烏帽子&野口五郎岳
- GPS
- 48:20
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 2,470m
- 下り
- 2,470m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 7:30
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:40
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:20
天候 | 3日とも晴天! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
お盆休みを利用して夫婦で裏銀座のさわりの所を歩いてきました。混雑してると思いきや、前日までの雨の影響があちこちに出ていたためか予想以上に静かな登山が楽しめました。また3日とも晴れでこれ以上はなかなかないくらいのパノラマを満喫できたのでよかったです。
(初日)
七倉ダムに6時半頃到着、前日までの雨の影響で東電が安全確認するまでゲート開かず待ち。8時頃ようやくタクシー第1便に乗るも直前に冷蔵庫大の落石あり、なんとか高瀬ダムまで乗せて貰えた。以降夕方まで通行止めだったそうです。
濁り沢の仮設丸木橋も流出し、靴を脱いでの渡渉。帰りは流路も変更され丸木橋も再設置されてましたよ。
北アルプス3大急登と言われるブナ立尾根。高瀬川と黒部川最大の枝沢である東沢に挟まれた主脈から派生する支尾根で尾根自体が急。ジグを切るように道は付けられていますがそれなりに緩急あっても急な訳で。よく整備されているので高低差1200mを4時間で登れますがこれだけの道を整備された方に感謝です。
烏帽子小屋のテン場は比較的フラット、砂地です。石を掘り起こさないでとのことでした。ペグ必須でした。ペグを忘れたので小枝で代用しました。運よく日陰の場所をキープできましたがヤブ蚊がひどい。
テント設営後に烏帽子岳往復。なかなかのとんがり具合。正面から登るなら左のリッジが簡単なんだろうな、ど真ん中のチムニー、フェイスは岩登り素人の私だと無理でしょう。一般道は右裏を回り込むと明確なバンドがあり、鎖まで付けられているので容易に登れます。
夜は相当冷えました。よく晴れて放射冷却もあってお盆にまさかの氷点下。テント内の結露が凍ってました。トイレに出たときも地面はカチカチでした。フリースにダウンも着込みましたが3シーズンシュラフで凍えながら寝ました。
(2日目)
竹村新道通行止め、プランニング時点での予定では湯股に下って野趣ある温泉と釣りを楽しむつもりでしたが烏帽子に2連泊し、野口五郎をピストンします。
常念方面の展望がよい、途中から水晶や槍方面も見えてきます。野口五郎の尾根と赤牛の間にはさまれた谷が気になる。比較的緩傾斜で黒部川より水晶方面までまっすぐ伸びています。(後で調べると奥黒部ヒュッテより沢中1〜2泊で釣りあがる達人(変人)は多いようです)
往路はお花畑コース、復路は稜線コースを選択。花は終わりかけでしたがまあまあ見れます。お花畑はお椀状になっていて、雪が着けば快適にスキーできそう。
野口五郎岳には10時半頃到着。快晴!無人。ありがたや〜。思う存分展望を楽しみます。富士山まで見えました。
烏帽子への帰り道、野口五郎小屋少し下で、すれ違いに「赤牛はどれですか?」と聞いてくる単独のご婦人。さらに「あのとんがってるのが槍ですよね?」大丈夫かな?と思いながら答えてましたが聞くと朝に高瀬ダム出発、烏帽子もやっつけてこれから水晶まで行くそうです。更に翌日は読売を通って奥黒部まで抜けるそうです。健脚過ぎ!
(3日目)
今日は下るだけ。ゆっくり起きてもいいのですが朝5時半には撤収、9時前に高瀬ダム到着しました。ザックは軽くなったとは言え、一気に1200m下ると脚にきます。船窪から周回してきたという単独の若者とタクシー相乗りで七倉へ。既に営業中だった七倉温泉で汗を流し帰阪。お疲れ様でした。
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