燕岳〜常念岳 春の稜線散歩 でも足元はすっかり夏山

2018年04月30日(月) 〜 2018年05月02日(水)

• GPS: 63:16
• 距離: 23.8km
• 登り: 2,445m
• 下り: 2,577m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:27
• 休憩: 1:44
• 合計: 7:11

7:52 中房温泉登山口
8:26 8:32 第１ベンチ
8:57 9:04 第２ベンチ
9:39 9:50 第３ベンチ
10:30 10:35 富士見ベンチ
11:10 11:35 合戦小屋
13:10 13:50 燕山荘
13:57 13:57 いるか岩
14:14 14:14 めがね岩
14:25 14:35 燕岳
15:03 燕山荘

2日目

• 山行: 7:46
• 休憩: 1:21
• 合計: 9:07

6:30 燕山荘
7:07 7:32 蛙岩
10:08 10:20 小林喜作レリーフ
10:34 10:34 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
11:32 12:10 大天井岳
12:16 12:17 大天荘
13:20 13:25 東天井岳
15:37 常念小屋

3日目

• 山行: 5:38
• 休憩: 0:41
• 合計: 6:19

6:40 常念小屋
7:40 7:50 前常念分岐
8:00 8:10 常念岳
9:15 9:31 常念小屋
11:50 11:55 王滝ベンチ
12:45 12:45 山ノ神
12:58 12:58 一ノ沢登山口
12:59 ゴール地点

1日目のみGPS。2日目以降はバッテリー切れのため手入力です。

天候

1日目：晴れのち曇り　　2日目：晴れ　　3日目：曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

往路：穂高駅前（穂高神社裏）の無料駐車場に車を置き、駐車場のバス停から中房温泉行の定期バスに乗車。1700円。
復路：1日前に先行して同一コースを歩いて前日に下山していたsatousanに一ノ沢の登山口まで車で迎えに来てもらいました。ありがとうございました。

コース状況／危険箇所等

中房温泉〜燕山荘（合戦尾根）：第三ベンチでアイゼン装着。
　　　　気温が高く、雪が緩んでやや歩きにくかった。
燕山荘〜燕岳：アイゼン不要。
燕山荘〜大天井岳〜常念乗越：アイゼン不要。
　　　　2678ピークへの登りで雪が見えたのでアイゼンをつけてみたが、
　　　　逆に歩きにくかったのですぐに脱着。
　　　　大天井岳へのトラバース道は通行止め。
　　　　直登ルートに雪はなく、後続者への落石に注意。
常念乗越〜常念岳：前常念岳分岐から頂上直下までのみ雪あり。
　　　　早朝は雪が堅いのでアイゼンがあった方が安心。
常念乗越〜登山口（一ノ沢）：上部の雪渓は急傾斜。
　　　　とはいえ雪が緩んできたらアイゼンなしでも歩けそう。
　　　　下りが苦手な私は、かなり下の方までアイゼンつけたまま歩いたけど。

