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Yamareco

記録ID: 1342273
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳(阿弥陀岳・横岳~硫黄岳)

2017年12月23日(土) 〜 2017年12月24日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
16:46
距離
27.6km
登り
2,369m
下り
2,355m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:54
休憩
0:50
合計
8:44
4:56
47
5:43
5:43
7
5:50
5:50
100
7:30
7:33
49
8:22
8:37
17
8:54
8:54
23
9:50
9:52
44
10:36
10:45
23
11:08
11:18
25
11:43
11:46
25
12:11
12:13
38
12:51
12:52
19
13:11
13:12
28
13:40
2日目
山行
7:29
休憩
0:31
合計
8:00
6:42
35
赤岳鉱泉
7:17
7:18
70
8:28
8:29
7
8:36
8:37
13
8:50
8:54
4
8:58
9:01
5
9:06
9:06
10
9:16
9:16
12
9:28
9:28
5
9:33
9:34
21
9:55
9:55
17
10:12
10:12
32
10:44
10:48
16
11:04
11:04
33
11:37
11:37
4
11:46
12:00
42
12:42
12:42
66
13:48
13:48
4
13:52
13:53
49
天候 12月23日(土)曇り(赤岳に雲がかかっていた)のち晴れ
12月24日(日)曇り(雲は山の上方高くかかっていた)
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
【行き】12月22日 竹橋23:00−(まいたびバス)ー4:40美濃戸口
【帰り】12月24日 美濃戸口16:45ー(まいたびバス)ー20:00新宿
コース状況/
危険箇所等
美濃戸までは雪は少ない。山もここのところ晴れが続いていたので雪は少なめ。稜線上は雪のないところが多い。
その他周辺情報 八ヶ岳山荘で風呂に入った。今回はここから新宿行きのバスに乗ったのでここでビールを飲んでカレーを食べた。
【1日目】4時40分に美濃戸口についた。八ヶ岳山荘は明るかった。
2017年12月23日 04:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 4:56
【1日目】4時40分に美濃戸口についた。八ヶ岳山荘は明るかった。
ヘッデンをつけ林道を歩き始める。
2017年12月23日 04:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 4:57
ヘッデンをつけ林道を歩き始める。
やまのこ村も暗い中通過する。
2017年12月23日 05:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 5:44
やまのこ村も暗い中通過する。
美濃戸山荘で朝食のパンを食べる。
2017年12月23日 05:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 5:52
美濃戸山荘で朝食のパンを食べる。
ここから柳川南沢にはいる。
2017年12月23日 06:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 6:07
ここから柳川南沢にはいる。
こんなところに橋があったかな。
2017年12月23日 06:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 6:26
こんなところに橋があったかな。
だんだん雪山らしくなってきた。
2017年12月23日 07:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 7:18
だんだん雪山らしくなってきた。
なんどもとおった道だがすこしづつ変わるが岩は変わらない。
2017年12月23日 07:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 7:22
なんどもとおった道だがすこしづつ変わるが岩は変わらない。
凍っている。すべらないように雪の上を歩く。
2017年12月23日 07:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 7:25
凍っている。すべらないように雪の上を歩く。
白河原についた。もうすぐ。
2017年12月23日 07:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 7:58
白河原についた。もうすぐ。
行者小屋。上に見える大同心が見えない。
2017年12月23日 08:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 8:25
行者小屋。上に見える大同心が見えない。
今日の雪の状態だと大丈夫なので阿弥陀岳へと中岳沢にはいる。
2017年12月23日 08:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 8:58
今日の雪の状態だと大丈夫なので阿弥陀岳へと中岳沢にはいる。
急な沢の中の道を登る。
2017年12月23日 09:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 9:21
急な沢の中の道を登る。
もうすぐ中岳沢のコルだ。
2017年12月23日 09:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 9:34
もうすぐ中岳沢のコルだ。
阿弥陀岳への登りにかかる。
2017年12月23日 10:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 10:00
阿弥陀岳への登りにかかる。
岩を回り込むように山頂に向かう。
2017年12月23日 10:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/23 10:24
岩を回り込むように山頂に向かう。
阿弥陀岳山頂についた。
2017年12月23日 10:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/23 10:37
阿弥陀岳山頂についた。
セルフタイマーで撮る。
2017年12月23日 10:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/23 10:41
セルフタイマーで撮る。
赤岳の雲が取れた。
2017年12月23日 10:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
12/23 10:42
赤岳の雲が取れた。
すぐにまた雲がかかる。
2017年12月23日 10:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 10:43
すぐにまた雲がかかる。
南のほうの山も雲がわいている。
2017年12月23日 10:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 10:46
南のほうの山も雲がわいている。
権現岳の左に富士山が見える。
2017年12月23日 11:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/23 11:09
権現岳の左に富士山が見える。
中岳の登りから横岳、硫黄岳が見えるもう雲がとれた。
2017年12月23日 11:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/23 11:14
中岳の登りから横岳、硫黄岳が見えるもう雲がとれた。
中岳とその向こうに赤岳。
2017年12月23日 11:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 11:15
中岳とその向こうに赤岳。
中岳山頂。
2017年12月23日 11:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/23 11:40
中岳山頂。
富士山をのぞく。
2017年12月23日 11:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 11:40
富士山をのぞく。
文三郎尾根分岐についた。今日はここから下る。
2017年12月23日 12:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 12:13
文三郎尾根分岐についた。今日はここから下る。
文三郎の下りから大同心、小同心をみる。
2017年12月23日 13:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 13:22
文三郎の下りから大同心、小同心をみる。
今日の宿、赤岳鉱泉についた。
2017年12月23日 13:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 13:41
今日の宿、赤岳鉱泉についた。
【2日目】行者小屋に向かう。
2017年12月24日 06:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 6:45
【2日目】行者小屋に向かう。
この日は横岳がよく見えている。
2017年12月24日 06:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 6:56
この日は横岳がよく見えている。
行者小屋から地蔵尾根にはいる。
2017年12月24日 07:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 7:19
行者小屋から地蔵尾根にはいる。
はしごは雪に埋まっていない。
2017年12月24日 08:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 8:03
はしごは雪に埋まっていない。
下の地蔵から稜線を見る。
