KOBE六甲全山縦走大会(2011)
- GPS
- 12:39
- 距離
- 43.4km
- 登り
- 2,762m
- 下り
- 2,724m
コースタイム
天候 | 晴れのち時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
自宅より前日、兵庫駅までJRで 駅近くのホテルで前泊 ホテルよりタクシーで須磨浦公園まで 帰り 宝塚から梅田まで(阪急電車) 大阪から自宅までJR |
コース状況/ 危険箇所等 |
特にありませんが、少し前の雨の影響かところどころ滑りやすいところがありました。 |
写真
感想
今年も、いよいよ本番を迎えました。
二度目の「六甲全山縦走大会」。
前日から神戸入りし、ホテルへ宿泊しました。
3時過ぎに起床。
身支度を整え、軽くおにぎりを食べチェックアウト。
4時にタクシーでホテルを出発し4時20分過ぎ、須磨浦公園に到着です。
すでにかなりの長蛇の列。
気が滅入ります。
すぐ並ぼうと思いましたが、一人なので先にトイレだけ済ませた方がと思い、先にトイレに行くとトイレも渋滞。
仕方なく、少し待ちトイレを済ませ、列に向かいます。
時間は5時半。
もう、ガストの看板が目の前のところまで列が連なっています。
去年より少し後ろのような。
ここまでにもうおそらく1000人以上並んでいるんだろうなという感じ。
さいわい気温はあまり寒くないので、じっと待っていてもそんなに着込む必要もありません。
5時になりスタート時間になりましたが、スタートまではまだまだ遠く少しずつは動きますが、去年よりスタートが遅くなりそうです。
結局スタート地点が見えてきたのは、30分を過ぎてから。
5時40分チェックポイントを通過し、いよいよ長い一人旅の始まりです。
といっても、今回はゴール後にはお楽しみがあり、それを目指してがんばります。
最初は以外に混んでる印象はなく、特に列になっている感じもなく歩きやすく階段を黙々と登ります。
気温があたたかめなので汗が噴き出してきます。
階段の途中で一枚上着を脱ぎさらに進みます。
この辺りでは、去年ほどの渋滞は感じませんでしたが、やはり栂尾山への階段の少し前、歩道橋を超えたあたりで完全に渋滞が始まりました。
結局、今回はこの渋滞に悩まされる時間が非常に長かった。
須磨アルプスは当然、住宅地で一度ばらけますが、高取山の登り、菊水山への登り下り、そして鍋蓋山の登りでも大渋滞。
市街地以外は予想以上の大渋滞です。
渋滞渋滞で、当然自分のペースで歩けません。
ゆっくりゆっくり、歩いては立ち止まり、立ち止まっては早歩きの繰り返しで思うようには進みません。
でも、これのおかげで後半に体力を温存できた面もありましたが、思いのほか変に足への負担がかかってしまっていたような。
人の流れに身を任せという感じで、かつ市街地はスピードアップしなんとか菊水山へ到着。
第一チェックポイント通過。
一人でトレーニングした時よりやはり時間がかかっています。
少し焦りますが、ここで軽く食事休憩。
おにぎりを1個口にしました。
でも、他にもたくさん休んでいる人がいて、少しでも渋滞を避けるためにある意味ごぼう抜きで進めるチャンスと長居せず、先へ進みます。
が、すぐにまた渋滞。
無理な追い抜きはできないので、人の流れの通り進みます。
そして鍋蓋山を登り返します。
やはりのぼりはなかなか足が進みませんが、幸いというかここもなぜか大渋滞のため人の後ろをついてずっと登ります。
やはりここまでの疲労の蓄積が足にきいています。
なんとか、鍋蓋山に登りきり、そのまま下りに入ります。
大龍寺の自販機で水分補給と思っていたのに、水、スポーツ飲料類はすべて売り切れ。
まぁ、そこまで持参水分がギリギリではないので先でよいかとあきらめ進みます。しかし、山門前で飲み物が売られていたので、やはり一応購入しハイドレーションに詰め替えておきます。
そしてすぐに、先を急ぎます。
市ケ原で少し休憩とトイレと思いましたが、ここも人があふれており、なんだか嫌だなということでそこまでの疲れはないので、ゆっくり進もうと、第二の難関、摩耶山への道へ向かいます。
何度かトレーニングし、分かってはいますが、のぼりは足が止まってしまいます。
この気温の暑さもあり、一歩一歩足を進めますが、かなりバテ気味。
おまけに少しくるぶしに違和感が。
なんか嫌な予感。
しかし、なんとか進み、掬星台に到着です。
チェックポイントで印を押してもらい、ホットレモンをごちそうになりました。
疲れた体に甘くあったかい飲み物は、しみわたります。
ここで二度目の大休憩。
持ってきた菓子パンと、購入したあったかいミルクティーで休憩。
ここまで、くればあと半分。
やはり、登りもある程度先が見えてきて、少し気持ちもほっとします。
と、いうものの六甲まではもう少しのぼりが続きます。
なんとなく違和感を感じていたくるぶしに何か対策をしないとと靴にスポンジのようなものを貼り付けます。
実は、今回はいていた靴。
去年も練習中にこのくるぶしを痛めずっと対策を考えていたのですが、どうも靴の縫い目がちょうどくるぶしに当たることが原因だろうということが、最近分かり、縫い目のところにクッション性のあるものを貼りつけることでうまくいっていたのですが、ここにきて再発。
クッションがへたってきてしまっていたのか。
とにかく予備で持ってきていたものをプラスして貼り付けます。
が、歩き出すと余計に痛いような。
というか、一度スイッチの入ってしまったこの痛みはもうちょっとしたことで何をしてもダメな感じ。
あとは、痛みをごまかしながら、足の置き方を考えながら、歩くしかありません。
すれているわけでもなく、シップでごまかせる痛みでもないので何ともしようが…。
休憩を済ませ、最後の登り?に向け進みます。
やはり足もかなり疲れているので思うようになかなか足が進みませんが、一年間の山行の成果か去年よりはましに歩けているような気がします。
ここまできた参加者のほとんどはやはり足取りも重く、みんな同じようなペースで進んでいきます。
ようやくドライブウェイに出て、私の得意な舗装道路です。
足取りもだいぶ楽になり、ハイペースっていうほどではないですが、足を進め、何人か抜いて進みます。
すると、今年も見えてきました。
楽しみにしていた、六甲山郵便局の甘酒サービスです。
ホットレモンもそうでしたが、甘くあったかい甘酒は、疲れた体にしみわたり本当に贅沢なひと時っていう感じでした。
こんなサービスをしてもらっている六甲山郵便局のみなさんに感謝です!
「がんばってください!」という声に見送られ、先に進みます。
すぐに記念碑台に到着です。
ここまでくるとなんとなく気分的に楽になります。
もうほとんど山道を登るようなところはない印象です。
ある意味、惰力ででも宝塚までたどり着けるかなという思いがあります。
ただ、相変わらずくるぶしは痛みます。
ゴルフ場の間を抜け、ガーデンテラスを過ぎ、またドライブウェイを進みます。
ここから先は、ドライブウェイと尾根道のどちらをあるいてもいいですよ、となってはいましたが、人の流れは明らかにドライブウェイ。
ほんの一部縦走路を歩きましたが、やはり最高峰もカットし、ドライブウェイを一軒茶屋まで進みました。
ここで最後のトイレということだったので、トイレを済ませ、東六甲縦走路分岐点のチェックポイントへ急ぎます。
トンネルを超えると最後のチェックポイントです。
ここでは、番号を付けられ受付を済ませます。
ちなみに番号は「975」番。
縦走大会のガイドブックには、順位ではありませんと書いてありましたが、おそらく通過した順位でしょう。
去年より40番ほど前。
ここから先は、宝塚の街まで、ほとんど山の中。
時間も16時、途中の道でごそごそするのは嫌なので、ヘッドライトを準備しいつでも点灯できるように装着しました。
あんまりゆっくり休憩するようなところもこの先はないので、行動食も口にし、軽くストレッチ。
去年に比べ足のパンパン感はありませんが、くるぶしの痛みは増すばかり。
しかし、あと約2時間半と見て、何とか耐えようと、気持ちを新たにスタートです。
分岐点を過ぎ山へ入っていくと、ちょっと湿っているところもあり滑りやすそうなところに、細心の注意を払って通過します。
一見、滑るようには見えないところでも、地面が粘土質で滑りやすくなっていたり、逆に砂地で滑りやすくなっていたりするところがこの辺りは多くあるようです。
トレーニングのおかげでその辺は頭にインプット済みだったので無事進めます。
ここにきてまた渋滞。
40kmほど進んできたのに、また、人がたまってくるなんてある意味すごい。
そして、ここにきてくるぶしの痛みがピークになってきます。
地面に足をつくと痛みが走るのを、なんとか気持ちでごまかし、無理やり何もないかのように歩き続けますが、やはり今までのように歩幅が伸びません。
明らかにスピードダウンしているのが分かります。
それでも、去年より少し早いのか大平山を過ぎ、しばらくするまでライトなしに進めました。
しかし5時を過ぎると、やはり山の中はかなりの暗さになり、ここでヘッドライトを点灯です。
昨年、トレーニングの教訓から用意していたいつも山で使うLEDの小型のヘッドライト、プラス、少々重いですが、明かりが大きいLEDのヘッドライトとふたつを装着。
本当の足元と少し先とを照らすようにセットしたので、スピードを落とさずに歩くことができました。
ただ、やはり足元が暗いため、かなりスピードが落ちている人もいて道が詰まってきたりします。
この暗さではさすがに追い抜きは難しく…。
そして、いよいよ塩尾寺に到着しました。
ここからは、急坂を下る舗装道路で足にはかなりこたえますが、気持ち的にはゴールが見えています。
はやる気持ちを抑え、走ることは禁止なので、速足でどんどん進んでいきます。
去年よりは早く着きたいという思いだけで、痛い足を無視して歩きます。
そして、ついにゴール受付のライトアップされた看板が見えてきました。
出発から12時間40分。
18時18分、感動のゴールです!
最終のチェックポイントで受付を済ませ、完走の認定書と記念品をいただきました。
この大会のために、何度か神戸に通いトレーニングをしたことが報われ、この長い縦走路を歩き切り、目標を達成したという達成感はとても大きく、二度目とはいえやはり感動です。
そして今回は少し違いました。
ずっと応援してくれていたヤマレコユーザーの仲間がいました。
昨年は「この感動のゴールで一人寂しくこの感動を共有する人がおらず…」だったのですが、これを知って、今回、祝杯をあげてくれるという仲間が待ってくれており、大急ぎでナチュールスパに向かい、お風呂でも渋滞になっていましたが、汗だけ流し、祝杯モードへ。
宝塚まで迎えに来てくれたyahoo8さんと合流し、大阪梅田へ。
そこには、日本百名山制覇隊のabenaさん、 chito3さん、 h-travelerさん、 hybb1122さんが待ってくれており、 yahoo8さんと先月の100kmウォークの打ち上げ&祝杯をあげてくれました。
今回は、これを励みにゴールを目指し、頑張った感がかなりあります。
皆さんとお会いしたのは、2度目なんですが、本当に以前からの仲間のように一緒に過ごさせてもらい本当に楽しい時間を過ごしました。
あっという間に電車の時間となり、まだまだ話したりない感じでしたが、お別れし、長い帰路につきました。
自宅へたどり着いた時には日にちが変わっており、疲れも眠さもかなりのものでしたが、本当に充実した長い一日となりました。
そして、yahoo8さん、abenaさん、 chito3さん、 h-travelerさん、 hybb1122さん、本当にありがとうございました。
お疲れさんでした。
ちょっとでも長く するために頑張ってくれて
ありがとう
機会あったら、うちの連中つれて、そっちに遠征しようかな
こんどは、ゆっくりと &しましょう
もあったら最高やね
Q-chanさん こんばんは。
故障もあったのに12時間台での完走すごいですね〜
当日はヤマレコ仲間とヤマレコTシャツきて12:20〜15:00まで応援してました。
お会いできず残念でした。
来年はひとり縦走だけでなく大会にも参加しようと思いますので、その時はよろしくです。
15時40分発で18時18分ゴールとは早すぎです、
さぞかし抜けるところでゴボー抜きの連発でしょうね
くるぶしの痛みなどは一枚のパッドで無く、くるぶしの部分をくりぬいた当て物などがいいと思います。
お疲れ様でした。
●yahoo8さん
本当にありがとうございました
機会があればまたぜひこちらの方へ
でも車で日帰りだと&は難しいですね
御在所岳、湯の山温泉泊だともあり、最高ですけど
●kobeblancさん
ありがとうございます
やはり2回目となると1回目より早く着きたいと思う気持ちがあって
おまけにお酒と仲間が待っていると思うと、足の痛みも感じないふりをして必死に歩いてました
なので、楽しむ余裕はあまりなかったですね
どこで応援されていたのでしょうか?
お会いできたら良かったですね〜
私は、ちょっと渋滞がこりごりで
●kidekiさん
ありがとうございます
舗装道路では結構ごぼう抜きだったような
でも、登りでは結構抜かれましたけどね
くるぶしもいろいろ対策を考えてて、くるぶし側にはくりぬいたものを貼ったことをあったのですが、それは失敗で
今度は靴側にくりぬいたものを貼ってみます
でも、そのうち靴底がすり減ってきて靴自体がダメになりそうな気配もします
こんばんわ、Q-chanさん
早いですね〜びっくりしました
来年は???ですが・・・渋滞さえなければね〜
なので3月にある縦走に出てみたいかも???
無事完走出来て、少し欲が出たのかな?
●eraihito さん
こんばんわ。
あの若者たち、ほんと気になります
そう簡単に完走していたら、こっちはやってられない気がしますが
3月ですか〜。
そんなに混んでないらしいですね
でも、冬になまった自分の体もなかなか調整できないかも
やっぱり、一人縦走の方が気は楽かなぁと思う今日この頃です
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