立山三山縦走・室堂平から周回

2018年08月02日(木) 〜 2018年08月03日(金)

• GPS: 32:00
• 距離: 12.2km
• 登り: 1,218m
• 下り: 1,220m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:37
• 休憩: 1:38
• 合計: 7:15

9:30 スタート地点
10:40 10:50 室堂山展望台
11:45 11:50 浄土山南峰
12:20 12:40 一の越山荘
13:47 14:40 雄山
15:15 大汝休憩所
15:30 15:40 富士ノ折立
16:30 真砂岳
16:45 内蔵助山荘

2日目

• 山行: 4:02
• 休憩: 0:58
• 合計: 5:00

6:30 内蔵助山荘
7:30 7:40 別山南峰
8:07 8:40 剱御前小舎
8:40 雷鳥沢ヒュッテ
10:15 雷鳥荘
10:15 10:30 みくりが池温泉
11:30 ゴール地点

天候

初日は晴れ、気温も高めでかなり暑かったです。二日目の朝はガス＆暴風でしたが徐々に天気回復。昼にはピーカン、暑い！くちびるが陽に焼けた。

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

扇沢駅の無料駐車場に自家用車を停め、立山アルペンルートの乗り物（トロリーバス→ケーブルカー→ロープウェイ→トロリーバス）を乗り継いで室堂平まで。
帰りは同じ経路で戻りました。
扇沢駅は観光地ですので、WC、販売機はもちろん、売店、レストランも完備です。

コース状況／危険箇所等

室堂平周辺は観光地でもあるので散策道などきれいに整備されていますが、山は基本的には岩山なのでガレ場ザレ場ほとんどでかなり滑りやすいところも多いです。
雄山は初心者も多く登山者もめっちゃ多いので落石要注意です。
ヘルメットあると安心かと思います。

その他周辺情報

室堂平ターミナルには何でもそろってますが、観光客で激混みです。

写真

8/2 6:58

扇沢駅の無料駐車場です。
駅に近い方の無料駐車場は、平日にもかかわらず朝6：30ですでに満車。こちらはもう少し下にある駐車場。まだ余裕ありました。駅まで歩いて10分弱です。

8/2 7:03

扇沢駅入口。

8/2 7:11

8/2 7:26

扇沢駅→室堂平往復チケット。
往復の方が断然お得♪

8/2 7:52

トロリーバスでまずは黒部ダムへ。

8/2 7:52

すでにテンションあがってきますなー。

8/2 7:54

8/2 8:06

8/2 8:25

乗り物の待ち時間にちょっと外へ。

8/2 8:26

8/2 9:03

さあ、室堂平に着きました。

8/2 9:03

以前来たことあるのでなつかしい♪

8/2 9:31

まずは室堂山へ向います。

8/2 9:34

チングルマ♪
花盛りのチングルマもあれば、すでに綿毛のチングルマもたくさんありました。

8/2 9:34

ヘビイチゴ。

8/2 9:36

雄山から大汝山。
これからあそこを歩くんだなー。

8/2 9:44

室堂平がだんだん遠くになっていく。

8/2 9:44

ウサギギク。

8/2 9:45

ヤマハハコ。

8/2 9:53

ヨツバシオガマ。
恒例のピンボケ(笑)

