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Yamareco

記録ID: 1249542
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

坂の上に雲は無かった 白馬岳

2017年09月03日(日) 〜 2017年09月04日(月)
 - 拍手
mutimuti3 その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
33:22
距離
18.5km
登り
1,987m
下り
1,367m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:32
休憩
0:39
合計
8:11
6:19
3
6:22
6:23
72
7:35
7:36
4
7:40
8:03
109
9:52
9:54
145
12:19
12:24
86
13:50
13:57
33
14:30
2日目
山行
7:16
休憩
1:30
合計
8:46
6:51
24
7:15
7:24
46
8:10
8:10
60
9:10
9:15
64
10:19
10:23
42
11:05
11:40
39
12:19
12:27
80
13:47
13:47
8
13:55
14:22
72
15:34
15:36
1
15:37
栂池山荘
コースタイム6時間のところを8時間。厳しい登りでした。
天候 晴れのち雨 翌日は薄曇り
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
前泊したホテル白馬から車で後泊するホテルまで自家用車で移動。タクシー3千円で猿倉まで直行。帰りは栂池自然園からロープウェイとゴンドラ。ゴンドラ乗り場からタクシーを相乗りして、3千円でホテルまで。
コース状況/
危険箇所等
大雪渓への取り付き地点と雪渓出口が秋ルートで大ガレでとても大変なこと以外は六甲山みたいに整備されたルート
後泊するホテルに車を預けました。今日明日とも晴れとの予報でしたが...
後泊するホテルに車を預けました。今日明日とも晴れとの予報でしたが...
タクシーで猿倉到着
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タクシーで猿倉到着
ずっとトイレはないので、おトイレも済ませてと
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ずっとトイレはないので、おトイレも済ませてと
いざ出発
林道まで10分ほど登ります
林道まで10分ほど登ります
林道に出たら、快晴の白馬がお出迎え
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林道に出たら、快晴の白馬がお出迎え
ミヤマトウキかな。早速花も出てきました
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ミヤマトウキかな。早速花も出てきました
こちらは蕾
ハクサンシャジンかな
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ハクサンシャジンかな
この手の花の判別は難しい
この手の花の判別は難しい
快適な林道歩きが1時間ほど
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快適な林道歩きが1時間ほど
シオガマ
ミヤマアジサイ
一か所だけ川渉り
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一か所だけ川渉り
アジサイの群落から山道開始
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アジサイの群落から山道開始
最初の川渉り
木道が続きます
二回目の川渉り
まだまだ快晴だったのですが...
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まだまだ快晴だったのですが...
白馬尻小屋に到着!
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白馬尻小屋に到着!
大雪渓までは15分とのこと
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大雪渓までは15分とのこと
遭難が多いんですよね。30代男性が疲労で行動不能ってのもありました。
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遭難が多いんですよね。30代男性が疲労で行動不能ってのもありました。
夏の初めはここらまで雪があるんでしょうか
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夏の初めはここらまで雪があるんでしょうか
お握りで腹ごしらえ
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お握りで腹ごしらえ
おトイレを済ませて雪渓へ出発
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おトイレを済ませて雪渓へ出発
秋なので実が多い
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秋なので実が多い
これは何かな
大雪渓の末端です
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大雪渓の末端です
ケルンが見えました
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ケルンが見えました
タンポポ
大雪渓ケルンに到着
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大雪渓ケルンに到着
ここでアイゼンを装着。4本爪の簡易アイゼンです
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ここでアイゼンを装着。4本爪の簡易アイゼンです
クレバスが出来ているので、雪渓の端を歩きます
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クレバスが出来ているので、雪渓の端を歩きます
雪渓が崩れているので、早速高巻きます。この取りつきが崩れまくりで最悪
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雪渓が崩れているので、早速高巻きます。この取りつきが崩れまくりで最悪
雪渓をひたすら登ります
雪渓をひたすら登ります
お天気が怪しいので、上下レインウェアを着ました
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お天気が怪しいので、上下レインウェアを着ました
大雨の中、大雪渓上部に到着
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大雨の中、大雪渓上部に到着
この取りつきが、どこから登ったら良いのか分からないくらい崩れていました。すぐそばの杓子岳側の反対斜面からは、ガラガラと岩の崩れる音がずっと聞こえます
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この取りつきが、どこから登ったら良いのか分からないくらい崩れていました。すぐそばの杓子岳側の反対斜面からは、ガラガラと岩の崩れる音がずっと聞こえます
葱平かな。これから、ここを登ります。少し雲が取れてきました
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葱平かな。これから、ここを登ります。少し雲が取れてきました
ミソガワソウ
凄くガレた斜面を這い登ります
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凄くガレた斜面を這い登ります
ここは花が多い。ウスユキソウ
ここは花が多い。ウスユキソウ
ミヤマアキノキリンソウ
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ミヤマアキノキリンソウ
水が少ないから良いものの、多かったら怖そうな川?渉り
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水が少ないから良いものの、多かったら怖そうな川?渉り
辺り一面が花畑です
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辺り一面が花畑です
会いたかったタカネナデシコ
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会いたかったタカネナデシコ
雪渓上部はしっかりと土留めしてます
雪渓上部はしっかりと土留めしてます
白馬菱かな
すっかり消えていますが、小雪渓付近。一面のお花畑です
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すっかり消えていますが、小雪渓付近。一面のお花畑です
ミヤマコゴメグサ
ミヤマコゴメグサ
厳しいガレ場を登ります
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厳しいガレ場を登ります
晴れて来たので、暑くて、レインウェアは上下とも脱ぎました
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晴れて来たので、暑くて、レインウェアは上下とも脱ぎました
クルマユリがあった!小さくて可愛い
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クルマユリがあった!小さくて可愛い
イワオウギ
ウサギギクは終盤
ウサギギクは終盤
チシマギキョウ
避難小屋に到着
