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Yamareco

記録ID: 146874
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

土合-谷川岳-平標山-土樽

2011年11月03日(木) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
GPS
16:38
距離
26.0km
登り
2,405m
下り
2,473m

コースタイム

11月2日 20:45土合駅C0(駅寝)
11月3日 2:30土合駅C0-2:56西黒尾根登山口-4:56ラクダの背-6:10トマの耳-6:25オキの耳-7:10肩の小屋-7:47オジカ沢ノ頭-8:11小障子ノ頭-8:18大障子避難小屋8:59-9:17大障子ノ頭-10:07万太郎山-10:29越路避難小屋-10:37毛渡乗越10:56-12:07エビス大黒ノ頭-12:30エビス避難小屋-13:23仙ノ倉山-14:08平標山14:20-16:25第1渡渉点(大根下シ沢)-16:30第2渡渉点(大根下シ沢)-16:52第3渡渉点(ノボリカケ沢)-17:30つり橋-19:08土樽駅20:53-21:10越後湯沢駅(駅寝)
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
土合駅
コース状況/
危険箇所等
平標新道:人通りが少なくハードなコース。急斜面で道も迂回せずほぼ直線なので滑りやすい。下りにはあまり向いてない。道幅も基本狭く、ところによって斜面へ切れてる。森林限界は1570m程度それ以上は笹。風はほとんど通らない。湿った朽木が多く、木の根や倒木をまたぐ箇所が多い。ただし道端のヤブは終始丁寧に刈り取られていたのでヤブを漕ぐ事はなかった。渡渉点は3箇所あるが、濡れたくないのならどれも渡るには慎重を要する。石の足場があまり良くない。また多少の増水でも渡れないかもしれない。
登山ポスト場所:土合駅、土合口の谷川岳登山指導センター、土樽駅
土合駅に着いた
2011年11月02日 20:58撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/2 20:58
土合駅に着いた
土合駅のトイレが場違いなほど新しくなってる。大は一つしかないけど。
2011年11月03日 02:14撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 2:14
土合駅のトイレが場違いなほど新しくなってる。大は一つしかないけど。
西黒尾根登山口
2011年11月03日 02:56撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 2:56
西黒尾根登山口
ラクダの背
2011年11月03日 04:56撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 4:56
ラクダの背
水上の方が明るい
2011年11月03日 05:14撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 5:14
水上の方が明るい
うっすら明るくなってきた
2011年11月03日 05:47撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 5:47
うっすら明るくなってきた
雲が多くて日の出は無理だな
2011年11月03日 05:48撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 5:48
雲が多くて日の出は無理だな
ザンゲ岩
2011年11月03日 05:53撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 5:53
ザンゲ岩
登ってきた西黒尾根を見下ろす
2011年11月03日 05:53撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 5:53
登ってきた西黒尾根を見下ろす
谷川の夜明け
2011年11月03日 06:07撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 6:07
谷川の夜明け
トマノ耳
2011年11月03日 06:10撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 6:10
トマノ耳
肩の小屋とオジカ沢ノ頭
2011年11月03日 06:11撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 6:11
肩の小屋とオジカ沢ノ頭
オキノ耳
2011年11月03日 06:25撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 6:25
オキノ耳
オジカ沢ノ頭への登り
2011年11月03日 07:30撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 7:30
オジカ沢ノ頭への登り
オジカ沢ノ頭を通過
2011年11月03日 07:47撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 7:47
オジカ沢ノ頭を通過
赤谷川本谷
2011年11月03日 07:52撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 7:52
赤谷川本谷
オジカ避難小屋
2011年11月03日 07:54撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 7:54
オジカ避難小屋
オジカ避難小屋の中
2011年11月03日 07:55撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 7:55
オジカ避難小屋の中
小障子ノ頭
2011年11月03日 08:11撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 8:11
小障子ノ頭
大障子避難小屋が見えた
2011年11月03日 08:11撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 8:11
大障子避難小屋が見えた
大障子避難小屋
2011年11月03日 08:18撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 8:18
大障子避難小屋
大障子避難小屋の中。棚があっていろいろ置いてある。
