槍ヶ岳 上高地当日バス日帰り挑戦

2017年09月13日(水) [日帰り]

• GPS: 11:07
• 距離: 42.9km
• 登り: 2,103m
• 下り: 2,090m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:15
• 休憩: 1:52
• 合計: 11:07

5:10 上高地バスターミナル
5:12 5:12 無料トイレ
5:17 5:17 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
5:36 5:36 明神館
6:01 6:02 徳沢公衆トイレ
6:10 6:10 新村橋(パノラマ分岐)
6:33 6:40 横尾 (横尾山荘)
6:59 7:00 槍見河原
7:06 7:07 一ノ俣
7:11 7:11 二ノ俣
7:30 7:34 槍沢ロッヂ
7:45 7:46 赤沢岩小屋（ババ平）
8:11 8:11 槍沢大曲り
8:42 8:59 槍沢・天狗原分岐
9:30 9:34 坊主岩屋下
9:35 9:35 播隆窟
9:50 9:58 殺生ヒュッテ
10:20 10:31 槍ヶ岳山荘
10:37 10:54 槍ヶ岳
11:02 11:17 槍ヶ岳山荘
11:35 11:36 播隆窟
11:41 11:41 坊主岩屋下
12:06 12:06 槍沢・天狗原分岐
12:30 12:32 槍沢大曲り
12:52 12:52 赤沢岩小屋（ババ平）
13:04 13:14 槍沢ロッヂ
13:28 13:29 二ノ俣
13:34 13:34 一ノ俣
13:40 13:40 槍見河原
14:07 14:14 横尾 (横尾山荘)
14:48 14:48 新村橋(パノラマ分岐)
14:58 15:01 徳澤園
15:04 15:04 徳沢公衆トイレ
15:35 15:36 徳本口(徳本峠分岐)
15:38 15:38 明神館
16:17 上高地バスターミナル

天候

始め曇り。登頂前に快晴。

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー

行きは沢渡大橋駐車場でタクシー相乗り。帰りは路線バス利用

コース状況／危険箇所等

登山道の状態は良好でした。前日の天で若干登山道に湧水の流れ有。

その他周辺情報

上高地ルートの一番の難点は時間制限がある事です。トンネルのゲートが閉まるのが原則７時。泣きのタクシーも６時30分が限度です。

写真

9/13 5:13

カッパ橋。通常ですと6時スタートですが、うまい具合にタクシー相乗りできました。美男美女ご夫婦と一緒になり、ジャンダルムに行かれると聞いてビックリ。

9/13 5:32

明神岳。明神池と並んで穂高神社の御神体。安曇氏は古くは宗方氏、阿蘇氏と親戚で、神社のご神紋は菊です。奥穂＋穂高神社御朱印登山は別の山行記録に乗せてありますので良かったらご覧ください。