8/2 9:54

8/2 9:59

別山、剣方面。

8/2 9:59

8/2 10:11

8/2 10:20

雪渓なんてあちらこちらに。
雪の多さを物語ってます。ワクワクします。

8/2 10:22

室堂山。ここから浄土山へ向かいますが、ちょっと寄り道して展望台へ。

8/2 10:31

笠ヶ岳がちょこんと。
ホント笠みたい。

8/2 10:31

どうじゃ、槍・穂高もめっちゃ見えるでー。

8/2 10:47

軽く雪渓を渡り。

8/2 11:04

浄土山へ向かいます。

8/2 11:04

8/2 11:08

秋の花、トリカブト。もう咲いてるー。
短い高山の夏。
いろんな季節の花が咲いてますね♪

8/2 11:14

何度でも足を止めて見入ってしまう。
雄大だなー。

8/2 11:14

しかし足元もしっかり見ないと。
岩がだんだん険しくなってきた。

8/2 11:22

8/2 11:23

赤いペンキがとても頼りになります。

8/2 11:32

雄山はまだあんな遠いー！

8/2 11:39

ここからも笠ヶ岳から槍までよく見えてる！
写真だと小さいけどねー、肉眼で見るとテンションあがるよー♪

8/2 11:39

皆様にサービスで槍・穂高のアップ。

8/2 11:39

8/2 11:40

ミヤマリンドウ。

8/2 11:44

8/2 11:44

8/2 11:54

浄土山南峰。
富山大学の研究所だそうです。

8/2 12:09

剣岳が雲の間から顔を出したので、アップで撮影♪

8/2 12:17

イワツメクサ。

8/2 13:22

8/2 14:05

雄山山頂より。

8/2 14:06

ツインズの入道雲。
おもしろい♪

8/2 14:06

8/2 14:06

立山雄山は一等三角点なんですね。
どうりでめっちゃ目立つ。

8/2 14:41

8/2 14:46

アキノキリンソウ。

8/2 14:46

チシマギキョウ。

8/2 14:53

雄山から大汝山に向う登山道。

8/2 14:53

どこを撮っても絵になるなー。

8/2 15:03

雄山から一旦下って、道は細いから慎重に。

8/2 15:16

大汝山休憩所。

8/2 15:32

富士ノ折立。
ここから一気に下ります。

8/2 15:32

8/2 15:32

8/2 15:58

カールもスケールが大きい！

8/2 16:04

真砂山まで登り返し。

8/2 16:28

やっと真砂岳にとうちゃこ。
いや、時間かかりすぎでしょ。

8/2 17:22

トウヤクリンドウ。

8/2 17:23

本日は内蔵助山荘に宿泊します。

8/2 17:25

8/3 6:20

めちゃくちゃ綺麗ですよ。
7年くらい前に改装したばかりだそうです。

8/3 6:20

ザックは廊下に。

8/3 6:50

さて二日目。
明け方はすごい風の音で目が覚めました。
外はすごいガスだったので御来光は拝めず。
雨は降ってませんがレインを着て出発。
行き先の別山方面はガスの中です。

8/3 7:35

別山南峰。

8/3 7:40

北峰方面はガス。
硯ヶ池は全部雪です。

8/3 7:52

剣御前小屋のある別山乗越へ向う稜線。まだガスは晴れません。

8/3 8:12

別山乗越へとうちゃこ。
ここでカフェブレイクしました。

8/3 8:46

公衆WCあり。

8/3 8:58

雷鳥出てきてもよさそうなんだけど。。。
結局会えずじまいでした。

8/3 8:58

8/3 9:08

一気に雷鳥沢キャンプ場まで下ります。

8/3 10:01

お花畑♪

8/3 10:05

雷鳥沢キャンプ場が近づいてきました。
カラフルなテントがかわいい☆

8/3 10:16

小さな沢に辿り着きます。

8/3 10:17

8/3 10:18

8/3 10:32

いやー、ここでキャンプするだけでも十分楽しめるなー。

8/3 10:34

8/3 10:52

ヤマハハコの群生。

8/3 10:54

雷鳥沢キャンプ場から室堂平への登山道から来た道を振り返る。

8/3 11:02

8/3 11:18

地獄谷。硫黄の匂いがすごいです。

8/3 11:32

みくりヶ池。
ちょっとさざ波だっているので雄山方面の山はにじんで映ってます。

8/3 11:36

8/3 11:44

タテヤマリンドウ。
最後の最後にやっと見つけました。
とっても小さいです。小指くらいの大きさです。

8/3 11:46

タテヤマリンドウ。

8/3 11:50

室堂平へやっと戻ってきました。

8/3 11:50

観光客でめっちゃにぎわってました。

8/3 12:00

怪獣みたいな雪渓。笑える(笑)

8/3 12:01

なーんて気持ちいいんだー。

8/3 12:02

8/3 13:21

乗り物乗り継いで黒部ダムへ戻ってきました。
虹が出ています。

8/3 13:21

景色いいけどあっつい！！

8/3 13:23

8/3 13:55

このトロリーバスも今年限りで見納め。
来年からは電気バスになるらしい。

8/3 14:03

扇沢駅駐車場はほぼ満杯。

撮影機器：

Canon IXY 180 Canon

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 食器 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ストック カメラ ポール

感想

hanapepe

以前室堂平は観光で来たことがありますが、その景色が忘れられませんでした。
立山は出発点の室堂平が標高2450mもあり、高山にありがちな稜線に出るまでの樹林帯歩きなどなく、最初から雄大な景色を眺めながらの縦走。最高地点でも3015mだし、高低差もそんなになさそうだし、こんな楽ですばらしい山行があるのかと期待に胸ふくらませて歩き始めました。
最初からチングルマやヘビイチゴ、オンタデなどの花畑。最初の室堂山での展望台では槍・穂高連峰まで見えるとは知らなかったので大感激☆☆
ところが浄土山へ向うころには「あれ？岩が多いな」なんて思い始め、一ノ越へ着いた時には、中学生や小学生の団体を初め、ものすごい人数が、天を衝くような急な岩場を行き交っているのを見て、心が折れるのでした。
雄山が初日の正念場と思い何とか登り切りましたが、そこからもガレ場ザレ場岩場の連続。足元が滑るので気が抜けません。途中心が折れそうになると景色で癒され内蔵助山荘に着くころにはコースタイム大幅オーバー(笑)。
次の日のご来光を期待して早々に就寝しましたが、夜明け前からすごい風で目が覚めます。ご来光も残念ながら望めず。
二日目の出発は暴風の中、大丈夫かなと思いつつ歩き始めましたが、次第に風は収まってきました。剣御前小屋で剣岳を見たかったですが残念ながらガス。ここでカフェブレイク。ここからは滑りやすい急坂を一気に雷鳥沢まで降りていきます。
遠くに見えるテント場のカラフルなテントがかわいい♪ガスもだんだん晴れて暑いくらいに天気も回復。また景色に見とれて何枚も同じような写真ばかり撮ってしまいます。晴れた空が映り込んでみくりヶ池も本当に綺麗です。
終始素晴らしい景色の中、軟弱者の私は例の如く山行が終われば何事もなかったかのように「立山、サイコー！！」なんて思うのでありました。