2011年11月03日 08:18撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 8:18
大障子避難小屋の中。棚があっていろいろ置いてある。
大障子避難小屋近くの水場
2011年11月03日 08:33撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 8:33
大障子避難小屋近くの水場
大障子ノ頭
2011年11月03日 09:17撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 9:17
大障子ノ頭
万太郎山
2011年11月03日 09:20撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 9:20
万太郎山
万太郎山山頂
2011年11月03日 10:07撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 10:07
万太郎山山頂
仙ノ倉山
2011年11月03日 10:20撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 10:20
仙ノ倉山
越路避難小屋が見えた
2011年11月03日 10:27撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 10:27
越路避難小屋が見えた
越路避難小屋
2011年11月03日 10:29撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 10:29
越路避難小屋
越路避難小屋の中
2011年11月03日 10:29撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 10:29
越路避難小屋の中
毛渡乗越
2011年11月03日 10:38撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 10:38
毛渡乗越
赤谷川の滝が見える
2011年11月03日 11:35撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 11:35
赤谷川の滝が見える
エビス大黒ノ頭
2011年11月03日 12:07撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 12:07
エビス大黒ノ頭
エビス大黒避難小屋
2011年11月03日 12:29撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
11/3 12:29
エビス大黒避難小屋
エビス大黒避難小屋の中
2011年11月03日 12:30撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 12:30
エビス大黒避難小屋の中
エビス大黒ノ頭を振り返る
2011年11月03日 13:08撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 13:08
エビス大黒ノ頭を振り返る
谷川岳と万太郎山を振り返る
2011年11月03日 13:20撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 13:20
谷川岳と万太郎山を振り返る
仙ノ倉山から先は景観がノッペリ
2011年11月03日 13:21撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 13:21
仙ノ倉山から先は景観がノッペリ
仙ノ倉山山頂
2011年11月03日 13:23撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 13:23
仙ノ倉山山頂
仙ノ倉山から平標山へ
2011年11月03日 13:32撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 13:32
仙ノ倉山から平標山へ
平標山へ。ひたすら歩く
2011年11月03日 13:34撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 13:34
平標山へ。ひたすら歩く
平標山手前で休憩
2011年11月03日 13:49撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 13:49
平標山手前で休憩
平標山山頂
2011年11月03日 14:08撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 14:08
平標山山頂
平標山から土樽方面の景観
2011年11月03日 14:20撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 14:20
平標山から土樽方面の景観
平標新道の出だし。笹が刈られている
2011年11月03日 14:23撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 14:23
平標新道の出だし。笹が刈られている
ここだけ池塘
2011年11月03日 14:26撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 14:26
ここだけ池塘
池塘から仙ノ倉山
2011年11月03日 14:26撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 14:26
池塘から仙ノ倉山
平標新道から仙ノ倉山を見上げる
2011年11月03日 14:47撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 14:47
平標新道から仙ノ倉山を見上げる
ここから沢へ一気に下ります
2011年11月03日 14:48撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 14:48
ここから沢へ一気に下ります
ヤブは刈られているが、朽木が多く、木の根が歩きにくい
2011年11月03日 15:09撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 15:09
ヤブは刈られているが、朽木が多く、木の根が歩きにくい
急な坂道。落葉が滑る
2011年11月03日 15:42撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 15:42
急な坂道。落葉が滑る
第1渡渉点
