扇沢から周回・針の木岳・スバリ岳・赤沢岳・鳴沢岳・岩小屋沢岳・種池山荘・扇沢

2011年08月11日(木) [日帰り]

• GPS: 10:36
• 距離: 19.2km
• 登り: 2,061m
• 下り: 2,071m

コースタイム

6:14扇沢針の木岳登山口
7:05大沢小屋
7:20雪渓始まり
7:40雪渓取り付き
8:20雪渓歩き終了
9:17針の木峠
10:23針の木岳
10:58スバリ岳
12:18赤沢岳
13:04鳴沢岳
14:14岩小屋沢岳
15:05種池山荘
16:37爺ヶ岳登山口
16:50扇沢

天候

曇り、霧、時々薄日

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

★行き
ムーンライト信州81号
00:40八王子→05:11信濃大町
路線バス
05:30信濃大町→06:10扇沢

★帰り
16:55扇沢発
19:00信濃大町発
20;00松本発　スーパーあずさ36号
22:06八王子着

コース状況／危険箇所等

★針の木雪渓
スプーンカットを拾ってゆっくり登れば特に問題なし。
私はチェーンアイゼン着けました。
アイゼンなし、ストックのみで歩いている方もいましたが、
着けた方が無難でしょう。

★針の木岳からスバリへの下り
　しばらくゴロタ石の連続です。
　ネンザしないように

★鳴沢岳の急な下り

写真

8/11 5:18

信濃大町駅初めて下車、
雰囲気いい駅舎ですねえ(^0^)

8/11 6:10

扇沢は晴れ
室堂行き始発トロリーバスの行列待ち

8/11 6:11

この看板左に針の木登山口

8/11 6:11

針の木岳登山口入り口。
テントで登山届け提出

8/11 6:30

針の木岳登山口

8/11 6:52

湧き水

8/11 7:05

大沢小屋到着

8/11 7:24

ここから雪渓の始まりです

8/11 7:25

でもまだ岸の岩場を歩きます。
高山植物が咲き乱れております。

8/11 7:28

オオバキボウシ

8/11 7:31

7月上旬なら、雪渓もっと大きいでしょう

8/11 7:35

ニッコウキスゲが一杯

8/11 7:31

ニッコウキスゲほか

8/11 7:37

雪渓を楽しそうに下ってきます。

8/11 7:41

いつものチェーンアイゼン。
ここもこれでOKでした。
ほんの10秒で装着、楽です、これ

8/11 7:41

さあ本日のお楽しみ、針の木大雪渓歩きの始まり

8/11 7:42

うーん、アイゼンなしのツワモノ(^^;

8/11 7:43

おっつ、結構長いぞ、この雪渓(^0^)

8/11 7:45

クレパス、
ごうごうと音を立てて水が流れております

8/11 8:01

危険箇所はマーキングに誘導

8/11 8:01

クレパスの上を、スリル満点、、
滑ったらすっぽり中へ、後は、、、(^^;

8/11 8:05

前のおじさん63歳もアイゼンなしですよ(^^;

8/11 8:07

雪渓の上の気温は7度です。
しばらく話しながら雪渓歩き楽しみました。
話によると、
飯豊山の雪渓歩きも面白いらしいです。

8/11 8:23

ここで雪渓歩き終了、
ミヤマキンポウゲのお花畑に入って行きます

8/11 8:23

ここから急登が続きます

8/11 8:27

チングルマ

8/11 8:28

ダイモンジソウ

8/11 8:36

モミジカラマツ

8/11 8:36

シシウド

8/11 8:38

だいぶ登ってきました

8/11 9:00

ザレた急斜面を下っていく家族連れ

8/11 9:10

丸太のふちをジグザグに登っていきます。

8/11 9:16

針の木峠到着。
ガスの中です。
今日の展望はあきらめました(^^;

8/11 9:17

展望ないし、
蓮華岳、針の木岳で下山するか、迷っています(^^;

8/11 9:17

ごらんおとおりのガスです。テンション下がります(^^;

