北八ヶ岳 天狗岳 茶臼山・縞枯山・北横岳 白駒池から周回


- GPS
- 16:08
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 1,669m
- 下り
- 1,631m
コースタイム
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 7:31
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 8:25
なるべく人混みを避けるコースを計画したのだが 坪庭から北横岳の往復と白駒池周辺は人気ポイントで 避け難い
天候 | 晴れ 両日とも 昼前から雲が多くなった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
白駒池キャンプ指定地をベースに 1日目 ニュウから天狗岳 中山 高見石 2日目 麦草峠 茶臼山 縞枯山 坪庭 北横岳 雨池 麦草峠 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般に 岩場歩きが多い(泥濘は少なかった) 展望はお天気が良ければ最高! 1日目 ▲高見石から白駒荘への下り 岩場が滑り 泥濘も多い 2日目 ◎茶臼山と縞枯山の展望台は 9時前で 最高の眺めだった ▼縞枯山から雨池峠への下り 上部は崩落状態で危険 ▲雨池峠から大石川林道の出合までは 大岩で急坂 〇雨池から麦草峠へ 変化に富んで面白い |
その他周辺情報 | 青苔荘 キャンプ場申込み 板場は900円 地べたは650円(トイレが建物内で とても綺麗) ビール 500mlは570円 350mlは400円(良心的?) 雨池 ◎静かで素敵な所…近寄り難いかな? |
写真
感想
残り少ないだろう記録とは言え 写真も多く 感想も長くなり過ぎてしまいました。ごめんです(誰に?)読み飛ばしてください
1日目
8時前に 白駒池有料駐車場に到着(ナビが見つからず途中 時間をかけてしまった…麦草ヒュッテだと👌)二泊三日でも二日分の千円だった
青苔荘のキャンプ指定地 8時半には一番乗りでテントを設営し 朝食後 天狗岳へ出発。苔生す湖畔の道を右回りで進み ニュウへの分岐から岩場の上りとなり 白駒湿原(花は無かったような…)"にゅう”の森から 坂と岩 コメツガの根で 上り応えがあがる。ほどなく尾根に上がり 左手にニュウの頂 三角点のみで山頂表示はないようだ。濃霧の切れ間に白駒池が見える程度で 展望も良くない。先を急ぐ
尾根は 所々で稲子岳や谷底が眺められ 左側が崩れているが 危険個所もなく 歩きやすい(途中 岩場がない)
中山峠から また岩場で(同じように左側が切れ落ちている)しばらくして 天狗岳が見えようになると 森林限界を超えたようで 高山植物もちらほら見られるが 濃霧で展望はあまり利かない。最後 急な岩場を上がって 東天狗の頂。丁度 昼になったが 西天狗を往復してからに
西天狗 展望が全然なかった(30年振りに上がったのに 残念至極)
東天狗に戻って昼食の間に 天狗の奥庭や黒百合ヒュッテも見えた(雲は東側から上がってきているようだ)同じコースを戻って 中山峠 先の分岐から中山・高見石へ 緩く岩場を上がって 中山の手前で ニュウがぽっこりと見えた
ひっそりとした中山の頂を過ぎて 中山展望台からは 北側の蓼科山から車山 諏訪湖などが望めた(ちょっと霞んでいるが 今日一番の眺望だった)直ぐに 急な岩場の下りで "こんな所で転んで動けなくなったら…”と思うと 慎重になり ≒1時間 長かった。小屋横から高見石に上がり浅間山や荒船山なども見られて 頑張った甲斐があったと嬉しい(下るときに 岩の間にスマホを落としてしまった。何とか下りられて無事回収…運を使い果たしたのではないか ちょっと心配だった)
高見石小屋からの岩場と泥濘の下りは 30分程だったが 疲れもあり厳しかった(運はまだあったようだ)白駒池畔は ビールを楽しみに急ぎ足に… 夕食は 焼き肉とウヰスキーの水割りで 体力を回復し 20時には就寝
2日目
予定通り 4時に起床(早く寝たのにトイレにもいかなかった…体内の水分が 不足気味か?) モーニングコーヒーの後 α米を中華丼にして 何とかお腹に入れ 6時に出発
駐車場の手前を麦草峠へ 白駒の奥庭から黒曜の森(帰りには子どもたちが黒曜石を拾い集めていた)を抜け 麦草峠の野草園(貴重な高山植物も多いらしい)手前からは これから向かう茶臼山 縞枯山 そして 右に浅間山 左に乗鞍岳が望めた。
茶水池からはしばらく歩きやすいコースで 大石峠から 名の通り岩場を上がって行くと すぐに中小場 ここからもいい眺め 1時間ちょっと歩いたので 小休止(先行者お二人)さらに岩場を上がって茶臼山は 素通りで 近くの展望場へ
茶臼岳展望場からは 北から中央ア 南ア 金峰山から奥秩父主脈道路の山々がくっきり望めた(今回の計画が上手かったと 自賛)下りは 溶岩が丸くなった石だが歩きやすく 鞍部からは大岩を上がって縞枯山展望台へ
縞枯山展望台は まだほとんど雲の出ていない360°のパノラマを楽しめた(独り占めだった)北アが見えないのは残念だが 大感動だった(家で 拡大して見たら 両神山もあり 嬉しい)風の通る尾根を歩いて 縞枯山頂は展望がない。通過して 崩落したかのような急坂を ずるずる滑るが 足に力を入れて 慎重に下る(二組の先輩の方々とすれ違い 情報は伝えたが 大丈夫だったろうか…団扇を持っての方もいらしたが)
雨池峠からは 木道で 何と歩きやすいことか。坪庭に上がると ちらほら観光客の方とすれ違い 北横岳への分岐からは 登山者とも多く行き交うようになった。斜面をジグザグに上がって行き 三ッ岳からの尾根に合流して 少し歩きやすくなり 北横岳ヒュッテ(多くの方が休憩中)の前を通り 最後の上りで 北横岳南峰頂
南峰から直ぐに北峰だが 雲が広がりだして 茶臼山や縞枯山の展望台から比べると 今一つで 残念(昼食はパンと味噌汁?…塩分補給)
それほど人も多くなかったので 少しのんびりして 最後のお楽しみ 雨池へ。雨池峠までは来たコースを戻る(三ッ岳を回りたかったが 体力温存のため)
雨池峠からは あまり歩く人もなさそうで 荒れたコース(今回のBEST3に入る難所)林道出合からは 少し林道を歩き 雨池へ下る(誰とも会わず)低い山々に囲まれ 風が涼しく 穏やかになれる 素敵な場所だった。コーヒーで一服して 湖畔を歩いて分岐へ向かっていると 岩場で何と父子が昼食中だった(挨拶を交わす)
乾燥した湿地の木道や笹原 シラビソの森など 変化に富んだ 緩く上がる長いコースを麦草峠へ(結構厳しかった…人も少ないはずだ。あの父子は すごいなあ)
麦草峠からは朝と同じコースを ビールを楽しみに戻る
二日間 展望 歩き 食事 すべて楽しかったし 快適だった。自分としては長い歩行時間だったが 岩場の歩き方をしっかり練習できたのが良かった(足に疲れも出ていない…日頃のストレッチが効いているかな)ベース基地が 駐車場から近く 標高2,100にあるというのが 勝利のポイントかな?
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