写真

4/29 13:22

登山前日（4月29日）：池田町の北アルプス展望美術館に立ち寄り。

4/29 5:18

明日から歩く予定の稜線が見える。有明山の右側が燕岳。正面は大天井岳。左に常念岳。左端に蝶ヶ岳がちょっと切れてる。

4/29 13:20

蓮華岳がデカい。

4/29 5:21

爺が岳（左）と鹿島槍ヶ岳（右）

4/29 5:30

とんがりは餓鬼岳

4/29 13:31

左から爺が岳、鹿島槍、五竜、そして白馬三山へ続く・・・

4/29 14:38

穂高神社に無事をお祈りしてきました。

4/30 6:13

登山初日（4月30日）：穂高駐車場からバス。6:33発

4/30 7:40

中房温泉に到着。7:35着予定で7:40着。いいお天気みたい。

4/30 7:42

登山届を提出して出発

4/30 8:25

第一ベンチで最初の休憩。前にGWに来たときはここからアイゼン装着したけど、今回は完全に夏道。

4/30 8:57

第二ベンチで休憩。まだ雪がない。

4/30 9:39

第三ベンチで休憩。ここでようやくアイゼンの出番。

4/30 10:06

登山道脇の土手に白いお花。誰も見向きもしてない。

4/30 10:05

バイカオウレンか？

4/30 10:31

富士見ベンチで休憩。

4/30 10:32

肉眼ではこの写真のど真ん中にうっすらと富士山が。何度も通ったことがある道だけど、富士山が見えたのは実は初めて！

4/30 11:10

やっとこさ合戦小屋に到着。ここでランチタイム。小屋前のテーブルで、いつものようにまずはお腹にプチっとインスリン。

4/30 11:34

売店もやってますが利用せず。なんせいろんな食べ物担いできてるんで。。

4/30 11:46

合戦小屋からちょっと登ると、槍の頭が見えてきた！

4/30 4:07

だんだん槍の全体が見えてくる。稜線上では槍を見るのを口実に何度も休憩（笑）

4/30 13:14

やっと燕山荘に到着！

4/30 5:51

一休みの後、燕岳に向かって出発。

4/30 5:57

久しぶりのイルカさん、こんにちは！

4/30 14:25

登頂！約2年半ぶり。

4/30 14:25

恒例の三角点タッチ

4/30 6:26

山頂からの眺め。曇ってるけど槍穂がくっきり。

4/30 6:26

北鎌尾根や西鎌尾根、千丈沢や湯俣川も

4/30 6:27

裏銀座の稜線

4/30 6:28

燕山荘と明日向かう予定の大天井岳

4/30 14:42

メガネ岩

4/30 15:30

燕山荘に戻って生ビール。800円。

4/30 16:35

テン場。昨日の方が多かったようで、整地されたスペースがまだまだ残ってる。この中にtamu-chanいるんだろうな。

4/30 17:07

燕山荘の夕食。チーズインハンバーグのチーズがたっぷり。おなかいっぱいなので、食後の赤沼オーナーのお話は夢見心地で聞かせていただきました。

4/30 10:18

曇ってるけど夕陽が見えるかも？と期待

4/30 10:26

水晶岳の右へ

4/30 10:28

日没です。

4/30 20:43

登山2日目（5月1日）：ほぼ満月

4/30 20:47

東の空が明らんできました。

4/30 20:51

雲が赤くなってキレイ

4/30 20:54

ご来光。

4/30 20:55

朝焼けが安曇野の水を張った水田に映ってステキな感じ♪

4/30 21:00

日の出直後の槍と満月

4/30 21:03

微妙に赤い？

4/30 21:05

いまいち赤くないかな？

4/30 21:05

朝日に照らされる燕山荘

5/1 5:35

燕山荘の朝食

5/1 6:27

テントの数減ってます。

5/1 6:30

さ、大天井岳に向けて出発！もちろんノーアイゼン。

5/1 6:30

燕岳さん、バイバイ👋

5/1 6:31

槍に向かって進む

5/1 6:39

ちょっと風があるけど、いいお天気でラッキー！快適な稜線歩きが期待できるぞ(^^♪

5/1 7:03

岩が出てきた、右が蛙岩。

5/1 7:07

夏は蛙岩を巻きますが、冬道は真ん中の穴を。ザックが重くて体が上がらず、先にザックだけを何とか一段上に押し上げて、何とか通過。そういえば、前回（2012年）に来たときは、先輩にザックを引き上げてもらったんだった。

