天狗岳・硫黄岳へ 麦草峠〜美濃戸口間 急遽予定外の八ヶ岳爆走縦走


- GPS
- 07:43
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,240m
- 下り
- 1,853m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:43
天候 | 晴れ一部ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料駐車場にトイレもあります。 車を回して待機の美濃戸口では、八ヶ岳山荘の駐車場に入れました。500円です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
麦草峠〜丸山 案内板やピンクロープがほぼ無く、暗い中では道の広さと、腐りかけた木道の丸木などを頼りに、ルートを外れないように慎重に進む必要がありました。 大きな水たまりやぬかるみも多く、歩きにくかったです。 丸山〜高見石小屋 大きめの火山岩の急坂を下ります。 高見石小屋〜中山 傾斜がゆるやかな坂道を登ります。ルートは明瞭で歩きやすいです。 中山〜中山峠 岩の多い坂道を下ります。中山峠付近も大きな水たまりやぬかるみがあります。 中山峠〜東天狗岳 明瞭な岩の坂道を登っていきます。距離もそれほどなく、スイスイと登れます。 東天狗岳〜西天狗岳 両峯ともザレたがれきの坂道を下り、その後は安定した鞍部となります。 東天狗岳〜根石岳 ものすごくキレ落ちた崖に渡された金網橋を渡り、その後は狭い岩場を越えます。 危険は大して感じませんでした。 その後は白砂の歩きやすい鞍部を歩いた後、一般的な岩の道を登ります。 根石岳〜箕冠山 一般的な岩の道を下り、小屋のある、石の鞍部を歩いた後、楽な坂道を登ります。 箕冠山〜やまびこ荘 歩きやすい坂道を進みますが、意外に長く感じます。 やまびこ荘〜硫黄岳 がれきの多い一般的な坂道を登っていきます。山頂部はケルンも多く、ルートは明瞭です。 硫黄岳〜赤岳鉱泉 赤岩の頭までは急な斜面と砂地を下ります。その後は一般的な石の多い坂道をどんどん下っていきます。 何度か渡渉があります。前日の大雨で多少増水が残っていましたが、それでも問題なく渡れました。 赤岳鉱泉〜堰堤広場 川沿いに沿って下っていくなだらかな坂道です。何度も何度も木の橋で川を渡ります。 堰堤広場〜美濃戸山荘 延々と続く砂利の林道です。一般車は通行禁止で少数の車しか通らないため、路面は安定しています。 美濃戸山荘〜美濃戸口 こちらも砂利の林道です。一般車も通るため路面は常に荒れ気味で轍や穴や段差が多くあり、パンクの危険があります。 |
その他周辺情報 | 美濃戸口では、八ヶ岳山荘とJ&Nでお風呂には入れます。 八ヶ岳山荘は500円はJ&Nは700円ですが、J&Nはおしゃれなカフェ・オーベルジュで何か買うと半額の350円になります。 |
写真
感想
昨日の麦草峠〜縞枯山〜ロープウェイの区間は最初から宿の宿泊と合わせて(強引ながらも)企んでいた予定通りの山行でしたが、結局仙丈ヶ岳の高速下りで痛みの出た同行者の膝の状態から、白山の日帰り山行中に歩けなくなるリスクを鑑みて、お宿から大きな移動をせずに八ヶ岳周辺で歩きたいルートということで、麦草峠から以前赤岳に登ったときに登頂した硫黄岳までのルートを赤線をつなごうということで、こちらのルートを選択しました。
観音平から百高山の権現岳を含めて赤岳に至るルートも考えましたが、こちらの方は通常1泊のルートで予想時間が長く、待機させる時間を短くするためにも、硫黄岳の方を選び、車を美濃戸口へ回してもらいました。
本来なら奥の赤岳山荘まで車を入れてもらうと楽なのですが、荒れた林道を運転させるのはパンクや傷の可能性があるため、美濃戸口で待機として足でそこまで歩く方法を採りました。
登り初めると、ルートが不明瞭な丸山までの登りと、前日に続いて現れる水たまりとぬかるみには閉口しましたが、前日の大雨とうって変わって朝から晴天に恵まれて素晴らしい眺望の中、数々のピークを踏破していくことが出来、景色を楽しめる素晴らしい山行になりました。
本来は白山の日で、このルートはまったく予想もしていませんでしたが、このルートは八ヶ岳全山縦走のルートでいつかはつなぎたかったため、予期せず霧ヶ峰の八島湿原から麦草峠を経て以前登った赤岳まで赤線がつながったことは、(文字通り)ケガの功名ではありますが、微妙な天候の合間を突いていろいろな山を歩くことが出来、それはそれでいいお盆の山行になったな と思っています。
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