記録ID: 1365560
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科
バリエーションへの挑戦★阿弥陀岳北稜〜動画付き
2018年01月20日(土) 〜
2018年01月21日(日)
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 13:07
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,979m
- 下り
- 1,969m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:26
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 3:30
2日目
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 9:34
15:51
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新宿方面→JR茅野茅野駅(10:08) 中央線 JR茅野茅野駅(10:30)→美濃戸口(11:07) バス ■帰り 美濃戸口(16:30)→JR茅野茅野駅(17:00)バス JR茅野茅野駅(17:28)→新宿方面 特急あずさ |
コース状況/ 危険箇所等 |
III級程度のマルチピッチクライミングを含むバリエーションルート |
写真
装備
MYアイテム |
cajaroa
重量:3.02kg
|
---|---|
個人装備 |
ドライレイヤー
ベースレイヤー
薄手フリース
ソフトシェル
ハードシェル
インサレーションジャケット
ダウンジャケット
タイツ
ズボン
ゲイター
靴下
インナーグローブx2
アウターグローブx2
ネックゲイター
ニット帽
バラクラバ
サングラス
ゴーグル
雪山用登山靴
アイゼン
ピッケル
ストック
ヘッドランプ
ビーコン
スコップ
ゾンデ
ザック
地図
コンパス
時計(高度計)
スマートフォンGPS
予備電池
計画書
筆記用具
保険証
カメラ
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
テルモス
水筒
銀マット
インフレータブルマット
シュラフ#1
象足
ダウンパンツ
ハーネス
ATC
安全環付きカラビナx1
|
共同装備 |
テント
ポール
竹ペグ
テントシート
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ツェルト
スコップ
ガス
バーナー
コッフェル
カップ
ダブルロープ50mx1
クイックドロー中x3
アルパインヌンチャクx2
スリング120x4
安全環付きカラビナx4
ノーマルカラビナx4
|
感想
挑戦のきっかけは去年雪山の講習会で北稜に行った時、
『今度は自分達で登ろう』
と思ったこと。シンプルな理由である。
雪山もそれなりに登ってきたし、クライミングジムに行ったりしてたので、それ程難しいとも思わなかったが、いざ自分達でやるとなると話は別である。
岩稜帯ではバランスが取れるように計算して、ホールドを選べず、たまたまそこにあるものを選んでいたし、ロープが扱えるわけでもなかったからだ。
そこで、夏の間に外岩でクライミングをし、さらにロープによる確保技術を習得して臨むことにした。
今回さぞかし達成感があったのだろうと思われるかもしれないが、案外そうでもない。
登攀は練習してきたことそのままであったし、しかもアルパインクライミングの絶対落ちないというレベルで安全を考え、技量的にバッファを持っているので、全力感がなかったからなのかもしれない。
ただ、一区切りついて振り返えると、この9ヶ月間、北稜に向け、様々なことを学び、考え、登ってきたことは、なんとも充実した時間であり、山の様々な面白さを知ることになったのだと気付かされる。
挑戦と言うと、世の中では本番の困難やトラブルを乗り越えることばかりに焦点が当てられがちだけど、その過程に大切なものがあったような気がする。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1929人
コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
cajaroaさん、maamさんおはようございます。
マルチピッチ、昔は本チャンと言っていたクライミング形態ですね。
天気、景色そして岩、雪壁を登るお二人最高に素晴らしいです
事前のビレイの復習、雪崩チェック等クライマーの模範となる慎重さは見習いたいです。
お疲れ様でした。
mumさんこんにちは!
今回天気に恵まれ、良いデビュー戦となりました。
雲一つない晴天の中、程よい緊張感を感じながら、空に突き上げるように真っ白な雪壁や岩を登るのは爽快でした。
肩絡みのビレイは僕達も習ったばかりで、日常ではなかなか実践できないので、練習を繰り返しました。僕らは器具を使ったビレイしかやってこなかったので、、、
使える条件や地形を活用すれば、有効なものなのですね。
cajaroaさん、maamさん、こんにちは。
お二人ともカッコ良過ぎです👏
自分がその場にいたとしたら・・と想像しながら拝見させて頂きました(^^)
「行った気になりゃしあわせになるがいい〜」って歌がありましたが、本当にこちらまでワクワクドキドキ気分になっちゃいました
次回の投稿楽しみにしております(*^^*)
ak0211さんこんばんは
実際、程よいワクワクドキドキ感でした。なかなか暖かくて良かったです。
それぞれの終了点でそれぞれ20分程待ちがあったので、クライミング部分はのんびりでした。(笑)
気象条件が厳しい時などに、自分がその場にいたらと思うことはできますが、ポジティブな方向で想像できるのは羨ましいです。
cajaroaさん、maamさん、今晩は、
阿弥陀岳北稜登攀、おめでとうございます。
本当に素晴らしいなと思いました。目的のために、クライミングの練習や確保技術を習得して、その上でバッファーを確保しながら目標をクリアしてゆくなんて。
色んなスタイルや楽しみ方はあると思いますが、一つのお手本のような気がしました。
阿弥陀岳北稜登攀は一つの通過点ながらもブレークスルーみたいなもので今後は一気に領域が広がると思いますので、これからのご活躍を楽しみにしています。
takatanさんこんばんは
目的と言ってしまうと、大層な感じにも聞こえますが、どちらかと言うと、テーマみたいなもので、安全基準もアルパインクライミングにおける一般的なものを素直に定めた感じでした。
どちらかと言うと、定めたものに対して、いかにやっていくかを考えたり、新しい扉を開いたり、行動を起こしていったのが、今回の大変なところでありつつも、楽しかったところだったと思います。
最後の方は、姿勢を直したほうが(骨盤を立てたほうが)登れるなんていう話もK野さんに聞いたので、会社で椅子に姿勢良くすわるとかもしてました。(笑)
結果的には1日2日の山行ですが、それから派生していくところに登山というものの奥深さを感じます。
cajaroaさん、maamさん、こんにちは😃
昨夜はどうもでした〜\(^o^)/
八ヶ岳冬季積雪期のクライミング成功、素晴らしいです✨
挑戦、それに向けての練習、学びの姿勢、地道な努力あっての成果ですね\(^o^)/
見習いたいと思います
それにしても極寒の中、テント、結構いらっしゃるのですね!(◎_◎;)
またまた、ヤマメシが美味しそうです😆
こちらも見習いたいと思いました…(^^;;
快晴の青空に雪山、本当にキレイですねー
低山エリアですが、ちゃんと根雪で積もったら、比較にはなりませんが、車窓から雪山眺めに行こうかな〜💕
machagon さんこんばんは
昨日はどうも。
北陵はバリエーションの入門的な位置付けのルートで、アルパインルートとしては特別なルートではありません。
でも僕たちに取っては特別でしたし、振り返ればその過程が価値のある存在にしたのだと思っています。
熊倉山への復帰を目指され、初めて登る熊倉山にもきっと大切な価値が生まれるのではないでしょうか?