5/1 7:30

蛙岩はこの奥から出てきた。穴の中はまだ凍ってるけど、アイゼンは不要。

5/1 7:32

ここで時間を費やしたので、気を取り直して大天井岳に向けて再出発。そういえば風もおさまってきた。

5/1 7:43

だんだん槍が近づいてくる

5/1 7:54

大下りの頭

5/1 7:55

稜線はまだまだ続く。下って登り返すのがしんどいなぁ。

5/1 7:55

・・・にしても、いい景色♪

5/1 10:06

切通岩のクサリ場。

5/1 10:08

立派な梯子を下って

5/1 10:07

今度は向かいの階段を登る。

5/1 10:09

階段の右横には喜作さんレリーフ

5/1 10:29

階段を登り切ってちょっと行ったところで後を振り返る。結構歩いてきたじゃん！

5/1 10:34

大天井岳の下の分岐。しばらくは常念岳方面の夏道を進む。

5/1 10:44

トラバースルートは通行止めの看板。

5/1 10:44

普通の登山道みたいな直登ルートを行きます。前回来たときはもっと下から雪と石の混じったところを直登したぞ？

5/1 10:59

頂上まであとちょっと。ガンバ！

5/1 11:32

大天井岳に到着！

5/1 11:32

ここから上がってきた。

5/1 11:33

恒例の三角点タッチ

5/1 12:09

ここの三角点、なぜが寝転んでます。

5/1 11:33

祠あり。

5/1 11:33

槍穂の眺めよし。

5/1 3:36

ちょっと霞んできたけど、涸沢も見える

5/1 3:36

槍ズーム

5/1 3:37

歩いてきた稜線と

5/1 3:37

これから進む稜線

5/1 3:40

高瀬ダムのエメラルドグリーンが見えた♪　立山・剱も朝は雲がかかってたけど、今は晴れ晴れ。

5/1 3:38

頂上の標識と槍ヶ岳。ポカポカ陽気の下でランチ。う〜ん、インスリン日和だ。直射日光に当てないように気をつけねば。

5/1 12:10

すっかり長居してしまった。見納めになるので、も一度燕岳方面を。画面上方の黒い点々の汚れに見えるのは、燕岳だけに〜ツバメです。

5/1 12:16

大天荘側からのトラバースルートにも通行止めの標識。以前はこんな標識あったっけ？

5/1 12:16

大天荘。

5/1 12:17

冬期小屋もまだ埋もれてます。

5/1 12:17

とはいえ、道標や登山道に雪はありません。

5/1 13:05

今度は槍を見るには振り返らねば。

5/1 13:07

トラバースの地味なアップダウン

5/1 13:13

延々と続く・・・なんだか低血糖気味になってきたので、頻繁に休憩＆糖分を取りながらのトラバース。

5/1 13:21

北鎌尾根の稜線がきれいに見えるネ。

5/1 13:25

東大天井岳の直下。右は廃道なので通行止め。にもかかわらずトレースあります。

5/1 13:59

涸沢カールが真正面。

5/1 13:59

厳冬期用のゴッツイ登山靴と、余計なもんがいっぱい入ってるザックの重さのため、この微妙な登りが堪えるようになってきた（涙）

5/1 14:18

穂高が真正面。

5/1 14:18

このトラバース道を巻きこんだら常念乗越が見えるかな？いや、まだ先がありました（悲）にしても完全夏道。

5/1 14:58

常念小屋への下りの始まり

5/1 15:01

おお！やっと小屋が見えた♪

5/1 15:01

常念岳も雪がないねぇ。

5/1 15:35

上のテン場

5/1 15:36

小屋前のテン場

5/1 15:36

常念小屋の正面の広場に到着。

5/1 15:38

小屋の入口はいつものようにかまくら状態でした。

5/1 16:05

まずはコレ！

5/1 18:10

常念小屋の夕食。今日もハンバーグですが、チーズは入ってません。ちなみに五一ワイン（左上）を購入。500円。

5/1 20:47

登山3日目（5月2日）：前日の夕陽は曇ってたのでダメでしたが、今朝は上空は今のところ晴れてます。

5/1 20:47

東の空が明るくなってきた

5/1 20:52

明るいんだか暗いんだか？

5/1 20:57

雲の上にお日様が顔を出しました。

