南八ヶ岳周回(西岳〜権現岳〜赤岳〜阿弥陀岳)
- GPS
- 09:40
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,115m
- 下り
- 2,097m
コースタイム
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 9:39
天候 | 小雨のち曇り〜最後は晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10台程度停められます。朝は私の車のみ、戻ってきたら5〜6台でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【舟山十字路〜信玄の隠し岩】 残雪ありません。 赤テープ少ない個所もありますので慎重に。この区間はほとんどアップダウンありませんので、テープ見失ったらそれまでの高度に戻れば大丈夫です。 【信玄の隠し岩〜西岳】 残雪ありません。 看板、テープとも明瞭です。西岳に近づいたあたりでややテープ少ない個所があります。 【西岳〜青年小屋】 残雪ありません。 最近まで雪があったと思われる部分は土が緩んでいますが、間もなく落ち着くと思われます。 【青年小屋〜権現岳】 残雪は1ヶ所のみありましたが近日溶けると思われます。歩行に問題ありませんでした。 【権現岳〜キレット小屋】 キレット小屋直前に残雪がありました。ただし歩行には問題ありません。 【キレット小屋〜赤岳】 小屋を出てすぐにまとまった残雪がありました。完全に溶けるにはあと1〜2週間といった感じです。雪は緩んでいるのでアイゼン等は不要でした。 核心部は残雪ありません。 【赤岳〜中岳のコル】 赤岳斜面(文三郎側)は残雪ありません。 中岳の頂上を越えて阿弥陀へ下りていく部分に残雪がありました。雪は緩んでいるので歩行には問題ありません。 【中岳のコル〜阿弥陀岳】 ハシゴを登った後の岩への取り付きおよび上部の一部で雪を踏みます。 雪は緩んでいたのでアイゼン等は不要でした。 【阿弥陀岳〜御小屋山】 残雪ありません。 下り始めは石ゴロゴロ帯です。ロープを掴んで慎重に。 【御小屋山〜舟山十字路】 残雪ありません。 歩きやすい林道です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
カメラ
|
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感想
いつも皆さんのレコを大変参考にさせていただいているので、今回はいつもより詳細に写真を撮ってみました。参考になれば幸いです。
土曜日朝窓を開けてみるとまだ雨・・・しかしこの後は晴れてくるという予報に期待して八ヶ岳へ向かいました。桜平から硫黄、天狗とか、美濃戸から硫黄〜横岳〜赤岳周回とか候補はいろいろありましたが、どうやら雪はほぼ溶けて歩けそうだったので、自分の中で一番のお気に入り「西岳〜権現岳〜赤岳〜阿弥陀岳」の周回にしました。このコースは3回目、周回なのでどちら周りもアリなのですが、毎回反時計周り(西岳からスタート〜阿弥陀岳まで)です。その理由は
・青年小屋から権現岳の登りが好きなので、ここは下りでなく登りたい。
・キレット小屋から赤岳の核心部はキツいけれど登り甲斐があります。ここも下りでなく登りたい。
よって今回も反時計周りとしました。
舟山十字路からスタート、広河原を経て信玄の隠し岩まで進みます。この間は歩きやすい道で、またほとんどアップダウンもなく、ウォーミングアップにはちょうどいいといった感じです。うっすら汗をかいたくらいで信玄の隠し岩分岐に。ここから西岳へ向かいます。
笹原を抜けると歩きやすい林道になります。シラカバやダケカンバの新緑のなか、気持ちのいい道を登っていきます。今回はまだ時期が早かったですが、もうしばらくすると花々も見られます。
次第にコケが現れ、岩や木の根も現れて傾斜が急になってきます。がんばって登ると一つ目のピーク、西岳です。今日は眺望がありませんでしたが、いつもは南アルプスや編笠山、権現岳が望めます。
ここから青年小屋へ。苔むしたなだらかな道を、小鳥の声を聴きながらのんびり進みます。途中「乙女の水」で水分補給。
青年小屋から権現岳へ登っていきます。樹林帯を抜けたあたりで晴れてきてくれるかと期待していたのですが、なかなかそうはいきません。稜線に出ると風が強まってきたのでウインドブレーカーを着てグローブを付けました。ギボシに寄ってから権現山頂へ。いつもは縦走路分岐でコーヒーを淹れて、オールスターズを眺めながら飲むのですが今日は仕方ないのでそのまま進みます。
62段の源治梯子を下り、旭岳を巻いて進みます。ときどきガスが切れたり薄くなったりして山容が見えてきます。ツルネを越えてキレット小屋へ、ここでコーヒータイムにしました。
ここから赤岳までが核心部です。最初は赤い石のザレ場、やがて岩壁が現れます。ハシゴを登り、クサリを掴み、そして足を運んで岩場を登っていきます。最近塗り直していただいたのか、白ペンキが明確でありがたいです。竜頭峰分岐を経て赤岳頂上へ。先にいらっしゃった方に写真を撮っていただきました。しばらくすると横岳方面からもう一人の若者が。埼玉から来て赤岳鉱泉に泊まったという彼は初めての八ヶ岳とのこと。眺望を期待してしばらく待ってみるという彼と別れ、阿弥陀岳へ向かって下ります。
中岳を登りながら振り返るとガスが流れて横岳が現れてきました。権現岳から赤岳まで、ここまでの稜線を辿り、最後のピーク、阿弥陀岳へ向かいます。途中にはまだ雪が残っていますが緩んでいるので歩行には問題ありません。岩を登り、ハイマツ帯を登り切ると頂上です。ガスの中の阿弥陀様写真をLINEで送ると奥さんから「下界は快晴」とのこと。今日は山だけ雲がかかっていたようですね。
ここから御小屋尾根へ下っていく途中で本当に晴れました(笑)。
阿弥陀岳から舟山十字路までの下りがやや長いのですが、でもやっぱり権現や核心部は登り甲斐があるので、次回もやっぱり反時計周りかな。
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