2017年12月24日 08:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 8:14
下の地蔵から稜線を見る。
地蔵の頭についた。
2017年12月24日 08:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 8:29
地蔵の頭についた。
横岳に向かう。
2017年12月24日 08:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/24 8:32
横岳に向かう。
二十三夜峰。後ろに赤岳。
2017年12月24日 08:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 8:35
二十三夜峰。後ろに赤岳。
鉾岳の登りにかかる。
2017年12月24日 08:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 8:43
鉾岳の登りにかかる。
振り返ると赤岳の左に富士山が見える。
2017年12月24日 08:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 8:53
振り返ると赤岳の左に富士山が見える。
諏訪側の岩場をトラバースする。
2017年12月24日 08:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 8:59
諏訪側の岩場をトラバースする。
さらに雪の斜面をトラバースする。
2017年12月24日 09:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 9:02
さらに雪の斜面をトラバースする。
石尊峰を通過する。
2017年12月24日 09:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 9:10
石尊峰を通過する。
三叉峰に向かう。
2017年12月24日 09:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 9:15
三叉峰に向かう。
三叉峰の分岐。杣添尾根が正面に降りていく。
2017年12月24日 09:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 9:19
三叉峰の分岐。杣添尾根が正面に降りていく。
奥の院に向かう。
2017年12月24日 09:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 9:19
奥の院に向かう。
振り返ると赤岳、阿弥陀岳ものぞいている。
2017年12月24日 09:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 9:24
振り返ると赤岳、阿弥陀岳ものぞいている。
2017年12月24日 09:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 9:28
横岳本峰が見えてきた。
2017年12月24日 09:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/24 9:30
横岳本峰が見えてきた。
この梯子を上ると横岳山頂になる。
2017年12月24日 09:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 9:32
この梯子を上ると横岳山頂になる。
横岳本峰山頂。
2017年12月24日 09:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 9:34
横岳本峰山頂。
横岳山頂から富士、赤岳、阿弥陀岳。
2017年12月24日 09:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 9:35
横岳山頂から富士、赤岳、阿弥陀岳。
赤岳、中岳、阿弥陀岳。間から北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳がのぞく。
2017年12月24日 09:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/24 9:35
赤岳、中岳、阿弥陀岳。間から北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳がのぞく。
槍穂高が遠望できる。
2017年12月24日 09:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 9:37
槍穂高が遠望できる。
三叉峰の左に富士山が雲に浮かんでいる。
2017年12月24日 09:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/24 9:38
三叉峰の左に富士山が雲に浮かんでいる。
横岳本峰からの下り。
2017年12月24日 09:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 9:40
横岳本峰からの下り。
また諏訪側のトラバースにはいる。
2017年12月24日 09:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 9:43
また諏訪側のトラバースにはいる。
硫黄岳へのくだりから横岳を振り返り見る。
2017年12月24日 09:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/24 9:53
硫黄岳へのくだりから横岳を振り返り見る。
2017年12月24日 09:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 9:57
硫黄岳小屋まで降りてきた。
2017年12月24日 10:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 10:12
硫黄岳小屋まで降りてきた。
振り返る。
2017年12月24日 10:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 10:16
振り返る。
硫黄岳までケルンが続いている。
2017年12月24日 10:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 10:23
硫黄岳までケルンが続いている。
硫黄岳山頂。
2017年12月24日 10:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 10:42
硫黄岳山頂。
赤岳方向を見る。
2017年12月24日 10:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 10:43
赤岳方向を見る。
山頂標識で撮ってもらった。
2017年12月24日 10:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 10:46
山頂標識で撮ってもらった。
天狗岳、蓼科山、遠く白馬方向の山。
2017年12月24日 10:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 10:48
天狗岳、蓼科山、遠く白馬方向の山。
硫黄岳の火口壁。
2017年12月24日 10:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/24 10:48
硫黄岳の火口壁。
赤岩の頭に降りていく。
2017年12月24日 11:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 11:02
赤岩の頭に降りていく。
ここから下っていく。
2017年12月24日 11:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 11:04
ここから下っていく。
降りてきて稜線を見上げる。
2017年12月24日 11:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 11:44
降りてきて稜線を見上げる。
赤岳鉱泉に降りてきた。
2017年12月24日 11:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 11:46
赤岳鉱泉に降りてきた。
これが有名なやつ。
2017年12月24日 12:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 12:01
これが有名なやつ。
柳川北沢を降りていく。
2017年12月24日 12:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 12:08
柳川北沢を降りていく。
堰堤まで降りてきた。橋を渡ると林道に出る。
2017年12月24日 12:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 12:42
堰堤まで降りてきた。橋を渡ると林道に出る。
昔はここから山道だった。
2017年12月24日 12:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 12:47
昔はここから山道だった。
美濃戸山荘でスパッツをはずしピッケルを片付ける。
2017年12月24日 13:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 13:49
美濃戸山荘でスパッツをはずしピッケルを片付ける。
車の通らない左の道に入る。
2017年12月24日 14:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 14:13
車の通らない左の道に入る。
美濃戸口についた。
2017年12月24日 14:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/24 14:42
美濃戸口についた。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー バラクラバ 毛帽子 着替え ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 行動食 非常食 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ

感想

 朝5時前に美濃戸口につく。直通バスは楽だ。以前は茅野駅でシュラフにもぐり仮眠したものだった。今回は朝早いので歩いていて眠くなって困った。座ると眠ってしまいそうだった。行者小屋でアイゼンをつけるころは眠気はおさまっていた。最初からこの日は阿弥陀岳のみのつもりでいたが中岳沢の分岐に来るころ雪は少なそうで新雪はないので中岳沢を登ることにした。去年はこのあたりでカモシカにあった。沢の中を登っていく。しだいに急になる。中岳のコルの少し上の梯子の下までトレースがあった。
 赤岳方向を見ると全体にガスに覆われていてそのガスが流れている。ときたま赤岳山頂が見える。阿弥陀岳に向かう。今年は雪が少ないのでほぼ夏道どおりに雪に埋まった鎖のわきを登る。見上げるとごつごつした岩の山頂がのぞいている。急な登りを続けるとやがてなだらかになり山頂についた。いつもの地蔵が雪に埋まらずにある。振り返ると横岳、赤岳の雲ももうない。青空の下に山がはっきり見える。まだ南アルプスや、中央アルプスのほうは雲がわいている。しばらく周囲の山をみてくだる。中岳沢のコルでここを降りようかと思ったがまだ早いのでとりあえず中岳を超えてみることにした。中岳をすぎ赤岳へジグザグに登ると文三郎の分岐につく。無理をせず今日は赤岳に行かずに降りることにした。行者小屋を経て赤岳鉱泉まで降りた。
 翌日は、硫黄岳から横岳とも思ったが、地蔵を登り気分で赤岳、横岳どちらかに行くつもりで行者小屋に行くことにした。行者小屋から地蔵尾根を登る。登山道の階段もまだでていた。尾根に出ると地蔵が鎮座している。ちょっと考えてこのごろ歩いていない横岳に行くことにする。尾根を進み二十三夜峰と彫られた石板のわきをとおり、日の岳ルンぜを登る。去年はトレースがなくこの日の岳の手前で膝までのラッセルとなったので引き返してしまった。今回は稜線上に雪がほとんどないので順調に進む。次の鉾岳は諏訪側の岩場をトラバースする。石尊峰を登り、三叉峰の稜線はこんなだったけと思いながら杣添尾根分岐をすぎる。本峰の突起が見えてくる。鉄梯子を上ると頂上に着いた。しばらく周囲の山を眺めて過ごす。少し岩場のトラバースをすぎると硫黄岳小屋に向けてくだっていく。昔は石室といったと思う。このあたりはいつも風が吹き抜けるところだ。今日も強い風が吹いている。ここから大きなケルンに導かれて火口の淵に沿って硫黄岳に登っていく。広い山頂のはずれは火口壁、雪はほとんどない。
 ここからは降るだけ。午後から天気が崩れるとのことだったが当分大丈夫そうだ。赤岩の頭の指導標から降っていく。前はまっすぐ降ったと思うがジグザグに道ができている。すぐオオシラビソの樹林に入る。振り返ると木の間越しに横岳の稜線が見えている。ジョウゴ沢、大同心沢にトレースがあるので氷に来ている人が多いと思う。赤岳鉱泉のアイスキャンデーは盛況で取り付いている人が多い。アイゼンをはずし美濃戸に降る。
 美濃戸口につくとバスの時間まで間があるので八ヶ岳山荘で入浴し山の汗を流す。生ビールを飲み一息ついて今回の山は終了した。

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積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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