5/2 4:57

ご来光です。

5/1 20:57

今日も見れて良かった！

5/1 20:58

槍穂が微妙に色づいてるかな？

5/1 20:59

常念もちょっとだけ？

5/1 20:59

朝日を浴びる槍

5/1 21:00

横通岳も微妙

5/2 5:05

昨日取り忘れてた常念乗越の道標

5/2 5:58

常念小屋の朝食。朝食を取らずに常念岳に向かう人が多いのか、非常にさみしい朝食でした。

5/2 6:41

さて、取りあえず頂上を踏んで来よう。と思ったら、何だか曇ってきた。風もあるし、なんだか雨粒が当たったような気が。。。

5/2 6:41

天気予報通り、雲行きが怪しいぞ。さすがに蝶ヶ岳に向かう気力もなかったんだけど、下山を決意してよかったと思える天気。

5/2 7:40

前常念との分岐。ここから上には雪があって、まだちょっと固めなので念のためアイゼン装着。

5/1 23:48

ギャーという声の方を見るとオスのライチョウ。写真のど真ん中です。

5/1 23:48

岩の上に移動。この直後、他のつがいのライチョウとともに、飛び回っていたので写真に収めれなかった。こんなにあちこち飛び回るライチョウを見たのは初めて。

5/2 8:01

ようやく常念岳頂上に到着。独り占めだぁ。

5/2 0:03

槍が霞んできたよぉ（悲）

5/2 0:03

穂高はまだ大丈夫。

5/2 0:04

乗鞍岳（右）と御嶽山（左）

5/2 0:04

大天井岳方面。その後ろに立山・剱が

5/2 0:05

前常念の向こうは安曇野

5/2 0:06

裏銀座方面

5/2 8:07

頂上の山名盤

5/2 8:07

も一度祠を

5/2 8:07

道標も撮っておきましょ。

5/2 8:08

祠と山名盤

5/2 0:12

南に雪山が。中央アルプスかな？ということは木曽駒？

5/2 8:28

分岐まで下りてきてアイゼンを外します。またパラっときたぞ。

5/2 8:28

でも、槍がさっきよりもくっきり見える。

5/2 8:28

北の方面も見納めかな

5/2 0:46

槍穂に薄日が

5/2 9:15

常念乗越まで降りてきた。昨日の宿泊者（小屋もテントも）のうち、どうも私が最後みたい。

5/2 9:27

一の沢を下ります。アイゼンをつけてると、ポツポツと雨orアラレが・・・

5/2 9:31

急なので一歩一歩気をつけて下ります。

5/2 9:58

去年の白馬大雪渓に比べたら距離が短いからマシ（笑）

5/2 10:07

右上に間違って入らないようにロープあり

5/2 10:37

ずいぶん下りてきたら灌木や倒木が邪魔。

5/2 10:43

渡るべきスノーブリッジが崩れてる！

5/2 10:45

大丈夫そうなところを選んで何とか渡ってきました。ホッ！

5/2 10:47

丸太橋

5/2 11:15

先の丸太橋の先でほとんどに人はアイゼンを外したようですが、私はここまでアイゼンのまま歩いてきて、ここで洗って片付けました。

5/2 11:31

すっかり塔が立ってしまったフキノトウ

5/2 11:50

一の沢を下ってきて初めての道標。あと1時間弱かな。

5/2 11:55

古いプレートもありました。

5/2 12:24

普通の登山道になりました。が、やや低血糖気味。ブドウ糖チャージ。

5/2 12:35

古池。特に生物は見つけられませんでした。

5/2 12:37

エンレイソウの新芽？

5/2 12:45

山の神

5/2 12:45

あと500m。

5/2 12:58

登山口に到着！お疲れさまでした。

5/2 12:58

新しい道標

5/2 12:59

何とか🌸が持ちこたえてくれてました。

5/2 12:59

立派なトイレもありましたが利用せず。

5/2 12:59

タクシー乗り場と登山指導所。satousanご夫妻にここまで車でお出迎えに来ていただきました。ありがとうございました。

5/3 2:30

おまけ（5月3日）：昨日の夕方からの雨が朝9時過ぎに上がったので、国営アルプスあづみの公園（堀金・穂高地区）に行きました。ラッキーなことに3日と4日は入園料無料！　まずは田園文化ゾーンへ。

