白馬岳(猿倉→白馬岳→栂池)



- GPS
- 29:35
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 2,147m
- 下り
- 1,545m
コースタイム
猿倉6:30-7:24白馬尻小屋7:45-大雪渓登り口8:33-10:25避難小屋-11:30白馬岳頂上宿舎-(休憩)12:42-12:52白馬山荘-13:11白馬岳-白馬岳頂上宿舎
【二日目】
白馬岳頂上宿舎6:07-白馬山荘-6:45白馬岳-7:56小蓮華山7:58-9:12白馬大池9:25-9:55乗鞍岳頂上-12:05栂池ロープウェイ
天候 | 二日間とも晴。風もほぼ無し。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険箇所】 登り始めの朝早くは霜がおりていて木道が滑りました。注意してください。 大雪渓を過ぎてから雪解け水の凍結箇所有り。 大雪渓はクレバスの位置によっては登りでも下って登り返すかもしれないので、軽アイゼンがあるとよいと思います。 |
写真
なぜ皆、川を渡る???
その理由は橋を渡ろうとしてすぐ気づく。
一歩足を踏み出すと、
「ズリッ!」
(サーッ)と血の気が・・・
そうです、霜が降りて滑ったのです。
即退散しました。
川を通り歩き始め後ろを振り向くと、ある登山者が気づかず橋を渡り、危ないな・・って思っていたら、
ツルン!
と橋から落ちていました。
すぐ立ち上がられていましたが、あの後、全然来なかったので、怪我して引き返されたのだろうか・・・
この先、ホント気をつけようと身が引き締まりました。
同行者の何人かがアイゼンを付けずに登っていましたが、途中クレバスを回避して登り返すところと雪渓の終わりの凍った箇所にかなり苦戦をしていました。
よかったぁ〜持ってきて!
滑るかも知れないと冷や汗をかきながら歩くのははっきりいってゴメンです。
いったん荷物を置くため休憩です。
今回は宿泊者が少なかったので1布団に一人です。
しかし、部屋内、寒すぎです!!!
布団をかぶってみましたが寒すぎです!
私のへなちょこ温度計でみると5℃でした。
これでは夜眠れないかも・・・と不安に。
部屋が寒いうえ、ご飯も満足できなかったら・・・と思ったが・・・・
大満足です!
ビュッフェスタイルになっていて、全て大目によそいましたが全部ペロリといっちゃいました!
おかわりもできるし、幸せです!!
感想
【1日目】
初のアルプス山行になった白馬岳は、10/3の白馬山荘の雪景色写真を見て、これは今回中止かな・・・と思っていたら、もうほとんど溶けて大丈夫だという情報で決行になりました。
雪が溶けているといっても、朝晩絶対寒いだろうからいろいろ持っていこうと準備するが、荷物の重さと準備する時間がなく、毛糸の帽子とホッカイロ、タオルを忘れてしまった。(途中コンビニで調達しましたが)
皆と集合し車で猿倉に夜中の1時だろうか到着し、出発時刻まで車内で仮眠です。
(車内も寒すぎです!シュラフのない私は全ての服を身に付けましたが、かなり凍えて全然眠れませんでした)
バス組テント泊の二人と合流し6時半過ぎに出発しました。
出発してすぐに山のキレイに圧倒され、テンションがあがります。
雪渓を歩く距離は短く、あまり歩いたというカンジはせず、感動せず。
それよりか周りの山々のキレイさにうっとりしていました。
雪渓を真っ直ぐ登っていくと途中にロープが張られていた。
そこで登山ガイドが、「この先15mの深さのクレバスがあるので、ロープに沿ってちょっと下って登り返してください」と。
やはりアイゼンをつけていて正解です。アイゼンのない人たちは苦労されていました。
その雪渓を抜けると上は凍っている箇所が多数、高度のせいか、自分の体力の無さか、ペースが他の人よりぐんぐん遅くなりビリに。
逆にマイペースで登れましたが、何となく今までの山と登る難しさを感じました。初心者の私には、一人で登ることは難しいかも・・と思う山でした。
昼には、本日の宿に到着できましたが、部屋が外と変わらないぐらい寒く、ホントつらかった〜!!
夜は、使っていない掛け布団をもう一枚とホッカイロ、足&背中、腹に付けようやく眠ることができました。ですが、掛け布団2枚はかなり重いです。寝苦しかった・・・
部屋は寒すぎですが、食事が美味しかったのでトントンでした。
【2日目】
朝食5時に採り、6時半ごろ出発しました。
昨日と同じ道を辿って白馬岳へ。朝は、雪が凍って危険なのでアイゼン装着して出発しました。
本日も快晴で、八ヶ岳、富士山、剣岳、槍ヶ岳、白山etc..が見えました。前回の富士山行に引き続き、天気に恵まれています。
ホント来てよかった〜!
白馬岳を後にし、白馬大池で休憩し、ごろごろした岩の道を長く長〜く登って降りてをして、さすがの私も飽きて疲れてきたところでようやく栂池に到着です。
いやぁ、上りもツライと思いましたが、下りまでもこんなにツライとは・・・
下りのごろごろした大きい岩で難渋し、距離の長さに難渋し、う〜ん・・まだまだ体力不足だな・・・と感じずにはいられませんでした。
と今回の山行は、今までの山とは違く、いろいろな面で難しさを感じさせられましたが、勉強になった白馬岳登山でした。
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