周辺は雪渓のせいで、春や夏の花が見られます。また、ガスってきました
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周辺は雪渓のせいで、春や夏の花が見られます。また、ガスってきました
見たかった!タカネナデシコ
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見たかった!タカネナデシコ
ウスユキソウ
随分登ったつもりなのに、まだ標高は2500mちょっとだって。雨が強くなってきたので、再度レインウェア上下を着こみました
随分登ったつもりなのに、まだ標高は2500mちょっとだって。雨が強くなってきたので、再度レインウェア上下を着こみました
シロウマタンポポ
シロウマタンポポ
やっと頂上宿舎が見えました。理由は言えませんが、早く宿舎に行きたいのに、ダンナが遅い。ダンナを置いて、先に進みます
やっと頂上宿舎が見えました。理由は言えませんが、早く宿舎に行きたいのに、ダンナが遅い。ダンナを置いて、先に進みます
チシマギキョウ
宿舎手前にクルマユリの群落
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宿舎手前にクルマユリの群落
シオガマ?
ありました!ウルップソウ
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ありました!ウルップソウ
杓子鑓方面との分岐を経ると
杓子鑓方面との分岐を経ると
雲が少し晴れて宿泊する白馬山荘が姿を現しました
雲が少し晴れて宿泊する白馬山荘が姿を現しました
秋ですね。一面はトウヤクリンドウ畑
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秋ですね。一面はトウヤクリンドウ畑
再び大雨の中、白馬山荘到着! 長かったー! 8時間掛かっちゃった
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再び大雨の中、白馬山荘到着! 長かったー! 8時間掛かっちゃった
ホテルのような受付
ホテルのような受付
大雨なので、持参したコーヒーは諦めてスカイプラザでおやつ
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大雨なので、持参したコーヒーは諦めてスカイプラザでおやつ
明日に備えて荷物を整えたら夕食です。スカイプラザから生ビールを持参。明日唐松へ向かうという70代のお兄さま方と楽しい夕食
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明日に備えて荷物を整えたら夕食です。スカイプラザから生ビールを持参。明日唐松へ向かうという70代のお兄さま方と楽しい夕食
小屋を出ると雲は取れて、大きな月と大町の明かりに浮かぶ杓子、鑓
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小屋を出ると雲は取れて、大きな月と大町の明かりに浮かぶ杓子、鑓
剣岳と立山が雲海から顔を出しています
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剣岳と立山が雲海から顔を出しています
直前の予約では、予約客は50人程度で空いているとのことでしたが、二畳の二人部屋を奮発。
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直前の予約では、予約客は50人程度で空いているとのことでしたが、二畳の二人部屋を奮発。
月が明かる過ぎて、天の川は見えない感じですが、富山と湾を隔てた能登半島の明かりも見渡せました。
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月が明かる過ぎて、天の川は見えない感じですが、富山と湾を隔てた能登半島の明かりも見渡せました。
こちらはアルプスを隔てて反対側の大町の明かり。街って明かりだらけなんですね。部屋に戻って、おやすみなさい。
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こちらはアルプスを隔てて反対側の大町の明かり。街って明かりだらけなんですね。部屋に戻って、おやすみなさい。
4時半前に小屋を出ました。真ん中の黒い影が白馬岳。星も綺麗に見えます。ご来光を目指すヘッドランプがあります
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4時半前に小屋を出ました。真ん中の黒い影が白馬岳。星も綺麗に見えます。ご来光を目指すヘッドランプがあります
朝陽に浮かぶ白馬岳
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朝陽に浮かぶ白馬岳
モルゲンロートの剣岳と立山。左端の白馬鑓ヶ岳の頂上近くには槍ヶ岳と穂高
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モルゲンロートの剣岳と立山。左端の白馬鑓ヶ岳の頂上近くには槍ヶ岳と穂高
5:18頃、見事なご来光です。
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5:18頃、見事なご来光です。
朝食はご飯もお替り
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朝食はご飯もお替り
7時前に小屋を出て、白馬岳山頂に出発。山荘の全容です。
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7時前に小屋を出て、白馬岳山頂に出発。山荘の全容です。
2932m白馬岳登頂です!
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2932m白馬岳登頂です!
先を急いで下ります。左端の稜線が白馬岳
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先を急いで下ります。左端の稜線が白馬岳
早速かなり怖い岩場を通過。こんなの聞いてない。この先行けるのか?
早速かなり怖い岩場を通過。こんなの聞いてない。この先行けるのか?
三国境まで降りてくるとやっと穏やかになりました
三国境まで降りてくるとやっと穏やかになりました
稜線を下ってから、小蓮華までは登ります
2
稜線を下ってから、小蓮華までは登ります
雪倉岳方面には海岸線もバッチリ
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雪倉岳方面には海岸線もバッチリ
降りてきた白馬岳を振り返ります。天気は薄曇りで最高です
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降りてきた白馬岳を振り返ります。天気は薄曇りで最高です
小蓮華への登りは思ったより楽チン
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小蓮華への登りは思ったより楽チン
白馬岳は遠くなった
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白馬岳は遠くなった
新潟県最高峰、小蓮華山到着です
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新潟県最高峰、小蓮華山到着です
三角点発見!
暫くすると白馬大池が見えました
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暫くすると白馬大池が見えました
大雪渓と白馬尻小屋が見えました。人影も見えます
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大雪渓と白馬尻小屋が見えました。人影も見えます
いやー降りてきましたね
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いやー降りてきましたね
船頭の頭に到着
麓には栂池自然園の小屋が見えました。まだ遠い
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麓には栂池自然園の小屋が見えました。まだ遠い
大池小屋到着!下界は近し
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大池小屋到着!下界は近し
船頭の頭は結構遠い
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船頭の頭は結構遠い
雪渓を横切ると巨大な岩の下り道。雨が降ってなくて良かった
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雪渓を横切ると巨大な岩の下り道。雨が降ってなくて良かった
タテヤマリンドウ
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タテヤマリンドウ
この岩の下りが延々と続きます。腿が笑う
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この岩の下りが延々と続きます。腿が笑う
天狗原到着
湿原でコーヒータイムです
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湿原でコーヒータイムです
更に下り1時間。途中、イワイチョウ
更に下り1時間。途中、イワイチョウ
コイワカガミ
やっと出会ったチングルマ
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やっと出会ったチングルマ
狐が登場
自然園が見えてきました!
自然園が見えてきました!
自然園到着!
ロープウェイ
ゴンドラ。お疲れさまでした。二人でも行けましたね。白馬岳
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ゴンドラ。お疲れさまでした。二人でも行けましたね。白馬岳