5/3 2:34

段々花畑にはまだお花はありませんが、代わりに色とりどりの鯉のぼりが咲いてます。

5/3 2:36

展望テラスから

5/3 2:47

辛うじて数種類のチューリップが残ってました。

5/3 2:49

八重桜も満開を過ぎてます。

5/3 2:51

変わったチューリップ

5/3 3:05

里山文化ゾーンへ移動の途中に道祖神。

5/3 3:06

その隣は、安楽寺大門の松だそうな

5/3 3:12

里山文化ゾーンには、NHKの朝ドラ「おひさま」で使われた水車小屋が。

5/3 3:10

菜の花が満開

5/3 3:16

田んぼに水が張られて耕運機で耕してます。

5/3 3:16

菜の花の段々畑

5/3 3:17

ええ感じ♪

5/3 3:21

水車小屋と菜の花

5/3 14:34

さて、白馬へ移動して、一度入ってみたかった♨おびなたの湯へ。

5/3 14:36

おびなたの湯の道路の向かいにカタクリが残ってました。今年の初カタクリを見れてラッキー！

5/3 6:49

曇ってるので、白馬大橋から白馬三山は見えません。それにしても松川の両岸や中洲は緑が濃ゆい。

5/4 13:51

ちなみに昨年同時期の白馬大橋からの風景。まだ桜が咲き始めで緑の新芽も出始めでした。

5/3 7:22

白馬のみそら野をお散歩。白いスミレの仲間が群生。

5/3 7:24

この紫色はツルリンドウ

5/3 7:50

お散歩の途中で白馬三枝美術館にも立ち寄りました。

撮影機器：

PENTAX K-30 ペンタックス

Optio WG-2 GPS ペンタックス

感想

hamahako

GWの山行は、6年前（まだヤマレコしてない）と同じ燕岳〜蝶ヶ岳の縦走を計画してたが、同行予定の先輩が直前で腰痛のため離脱。行ったことがあるコースだし、今年は雪も少なそうなので単独で行くことに決断。

天気予報的には28日移動、29日から登山開始がよさそうだけど、血糖測定センサーの交換時期（装着期間）を考慮して30日からの登山としました。1型糖尿病なのでいろいろと面倒くさいんです（涙）。天気が荒れてくる3日には稜線上に留まっていたくないので、2日に常念から下山することに計画変更。といってもとりあえず登山計画書には蝶ヶ岳までの縦走予定とし、エスケープルートとして一の沢を記載しておきました。

さて、今年は暖かくなるのが早くて、とにかく雪がない！　6年前のイメージがあるので、雪が少ないのが分かっているが、念のため完全冬装備も備えての登山。6年前との違いは、1型糖尿病（メタボ起因じゃないよ！）になったため、インスリンや注射針や消毒綿、血糖測定用の種々の器具類、低血糖対策用のブドウ糖や甘いお菓子類（これまであまりお菓子は必要なかった）という余分な装備を持参しなければならないこと。それと今回は一眼レフカメラも持参。その他、暑さ対策としてトマトやオレンジといった水物も持参。なので、小屋泊まりなのにまるでテン泊並みのボリューム。身体本体の重量は6年前より減ってるんですが。。。。

お天気的には恵まれて、北アルプスの山々を思う存分眺めることができました。このコースは稜線に登ってしまえば槍を見ながら歩くことができる大好きなコースです。

初日は樹林帯を登っているときは晴れだったのですが、午後から雲が出てきてどうなるかと思ったけど、燕岳頂上からそれなりの山並みを見ることができたし、夕焼けも見ることができました。

燕山荘は、前日はかなり混雑していたようです。下山する人が多かったですもんね。今日はGW前半の3連休の最終日ということもあり、4名分のカイコ棚にもう一人の単独行の女性との2名で余裕。とってもゆっくり寝ることができました。テン場も余裕がありそうです。

翌朝はご来光も。いつもの年より早く水が張られた安曇野の水田に、朝焼けが映っていたのがとっても印象的。素敵な光景でした♪

蛙岩の冬道（穴くぐり）では、先行パーティの女性が苦労してたので、先に行かせてもらったんです。が、私もザックが重くて体が持ち上がらない。ザックを先に一段上の岩の向こう持ちあげて…と思ったけど、重たい上に腕の力が弱いので持ち上げるのも大変で、さらにザックがつかえて向こうに押し込めない（涙）そういえば前回は先輩にザックを引っ張り上げてもらったんだったっけ。試行錯誤を繰り返してようやくザックを押し上げて、何とか自力で穴の通過完了。ふ〜っ！

