八ヶ岳”ほぼ”縦走ー白駒池〜赤岳〜美濃戸口
- GPS
- 15:11
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,797m
- 下り
- 2,400m
コースタイム
- 山行
- 9:11
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 10:01
天候 | 6/30 晴天 7/1 ほぼ晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
往路:竹橋→白駒池入口 復路:美濃戸口→新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・核心部は横岳、奥ノ院から三叉峰まで。鎖場とナイフリッジとは言わないまでも幅の狭い岩場を通ります。 ・赤岳天望荘〜赤岳山頂〜阿弥陀岳、文三郎尾根や地蔵尾根から上って来る方々の半数位はヘルメットを装着していました。急峻な岩場ですが、個人の主観では「あれば安心」くらいでしょうか。 |
その他周辺情報 | 下山後、八ヶ岳山荘でお風呂に入りました。500円。こじんまりですがいい湯でした。毎日あるぺん号は八ヶ岳山荘前で乗るので便利です。 |
写真
感想
直前まで天気予報を見ながら前日にバスと小屋を予約。例年よりかなり早い梅雨明けで、好天の山行でした。当初は麦草峠から入って、白駒池を回ってニュウを経由して天狗岳〜硫黄岳〜横岳〜赤岳〜権現岳〜編笠山から観音平へ下りる完全縦走を計画していましたが、体力的な不安があって阿弥陀岳を経由して美濃戸口に下りました。結果的には時間的にも余裕があり、当初の計画を貫徹すればよかったかなと少し後悔しました。まあ余力を残して下山することを信条としていますので良しとするか...と自分に言い聞かせました(笑)。
白駒池〜ニュウ(乳):苔生した幻想的な風景でした。ニュウからの景色は圧巻でした。暴風に飛ばされそうでしたが...
中山峠〜天狗岳〜硫黄岳:木々も低くなり、樹林帯というより高原尾根を歩く感じで爽快でした。天狗岳あたりからは登山客もぐっと増えてきました。
横岳〜赤岳:硫黄岳山荘から先はコースの雰囲気がガラッと変わります。それまで緑だった周囲が赤茶けた岩場に変わります。台座ノ頭〜奥ノ院は細い岩場のコースとなり、ガスってましたが高度感があり、少し緊張する箇所もありました。
赤岳展望荘:大部屋にしましたが、布団(寝袋)は一つ置きでゆったりできました。この時期はまだそれほど混まないようです。受付時に色分けされたカップが渡され、食事のグループ分けがされます。食事は夕朝ともにバイキング形式。食べたいだけ食べられますが、私は例によって頭痛と吐き気に襲われガッツリ食べることはできませんでした。夕食は杏仁、フルーツ缶詰?、山菜の天ぷら、角煮、チキンのトマト煮(うろ覚え)、五目御飯、豚汁、漬物等々。コーヒーやお茶は飲み放題。
夕暮れ時はガスの中で真っ白でしたが、朝は眼下に雲海、富士山や穂高連峰も見えて、日の出も拝めました。私はインナーダウンを着ていましたが、Tシャツ短パンの方もいました。
赤岳〜阿弥陀岳:赤岳山頂から急降下で下りて、中岳を乗越して阿弥陀岳に登ります。ヘルメット装着率は半分くらいでしょうか。私は持参しませんでした。個人の主観ですが、ここは「お守り程度」で、なくても大丈夫かなと思います。中岳はできれば巻きたいところですが、両側はかなり急で仮に道を作ってもトラバースは危険な感じで、乗越すのが妥当ですね。地味に堪えますが、今回は時間に余裕があるのでのんびりと行きました。阿弥陀岳の山頂では30分くらいのんびりと景色を眺めていました。
御小屋尾根〜美濃戸口:阿弥陀岳直下にやや細い岩場がありますが、その後はぐんぐん高度を下げて行きます。結果的に美濃戸口からずーっと下り、逆からはずーっと登りになるわけで登りならこれはきつそうですね。西ノ肩を過ぎて御小屋尾根の樹林帯コースでは、2時間近くをずーーっと虻にたかられかなり鬱陶しかったです。不動清水はコースから分岐してしばらく行くと傾斜を湧水が流れている箇所に出くわします。おいしい水で、水腹になるほど飲みました。その後、別荘エリアの中の舗装路を下って行き八ヶ岳山荘まで下りてゴールとなります。この舗装路は地味に堪えました。
予定よりかなり早く着いてしまい、バスまで3時間半ほどありましたが、お風呂に入って食事をして、ボーっと景色を眺めながら他の登山者の方と話をしたりと有意義な時間を過ごせました。
この土日、関東では30℃越えだったようですが、山で快適な週末を過ごせました。
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