ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 147220
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳【黒戸尾根〜早川尾根〜鳳凰三山縦走(ツェルト泊)】

2011年11月03日(木) 〜 2011年11月05日(土)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
56:00
距離
30.6km
登り
4,070m
下り
3,463m

コースタイム

1日目 :9:10竹宇駒ヶ岳神社-10:50笹ノ平11:00-12:20刀利天狗-13:30五合目-14:30七丈小屋(ツェルト泊)

2日目 :6:00七丈小屋-6:40八合目御来迎場-7:45甲斐駒ヶ岳7:55-9:00駒津峰9:10-10:10仙水峠-11:35栗沢山-12:35アサヨ峰12:50-14:45早川尾根小屋(素泊まり)

3日目 :5:30早川尾根小屋-6:00広河原峠-7:00白鳳峠-8:05高嶺8:15-8:50赤抜沢ノ頭-9:00賽の河原-9:10赤抜沢ノ頭-10:20観音岳-10:50薬師岳-11:00薬師岳小屋-11:50南御室小屋

-12:25苺平-13:30杖立峠-14:20夜叉神峠小屋14:35-15:10夜叉神峠登山口
天候 11月3日:午前曇り、午後より薄日、夕方曇り
11月4日:晴れ
11月5日:晴れ後曇り夕方より小雨
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
往路:JR長坂駅〜竹宇駒ヶ岳神社(タクシー)3,500円くらい
復路:夜叉神峠〜甲府駅(山梨交通バス)1,380円
予約できる山小屋
七丈小屋
駐車場の地図看板。
2011年11月06日 08:01撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:01
駐車場の地図看板。
2011年11月06日 08:01撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:01
2011年11月06日 07:59撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 7:59
しっかりして見えるけど、
意外に揺れる。
2011年11月06日 07:59撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 7:59
しっかりして見えるけど、
意外に揺れる。
紅葉。
2011年11月06日 08:05撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
3
11/6 8:05
紅葉。
笹ノ平分岐。
2011年11月06日 08:05撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:05
笹ノ平分岐。
かみさんお手製のおにぎりで、
早めのお昼。ちょっと潰れた。
2011年11月06日 08:05撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
2
11/6 8:05
かみさんお手製のおにぎりで、
早めのお昼。ちょっと潰れた。
遠くに地蔵のオベリスクが見えました。
ホントにあそこまで行けるのか…。
2011年11月06日 08:05撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:05
遠くに地蔵のオベリスクが見えました。
ホントにあそこまで行けるのか…。
刃渡り。
2011年11月06日 08:04撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:04
刃渡り。
八ヶ岳方面。
2011年11月06日 08:04撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:04
八ヶ岳方面。
このあたりから階段ラッシュです。
2011年11月06日 08:04撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:04
このあたりから階段ラッシュです。
2011年11月06日 08:04撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:04
刀利天様。
石碑が切れてる…。
2011年11月06日 08:04撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:04
刀利天様。
石碑が切れてる…。
屏風岩の右脇の、
長い階段を登る。
2011年11月06日 08:04撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:04
屏風岩の右脇の、
長い階段を登る。
折れた剣。
2011年11月06日 08:03撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:03
折れた剣。
梯子はつづく。
2011年11月06日 08:03撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:03
梯子はつづく。
橋も。
2011年11月06日 08:03撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:03
橋も。
また梯子。
2011年11月06日 08:03撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:03
また梯子。
ほぼ垂直に立ち上がる梯子。
2011年11月06日 16:47撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 16:47
ほぼ垂直に立ち上がる梯子。
仕上げの鎖。
2011年11月06日 08:03撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:03
仕上げの鎖。
やっと、七丈第一小屋に到着。
2011年11月06日 08:02撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:02
やっと、七丈第一小屋に到着。
小屋の左側に水場。
2011年11月06日 08:02撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:02
小屋の左側に水場。
そのまま進むと、
第二小屋。
2011年11月06日 08:02撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:02
そのまま進むと、
第二小屋。
第二小屋の中のぞいた。
2011年11月06日 08:02撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:02
第二小屋の中のぞいた。
第二小屋脇の階段を上がって、
少し行くと1つ目のテン場。
マイハウス@七丈小屋。
2011年11月06日 08:03撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
11/6 8:03
第二小屋脇の階段を上がって、
少し行くと1つ目のテン場。
マイハウス@七丈小屋。
いつものミニマムなお食事。
2011年11月06日 08:02撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:02
いつものミニマムなお食事。
甲府市街の明かりが、
きれいでした、
2011年11月06日 08:02撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:02
甲府市街の明かりが、
きれいでした、
夜明け。
ツェルトを撤収して出発。
2011年11月06日 08:15撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:15
夜明け。
ツェルトを撤収して出発。
ご来迎場に向かう
途中で日の出。
2011年11月06日 08:10撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
11/6 8:10
ご来迎場に向かう
途中で日の出。
八合目ご来迎場から
見た甲斐駒。
2011年11月06日 08:14撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
11/6 8:14
八合目ご来迎場から
見た甲斐駒。
荘厳な雰囲気。
2011年11月06日 08:14撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:14
荘厳な雰囲気。
2011年11月06日 08:14撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:14
2人の顔に見える。
2011年11月06日 08:10撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:10
2人の顔に見える。
山頂、石造りの祠。
2011年11月04日 07:45撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