装備

共同装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール
備考 替えの靴下も持っていくべきだった。

感想

唐松岳、燕岳、立山雄山経験を経ての初めての本格登山!
厳しい登りでしたが、山を彩る花々と素晴らしい眺望の稜線歩きを楽しめました。白馬には何度も来ていますが、白馬岳は初めて登って、やっと一人前になれた感じです。初心者でも楽しめる山であると共に、自然を満喫できるルートで、人気の意味が良く分かりました。
下山したロープウェイの駅で単独行の若い女性と会話したら、唐松からテント泊でした。不帰の儉は名前倒れで大したことないとのコメント。凄すぎる、一生行けそうにないのに。何かのご縁と思って、ゴンドラ駅から白馬までタクシー相乗りしました。お互いお疲れさまでした。

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コメント

1年前のレコ見させていただきました
昨年、同じ日に登っていたので見ていたのですが、偶然、私が避難小屋のところで写っていたのでコメントさせていただきました。
今年も子供2人を連れて白馬岳へ行こうかと思案中で、白馬山荘の様子も知りたかったので見ていたところでした。
私も栂池のコースでしたので、雲上の稜線は最高でしたね!忘れられません!
2018/7/8 11:30
Re: 1年前のレコ見させていただきました
これは失礼しました。出来るだけ人の写っていない写真を選んではいるのですが。ごめんなさい。大雪渓は雨でしたが、ご来光も綺麗だったし、良い日でしたね。台風で登山を断念して、少し経ってからの初白馬には感動しました。色々な楽しみが凝縮された山ですね。今年も行けるとは羨ましい限りです。
是非、レコも拝見させて下さいませ。
2018/7/8 15:33
Re[2]: 1年前のレコ見させていただきました
いえいえ、自分が写っていて嬉しかったのです!ソロでの登山でしたので自分が写っているのが少なくて・・・。同じ時間を体験したのが同志の様な、仲間意識みたいな感じでよかったです!私も初白馬でしたのでとても感動しました。
色々悩みましたが、中1の娘と二人での白馬岳〜栂池高原を決意しました。8月の12日頃を予定しています。登ったらレコを載せます!
それでは、また!ありがとうございました。
2018/7/9 21:13
Re[3]: 1年前のレコ見させていただきました
楽しい山行計画が決まり、うらやましいです。
どうぞ気をつけて、行って来てください。
ヤマレコ、楽しみにしています。(^∇^)
2018/7/10 17:03
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
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技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
白馬岳(猿倉から栂池)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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