雲取山・飛龍山(お祭BS〜三条の湯泊〜お祭BS)
- GPS
- 13:27
- 距離
- 37.4km
- 登り
- 3,744m
- 下り
- 3,767m
コースタイム
- 山行
- 2:17
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 2:22
- 山行
- 9:39
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 11:01
天候 | 一日目:曇り、二日目:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:お祭BSからバスで奥多摩駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
三条の湯までは最後少し土道がありますが、ほぼ整地された林道です。三条の湯から三条ダルミまではほぼトラバース道で多少細いところもありますが問題なし。三条ダルミから雲取山は笹道の急登で倒木等多少あります。三条ダルミから北天のタルを越えて飛龍山取り付きまでは左が切れ落ちたトラバース道で笹で足元が見えないところも多く、滑り易い岩や木橋も多数あり結構緊張します。飛龍山へは破線道で上がりましたが、短い急登ですが問題ありません。 |
その他周辺情報 | お祭BS周囲は何もありません。街灯もないので日が暮れるとヘッ電必要です。 三条の湯では携帯電波は全く通じませんでした。 |
写真
感想
2017年のお山に年内に登ることと奥秩父主脈縦走路で抜けている雲取飛龍間を歩くために、三条の湯前泊で周回コースを歩くことにしました。
前日から当日朝までの大雨予想もあって、昼から林道経由で三条の湯まで行くことにします。奥多摩駅を降りると雨は止んでいます。丹波行きバス停には数名の先行者がいました。後ろに並んでバスを待っていると、川乗・奥多摩湖へのバスが満席で出発していきます。丹波行きにもだんだん行列ができます。係員が乗客数を数えて、結局増便は出ませんでした。立ちっぱなしで鴨沢まで行かれた方々はお気の毒でした。
鴨沢BSで三分の二くらいのハイカーが降り、お祭BSでは15名前後でした。支度をして林道を三条の湯に向かいます。濡れた路面には寒さで弱ったカエルがあちこちに座ってました(笑)。三条の湯で手続きをして、部屋で支度をしてからお風呂に向かいます。4名も入ればいっぱいの湯船でしたが、少しぬるっとしたお湯がとっても気持ち良かったです!食堂でお疲れをしていると続々とハイカーが上がってきます。今日は満室のようでした。夕食は2回戦で、地のものが豊富でとっても美味しかったです。食堂は夕食後には談話室として開放され、小屋番さんのギター生演奏のカラオケ大会?でとっても盛り上がりました!「なごり雪」を聞きながら、若者グループと話をしましたが、CM主題歌で知っているだけとのこと。いるか?伊勢正三?Who?、時代は変わっていくんですね(笑)
翌日の朝食は5時半から。ほぼ皆さん雲取山に向かいます。三条ダルミまではほぼトラバース道で見晴らしもほとんどありません。多少細いところや木橋もありますが、歩きやすい道が続きます。三条ダルミで南が開けますが、雲が多くて眺望なし。200mの笹道の急登を雲取山に登ります。途中倒木等もあり結構汗を絞られました。
雲取山山頂は大勢のハイカーがいました。石尾根や山荘方面から続々とハイカーが上がってきますが、残念ながら眺望なし。写真休憩だけとって先に進みました。
三条ダルミまで戻って、さぁ飛龍山に向かいます。深い笹道を辿ってどんどん進みますが、尾根というよりほぼ左が切れたトラバース道です。笹で足元が見えないので慎重に進みます。結構切れていたり滑り易い木橋や岩場もあって、とっても疲れます。紅葉もまだで眺望もなし。修行道が続きました。
北天のタルから飛竜山も同様のトラバース道。山頂へは破線道で上がりましたが、急ですがこちらの方が安心して歩けます。山頂は眺望なしで誰もいません(笑)。昼食休憩もしましたが貸し切り状態でした。
眺望が望めないので禿岩へは下りず、来た道を北天のタルまで戻ります。北天のタルから三条の湯は比較的いい道が続きました。結局、三条ダルミから飛龍山・三条の湯まですれ違ったのはお二人だけでした。当初は三条の湯に連泊する予定で予約もしていたのですが、割と早く降りてこられて最終バスにも間に合いそうだったので宿泊をキャンセルして、デポしていた荷物を詰めて時間調整も兼ねて休憩した後で林道をお祭BSまで下りました。バス停には日没直前に降りることができ、三条の湯で仕入れておいた麦ジュースでお疲れ!丹波からのバスは10名弱のハイカーが乗ってました。鴨沢BSでみんな座れるのかなーと思っていたら、鴨沢西BSに臨時バスが待機していて2台体制で鴨沢BSへ。鴨沢BSでは大勢のハイカーが待っていましたが、全員着席出来たようでした。奥多摩駅から青梅までは二日目の夜用に置いておいたぶどうジュースで電車酒場開帳!。青梅からは夢の中でした(笑)。
今回は眺望には恵まれませんでしたが、カミさん初雲取および奥秩父縦走路赤線繋ぎが達成でき宿も素晴らしく、とっても楽しい山旅でした!
