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Yamareco

記録ID: 1253469
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

夏の終わりの甲斐駒ケ岳(黒戸尾根ルートピストン)

2017年09月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
10:24
距離
18.7km
登り
2,535m
下り
2,518m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:09
休憩
1:16
合計
10:25
4:55
4:55
90
6:25
6:28
64
7:32
7:35
10
7:45
7:50
38
8:28
8:32
43
9:15
9:20
45
10:05
10:11
51
11:02
11:02
3
11:05
11:36
4
11:40
11:40
25
12:05
12:05
20
12:25
12:30
22
12:52
12:57
32
13:29
13:29
8
13:37
13:37
37
14:14
14:17
47
15:04
15:05
2
15:07
15:12
3
売店尾白
15:15
15:15
0
15:15
ゴール地点
天候 晴れだけど山頂付近はガス多し!
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【往路】9/9(土)
24:00 八王子IC
 ↓  中央道約100km
25:00 韮崎IC
 ↓  下道約20m※途中コンビニ立寄
25:30 尾白川渓谷駐車場(仮眠3時間程)

【復路】9/10(日)
15:15 尾白川渓谷駐車場
 ↓  下道1km強
15:20 尾白の湯(割引で620円/人)
16:05 尾白の湯 出発
 ↓  国道20号⇒中央道(勝沼IC〜都留IC)⇒県道35号など⇒相模原
21:00 自宅着
コース状況/
危険箇所等
案内看板やピンクリボン、赤ペンキ等は割と少なかったのですが、天気が良かったこともあり、メジャールートなので踏み跡なども多数あって、なんとなくルートは分かりました。(ガスガスだったりすると印象が違うかも知れません)
その他周辺情報 ■尾白川渓谷駐車場(無料)
多分100台程度は駐車可能です。ここに登山届BOXもあります。
自分が車中泊入りした9/9(土)25:30時点で駐車率50%くらいの印象。
(深夜だったので詳細は未確認…)
駐車場内に最近新築されたキレイな水洗トイレがあります。
ペーパーも照明も洗面台も完備でしたが、水は飲用不可でした。
■売店尾白
山バッジは、下山後に尾白川渓谷入口の『売店尾白』にてGET(600円)
※売店の営業時間は不明ですが、きっと日没後は営業していないでしょう…。
山バッジとコーラを買った時に、近くの『尾白の湯』の割引券(820円→620円)をいただき、割安感と至近距離に惹かれて迷わず行ってしまいました。
■尾白の湯
温泉はちょっと塩っぽい泉質でしたが、内湯複数、露天2ヶ所、サウナなど設備も充実しており、広くてキレイで超GOODでした。館内には食事処もありました。
今回は帰路の中央道渋滞が気になってササッと出てしまいましたが、逆に、ゆっくり温泉と食事を堪能してから渋滞解消後を狙って夜遅く帰った方がラクかも。
(今回は結果的に大渋滞に巻き込まれちゃったので、なおさらその想いが強いですxxx)
予約できる山小屋
七丈小屋
04:30 起床(車中泊)
04:50 真っ暗な中、ヘッデン装着して登山開始
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04:30 起床(車中泊)
04:50 真っ暗な中、ヘッデン装着して登山開始
小一時間で朝日!
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小一時間で朝日!
駐車場(標高770m)から
刃渡り(標高2000m)まではひたすら樹林帯の登り。
展望も効かず、花も少なく、結構修業的な感じxxx
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駐車場(標高770m)から
刃渡り(標高2000m)まではひたすら樹林帯の登り。
展望も効かず、花も少なく、結構修業的な感じxxx
06:25 笹の平分岐点
『甲斐駒ケ岳7時間』の案内…な、なんだとぉ〜!
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06:25 笹の平分岐点
『甲斐駒ケ岳7時間』の案内…な、なんだとぉ〜!
しばらくはこんな感じ。
前方から巨大な玉が転がってきたらオシマイだなぁ…などと、くだらないことを考えつつ黙々と登りました。
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しばらくはこんな感じ。
前方から巨大な玉が転がってきたらオシマイだなぁ…などと、くだらないことを考えつつ黙々と登りました。
樹林帯はコケとキノコ天国でした。
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樹林帯はコケとキノコ天国でした。
木々の隙間から鳳凰三山のオベリスクが見えた!
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木々の隙間から鳳凰三山のオベリスクが見えた!
オベリスクをズーム
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オベリスクをズーム
標高が上がると花も少々…
マルバダケブキ(?)
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標高が上がると花も少々…
マルバダケブキ(?)
(?)…調査中
07:35 刃渡り
岩稜帯なので木々が少なくなって展望が出来ました。
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07:35 刃渡り
岩稜帯なので木々が少なくなって展望が出来ました。
刃渡りを歩く自分を自撮りしてみました。
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刃渡りを歩く自分を自撮りしてみました。
鳳凰三山方面の展望
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鳳凰三山方面の展望
八ヶ岳方面の展望
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八ヶ岳方面の展望
徐々に梯子や…
鎖場が出現してきます。
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鎖場が出現してきます。
07:50 刀利天狗
刀利天狗直前の激急登が響き、たまらずエネルギー補充
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刀利天狗直前の激急登が響き、たまらずエネルギー補充
カエンダケ
ミヤマアキノキリンソウ
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ミヤマアキノキリンソウ
黒戸山を回り込むと一旦100mほど下ります。
コルで小休憩後、甲斐駒へのアプローチ開始
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黒戸山を回り込むと一旦100mほど下ります。
コルで小休憩後、甲斐駒へのアプローチ開始
ここから階段と鎖場がこれでもか!…という感じでどんどん出現します。
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ここから階段と鎖場がこれでもか!…という感じでどんどん出現します。
有名な垂直な梯子。
実際には75度くらいかなぁ(?)
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有名な垂直な梯子。
実際には75度くらいかなぁ(?)