9/13 5:35

明神館。穂高神社奥宮はここから結構歩きます。帰り道で午後3時くらいなら寄り道できます。

9/13 6:02

徳沢ロッジ。アイスクリームうまい。

9/13 6:33

横尾山荘。初日にここを目指して宿泊する人も多く、午後2時ごろまで登山道に人が途切れません。

9/13 7:00

槍見向原
ガスで槍はこの時は見えませんでした。

9/13 7:07

一の俣。素通り。

9/13 7:15

トリカブトが見えてきました。

9/13 7:52

パパ平。モンベルのウルトラライトのテント。最近よく見かけますね。

9/13 8:04

五郎沢

9/13 8:09

乗越沢

9/13 8:13

まだ見えませんねー。ガスが晴れて来て良い具合になって来ました

9/13 8:21

雪渓見えました。今年の残雪は多めだったようです。7月頭にスキー使えば誰でも日帰りできる状態だったかもしれません。

9/13 8:26

これは期待できるかも。晴れの槍ヶ岳は初めてです。

9/13 8:33

ガスがどんどん上がっていきます。

9/13 8:41

つき、見えますか？

9/13 8:44

小猿。こんな所にまで猿が出歩くようになってます。

9/13 8:47

天狗原。休まず進みます。

9/13 9:23

見えた。見えてきましたよ〜。

9/13 9:27

殺生ロッジ見えてきました。槍の穂先も青のキャンバスから切り取ったような見え方です。

9/13 9:31

坊主岩屋下

9/13 9:54

コーラ買うっ。しかしベプシしか無かった〜。

9/13 10:15

でっかくなってきた。おお〜。

9/13 10:27

槍肩到着。速攻で登ります。

9/13 10:31

さて行きますか。下界から見るともっと大きな感じかと印象がありますが、意外に小さいです。

9/13 10:33

下からは東鎌尾根の小屋は見えないんですよね。

9/13 10:45

山頂。着きました。鷲羽から何から全部見えましたよ。5時間40分で登頂。ちなみに私より1時間遅れでスタートしたトレランの人と山頂で一緒になりました。スゲ〜。

9/13 10:45

ありがたやー

9/13 10:46

9/10 14:05

追憶。
因みに前回2014年の時に撮った写真・友人と2人登山
いやー、初日に肩についたよ〜ラッキー登るかー

9/10 15:10

追憶2
登りだして何ですぐにガスったしww
槍ヶ岳の天気は変わりやすいです。

9/13 10:46

銀座もバッチリ

9/13 10:46

9/13 10:47

9/13 11:20

表銀座方面。さて降ります。

9/13 11:37

播隆窟。最初に殺生ロッジに行くと見れません。

9/13 13:08

槍沢ロッジ。残り13キロまで来ました。ここに午後1時代に来れればあとは普通に歩いてもバスに間に合います。と、いう事で走らずに歩いて帰る事に致しました。

9/13 14:07

横尾

9/13 14:29

明神岳クッキリ

9/13 14:58

徳沢〜

9/13 16:10

上高地はヤッパリこの川とカッパ橋。最近は岩魚を見かけませんね。

9/13 16:11

かっぱ橋まで来ました。

9/13 16:12

いい山だった。

9/13 16:17

ついた〜。日帰り成功〜

撮影機器：

Optio WG-1 GPS ペンタックス

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

ザック：アルティメットディレクション25L（555ｇ） 雨具：アウトドアリサーチヘリウム2ジャケット（163ｇ）＆ズボン（158ｇ） テント：ヘリテイジストックシェルター特注品（400ｇ） テントマット：Dovewillのアルミ蒸着シート（テント保護用） シェラフ：シートゥーサミット スパーク Sp1（348ｇ） スリーピングマット：ネイチャーハイク枕付（470ｇ） シェラフカバー：モンベルULスリーピングバッグカバー（213ｇ） 長袖シャツ(ドンキで買ったX-WICKING-DRY) ズボン(TRIMTEX Trainer TX ロングパンツ ) 靴下（五本指） ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴：サロモンXAPRO-3D ザックカバー 行動食 非常食 飲料（1L） ライター 計画書 ヘッドランプ＋予備電池 筆記用具 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ポール ヘルメット（TOYO-SFETYのBLOOM折り畳みタイプ）

備考

GPSやマップはやっぱり登山アプリですね。初めて使ってみましたがヤマレコアプリだと写真もリアルタイムで登録できますし連泊の時に一時停止も出来ます。

感想

narisawa110

他の記録で載せましたが、今年のお盆に大峰奥崖路に行ってきました。
一般に90Kmくらいのコースとされていますが、アイフォンのヘルスケアで計測したら120キロもあります。上り下りのピークの合計が7000mと、ヒマラヤ並みのコースです。今回の槍ヶ岳のヘルスケアデータが43.3Kmでヤマレコアプリに近い事考えると、実際に言われている距離と大幅に誤差があります。天候さえよければ4日で走破出来る事が解ったので、1日当たり7000m/4＝1750m
あれ？毎日槍ヶ岳レベルじゃね？日帰り挑戦できるかも？とやってみました。本当は昨年失敗した雄山縦走＋剣岳の日帰りを再挑戦するつもりでしたが、予定を変えました。
実際にこんな変わった事に挑戦する人はトレランの方以外にはあまりいらっしゃらないと思いますが、そこまで満たない普通の人でも槍の日帰りが出来るんじゃないかという、感覚的なモノをお伝えします。
・基本的に6Kgの荷重を背負って、松本空港周辺などの平坦な10キロのトレーニングコースを走るのに1時間20分程度で休息無しで走れる体力。この程度で奥崖路は走破できました。
・槍のコースの半分以上が平坦なのに注目。槍沢ロッジまで「平坦部」「下り部」のみ走って、2時間台で槍沢ロッジにたどり着ければ「相当有望」と思われます。山頂を降りて下りのコースでは筋肉痛であまりタイムを稼げませんので前半が勝負です。
荷重トレーニングは背骨（実は軽いヘルニア持ち）と足の関節を丈夫にしてくれます。以前は20Lの軽装でも帰りに膝関節に来ることがありました。

しかし、トレランの方々は凄いですね。コースタイムの0.3の早さなど、とても考えられません。無敵の膝と関節が無ければ無理ですね。