八ヶ岳で秋の野湯♨️



- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,791m
- 下り
- 2,151m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:00
天候 | 1日目:晴れときどきくもり、2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
渋の湯から黒百合ヒュッテまでの樹林帯は岩が一部濡れて滑りやすい箇所あり |
その他周辺情報 | 1日目:本沢温泉の野湯 2日目:八ヶ岳山荘のお風呂 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
テント
シュラフ
ガスストーブ
|
---|---|
備考 | 替えの衣類 |
感想
■Day0
前日夕方、同行する方と行き先を検討。当初は日光白根山が候補だったけど、本沢温泉の野湯に入りたいという1点で八ヶ岳へ決定。登山口は稲子湯、渋の湯のうち、本沢温泉までのCTが短い渋の湯に決定。標高稼げるから麦草峠から入る手もありましたね。
17時の段階で翌朝のスーパーあずさ1号は指定が売り切れでした。
■Day1
仕方なく八王子ではなく新宿へ向かう。列車到着前はホームが登山者で埋め尽くされた状態に!恐るべし紅葉シーズン!1h前の6:00頃に並び始めないと座れないぐらい。途中駅の乗降で遅れが出て5分遅れで茅野駅へ到着、ダッシュでバス停へ。渋の湯へ向かう人は少ないらしく、バスは半分程度、ザックを横の席に置ける余裕あり。やはり美濃戸口行きなどが混んでいたのかな。
渋の湯到着後、適当にバラけてスタート。前回、赤石岳&荒川三山から1カ月半程度ブランクがあり、ペースも早かったため、早々にバテました。この日の標高差800mは赤石岳の2,000mに比べれば大したことないでしょと甘く見てました。休日は走っていても使う筋肉が違うのと、体が登り方を忘れていて筋力で登ろうとしていた様子。背筋を伸ばして骨格で登ろうと気付いたのは2日目。。ハイペースで尋常じゃない発汗量だったので、今回は攣り防止のサプリ「MagOn」を持ってきたので早速補給。味はハチミツのような濃厚な感じでまずまず。それでも攣りそうだったので、飲まなかったらヤバかった。
秋山だけど、タイツ&短パンで良かったと思う。寒ければレインパンツをはけば良くて、タイツ&厚手ズボンで余計に汗をかいたと思う。
黒百合ヒュッテまでの道は沢沿いで濡れた岩が多くすべって転びました。この辺りが一番滑りやすかった。
黒百合ヒュッテで大休止。ここでテント泊もいいよねという会話になりましたが、目指すは本沢温泉なので、行動食で済ませて中山峠へ。
ここまでの登山道で紅葉してる木はあったけど、ごく僅か。通ったルートは針葉樹のシラビソ主体で広葉樹があまりないんですよね。
東天狗岳までの道は足攣り寸前で牛歩状態だったので、同行者に先へ本沢温泉のテン場を確保していただくため先に向かってもらいました。
東天狗岳から先の稜線はいつも通り白い砂の道が気持ちいい。
本沢温泉へ降る白砂新道は踏み跡が薄く荒れた道。かなり降ります、え!こんなにっていうくらい。1h弱で本沢温泉到着。広いテン場はほぼ満杯状態、先行して確保いただいたおかげで何とか張れました。
テント設営後、お待ちかねの野湯へ。まだ日が暮れてないので、少し明るい状態。脱衣所も囲いもないので、山中でハダカになって入浴。汗を流せるだけでもサイコーです。少しぬる目だったけど、風もなくとても気持ちがいい。
その後、テン場へ戻り夕食&宴会。この日は無印良品の栗ごはんの素でメスティン炊飯&カップラーメン。Nさんはいつも通り豊富な食材をフライパンで次々と料理。食べきれなくて途中でギブアップ。
宴会後に再度野湯へ。ヘッデンを消して満天の星空を見ながらの入浴はサイコーですね。来て良かった。体がポカポカしたままシュラフへ潜り込んだので、グッスリ眠れました。
■Day2
4時起床、朝ごはんは後で食べるので4:30には出発準備が整う。夏沢峠で朝日を見ながら朝ごはん。カップスープとトースト。トースト用網焼き機は網部分だけ持ってきたけど十分使えることが分かった。
硫黄岳までの稜線は風が強く10m以上あったと思う。フードを被り体力温存。それでもジオライン長袖薄手&レインジャケットで寒くない感じ。
硫黄岳から降る道は東側に雲海が入り、絶景楽しめました。硫黄岳山荘は良い所に建ってるんですね。
その後、横岳手前でヘルメット着用。南アルプスに比べれば大したことないですが、地味なアップダウンが堪えます。
展望荘で休憩した後、始めましての赤岳山頂へ。最後の急登は雪が付いたらちょっと怖い角度。山頂の山荘はまだ食事の準備が出来ていない(用意が出来次第なので、何時から提供できるとも言えないとのこと)。当初は阿弥陀経由で下山する予定でしたが、この時点で美濃戸口15時到着はムリそうなので、行者小屋へ降ることに。
文三郎尾根の階段が体に堪える。雪が付くと上り下り共に快適なんだとか。
行者小屋でペプシ&行者ラーメンを補給。餃子じゃないけどワンタン?が入っていて800円は良心的だし美味い。
この小屋は小屋前のテーブルスペースも広く、とても快適ですね。ゆっくりしてもう1泊したくなる雰囲気。
その後、美濃戸口へ降ります。赤岳鉱泉からの道に比べて、最後まで岩々しい感じで降りにくい道。それなりに急いだのにCTとあまり変わらず。
長くて長い下山道を歩いて八ヶ岳山荘で風呂&生ビール&ソースかつ丼で食欲が止まらない状態に。
バスは1台でしたが、途中で気づいてバス停にザックを並べておいたので座れました。
2日間で結構な距離を歩けた山行でした。
前回の赤石岳&荒川三山は、慣れてきたのかソロ山行で計画通り歩けた達成感は殆どなく、疲労からの敗北感を味わい、距離や標高を増やしてハードにし過ぎると楽しくなくなることが分かり、楽しみばかりだった山への思いが少し薄らいだ期間がありました。
今回誘っていただいたNさんに聞いてみたところ、決まったコース通りの山行はやはり徐々に達成感はなくなるので、最近ご一緒させてもらってる雪山や沢登りを混ぜてみてはとアドバイスいただきました。山の楽しみ方は1つではないですし、やはりソロより山友さん達と一緒に登った方が宴会も楽しいし、いいですね。ソロ登山は少なくしてみようと思った山行でした。
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