2018年夏休み 北海道遠征その1 旭岳〜トムラウシ山敗退からの黒岳ラウンド縦走
- GPS
- 27:34
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 1,746m
- 下り
- 1,737m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:15
天候 | 1日目:雨のち曇りのち晴れ 2日目:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大きな危険箇所はありません |
その他周辺情報 | 温泉は旭岳温泉の湧駒荘(800円)に入りました。源泉が2つあってとってもいい温泉でした。 |
写真
感想
夏休みを使って北海道遠征、本当は旭岳〜トムラウシ〜十勝岳への縦走を行う予定でしたが肝心のお天気があまり良くない・・・仕方なく雨に降られない日程に規模を縮小してトムラウシを踏んで天人峡へ戻るコースをプランして2泊3日の装備で山に入ってみました。
【1日目】
旭岳ロープウェイの無料駐車場で車泊して朝5時に起床、お天気はどんより。準備してたら雨が降ってきた、、天気予報では今日はお天気持つはずなのに・・・・。車内でお天気見ながらどうしようかと何度かロープウェイ乗り場のライブカメラをチェック。9時を過ぎたころから天気が回復し始めてきたので意を決して出発してみました。
ロープウェイ姿見駅を降りたら雨は降っておらず、旭岳の姿も望めるまずまずのお天気。ひとまず旭岳山頂へ向かって歩き始めました。姿見の池で休憩してたら入山届の住所を見たという松本市在住のソロの男性に声を掛けられてビックリ♪ ルートを聞いてみると同じくトムラウシ方向予定とのことでしばしご一緒しながら急登を進みました。山頂に着く頃には徐々に雲も少なくなってきて、山頂ではいいお天気で記念写真を撮ることが出来ました。山頂からはこれから進む裏旭方面への広大なトレイルが広がっていて素晴らしい光景。どんどん先へ進みたくなります♪
山頂ではTwitterのフォロワーさんに声を掛けていただき間宮岳分岐までしばしご一緒♪遠征しにきてていろんな方に声を掛けていただいてなんだか寂しくない旭岳です。お別れしてからは北海岳までの広い広い稜線歩き、このスケール感はアルプスには無い景色でしたね〜。北海岳山頂で一休みして白雲岳方向へ歩みを進めます。
白雲岳分岐に続く岩場では「ピチッ!ピチッ!」とエゾナキウサギの声がずっと聞こえるものの姿は見えず・・・。分岐を過ぎたあたりで雲が晴れ始めて今日一番の晴天を見ながら気持ちよく歩くことが出来ました♪15時半頃に白雲岳避難小屋到着。
テン場は大盛況で30張り以上、それでもアルプスのテン場のようなギュウギュウ感はなく余裕がある感じ、とっても平らで気持ちのいいところでした。夕方には雲の切れ間からトムラウシ山の姿がはるか遠くに見えて気持ちが高まります。明日はお天気が持つか不安なまま就寝zzz
【2日目】
夜中にパラっと降雨があったものの朝は降っておらずガスに包まれていました。3時に起きて朝食&撤収、トイレついでに電波の通じるところでお天気情報収集。予報を見てみると前線の動きが早まっているようで今日一日曇りだった予報が悪化して午後には雨が降り出す予報に・・・・さらに翌日は朝から雨に変わってる。。。トムラウシまで歩けたとしても雨の山頂が予想され翌日は雨の中下山・・・と考えると、歩いたことの無い稜線でリスクも高いのと何より楽しくないのでトムラウシをスッパリ諦めて旭岳ロープウェイへ下山を決定!ピストンでは面白くないので地図を見た結果黒岳へ縦走してお鉢平をぐるっとラウンドして下山しようということになりました、それでも結構歩き応えがあるコースタイム。
朝5時過ぎに出発して白雲岳方向、こっち側は雲の切れ間が合ってお天気悪くない。分岐に着く頃には避難小屋方向は雲に巻かれて全く見えなくなっていました。
北海岳まで戻ってきてここから黒岳石室方向へ、大きく下って雪渓を歩きながら花を眺めて大きな沢を渡ったりとバリエーション豊かな緩やかなトレイルが続きます。黒岳石室に大きなザックをデポさせてもらい空荷で黒岳山頂を往復しました。黒岳山頂からの下山途中、嫁さんが岩の上に出て来て鳴いているナキウサギを発見!自分も気が付きカメラを構えようとしたらあっという間に岩の陰に入っちゃいました、残念。でも姿が見られただけでもラッキー♪でした。
石室から北鎮岳分岐までも緩やかな登り、このあたりで雲に巻かれ始めてちょっとだけ雨に降られましたが大したことはなく中岳分岐から中岳温泉へ下山を開始しました。下の方まで降りると今度は尾瀬のような高層湿原が広がっていてここもチングルマの穂のカーペット、7月の花の時期に来たらそれはそれはすごい景色なのではないかと思います。分岐からは小さなアップダウンを繰り返して沢を何度も越えて姿見駅まで戻る登山道、途中の登山道にヒグマの糞があってその大きさに驚きました。。。できるだけ遭いたくないです。。。
姿見駅の手前で雨が強くなってきてバラバラと降り始めましたがレインウェアを着るほどでも無し、天気の悪化が予想されていた2日目もほとんど降られることなく歩ききることが出来ました♪
トムラウシ〜十勝岳方面の縦走路は次回の宿題になりましたが、大雪山のスケールの大きな縦走路を歩くことが出来てとっても満足。バラエティ豊かないい縦走路があるなんて素晴らしいですね、大雪山奥が深いです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する