8/11 9:23

チングルマのお花畑。
もう綿毛になっております。

8/11 10:05

ガレバが結構多いです(^^;

8/11 9:41

ここにもお花畑(^0^)

8/11 9:41

チングルマ。
これで紺碧の空だったらなあ(^^;

8/11 9:35

ゴゼンタチバナ

8/11 9:51

ヨツバシオガマ

8/11 9:55

ウスユキソウ

8/11 10:14

アキノキリンソウ

8/11 10:25

針の木岳到着
展望なく、稜線、風強く帽子飛ばされそう(^^:

8/11 10:27

ガス、風、展望なし、
だけど行きます(^^:

8/11 10:27

ザレて急勾配です

8/11 10:42

スバリ手前

8/11 10:45

一瞬の晴れ間
眼下に黒部湖(^0^)

8/11 10:56

コマクサの群生地
鞍部なので風が吹きぬけとても寒い(^^;

8/11 11:01

ここも展望なし。
晴れてれば、前に立山、剣、、、が、で〜んと(^^:

8/11 11:08

赤沢岳方面から登ってきます

8/11 11:11

ガスがスーッと引いて、赤沢岳への稜線が、、、

8/11 11:12

赤沢岳への稜線

8/11 11:19

左を見ると黒部湖、立山、剣
雪渓の白と緑のコントラストに感動します

8/11 11:15

縦走してくる高校生のパーティ

8/11 11:16

晴れてきました(^0^) 目指す赤沢岳右に鳴沢岳、岩小屋沢岳への稜線が続きます。

8/11 11:18

黒部湖。
立山、剣の頂上はガスの中(^^:

8/11 11:17

赤沢岳、鳴沢岳、岩小屋沢岳への縦走路

8/11 11:25

登山の醍醐味はこういう尾根歩きに尽きます(^0^)

8/11 12:09

ここから山頂までしばらく滑落危険場所
4点確保で行きましょう。
ずるっと滑りそうなとこばかりです

8/11 12:10

もうすぐ山頂

8/11 12:22

赤沢岳到着。

8/11 12:24

黒部湖の奥まで見えてきました。

8/11 12:23

鳴沢岳への稜線

8/11 12:27

気がつけば、足元に雷鳥が、、
カメラ出したら逃げました(^^;

8/11 12:28

ここまで逃げちゃった(^^;

8/11 12:29

鳴沢岳、岩小屋沢岳への稜線

8/11 12:42

鳴沢岳もうすぐ(^0^)

8/11 13:05

やっと鳴沢岳まできました。
これで天気よければ最高なんですが、、、

8/11 12:51

トウヤクリンドウ、これが咲くと、もうすぐ夏もおわりか、、、

8/11 13:27

最後のピーク岩小屋沢岳へのきれいな稜線

8/11 13:28

ハクサンフウロ

8/11 13:31

岩小屋沢岳への稜線、きれいです

8/11 13:35

新越乗越山荘到着

8/11 13:36

歩いてきた針の木峠、針の木岳を振り返る。
針の木岳山頂はやっぱりガスっております

8/11 14:14

岩小屋沢岳到着
種池から来たパーテイのご婦人に撮っていただきました。
12日はいい天気です。
縦走楽しんでください。
有難うございました(^0^)

8/11 14:24

種池山荘まで向かいます

8/11 14:50

爺ガ岳が見えてきました。
少し雲に覆われておりますがいつ見ても美しい山です。

8/11 14:50

種池山荘も見えてきました

8/11 14:51

一面お花畑です.
これはクモマノニガナ?