11/4 7:45
山頂、石造りの祠。
2011年11月06日 08:17撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:17
摩利支天はスルーして、
六方石。
2011年11月06日 08:14撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:14
摩利支天はスルーして、
六方石。
駒津峰に向かう途中から
見た甲斐駒。
2011年11月06日 08:09撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
11/6 8:09
駒津峰に向かう途中から
見た甲斐駒。
駒津峰。
2011年11月06日 08:09撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:09
駒津峰。
駒津峰分岐。
2011年11月06日 08:09撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:09
駒津峰分岐。
仙水峠分岐。
2011年11月06日 08:10撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:10
仙水峠分岐。
仙水峠からの甲斐駒。
2011年11月06日 08:14撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:14
仙水峠からの甲斐駒。
栗沢山ピーク。
2011年11月06日 08:17撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:17
栗沢山ピーク。
アサヨ峰に続く稜線。
2011年11月06日 08:17撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
11/6 8:17
アサヨ峰に続く稜線。
アサヨ峰ピーク目前。
2011年11月06日 08:18撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:18
アサヨ峰ピーク目前。
山頂到達。
2011年11月06日 08:18撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:18
山頂到達。
この稜線の途中にある
早川尾根小屋を目指します。
2011年11月06日 08:13撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:13
この稜線の途中にある
早川尾根小屋を目指します。
早川尾根小屋到着。
営業期間外ですが、
開放されていました。
2011年11月06日 08:09撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:09
早川尾根小屋到着。
営業期間外ですが、
開放されていました。
水場、心もとない水量。
2011年11月06日 08:08撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
11/6 8:08
水場、心もとない水量。
入口から見た小屋内。
中央が土間。
2011年11月06日 08:09撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
2
11/6 8:09
入口から見た小屋内。
中央が土間。
昨晩結露したツェルトを乾かす図。
今晩は素泊まりに変更。
2011年11月06日 08:09撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:09
昨晩結露したツェルトを乾かす図。
今晩は素泊まりに変更。
翌朝、赤薙沢ノ頭付近から、
甲斐駒。
2011年11月06日 08:09撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:09
翌朝、赤薙沢ノ頭付近から、
甲斐駒。
北岳。
2011年11月06日 08:08撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
2
11/6 8:08
北岳。
オベリスクに、
近づいてきました。
2011年11月06日 08:13撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:13
オベリスクに、
近づいてきました。
八ヶ岳。
2011年11月06日 08:19撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:19
八ヶ岳。
高嶺の登り、
キツイ傾斜から北岳。
2011年11月06日 08:19撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:19
高嶺の登り、
キツイ傾斜から北岳。
もうちょっとで山頂。
2011年11月06日 08:19撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:19
もうちょっとで山頂。
高嶺ピーク到達。
2011年11月06日 08:19撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:19
高嶺ピーク到達。
高嶺ピークは、
富士の眺望が抜群でした。
2011年11月06日 08:13撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:13
高嶺ピークは、
富士の眺望が抜群でした。
もうすぐそこにオベリスク。
2011年11月06日 08:13撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
11/6 8:13
もうすぐそこにオベリスク。
赤抜沢ノ頭分岐。
2011年11月06日 08:07撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:07
赤抜沢ノ頭分岐。
先を急ぐので、
今回はオベの基部まで。
2011年11月06日 08:08撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
1
11/6 8:08
先を急ぐので、
今回はオベの基部まで。
賽の河原、
幻想的な光景。
2011年11月06日 08:08撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:08
賽の河原、
幻想的な光景。
2011年11月06日 08:08撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:08
ポツンと生えている。
鳳凰みたい。
2011年11月06日 08:20撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:20
ポツンと生えている。
鳳凰みたい。
2011年11月06日 08:20撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:20
2011年11月06日 11:07撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 11:07
観音岳ピーク。
2011年11月06日 08:22撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:22
観音岳ピーク。
2011年11月06日 08:22撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:22
2011年11月06日 08:22撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:22
薬師岳ピーク。
2011年11月06日 08:23撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:23
薬師岳ピーク。
広々とした砂地。
2011年11月06日 08:13撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:13
広々とした砂地。
風雨に耐えた木と富士。
2011年11月06日 08:12撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:12
風雨に耐えた木と富士。
南御室小屋に到着。
2011年11月06日 08:07撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:07
南御室小屋に到着。
比較的起伏少なく
歩きやすい。
2011年11月06日 08:07撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:07
比較的起伏少なく
歩きやすい。
怪しい空模様。
2011年11月06日 08:07撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:07
怪しい空模様。
夜叉神峠バス停に帰着。
2011年11月06日 08:07撮影 by  GR DIGITAL 2 , RICOH
11/6 8:07
夜叉神峠バス停に帰着。
撮影機器:

感想

秋が深まらないうちに、雪が降らないうちに、南アルプスにトライしたいと思いながら、仕事や天候や諸々の事情でのびのびになっていた。
もうそろそろダメかと思っていたところ、週間天気予報では文化の日あたりに、晴れマークが並んでいる…季節外れの暖かい日が続くという。
これを逃したら今年の南アルプスデビュー計画は不発に終わるということで、有給休暇も足して2泊3日の南アルプス山行に出かけることを決めた。

計画は黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳、そして早川尾根を伝って鳳凰三山を駆け抜ける、2泊3日のツェルト泊縦走。
初めての3千メートル級の山々、日本三大急登の尾根、それも時期的にはいつ雪が降ってもおかしく無い季節、ツェルト泊でって…、ちょっと盛り過ぎ?
と、一抹の不安を感じながらも、上々の天気に背中を押され出発。

1日目 行動時間:約5時間20分

当初、韮崎駅からの山交タウンコーチ周遊バスで尾白川渓谷(登山口)に行く予定だったが、少しでも早く登り始めるために、
JR長坂駅からのタクシーを選択。これでバス利用時よりも1時間早く、9時に登り始めることが出来た。
これはメンタル的にすごく重要なこと。
標高差2,300mの日本三大急登の1つだけあって、今までにない位のかなりの体力を要した。脚は相当疲労したが、気候が良く涼しかったので何とか乗り切れた感じ。
後半に出てくる梯子や鎖は、それなりの腕力と慎重さも必要。

七丈小屋のテント場は、小屋から少し上がったところに上下2カ所、私は下のほうに設営。この夜このテント場は全3張りでゆったり。
明け方の気温もさほど下がらず(おそらく3〜4℃)、風も比較的弱かったので、寒さを感じたり、ツェルト強度に不安を感じることは無かった。
ツェルト内面の結露はそれなりであったが、今回から持参したシュラフカバーのおかげでとりあえず安心して就寝。

2日目 行動時間:約8時間40分

薄明るくなってから撤収作業を開始したので、当初予定より30分遅れで6時出発、甲斐駒ヶ岳の頂を目指す。
途中の三本剣は、信仰の山を色濃く感じさせる光景で、気持ちを引き締めてくれる。
青く澄んだ空と、白い花崗岩のコントラストが美しい山頂からは、北岳、仙丈ヶ岳がすぐ近くに見える。
山頂を後に、摩利支天はスルーして砂礫の斜面を渡って、六方石へ。
駒津峰を経て仙水峠で一息入れて、栗沢山のガレ場の急斜面を、ピーク目指し一気に登る。
栗沢山のピークから見える稜線上にアサヨ峰、ミヨシノ頭を捉え、今夜の宿泊地である早川尾根小屋のアタリを付け、先を急ぐ。
途中ハイドレーションの水切れに気付いた時は、ちょっとビビったが、時間的余裕があったので落ち着いて行動することが出来た。
想定時刻より30分遅れの14時50分前に早川尾根小屋着。小屋は営業期間外のため開放されていた。
とりあえす昨晩の結露で濡れたままだったツェルトを乾かし、さてどうしようか今晩…ツェルト2泊を予定していたが、
と少し迷うも管理人の方に感謝して、すんなり素泊まりに変更。その夜は私を含めソロの男性3人と男女ペアの5人の宿泊となる。

3日目 行動時間:約9時間40分

翌日は予定通り5時30分に行動開始(やはり小屋泊だと、起床から出発までの時間が短縮出来る)。
起伏の少ない暗い山道を、しばらくナイトハイクを楽しむ。夜が明けるころ広河原峠に到着。
まだ眠っている街の灯りや、遠くの山々が徐々に明るくなっていく風景を見ながらのハイクはまた格別。
高嶺の登りはハイマツ帯に覆われたキツイ急登。大きな岩場を過ぎればやっと頂上。鳳凰三山越しに富士山が見える爽快なピークは、今山行のお気に入りポイント。
白砂の稜線を行くと、初日遠くに見えていたオベリスクが、もうすぐそこに迫ってきた。賽の河原まで下るが、時間的な問題でオベリスクにトライ出来ず、
また赤抜沢ノ頭に戻る。その後、岩稜を越え観音岳、薬師岳を経て薬師岳小屋へ。
広々とした白砂に岩が散在する不思議な光景は、なぜか死後の世界のイメージが重なる。
南御室小屋、苺平を過ぎると、あとはうんざりする程徹底した下りを急ぐ。夜叉神峠のバス停に、予定より少し早めの15時過ぎ着。
バスを待っていると、秋山シーズンの終わりを告げるように雨がポツリポツリと降り出した。


念願だったアルプスデビューも果たし、来年の夏は存分に南アルプスを縦走したい気分。
それまでの間は、中低山で地図読みや雪山の予行演習でもしようかなと思う。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3677人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら