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Yamareco

記録ID: 132557
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ハイキング
奥秩父

道満山〜乾徳山

2011年09月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:55
距離
10.2km
登り
1,221m
下り
1,204m

コースタイム

乾徳山登山口BS8:55 - 9:10徳和峠 - 9:50道満山 - 10:30大平方面分岐 - 10:35国師ヶ原分岐 - 11:10扇平 - 11:45髭剃岩 - 12:15乾徳山山頂12:45 - 12:50黒金山方面分岐 - 13:50国師ヶ原 - 14:30乾徳山登山口(徳和渓谷側) - 14:50乾徳山登山口BS
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
塩山駅BS〜乾徳山登山口BS 650円
山梨貸切自動車バス http://yamanashikotsu.co.jp/
・西沢渓谷線 http://www.city.koshu.yamanashi.jp/koshu_wdm/html/citizen/images/17505281399.pdf
コース状況/
危険箇所等
道の状況:
・道満尾根は、台風の影響で荒れている箇所もありますが、全体的にはよく整備されています。徳和峠側から辿る場合やや急な登りとなります。展望はありませんが、道満山からはゆるやかな尾根歩きが楽しめます。
・道満尾根からは月見岩を乗り越えるかたちになるのでしょうか、岩伝いとなるので、足下注意です。
・髭剃岩では上下の行き会いに注意。
・二箇所ある鎖場はよく注意して登ればそれほどの心配はいらないでしょう。距離の長い二つ目には迂回路があります。
・黒金山方面分岐からの下りはガレ場のような状態がしばらく続きます。テープを見落とさないように注意して進みましょう。

登山ポスト: バス停近くにポストらしきものがありましたが、確認していません。

トイレ: バス停近くの乾徳公園内に水洗トイレがあります。

温泉: バス路線沿いに、花かげの湯(窪平下車)があります。
乾徳公園。皇太子登山碑もあります。
2011年09月10日 08:56撮影
9/10 8:56
乾徳公園。皇太子登山碑もあります。
手描きの登山地図、好感が持てます。
2011年09月10日 08:57撮影
9/10 8:57
手描きの登山地図、好感が持てます。
開閉式の鉄柵。絵の中に黒いのがいませんが、描かれていたら怖くて入って行けません。
2011年09月10日 09:06撮影
9/10 9:06
開閉式の鉄柵。絵の中に黒いのがいませんが、描かれていたら怖くて入って行けません。
初秋の空とハギの花
2011年09月10日 09:09撮影
9/10 9:09
初秋の空とハギの花
道満山(道萬山)山頂。展望はありません。
2011年09月10日 09:51撮影
9/10 9:51
道満山(道萬山)山頂。展望はありません。
道満山山頂に一本だけあった朴の木
2011年09月10日 09:56撮影
9/10 9:56
道満山山頂に一本だけあった朴の木
大平方面との分岐
2011年09月10日 10:28撮影
9/10 10:28
大平方面との分岐
国師ヶ原方面との分岐。月見岩の方向へ進みます。
2011年09月10日 10:36撮影
9/10 10:36
国師ヶ原方面との分岐。月見岩の方向へ進みます。
背中に気配を感じて振り返れば…
久しぶりに拝めました。
2011年09月10日 10:49撮影
9/10 10:49
背中に気配を感じて振り返れば…
久しぶりに拝めました。
南アルプス方面
2011年09月10日 10:53撮影
9/10 10:53
南アルプス方面
秋の景色ですね。
2011年09月10日 10:53撮影
9/10 10:53
秋の景色ですね。
山にはやはり青空と白雲が似合います。
2011年09月10日 11:05撮影
9/10 11:05
山にはやはり青空と白雲が似合います。
月見岩。こちらは扇平の真ん中にありますが、月見岩は二つあるのかな?
2011年09月10日 11:14撮影
9/10 11:14
月見岩。こちらは扇平の真ん中にありますが、月見岩は二つあるのかな?
いろいろな雲があって、見ているだけで楽しい。
2011年09月10日 11:15撮影
9/10 11:15
いろいろな雲があって、見ているだけで楽しい。
これから向かう乾徳山
2011年09月10日 11:15撮影
9/10 11:15
これから向かう乾徳山
扇平
2011年09月10日 11:18撮影
9/10 11:18
扇平
髭剃岩。左手から登って裏側を通ります。
2011年09月10日 11:44撮影
9/10 11:44
髭剃岩。左手から登って裏側を通ります。
一つ目の鎖場。手掛かりはここかしこにあります。
2011年09月10日 11:47撮影
9/10 11:47
一つ目の鎖場。手掛かりはここかしこにあります。
岩峰が間近に見えました。
2011年09月10日 12:02撮影
9/10 12:02
岩峰が間近に見えました。
頂上直下の鎖場。左手の裂け目を足がかりにします。
2011年09月10日 12:11撮影
9/10 12:11
頂上直下の鎖場。左手の裂け目を足がかりにします。
乾徳山山頂
2011年09月10日 12:16撮影
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9/10 12:16
乾徳山山頂
甲武信ヶ岳方面がくっきり見えます。
2011年09月10日 12:18撮影
9/10 12:18
甲武信ヶ岳方面がくっきり見えます。
雁坂嶺にも行ってみたいですね
2011年09月10日 12:27撮影
9/10 12:27
雁坂嶺にも行ってみたいですね
山標と山頂の祠
2011年09月10日 12:38撮影
9/10 12:38
山標と山頂の祠
蝶が戯れながら飛んでいました。
2011年09月10日 12:39撮影
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9/10 12:39
蝶が戯れながら飛んでいました。
揚羽蝶
2011年09月10日 12:39撮影
9/10 12:39
揚羽蝶
金峰山、国師ヶ岳方面。五丈岩(画面左端)も見えました。
2011年09月10日 12:39撮影
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9/10 12:39
金峰山、国師ヶ岳方面。五丈岩(画面左端)も見えました。
黒金山方面との分岐
2011年09月10日 12:52撮影
9/10 12:52
黒金山方面との分岐
下るにつれて笹が目立つようになりました。
2011年09月10日 13:40撮影
9/10 13:40
下るにつれて笹が目立つようになりました。
標識がいっぱいの国師ヶ原。
2011年09月10日 13:49撮影
9/10 13:49
標識がいっぱいの国師ヶ原。
徳和集落側の登山口に到着です。
2011年09月10日 14:30撮影
9/10 14:30
徳和集落側の登山口に到着です。
水浴びをしていた蝶。青黒い羽が傷ついていましたが、健気に飛び回っていました。
2011年09月10日 14:39撮影
9/10 14:39
水浴びをしていた蝶。青黒い羽が傷ついていましたが、健気に飛び回っていました。
乾徳神社
2011年09月10日 14:42撮影
9/10 14:42
乾徳神社

感想

 9月初めの台風は大きな爪痕を残しました。幼い頃に台風の直撃を受けた記憶が残る私にとっても他人事ではありません。被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

 さて、週末としては久々の好天。展望を期待して選んだのは、奥秩父の前衛・乾徳山でした。

 朝の松本行き普通列車は登山客でいっぱい。塩山駅でもそこそこの人が降り立ちました。南口バス停にはさっそく行列ができましたが、何とか全員座れました。
 交差点で止まった時に突然運転手さんがアナウンス。NTTdocomoからの提供でティッシュを配るというのです。見れば「FOMAと楽しむ日本百名山ガイド 山梨県版」という、docomoなら県内の百名山山頂でも電波が入りますよという広告冊子入りでした。さりげなくスマートホンならでは機能の紹介も。登山バスの乗客相手ですから効率がいいですね。なかなかの商売上手です。

 登山口バス停では半数ほどが降りたでしょうか。ほとんどがオソバ沢沿いのコースに向かったようです。ここのところ歩いていない私はなだらかそうな道満尾根を迷わず選択。
 ところが、思ったよりも急な傾斜が続き、蒸し暑さの中で汗があふれ出ます。倒木などは片付けられたのでしょうが、流れ出た土砂で足許は必ずしも安定しません。それでも汗を拭き拭き、まずは何とか道満山(道萬山)へ到着です。
 ここは木々が茂って展望はありません。小休止の後、道満山から先へ。尾根伝いのなだらかな山道が続きます。途中からは南西側の展望が開け、富士山や南アルプス方面の山並みが望めました。
 大平高原や国師ヶ原への分岐を見送った後、岩場が現れます。これが月見岩かと思ったのですが、標識は見つからずじまい。ともかくも先へ進んで突然開けた扇平に月見岩の標識が添えられた岩があり、ちょっと混乱。ともあれ扇平に辿り着いたことに一安心。数頭の鹿も見かけました。

 扇平からの最後の登りは、久々だけにちょっと体が重く感じましたが、エネルギーを補給して何とか鎖場へ。一つ目は手掛かりがあったのでそれほど厳しく感じませんでした。むしろ絶壁の高度感にちょっと緊張を覚えました。二つ目は垂直に近い20メートルの高さがあると聞いていたのですが、実際はそこまで高くはなく、中間地点に一息つける足場があるので、想像したよりもあっけなく登れました。
 二つ目の鎖場を登り切れば、そこは乾徳山山頂。岩稜の頂上は三百六十度の展望台で、富士山から奥秩父の峰々までくっきり見渡せます。ただ、さすがに人が多く、おまけに立っていると蚊柱がやってきます。何とか座れるスペースを見つけて、軽い昼食をとりながら、本当に久々の眺望を堪能しました。

 下りは山頂北側の鞍部を経由して下山道を辿ります。ところがこの迂回新道が厄介で、急な傾斜に浮き石が目立ちます。まるで枯れた沢沿い道のようですが、赤テープを目印にして、木々の幹を手繰りながら進んで国師ヶ原へ。
 下りに使ったオソバ沢沿いのコースは、迂回新道ほど厄介ではないものの、展望もない上に単調な道が続きます。ひたすら下って徳和渓谷側の登山口に到着。あわよくばと考えていたバスに間に合うことができました。

 鎖場が有名な乾徳山ですが、頂上は期待通りの展望でした。
 それだけでなくカヤト原の扇平など、変化に富んでいるのも魅力ですね。黒金山などを含めたルートも面白そうです。

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