この標識、実はとても小さくて20cmほどです。
何回か目撃しました。
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この標識、実はとても小さくて20cmほどです。
何回か目撃しました。
09:10 七丈小屋到着
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09:10 七丈小屋到着
小屋周辺のみタカネビランジが咲いていました。
(ひょっとしたらクモイコザクラかも)
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小屋周辺のみタカネビランジが咲いていました。
(ひょっとしたらクモイコザクラかも)
看板と記念撮影。
4人組の下山ハイカーと撮り合いっこしました。
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看板と記念撮影。
4人組の下山ハイカーと撮り合いっこしました。
5分程休憩して甲斐駒に向かう。
1
5分程休憩して甲斐駒に向かう。
七丈小屋以降、
だんだん奇岩が出現してきます。
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七丈小屋以降、
だんだん奇岩が出現してきます。
ママハハコ
(?)…調査中
七丈小屋のテント場
小屋から200mくらい離れています。
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七丈小屋のテント場
小屋から200mくらい離れています。
青空と白い雲
鋸山方面の展望
少しだけ秋の気配
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少しだけ秋の気配
ナナカマドかな(?)
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ナナカマドかな(?)
コケは相変わらず健在
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コケは相変わらず健在
有名な鎖場。
ここはホントにほぼ垂直でした。
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有名な鎖場。
ここはホントにほぼ垂直でした。
有名な刀。
青空バックに映えてる!
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有名な刀。
青空バックに映えてる!
何はともあれ、山で見る青空ってイイよね!
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何はともあれ、山で見る青空ってイイよね!
印象的な奇岩がいっぱい。
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印象的な奇岩がいっぱい。
イルカ的な(?)
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イルカ的な(?)
晴れてるのにガスが次から次へと湧き上がり、クリーンに展望できず残念。
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晴れてるのにガスが次から次へと湧き上がり、クリーンに展望できず残念。
とうとう甲斐駒TOPが視界に!
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とうとう甲斐駒TOPが視界に!
11:00 駒ヶ嶽神社本社
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11:00 駒ヶ嶽神社本社
山頂目前!
ここから山頂まで5分!
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山頂目前!
ここから山頂まで5分!
山頂の祠
11:05 甲斐駒山頂到着
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11:05 甲斐駒山頂到着
青空のある時を狙って記念撮影してもらいました。
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青空のある時を狙って記念撮影してもらいました。
今年の夏空もそろそろ終わりですね…
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今年の夏空もそろそろ終わりですね…
八ヶ岳方面
鳳凰三山方面
先週、鳳凰三山から見た甲斐駒の状況に酷似で残念xxx
一応、オベリスクが視認できました。
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鳳凰三山方面
先週、鳳凰三山から見た甲斐駒の状況に酷似で残念xxx
一応、オベリスクが視認できました。
ガスが無くなるのを願いつつランチ休憩してたら、バーナーのガスが無くなってしまい、カップラー生煮えxxx
神様の意地悪ぅ〜
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ガスが無くなるのを願いつつランチ休憩してたら、バーナーのガスが無くなってしまい、カップラー生煮えxxx
神様の意地悪ぅ〜
11:35 ガスが晴れそうも無かったので下山開始。
振り返って甲斐駒の雄姿。 
…もう少し粘った方が良かったのかなぁ…
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11:35 ガスが晴れそうも無かったので下山開始。
振り返って甲斐駒の雄姿。 
…もう少し粘った方が良かったのかなぁ…
少し下ると北岳&間ノ岳が不完全ながら姿を現してくれました。
ありがとう!
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少し下ると北岳&間ノ岳が不完全ながら姿を現してくれました。
ありがとう!
垂直の梯子を上から撮影。
登りよりも下りの方が気を使いました。
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垂直の梯子を上から撮影。
登りよりも下りの方が気を使いました。
甲斐駒と黒戸山のコル部。
登りなのに「下山道」の表示に違和感を感じました。
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甲斐駒と黒戸山のコル部。
登りなのに「下山道」の表示に違和感を感じました。
13:30 刃渡りまで戻る。
これ以降は完全に樹林帯に入るので展望とさようなら。
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13:30 刃渡りまで戻る。
これ以降は完全に樹林帯に入るので展望とさようなら。
刃渡り以降は、標高2000m〜800mを黙々と下る。
2
刃渡り以降は、標高2000m〜800mを黙々と下る。
15:00 登山口に戻る。
3
15:00 登山口に戻る。
思ったよりも早く下山出来て良かった。
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思ったよりも早く下山出来て良かった。
15:05 売店尾白
ここで山バッジ(600円)とコーラ(180円)を購入。
頑張った自分へのささやかなご褒美。
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ここで山バッジ(600円)とコーラ(180円)を購入。
頑張った自分へのささやかなご褒美。
売店尾白で貰った割引券を利用して『尾白の湯』に直行。
なかなかGOODな温泉でした。
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売店尾白で貰った割引券を利用して『尾白の湯』に直行。
なかなかGOODな温泉でした。
今回GETした山バッジ。
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今回GETした山バッジ。