8/11 14:54

ミヤマキンポウゲ

8/11 14:53

種池山荘、、
爺が岳方面から見たらもっと素敵です

8/19 7:19

2009年8月19日鹿島槍登山時。
爺ヶ岳方面から見た種池山荘。
後に剣岳、立山、、、
なだらかな稜線の中に赤い屋根。
この風景、二重丸です(^0^)

8/11 15:04

やっと種池山荘到着
後は爺ヶ岳登山口まで下るだけ

8/11 15:06

次は泊まりたいなあ、ここ

8/11 15:08

さあ最後の仕上げ、両サイドはチングルマのお花畑、
一気に下ります(^0^)

8/11 16:37

柏原新道爺ヶ岳登山口到着(^0^)

8/11 16:50

扇沢到着。
最終からひとつ前のバスに間に合いました(^0^)

撮影機器：

A100 富士フイルム

感想

たんたん豆

北アルプスのほぼ中央に位置する後立山連峰、針の木岳
日本三大雪渓と一級品の従走路、360度の大パノラマを楽しみに登ってきました

扇沢は晴れ、気温17度
山頂見上げるとガスがかかっております。

トロリーバス入り口ゲート左が針の木岳登山口
入り口テントで、おばちゃんに登山届け求められ、提出(^^;
(普段、届け出、あまり書きませんもので、、、、)

涼しい木立の中を4回ほど車道を横切って沢沿いに上っていきます。
途中、近道もあるそうなので探しましたがわからず、
そのまま一般登山道をまっしぐら。
まだ、お日様はよく照って居りましたが、、、

雪渓が見え始めるあたりからお花畑、
ハクサンフウロ、ニッコウキスゲなど色とりどりの花が咲き誇っております。

雪渓取り付きで例によってモンベルのチェーンアイゼン装着。
着脱10秒くらい、の手間要らず。
とても便利です。しかも小さいですが、つめも一応10本ついています。
針の木雪渓でもOKでした。

雪渓あるきはスプーンカットを着実に拾って登れば問題なく歩けます。
何名か、アイゼンなしで歩いておりました。
でもストックはちゃんと使っておりました。

私は普段からストック使わないので、アイゼン装着。
滑ったらどこまでも転がっていきそうで怖いですから。

雪渓上は温度7度で、半袖では寒いくらいでした。
針ノ木雪渓は登るにつれて傾斜がどんどんきつく、そして幅も狭くなってきます。
後ろを振り向けば、今日は見えなかったけど、爺ヶ岳がデーンと鎮座しているはずです。
傾斜がきついのでスリップは要注意です。
奈落の底へ転がりそう(^^;
規模は小さいけど、白馬大雪渓よりこっちの雪渓がキツイです。
　
雪渓が終わっても急登は続きます。
今度はミヤマキンポウゲのお花畑です。

そしてだんだんガスの世界が近づいてきます(^^;(^^;
もう一日すらした方が良かったかな(笑)、

針の木峠直下はガスのかかったザレ場の急斜面です。
滑らないよう注意を要します。
針の木峠、針の木岳ともに展望なし。
立山、剣岳、黒部湖、野口五郎岳、槍、穂高、、、薬師岳、水晶岳、、、、、
見たかった、、、、

針の木岳からの下りは黒部湖から吹き上げるガスとゴロタ石の連続で、少し不安でした。
スバリ岳手前でさっとガスが晴れ、展望ちょっぴり楽しめました(^0^)
眼下に緑の黒部湖(^0^)(^0^)遊覧船も見えます。
立山、剣の山頂あたりは雲に覆われたままで、ちと残念。

スバリのコルはコマクサの群生地。
でも風が強く寒いのでじっくり鑑賞している余裕はありません(^^;

スバリ山頂も、またガスで展望なし。

セルフ証拠写真撮って、先に進みます。
ここの下りも滑らないよう、要注意です。

スバリ過ぎると、天気回復。
ガスも頻繁に引くようになりました。
従走路左手には立山、剣がお供してくれます。
スバリ岳から赤沢岳間はとても長く、標高差も結構あります。
この間は景色最高です。

左手に剱・立山を、
正面には赤沢岳西尾根を、
振り返るとスバリ岳からのびる尾根が雄雄しい姿を見せいます。
今日の天気でこの風景楽しめます(^0^)
晴れていれば、正に一級品の従走路だと思います。
感動ものです。

沢山の雲上のお花畑も楽しめたし、
これで360度の絶景が楽しめたらもう100点満点。
またチャレンジします。