双六岳-三俣蓮華岳-鷲羽岳&逆さ槍穂@鏡平


- GPS
- 54:10
- 距離
- 38.4km
- 登り
- 2,926m
- 下り
- 2,892m
コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 7:51
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 8:17
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 6:57
天候 | 1日目 曇り 2日目 雨 3日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
水はけの良いコースでした。 |
その他周辺情報 | 中崎山荘 奥飛騨の湯 大人800円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
コンパス
ヘッドランプ
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
タオル
携帯トイレ
小銭(100円と50円)
|
---|---|
備考 | 夜行バス用にアイマスク、ネックピローを次回は持参する。 |
感想
12日から14日まで、岐阜県の新穂高温泉に入り、双六岳→三俣蓮華岳→鷲羽岳を縦走してきました。当初の計画は、槍ヶ岳と穂高連峰の勇姿を眺めにの〜んびりと、フォトジェニックな山旅ができたら♡と夢見てやってきたのに、初日と2日目がくもり&雨。これじゃあ、1日早めて下山するしかないな、と肩を落として荷物をまとめていたところ、ひょんなことから、急遽、縦走、(双六小屋→双六岳→三俣蓮華岳→鷲羽岳→双六小屋)をチャレンジすることに!それも、時折襲いかかる暴風雨の中を🤣🤣🤣
最終日の3日目、午前中は晴れて槍ヶ岳に穂高連峰を眺めながら稜線歩きが出来ました❗名峰と呼ばれる山々を眺めながらの稜線歩き、2日目に頑張ったかいがあったぜい (^-^)v
今回の山旅では、経験豊かな山好きな方々に出会えたおかげで、登れる気がしなかった、鷲羽岳(2944m)に登頂できました。3日間で歩いた距離はなんと、38km‼1日平均12.5 km以上。最長記録。ある意味、自分を開放したから出来たようなものだな🤣山小屋で出会えた人達に大感謝!そして、山の神様ありがとう❣
以下は山行日記。長文のため、気が向いた方のみ読んでくれたら嬉しいです😃
1日目、雨に降られはしなかったけれど、ガスガスで槍穂側は視界ゼロ。楽しみにしていた槍穂は全く顔を出してくれずがっかり。泊まる予定にしていた鏡平山荘に泊まっても楽しみはないので、ちょっと頑張って更に上の双六小屋まで歩くことに。霧の中も、お花畑は幻想的だった。小屋の目の前にそびえる鷲羽岳を眺めながらのコーヒーは格別。「カッコイイ山だなぁ!こんな山を超えて縦走してくる人がいるなんて、凄いよなぁ。」と、この時は翌日に自分が登頂することになるとは思いもしなかった。夜に激しい雷雨があり、その後の空は満点の星空✨丁度、ペルセウス座流星群が見頃で流れ星💫を沢山見ることができた。次男との約束通り、願い事を唱えて就寝した。2日目はほぼ雨予報で❌。諦めて1日早く下山して帰ろうかと思ったら、「もったいないよ!私も次の日同じバスで帰るから鷲羽岳まで行こう!」「絶対、行った方がいいよ!大丈夫。あなたなら行ける‼」と、経験豊富な山女たち(笑)に背中を押されて、計画にはなかった、3つの山をピークを踏むことに。「え?天気悪いのに?私にできるかな?」双六小屋は、北アルプスを縦走する人達の中継地となる小屋だった。山ガール、山女もソロで縦走する人が意外に多くて驚いた。小屋を出発した頃は、晴れ間が見え、もしかしたら、と期待して最初は双六岳を目指した。ところが、双六の稜線に出た途端、風が強くて、天然のミストが顔に当たるとチクチクと痛い。と思ったら、暴風雨に変わった。頂上に立つが、期待の槍ヶ岳どころか、360°視界ゼロで真っ白け。ここで引き返そうかと思ったけれど、友人と待ち合わせした三俣山荘までは行ってみようと2つ目のピーク、三俣蓮華岳を目指した。なかなか着かない。ちょっと下を眺めると、雪田があらわれた。いくつものアップダウンの後に人だかりが見えてきた。三俣蓮華岳だ。もちろん視界ゼロの真っ白け。その後は、意地だけで、次のピークを踏むために友人の待つ三俣山荘に辿り着いた。再会を喜ぶもつかの間、小休止して鷲羽岳を目指した。鷲羽岳は、稜線をひたすら登る。一気に標高が上がったからか、やや酸欠気味に。また、頂上に近づくにつれ、ブオーっと暴風雨が激しくなり、心が折れる。何のために私は登ってるのだろう?眺望なしなの分かってて登る自分がおかしかった。ただただ、ピークハントを目指す!目的はそれのみ。経験豊富な友人が、三点支持など色々指示してくれたお陰で吹き飛ばされずにすみ、風除けできる所で少し休む術も教えてくれた。そして、まさかの、2924mの鷲羽岳の頂点に立った。昨日、双六小屋から眺めてた時は、全く登れる気がしなかったのに。。。旅は道連れ🤣山小屋で同じ部屋になったのがご縁です。眺望ゼロの3ピークハントなんてこれまで経験しなかったぞ。自分1人では出来なかったから、出会えた山友達に大感謝!
双六小屋へ戻る道中は、放心状態。晴れていたらもっとキレイだろうというお花畑が延々と続く巻道を歩いて戻った。
3日目.夜中の3時、外の物音で目が覚め窓から空を見上げると満点の星空。晴れだ!ご来光を見て、5時過ぎに出発。テント場の向こうに、百名山の笠ヶ岳がお出迎え。しばらく歩いて後ろを振り返ると、昨日登った鷲羽岳が見送ってくれた。そしてついに、稜線に出たら待望の槍ヶ岳と穂高連峰が‼あぁ、やっと出会えたよ〜。なぜか涙ぐむ。さらに、白山や乗鞍岳など、名峰と呼ばれる山々、広がる雲海を眺めながらの稜線歩き、あぁ、気持ちがいい!鏡平では、池に映った逆さ槍穂。山の神様はちゃんとご褒美を用意してくれていた。
3日間で歩いた距離はなんと、38km‼かなりハードな山旅になったけれど、色んな人と出会って、自分を開放した良い3日間になった。今度は子ども達も連れて行こう!
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