記録ID: 1528492
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無雪期ピークハント/縦走
北陸
【野口五郎岳、水晶岳、赤牛岳、烏帽子岳】灼熱の裏銀座
2018年07月14日(土) 〜
2018年07月16日(月)
体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 53:02
- 距離
- 42.0km
- 登り
- 3,684m
- 下り
- 3,682m
コースタイム
2日目
- 山行
- 9:11
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 11:13
0:59
71分
野口五郎小屋
2:10
2:28
14分
東沢乗越
2:42
2:42
28分
水晶小屋
3:10
3:10
71分
水晶岳
4:21
4:50
0分
2742ピーク付近
4:50
5:35
191分
赤牛岳
8:46
9:00
24分
水晶岳
9:24
9:40
152分
水晶小屋
12:12
野口五郎小屋
天候 | 灼熱の晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
そこに車を停める(無料) ※ただし連休前や7〜9月の週末は土曜日(祝日)に切り替わるころには満車になる可能性大 また七倉山荘までの道は降雨量が多いとゲートが閉じてしまい 通行止めにもなりますので注意 七倉山荘から高瀬ダムまではタクシーで移動(¥2200/台) 行きは4人でシェア、戻りは3人でシェア ハイシーズンは5:30が始発になります 時間の詳細は以下のリンクを参照 http://www.kanko-omachi.gr.jp/mountain/qa.php#q2 ※七倉山荘より先は私有地になるので指定車両以外は入れません |
コース状況/ 危険箇所等 |
★濁沢登山口〜烏帽子小屋(ブナ立尾根) 濁沢の橋は雨でしょっちゅう流されます 荒天後の通行は注意が必要です 間違っても増水時渡渉などしないこと、ダムの藻屑と消えます ブナ立尾根は北ア3大急登の一つでかなり長いです 100m標高が上がるごとにナンバリングしてありますので 数えながら登って楽しんでください 登りはじめは階段がありますが急斜面なので滑落しなこと それ以外では木の根や痩せ尾根もありますので踏み外しに注意 ★烏帽子小屋〜三ツ岳 裏銀座の素晴らしいパノラマを見ながら歩けます 通行している人が少ないので体調管理や水に注意すること この時期はコマクサやイワギキョウ、チングルマなどが咲き誇りとても綺麗です またこの先の縦走路は日差しを遮るところが小屋しかありません 日中の通過は体へかなりの負担になります 体力と水のストックを考慮して先に進むか停滞するか決めてください ★三ツ岳〜野口五郎岳 途中お花畑コースと稜線コースに分かれます お花畑は東側の斜面になり高温時に通過すると無風状態よりかなりの高温になります 体調管理に注意しこまめな水分補給を行ってください 稜線コースは逆に西(北)風が直に当たり続けます 気温が低い時の低体温、強風による転滑落に注意すること 野口五郎岳とりつきの辺りより岩がゴロゴロしているので踏み外しに注意 ★野口五郎岳〜水晶小屋(赤岳) 野口五郎岳直下はザレ場でこの先真砂手前まで続きます 足場はそれほど悪くないです 真砂岳より先東沢乗越手前辺りまで岩稜帯が始まります 踏み外しやルートミスに注意して進んでください 東沢乗越より水晶小屋側は登山道が狭い上に一部崩落が始まってます 踏み外すと滑落しますので足場に注意すること 小屋直下は酷いザレ場でグリップが少なく滑りやすい 下りに使う場合転倒しやすいです ★水晶小屋〜水晶岳 水晶岳取りつきまでは問題ないがそこから先山頂までは岩場のトラバースや登りになる 浮石や人工落石に注意 山頂はかなり狭い上に岩場になる上に切り立ってます 滑落しないこと ★水晶岳〜温泉沢の頭 赤牛方面へ向かう場合水晶を下ることになり岩場やガレ場を下りることになる 足元には注意すること 水晶を抜けると尾根歩きになりハイマツの中に道らしきものが見えるようなところもある また水晶岳〜温泉沢の頭は40分とあるがこのCTはかなり健脚なタイム 赤牛まではかなりの長丁場になるので自信がないならここで引き返すことを勧める ★温泉沢の頭〜赤牛岳 途中2818、2742、2803のピークを抜けなくてはいけなく アップダウンの連続になる また途中コルのあたりはかなり広く登山道を見失いやすい 濃霧の時の通過はGPSをこまめに確認しながら進むこと、道迷いに注意 さらに足場はザレ場なので体力がかなり奪われます この時期の通過は朝の早めかハイシーズンを避けて涼しい時が好ましい この時期はとにかく暑い、脱水症状と水のストックには気を付けてください 赤牛より先の読売新道を抜ける場合とんでもない距離を歩くことになります 自分の体力と登山スキルを考慮して通過してください 2803のピークを過ぎれば赤牛までのビクトリーロードが始まります ★烏帽子小屋〜烏帽子岳 特に迷うところはなし ただし山頂直下は岩場になり直登&トラバースのプチ剣が体験できます 滑落に注意 山頂は巨岩が積み重なったような状態なので足場は非常に悪い 場所によっては先は奈落なので踏み外さないこと |
その他周辺情報 | 下山後は七倉山荘の日帰り入浴施設で汗を流す(¥650) http://www.webmarunaka.com/nanakura/spa.html 内湯、露天風呂あります ただし狭いです 泉質は単純アルカリでかなり熱いです 私は好みですが熱いのが苦手な人は薬師の湯へ行った方がいいかもしれません |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
グローブ
雨具
日よけ帽子
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|---|
備考 | この時期は水がいくらあっても足りない 水を補充するためにも資金を大目に持ってゆく必要があります |
感想
サマーシーズン開幕の海の日3連休
何処へ行こうか考えてましたが昨年同様野口五郎小屋へ挨拶へ行きたいので裏銀座に決定
ついでにどこ行こうか考えて未踏の赤牛へ向かうことに
本当は読売新道を通って黒部へ抜けたかったですが今年は黒部側がまだ開通しておらず断念
野口頃小屋連泊の赤牛ピストンを狙いました
読売の半分だから楽勝だぜと思ったら大間違い
灼熱な上に水晶から先はアップダウンの連続
オマケに足場も悪く手ごわかったです
ですが赤牛より見渡す裏銀座の山々、水晶と槍ヶ岳が並んでみるという赤牛特有の稜線の見え方がとても印象深かったです
また宿泊した野口五郎小屋も3連休なのに布団が1人1枚でしたのでとても快適でした
やはりこの小屋は落ち着きます、古い小屋なのですがアットホームでまた行きたくなるなーと思いながら下山しました
やはり裏銀座はいいですね
また歩きたいなと思えるいい山行でした
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深夜の裏銀座歩いてる人なんて普通の人じゃないだろうなって思ってました。
登山道の真ん中で寝ていたのは僕ととっきーでした。
おお、やはりあれはalsoさんでしたか!
安眠妨げてしまってスイマセンです〜
相変わらず二人とも激しいサバイバーですねぇ
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