大天井岳の頂上では、燕岳方面から常念乗越に向かう人たち7〜8名が思い思いにランチタイム。皆、抜きつ抜かれつといった感じで、なんとはなしに顔なじみ。昨日からのなじみの顔のお兄ちゃんたちもいました。このお兄ちゃんたちの年齢は私の一回り下とのこと。若いっていいなぁ。他に、単独の若いお姉さんや若いお兄さん、若い男女のパーティなど、道中見たことのある方たちばかり。テン泊の方が多かったです。

さて、大天井岳から先は微妙なアップダウンのトラバース道が続くけど、装備が肩にくいこんできたのと疲れが出てきたのとで、遅々として進まない。お天気がいいので急ぐ必要もないけどネ。血糖値を測定しながら景色を眺め、のんびりと稜線のお散歩を楽しみました。

常念小屋もGW中とはいえ平日なのでとっても空いてました。定員12名と書かれた部屋（布団は6名分）を独占。宿泊者は水やお湯が無料というもの助かります。

登山最終日は、何とかご来光を見ることができました。が、常念岳のピークへ向かう頃には曇ってきて、時折パラっと水滴が当たったような・・・？下りてくる皆さんが口々に、すぐ近くにライチョウがいたよ！と教えてくれましたが、私は近くでライチョウを見ることができませんでした。が、ライチョウが元気に飛び回っている姿を目撃。飛び回りすぎて写真に収めることができません。ま、いいか。

一の沢は初めて通るコース。前日satousanたちが3時間20分で下ったと聞いていたので、おそらく3時間半で下れるだろうと。実際その通りで、登山口までお迎えにきていただいて、さらにはアイスモナカまで頂いて、本当にありがとうございました。このお礼はまた後日。

荷物が重たかったのと重い冬靴で夏道をたくさん歩いたので、左膝に負担がかかったようでまだ膝がちょっと痛い（涙）。夏に向けて膝周りを鍛え直さねば！

とにかく無事に稜線散歩ができて、信州の春を楽しむことができたGWでした。

コメント

うえはる

アルプス満喫ですね
一足お早い北アルプス満喫
いいですね〜
タムちゃんともニアだったようで
自分は梅雨明けからの予定ですが
少しイメージさせてもらいました

hamahako

Re: アルプス満喫ですね
ueharuさん、こんにちは
岡山百名山や春のお花の山をあちこち登っておられるようで 何よりです。

この数年、GWは信州の春を楽しむ というのが恒例となってまして、
山に登るのもいいけど、実はふもとの や🌸がもっと楽しみなんです

このところご一緒できてませんが、どっか面白そうなところあれば
お声掛けくださいね

satousan

後日談
無事下山されてよかったです。
常念下山後、美ヶ原・霧が峰（車山）・入笠山になんちゃって登山して帰りました。
お礼なんて滅相も無い。楽しいコースをご教授していただきありがとうございました。

hamahako

Re: 後日談
satousan、先日は本当にありがとうございました。
無事に帰宅されたんですね。お疲れさまでした。
思ったほど天気が悪化せず、なんちゃって登山できてよかったですね

こちらはその後、のんびりと一人旅を楽しんで4日に帰宅しました
メインの旅でしたけど

今回は1日違いになってしまいましたが、次は是非是非ご一緒しましょう

tamu-chan

縦走お疲れ様でした。
やっぱり縦走は良いですね〜
1日だけでしたが同じ山頂にいれて良かったです
写真見ながらそうそうと思い返しましたよ
天候の方も気になっていましたが
ナイスなタイミングで下山できて良かったですね。
翌日は冬に逆戻りだったようで

hamahako

Re: 縦走お疲れ様でした。
tamu-chanさんも、ハードな山行続きでお疲れさまでした
燕岳でマッタリできてよかったですね

お天気が良くてほんとにラッキー
今回はとっとと下山しましたが、前回は常念から蝶の間で膝をひねった上に
雨 に降られて散々だったんで

tamu-chanさんもせっかく遠出してるんだから、
時間に余裕があれば是非ぜひ縦走を