2011年11月03日 16:25撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 16:25
第1渡渉点
夜が迫ってきた
2011年11月03日 16:28撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 16:28
夜が迫ってきた
第2渡渉点
2011年11月03日 16:30撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 16:30
第2渡渉点
道が川になってる所が少しあったが、難なく避けて通れた
2011年11月03日 16:39撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 16:39
道が川になってる所が少しあったが、難なく避けて通れた
第3渡渉点
2011年11月03日 16:52撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 16:52
第3渡渉点
つり橋。道路があった。毛渡沢に向かってるのかな。
2011年11月03日 17:30撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 17:30
つり橋。道路があった。毛渡沢に向かってるのかな。
つり橋じゃなくてコンクリ橋ができてた。ここからずっと林道。
2011年11月03日 17:30撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 17:30
つり橋じゃなくてコンクリ橋ができてた。ここからずっと林道。
先を行くとつり橋のようなものがあった。
2011年11月03日 17:34撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 17:34
先を行くとつり橋のようなものがあった。
ゲート。月明かりも届かなくて暗い。
2011年11月03日 17:50撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 17:50
ゲート。月明かりも届かなくて暗い。
暗闇の中、見落としそうになった土樽駅への目印。林道から道路に出ても外灯がない。。
2011年11月03日 19:05撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 19:05
暗闇の中、見落としそうになった土樽駅への目印。林道から道路に出ても外灯がない。。
土樽駅への階段。
2011年11月03日 19:05撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 19:05
土樽駅への階段。
土樽駅への道。え?これ本当に駅に通じてるの?と思って不安になった。
2011年11月03日 19:06撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 19:06
土樽駅への道。え?これ本当に駅に通じてるの?と思って不安になった。
土樽駅。本当にあった。
2011年11月03日 19:08撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 19:08
土樽駅。本当にあった。
土樽駅内。待合室は土合駅より小さいが、新しい自販機が置いてある。
あとAUのケータイだと電波がギリギリ。室内は圏外になってしまった。
2011年11月03日 19:08撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 19:08
土樽駅内。待合室は土合駅より小さいが、新しい自販機が置いてある。
あとAUのケータイだと電波がギリギリ。室内は圏外になってしまった。
土樽駅の水は飲めないそうな
2011年11月03日 20:26撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 20:26
土樽駅の水は飲めないそうな
最終電車に乗り込む。230円で越後湯沢駅へ
2011年11月03日 20:55撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 20:55
最終電車に乗り込む。230円で越後湯沢駅へ
今日は越後湯沢駅で駅寝
2011年11月03日 21:24撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 21:24
今日は越後湯沢駅で駅寝
24時間営業のセブンイレブンがありがたい。たらふく弁当を食べる。
2011年11月03日 21:24撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/3 21:24
24時間営業のセブンイレブンがありがたい。たらふく弁当を食べる。
翌朝、電車を待っている間、越後湯沢駅からぶらぶら歩いて不動ノ滝を見に行く
2011年11月04日 07:31撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/4 7:31
翌朝、電車を待っている間、越後湯沢駅からぶらぶら歩いて不動ノ滝を見に行く
不動ノ滝
2011年11月04日 07:48撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/4 7:48
不動ノ滝
不動ノ滝の神水
2011年11月04日 07:54撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/4 7:54
不動ノ滝の神水
水上駅に途中下車して、紅葉した山々を眺めながら湯テルメ谷川まで歩く。
湯テルメは11月から10時営業になってた。
2011年11月04日 09:54撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/4 9:54
水上駅に途中下車して、紅葉した山々を眺めながら湯テルメ谷川まで歩く。
湯テルメは11月から10時営業になってた。
湯テルメからの帰り道、景観スポットで登ってきた谷川岳を見上げる。
2011年11月04日 11:55撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/4 11:55
湯テルメからの帰り道、景観スポットで登ってきた谷川岳を見上げる。
沼田駅に途中下車して、山彦でとんかつ定食を食べてこの旅を締めくくる。
2011年11月04日 13:52撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/4 13:52
沼田駅に途中下車して、山彦でとんかつ定食を食べてこの旅を締めくくる。
撮影機器:

感想

11月2日
ふと思い立ち、前からやりたかった谷川岳から平標山の縦走を計画した。計画上は1泊2日にしたのだが、調子が良ければ日帰りに挑戦しようと思った。一人山行だと色々実験してみたくなる。こんな経験できるのは大学にいる間だけだろうし。
前日、終電で土合駅に着いて土合駅の登山ポストに入山届をいれる。
土合駅のトイレが新しくなっていてすこし驚いた。場違いなほどにきれいなトイレに変わっていた。
テーブルで夕飯を食べてると、外から人がぞろぞろと入ってきて土合駅を見学していく。どうやら明日のロープウェー始発組らしい。ロープウェーの駐車場が閉まっているので土合駅に来たようだ。おじさんが一人食べ物と酒を持ってテーブルに来て食事を始めた。僕にもお酒を勧めてくれたのだが、明日早いからと丁重にお断りした。少し気まずい気分になりながら奥の待合室に行き、マットを敷きシュラフに入って寝た(22時頃)。

11月3日
2時前に目覚める。少し早いかと思ったが、谷川岳山頂のご来光を期待して出発することにした。懐電をつけて土合口までの道路を歩いていると今日は休日だからかこんな時間でも車2台が通りすぎてロープウェーの方に向かっていった。西黒尾根登山口すこし手前の道路では大量の落石で車幅制限されていた。
歩き始めると体はすぐ熱くなり、汗が出た。ラジオを聞きながら登っていたら天気予報では案の定今日は気温がかなり高いという。地点は忘れたが、気温が最高23度、最低16度と言っていた。軽アイゼンとか防寒具とか冬装備を入念に持ってきたが全く必要無かった。事前の天気予報を見るとき、気温もよくチェックしておけば良かったと後悔した。
上を見上げても星は見えず、空には一面に雲がかかっているようだった。
暗闇の中を登っていると獣の逃げる物音にビビる事があるが、意外にもラジオを流しているせいか獣の物音はほとんど感じなかった。
もう一つ暗闇の登山で小心者の私がよく経験するのは、遠くの車などの光を近くの登山者の光と勘違いする事だ。休憩中、後ろを振り返ると光点が2つユラユラと音もなく揺らめいていたのだが、その時はどう見ても人が登ってきている様にしか見えなかった。近くに人がいるという安堵感とその不気味さからくる恐怖心とが混ざった複雑な気持ちで、半場その光から逃げるように登り続けたが、見晴らしが良くなるラクダの背辺りに着くと、後ろからついてくる光は消えており、代わりに麓の光が薄っすら灯っているだけだった。そこでまた幻をみた事に気づき、孤独な気分になった。
5時を過ぎると空がだんだん青黒く光を帯びだし、稜線とのコントラストが明確になっていく。空はやはり雲が多く、ご来光は無理だと分かった。
トマの耳に着いた頃には周りは完全に明るくなっていた。肩の小屋の方を見ると人が出てきていた。
オキの耳まで行き、休憩中に紅茶を沸かして飲んだ。ほとんど風は無かったのだが、片付けている間に体は冷えてしまった。
肩の小屋の人に軽くあいさつをして、とりあえず大障子避難小屋へと向かう。
時間を稼ごうと、下りや平地では小走りで歩いたのだが大障子避難小屋に着くと疲れがドッと出てバテてしまった。
ここの水場で水を補給した。オジカ沢ノ頭の方から湧いている水の様だったが、思ったより近い所に水場があり、水質が少し心配になったが、一応味はうまい。
大障子ノ頭から見る万太郎山は雄大で流線型が美しく、まるで巨大な竜が眠っているかの様な印象を受ける。そして万太郎山山頂にでると目の前には谷と尾根の起伏に富んだ仙ノ倉山が現れる。
万太郎山から毛渡乗越までの400mの下りは楽だったが、今度はさらに登らなければならず、そろそろこの稜線のアップダウンに嫌気がさしてくる。

苦労してエビス大黒ノ頭を越すと、仙ノ倉山との間のコルにエビス避難小屋が見えるようになる。また下って登るが仕方ない。
仙ノ倉山で今日最後の登山者とすれ違う。肩の小屋からここまでで4人の登山者とすれ違った。
仙ノ倉山から平標山までは緩やかな坂に木道がほぼ続いており、あまり疲れないがすこし距離がある。仙ノ倉山からは稜線の周りに緩やかな平原が広がり景色が変わる。
平標新道はそれまでの道と違い、通行者が少ないため土もあまり踏み固められておらず、また斜面をほぼ一直線で道を結んでいるのでかなり急であり、落葉が道を覆っているので、かなり滑りやすかった。あと私の靴も選定ミスで冬用の靴で来てしまっていたので、石や木の根の上はよく滑ってしまい、この靴で来たのをかなり後悔しながら下りた。

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