感想

今季の集大成として自己最大標高差2200mの甲斐駒ケ岳(黒戸尾根ピストン)にチャレンジしてきました。
実は…自分で自分の実力がよく分かっていなかった為、登山前は標準CT15時間弱の当ルートが無事にクリヤー出来るのかかなり不安でした。

…ですので(体調を万全にする意味も込めて)いつものように深夜起床後、バタバタと現地に向かうのではなく、前夜のうちに現地駐車場に到着しての「ゆったり車中泊」を実行してみました。
車中泊専用で評判の硬質マットとシュラフを準備したことも功を奏したのか(?)なかなかどうして意外なことに…結構グッスリ眠れました!

重量を最小限に抑えつつ、必要量ギリギリを狙って持って行ったドリンクは、500のペット4本(水/水/麦茶/ポカリ)&水筒2つ(お湯/氷水)で合計3リットル。
結果的に、七丈小屋で補充可能なことを考慮すればペット2本は余分だったかも知れませんが、下山までに全て飲み干した事を考えれば適量だったのだと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、肝心の山行経過は下記の通りです。

04:50 ヘッデン装着で登山開始(標高770m)
登山ルートは結構急登の連続です。
いつもは初っ端から急ぎ目で行ってしまって後半バテてしまうことが多かったので、今回はペース配分を考え、刃渡りまでの樹林帯はセーブして行きました。結果を振り返ると、多分これが良かったのだと思います。

06:25 笹の平分岐点
ここで『甲斐駒山頂7時間』の標識を見た時、翌日は仕事のため「日帰り」が必須条件だった私は「山頂到着は13:25なのか(!?)」とかなり動揺しました…

07:35 刃渡り(標高2000m)
まぁまぁイイ時間で全標高の半分以上来たという安堵感で割と気分がラクになりました。以降は展望ポイントや鎖・梯子・橋などもあって気分も変わり、徐々に自分なりのペースを掴み「今日はイケる!」という感覚になっていきました。

10:30 有名な「岩に刺さった刀」
これが見えれば「もうすぐ山頂」と勝手に思い込み、実際には意外に遠かったのが少々誤算でした。正しい事前情報のGETは重要ですね〜。

11:05 甲斐駒山頂(標高2967m)
山頂は多くの人々で賑わっていました。さすが「日本百名山」って感じ。
個人的には「何があっても12:00折り返し」と考えていたので、時間内に無事山頂まで辿り着くことができて良かったです。

山頂では太陽も青空もガスもあり、晴れていながら360度展望はイマイチだったのですが、まぁまぁ良い天気の中、余裕を持って目標クリヤー出来たので良かったです。
ガスが無くならないかな〜とランチ休憩しつつお湯を沸かしていたら、バーナーのガスが無くなってしまって生煮えのカップラーになってしまいました。事前の残量確認が必要でしたねxxx

11:35下山開始
しかし…まぁ、一般的にピストンの復路はどこの山でも退屈な印象だと思いますが…
今回は特に、帰りの刃渡り以降の樹林帯歩きが長くて苦行のようでした。
そこそこ疲労している中、展望も無く、花も無く、ただひたすら「早くゴールしよう!」という想いで黙々と下っていくしか無い感じでした。

15:15下山完了
総評として、
CTを上回る時間でゴール出来たので一段階山行スキルに自信がついた感じです。
現在、足腰がパンパンで明日からの仕事が若干不安ですぅ…、

あとがき
毎週末夕方の中央道渋滞(30〜40km)は、なんとかならないんですかね?
温泉後の帰路、車ナビ検索結果の絶望的表示『自宅まで4時間』とか…勘弁して欲しいですね、、、
金を払うのが馬鹿らしくなって中央道を途中下車し、下道で帰ってみましたが、結果的には5時間弱掛かってしまいましたxxx…無料でしたが疲労度UP!
費用対効果の薄い高速利用or運転が大変な下道選択、あ〜どっちが良いのかな(?)

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体力レベル
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