100日ぶりにリハビリ山行・木曽駒
- GPS
- 03:44
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 437m
- 下り
- 441m
コースタイム
天候 | 下界は晴れ、上は朝方小雨、止んでもガス濃厚 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に変わったところなし |
写真
感想
今回の山行は、極楽平〜木曽駒山頂(予定では濃ヶ池まで行くつもりだった)というごくありふれた行程で、見て頂いた通りのものです。
タイトルの「100日ぶりにリハビリ」は、怪我をして約100日間山に行けなかったということです。そのいきさつは、ざっと次のようなものです。
5月21,22日に前穂高に行きました。岳沢テン泊で奥明神沢・前穂ダイレクトルンゼのピストンです。無事下山して上高地からバスに乗ったところまでは異常がなかったのですが、沢渡でバスを降りる際に、立ち上がって歩き出すと右膝が痛い。関節が腫れた感じで、負荷をかけなくても曲げると痛い。その後は車を運転して帰宅しましたが、家に着く頃には痛みは更に酷くなって、普通に歩くことができなくなっていました。翌朝には激痛のため、歩けず曲がらずの状態になってしまいました。
病院でMRIを2回(5月と8月)撮りましたが、診断は、右膝の内側側副靱帯損傷(軽度)というものでした。医者は2〜3週間ほどで回復と予想しましたが、実際は2ヶ月経っても痛みが残り、特に階段の下りは8月になってやっと歩けるようになった状態です。8月のMRIは、回復の様子を見るためだったようですが、この時、半月板に亀裂が見つかっています。ただ、これは長い時間をかけてできたもので、5月の怪我とは直接関係はなさそうとのことでした。
では、どうして靱帯を痛めたのか?思い当たることといえば、下山時に雪渓で踏み抜きを数回したことぐらいしかありません。
前穂のダイレクトルンゼは、場所によっては50度以上はある急傾斜です。今年の春は雪の量は豊富でしたが、5月には下界で30度を超す日が続き、例年以上に雪渓の下で雪解けが進んでいたようです。登頂の日も、朝8時の山頂で10度を超す気温になっていました(ほとんど真夏並み)。そのためか、ダイレクトルンゼを下山中に踏み抜くこと3回。しかもなぜか右足ばかり。急斜面での踏み抜きは、足が刺さったまま上体が前のめりになり、膝に予想以上に負荷が掛かったのだと思います。実際にピリッとした痛みを一瞬感じています。
今回の木曽駒はリハビリというより「試運転」と言った方が合っているのかな?それにしては、いきなり宝剣〜濃ヶ池は「高負荷」だったかもしれません。濃ヶ池まで行く予定を途中で引き返したのは、天気の悪化が予想されたからですが、膝の状態からして止めて正解でした。千畳敷への下りは軽快さとはほど遠く、ヨタヨタして年寄りみたいな歩き方になってましたから(還暦だからもともと年寄りか?)。でもまあ、まだこれからも山を楽しめそうなのでよかったですヮ。
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