自分にとって価値ある山とは山の困難さなどではないのだと思います
大変でしょうが、リハビリ頑張ってくださいね。それも登山の一部かもしれませんね
cajaroaさん、maamさん、こんばんは。
阿弥陀岳北稜登頂おめでとうございます。半年かけて講習会を受けたりして準備してのチャレンジ成功は喜びもひとしおかと思います。私はクライミングとか全然できませんが動画もみさせて頂いてとてもワクワクしました。ほんとカッコいいです!!これからもチャレンジは続くんでしょうけど、気をつけて頑張って下さい。レコ楽しみにしています🎵
cajaroaさん、maamさん、こんばんは。
阿弥陀岳北稜登頂おめでとうございます。半年かけて講習会を受けたりして準備してのチャレンジ成功は喜びもひとしおかと思います。私はクライミングとか全然できませんが動画もみさせて頂いてとてもワクワクしました。ほんとカッコいいです!!これからもチャレンジは続くんでしょうけど、気をつけて頑張って下さい。レコ楽しみにしています🎵
Etsunoさんこんばんは
雪山を始めたのは4年前に登った高尾山でしたが、知らぬ間にこんなエライことになっていました。まさか当時ロープを使って登山をするなんて思ってもいなかったです。
気持ちは当時スノーハイクをしていた時と同様、やっぱり楽しみたいんですね。怖い思いをしては楽しめませんし、ワクワク感も湧きませんから、準備は大事だと思っています。
お互い雪山ライフを楽しみましょう!
cajaroaさん、maamさん、
お二人での阿弥陀北陵おめでとうございます!!😆😆
いつも、レコお邪魔するたび、進化しているお二人がすごい!!と思ってました。
山頂でのcajaroaさん、maamさんの写真が最高に素敵ですね✨達成感?充実感?色々感慨深いものがありそうです。
以外にもあっさり、、ということは今までのトレーニングで登頂の実力がバッチリついていたということですよね、素晴らしい。。
>>中岳のコルに下る急斜面。以前この斜面で人が私の目の前で回転しながら滑落していきました。最後まで気を抜かず、慎重に足を運びます。
この写真スゲー!!この傾斜はロープ使わずに降りるもんなんでしょか、怖ぇです!
お二人の次の目標、なんだろう?!
楽しみにしています🎶
mochaさんこんばんは!
登っている時はいつもと同じような感じでしたが、帰ってきて写真を見返したりしていたら、いろいろやってきたなぁと思い出しました。
山頂で撮った時は、一つの区切りだし、ポーズでもとっておくかな?くらいなのですが、選ぶときに、少し感慨を感じました。
トレーニングの効果はあって、努力がつながったと思います。
あのくらいの傾斜だと、ロープ使わずにおります。Shibaさんに少し習ったかもしれませんが、横向きに降りるのをきちんとやるのですが、、、ちょっと怖えっすよ。
登りもマルチの岩場の取り付きまでなら、ロープなしでもいけます。
トレーニングといえば、お腹の肉もへこみだして、一キロほど減りました。
もうつまませまないぜ!
その後、リハビリは順調ですか?山行への復帰楽しみにしてます。
というか、山もトレーニングも日常も、mochaさんの充実っぷりには頭が下がります。
見栄もなく、媚もなく、等身大の素敵な記録だと感じました。
アッサリとも思える感想の行間には、それまでの過程がギッシリと詰まっているのですね。天候を選んでの山行なのでしょうが、それにしても眩いばかりの八ヶ岳ブルー!それ以上に輝くお二人の笑顔に、こっちまで幸せな気分になりました♪
wakatakeyaさんこんばんは
今回雪山のマルチピッチなので、ワクワク感や充実感はありましたが、帰りの電車の中で、いつもの山行と感覚的に変わらないという不思議な感じでした。
12月にギリギリマルチと雪上講習を受けて、ロープのシステムを復習したりするあたりが山場で、けっこう大変だったのですが、本番はクライミングをやってきたことも自信の後押しとなり、不安もなく登ることができたと思います。
こういったアルパインクライミングは、安全のため、ゆとりを持って登る必要が出てきますが、今回改めて、全力で打ち込めるフリークライミングの良さというのをあらためて感じました。
登れねー登れねーと思いながら牛歩の歩みをしてきましたが、魅力を感じて続けていた理由はそこにあったのかもとも思っています。
今年こそはイレブン目指したいですね。お互い楽しんでいきましょう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する