今回は道間違えのしようのない山歩きだったのでエプソン君の活躍はあまりありませんでした(笑)。ホントは3日間ログを動かした場合のタフさを試したかったのですが、また次回のお楽しみとします。
コメント
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おはようございます🎵
三条の湯でしたかぁ (*^^*)
いつか泊まってみたいなぁと思っている山小屋でごさんす。
その昔は林道終点までクルマが入れたそうですが、不法投棄や側溝などの金属泥棒が横行し、進入禁止になったと、山の師匠が申しておりました。
てか、タケノコの炊き込みご飯、燻製鹿肉、旨そうだなぁ。
さて、奥様とラブラブ山行、いいですねぇ (o^^o)
山小屋に付き合ってくれるなんて、感謝しなくては!
私も飛龍と雲取間の赤線繋ぎ、奥様に付き合ってもらおうかなぁ ( ̄○ ̄)
お疲れさまでした〜 (´▽`)ノ
kazu5000 さま、おはよーございます
三条の湯 とってもいいお宿でした。
食事やお風呂だけでなくホスピタリティも良く快適です。
林道柵前まで車入れるので、自家用車でも大丈夫そうですよー
ただ奥秩父縦走路 あの辺りヤバいです、もう行きたくありません
こんにちわ。
三条の湯は、気になっていました。詳細なレコをありがとうございます。イメージでは、もっと小さくて古い感じでしたが、きれいで立派な小屋なんですね。夕食は、とってもおいしそう。
小屋のカラオケ大会も楽しいですね。なごり雪、知ってますよ〜
3737 さま、おはよーございます!
僕も三条の湯、HPではあまり判らなかったので
ちょっと念入りにレコしてしまいました(笑)
とってもきれいで立派な小屋でした
従業員の方々も優しくお勧めです、是非
cyberdocさん、奥様、こんにちは。
三条の湯、なかなか良さそうですね。北海道に住んでいた頃に買った百名山の本にはこのコースが紹介されていました。そして「日帰りは無理」とも書かれていました。
道路歩きを苦にしない人なら確かにそうなのかもしれません。
奥秩父縦走路については私は全然歩けてないので少しずつ計画を立てていきたいと思っています。
aideiei@長野でした。
aideiei さま、こんにちはー
僕も日帰りはちょっとキツいと思っていて
三条の湯に連泊予約していたのですが
意外と早く降りてこられて、バスに間に合いそうだったので
それならうちでゆっくり寝ようと思って頑張りました
確かに三条の湯までの林道歩きがネックなルートですねー
cyberdocさん、こんにちは。
雲取、飛竜、お疲れさまでした。
10年以上前に1度だけ、逆回りですが同じようなルート行きました。その際、三条の湯〜北天ノタルまで、地図のの破線ルートとGPSのルートが全然違うので戸惑った記憶があります。特に、地図では1644m地点のある尾根を登っているのに、実際のルートは尾根のトラバースで高度を上げてます。しっかりした登山道なので、道迷いはしませんでしたが、こういうケースは、紙地図に比べ、GPSのほうが圧倒的に有利だと思いました。
しかし奥様、すごいですねー。
林道歩き半分とは言え、2日で約40km !
