唐松岳〜五竜岳
- GPS
- 51:51
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,826m
- 下り
- 2,124m
コースタイム
- 山行
- 3:43
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 5:25
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 3:30
天候 | 曇り、雨、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
下山は白馬五竜スキー場のエスカルプラザに降りて、タクシーで移動したが、タクシーの手配に時間がかかった。初日にエスカルプラザに駐車して八方尾根スキー場にタクシー移動した方がスムーズかもしれない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
八方池山荘〜唐松岳は危険箇所なし。 唐松岳〜五竜山荘は鎖場あり。慎重に進めば問題ないが、滑落事故も起きている。 五竜山荘〜五竜岳も急峻な鎖場があるが、足場はしっかりしており問題なし。 五竜山荘からの下りの遠見尾根は、序盤に急な鎖場あり。西遠見から先はほぼ平坦で危険箇所もなし。 |
その他周辺情報 | エスカルプラザ内にも温泉あり。 周辺には温泉多数だが、今回は「みみずくの湯」 http://hakuba-happo-onsen.jp/mimizukunoyu/ |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
シェラフ
コンロ
コッヘル
|
---|---|
共同装備 |
テント
|
感想
唐松岳、五竜岳をテント2泊3日で回るゆったり行程。雨が多かったが、最後の五竜岳登頂時だけは幸い天気に恵まれた。山の日を含む3連休とあって、山小屋、テント場とも非常に混んでいた。
初日は、白馬八方スキー場付近の駐車場に車をとめ、ゴンドラとリフト2本を乗り継いで一気に標高1830mの八方池山荘へ。八方池までは一般観光客も来る整備された道。その先も、山頂直下に万が一滑落したら危ないな、というポイントが2カ所(といってもここも足場はしっかり整備されている)、落石注意の地点が数カ所ある程度で、ほぼ危険箇所はない。ルート上からは、晴れていれば不帰ノ嶮が綺麗に見えるはずだが、この日はあいにくの天気で景色はほとんど見えなかった。山頂付近も天候が不安定で、テントを張っている間に急に晴れてきたため、慌てて山頂を目指したが、登頂した時には雲に覆われてしまった。
唐松岳のテント場は山荘前の急斜面にある。到着が遅かったため、斜面の下の方しか空いておらず、山荘との往復に苦労した。山荘は新館と旧館があるが、トイレも含めて非常に綺麗だった。ただ、山の日を含む3連休とあって、相当混雑していた。山荘ではドコモの電波があったが、テント場ではなかった。
2日目は、牛首を超えて五竜山荘でテント設営し、五竜岳に登頂する予定だったが、朝から強い雨。一瞬雷鳴も聞こえたため、しばらく唐松岳山荘で待機した。スマホで「雨雲レーダー」などを見て強い雨雲が通過するのを確認し、午前8:45ごろに出発した。唐松―五竜間の「牛首」は、大きく分けて3カ所の鎖場がある岩稜で滑落注意の切り立った場所も多い。通過は難しくはないが、雨でもあり慎重に進んだ。中間地点の大黒岳から先は比較的穏やかな稜線歩きが続く。
五竜山荘には午前11:30ごろ到着。テント設営時は一時的に晴れたが、再び雨が降り、五竜岳山頂は厚い雲に覆われていたため、この日は登頂は断念。午後はテントでダラダラして過ごした。就寝後、テントの周りから「すごーい!」と声がして外に出てみると、噓のように雲が晴れて満天の星空。しし座流星群の流れ星が次々に飛び交っていた。
3日目は、そのまま晴れたため、軽装で五竜岳へ。数カ所の鎖場を含む岩場が続くものの、足場はしっかりしていた。山頂付近からは鹿島槍やわずかに槍ケ岳も見える。山頂は360度の大パノラマで、さらに剱岳・立山、朝日岳などが一望できる絶景だった。
山頂を堪能した後は、テントを撤収し、遠見尾根を通って下山する。五竜山荘脇の白岳から西遠見までは、鎖場や痩せ尾根が続く。特に最後の長い鎖は、足をかけられる岩が少なく、かなり難しかった。ここの通過に時間がかかってしまい少々焦ったが、西遠見から先は、ところどころ痩せた場所がある程度で基本的になだらかな尾根歩きで「大遠見」「中遠見」「小遠見」とたどっていく。「遠見」の名の通り本来なら鹿島槍などが見えるようだが、遠見尾根に入ったあたりで再び雲に覆われたため展望はなかった。
小遠見からテレキャビンの駅までは、トレッキングコースで登山者以外も歩くようだが、かなり急な下りの階段などもあった。
テレキャビンで下った先の「エスカルプラザ」には、温泉もあり。タクシーで八方スキー場の下に停めた車まで移動する計画だったが、タクシーがなかなか来ずに時間をロスした。初日にエスカルプラザに停めて、タクシーで八方スキー場に移動して登り始めるのも手だったかもしれない。
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