
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 10:33
天候 | 1日目・晴れ 2日目・晴れ 3日目・曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
薬師沢小屋から雲ノ平への急登はその急さよりも滑りやすさの方が要注意だと思いました。下りではかなり神経使うと思います。雲ノ平から高天原峠への下りも岩ゴロゴロなところや結構な長さのハシゴなど、歩きやすいとは言えないと思います。大東新道はE〜C沢の登り下りやB沢〜A沢のへつるようなところなど、こちらも全体的に歩きにくいなぁと感じました。 |
その他周辺情報 | 自宅からGoogle mapで折立まで行き方を調べると最初、松本IC〜新穂高〜国道471号、41号を経て亀谷ゲートを通るルートを案内されましたが、東谷ゲートを通る選択をすると距離も短く時間も早いと出ました。ただこのルートだと温泉施設が新穂高までなく、折立から長ーい林道を通って1時間半以上はかかります。自分は奥飛騨温泉の平湯の森を利用しました。入浴料¥500。レトロな雰囲気や風呂の広さも申し分なく良かったのですが、施設内の自販の料金が観光地プライスなのがちょっとっだけひっかかりました。 http://www.hirayunomori.co.jp/ 今、改めて調べたら亀谷と東谷、どちらのゲートでも時間はさほど変わらないようですね。調べる時間で差が出るみたいです。 |
写真
感想
当初は南アルプスに行く企画を立てていましたが、予報があまり良くなかったので予報がより良さそうな日本海側に急きょ変更。行きたいところは以前からぼんやりと考えていたものの、まだ煮詰めてなかったので慌ててまとめ上げました。
今回の目的は3っ。薬師岳登山。雲ノ平を歩く。高天原山荘に泊まる。最初の2つは前から思っていましたが、以前裏銀座を歩いた時、野口五郎小屋に宿泊した時に小屋にいた山ガール2人組が高天原山荘に泊まってすごく良い宿だったと言っていて、それを聞いた別のおじさんが「高天原山荘は最高だよ!一生に一度は泊まるべきだよ!!」と激推ししてたので、最初の2つの目的に組み込む形で今回の山行となりました。
今回の山行で面白いなと感じたのは、休憩してる時や小屋などでお話したり聞いた中で多く耳にした「どちらに行かれるんですか?」という質問。折立は薬師岳の登山口なのですが、ここから立山、雲ノ平、黒部五郎岳方面に歩く人が多いようで質問の雰囲気に「こんな深部に来て、まさか1泊ですぐ下山なんて言わないですよね?」的なものを感じたのです。お話した男性は「僕は黒部五郎から三俣に行って雲ノ平を通って戻ってくる、いわゆるダイヤモンドルートってヤツですよ」と言ってて、そんな名前のルートがあるんだ、くらいに思っていたら結構そのルートを歩く人が多く、もっぱらの話題はどこを通ってどの小屋(あるいはてテン場)で宿泊するかで持ち切りだったのです。それは高天原山荘でも同じで「明日はどちらに?」と聞かれて「明日は折立に下山します」と答えると「ああそうですか」ともったいない的な雰囲気で言われました。この辺りを歩く人は2泊の行程じゃ短いと思ってるみたいです。
高天原山荘は小さい小屋でしたが、確かに奥地のいい雰囲気の小屋でした。ただ自分が通ったルートはどちらも歩きやすいとは言えない(特に雲ノ平を歩いた後は)道で、もうちょっとアプローチしやすければなぁと思いましたが、逆にそれが人を遠ざけて夏の北アルプスの喧騒とは離れた静かな小屋となってるのかなと思いました。ちなみにすいてる事が多い小屋らしいですがこの日は2階部分はほぼ満床で、男性の方が「こんな人多いの珍しい。おそらく今シーズンのピークじゃないか」と言っていましたが1人1畳のスペースはもらえました。
山は薬師岳は山頂で少し雲が出たものの、雲ノ平ではいい景色が見られ、特に印象に残ったのは多くの高山植物でした。百花繚乱とはこういう事を言うんだろうなと思うくらい様々な植物が咲いてて感動的でした。まだまだ花の事は勉強中ですが、またいつか訪れて、ちゃんと名前が分かった上でこのお花畑を見られたら、また少し違った感動が味わえるのかもと思いました。
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