cyberdocさんのように頻繁に山へ行かれてば別ですが、すぐい体力ですね。しかも山小屋の雑魚寝もされて。一緒に行くと楽しいですよね、羨ましいなー。
kojiroh18 さま、こんにちはー
このあたりの道は尾根を通らずトラバース道ばかりなので
すっきりした景色に恵まれず修行道となってしまいました
三条の湯 いい宿だったのですが、自宅でゆっくり眠れる誘惑には勝てず
10kmの林道歩きを耐えたカミさんを褒めてあげたいです
今、筋肉痛で死んでます(笑)
cyberdocさん&奥様お疲れ様でした。
三条の湯にはいつか行こうと思っていますが、件の林道歩きが障害となりなかなか予定を組めずにおります 小屋の様子が良くわかるレコありがとうございます
それにしても2日目のロングコースを歩き通す奥様には脱帽で御座います
我々はハゲシイ筋肉痛(ツー)の事を筋肉スリーいう事にしております。お大事にとお伝えください
subaru5272 さま、おはよーございます!
林道歩き 退屈ですが、車も来ないし、ほぼ未舗装なので
アスファルト歩きよりは苦になりませんでした
下りはとっても疲れましたけど(笑)
話半分でも二日で累積標高3000越えは、僕でもキツかったので
kazuさまの奥様ほどでなくても、東北の女性は強いですね
昨日は筋肉ツー、今日は筋肉スリーのようですが
cyberdocさん
こんばんは
雲取山〜飛龍山間、赤線繋ぎ派としては、ここは是非とも歩きたいところですよね。
でも簡単には行けず、どう行こうか悩んでいました。
先に歩かれてしまい残念です。参考にさせて頂きます。
hamburg
hamburg さま、こんばんは
以前に飛龍山から前飛龍に降りちゃったので
ちょうどこの区間が抜けていて気になってました
三条の湯も行ってみたかったので、一石三鳥でトライしました
でもカミさんが一日に25km以上も歩けるとは思いませんでした
cyberdocさん、こんばんは。
高校生の頃、父に連れられて、初めて雲取山に行ったときに泊まった
思い出?の小屋です。
しかし、思い出といっても、山歩きがきつかったこと以外、
ほとんど記憶にないです。
その後、山歩きにはまることなく、過ごしてきたのですが、
飛竜も未踏だし、久しぶりに行ってみようか、なんておもいました。
sat4 さま、おはよーございまーす
三条の湯 由緒ありそうな感じ でしたが
施設はどんどん更新されている様子で、とてもきれいな小屋でした
お風呂あるのが最高ですねー
飛龍山 ちょうど山頂標識が新しくなった時に居合わせたので思い出深いお山ですが
眺望もなく、残念ながらあまり楽しい ではありません
シャクナゲの季節は良さそうでしたけど
山頂の標識と富士山のコラボ写真を今年の年賀状に使いましたよ
お祭りバス停とか三条の湯とか行っときたかったなぁ〜
amenouwo さま、まいど!
今年のお山なんで、今年に登れて良かったです
眺望がもひとつなんで、残念でしたが
三条の湯 楽しいお宿でした
初めまして。
雲取山〜飛龍山この間の赤線つなぎで、当初石尾根から登ろうと考えていました。しかしcyberdocさんのレコを見たら三条の湯経由(三条の湯は未だ行ってない)で行こうと考えが変わりました。
時期は12〜3月でコースは道の駅たばやま起点で雲取山避難小屋泊り、サオラ峠経由で丹波に下るです。
素敵なレコありがとうございました。大変参考になりました。
お疲れ様でした。
mtken さま、初めまして、コメントありがとうございます!
雲取・飛龍・笠取は、奥多摩最深部でもあり日帰りが難しく
皆さん繋ぐのに苦労されるところだと聞いておりました
三条ダルミ〜飛龍までのトラバース道は結構細く切れていて
僕たち は夏道でも怖かったですが
積雪期や凍結時はかなり危険だとのレコを読んだことがありますので
お気をつけてください
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