燕岳〜常念岳縦走:秋雨前線真っ只中
- GPS
- 54:02
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,347m
- 下り
- 2,461m
コースタイム
- 山行
- 4:17
- 休憩
- 3:43
- 合計
- 8:00
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 6:07
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 5:38
燕山荘から大天井岳への道にクサリ、梯子、岩場の連続ポイントあり。雨の日や直後は滑りやすいので要注意。
常念岳は長いガレ場の登りが続きます。浮石も多く、またストックが岩の隙間に入りバランスを崩すようなことがあるかもしれません。
こちらも濡れていると滑りやすいので要注意。
天候 | 一日目:曇り 二日目:雨 三日目:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路:タクシーで穂高駅まで移動>高速バス 新宿-白馬線 バスタ新宿南口BS |
写真
装備
個人装備 |
ザック
重登山靴
テント
シュラフ
グランドシート
マット
ヘッドランプ
地図
コンパス
スマートフォン
バッテリー
ジェットボイル
食料
行動食
プラティパス
エマージェンシーセット
レインウェア
フリース
靴下
Tシャツ
ダウン
カメラ
|
---|
感想
秋雨前線通過真っ只中、最悪のタイミングで燕岳〜常念岳をテント泊で縦走してまいりました。
結果的には行動中に雨が降ったのは2日目だけでしたが、テントの方は前泊含め全ての夜で雨。
でもライチョウに逢えたり(しかも登山道を一緒に歩いた!)、最終日には満点の星空や芸術的な日の出を拝むことができたり、悪いことばかりではなかったですね。
・前泊
中房温泉にテント泊。宿を取るより安上がりですし、温泉にも入れるので清潔。
テント持ってるなら悪くない選択肢かと。
・初日:燕岳へ
北アルプス三大急登のひとつ、合戦尾根を登ります。
キツいのは序盤の登り。合戦小屋まで登ればあとは緩やかな道が続きます。
地図にはクサリの文字が見えますが、補助的なものなのでさほど危険な場所ではないと思います。
コースタイムだけ見れば初日に大天井岳まで行けそうですが、燕山荘から大天井岳までは一旦降ったあと300mくらい登り直すことになります。既に1200mほど登っているので、かなり消耗すると思います。
燕山荘から燕岳へは軽装でも行けるレベル。
・二日目:常念岳まで縦走
がっつり雨に降られてカメラを取り出す余裕もなかった一日。
それなりにロングコースになる上、悪天候の時は休憩ポイントがほとんどありません。稜線歩きになるので風も強いです。
大天井岳までの登りは起伏も多く、それなりにキツいので、体力や装備と相談して行動を決めた方が良いと思います。
大天井岳から常念小屋までは、長いですが道自体は穏やか。
ちなみに今回は大天井岳は巻きました。
危険な箇所は大天井岳方面への登り。クサリや梯子、岩場が連続するポイントがハイライトです。
個々の難易度は低いですが、連続するので気が抜けません。安全な場所に到達するまでは油断禁物。
・三日目:常念岳ピストン、一ノ沢へ下山
予報を覆して夜明け前からまさかの晴天。下界は曇りだけど山は雲の上、ってやつですね。
常念岳はひたすらガレ場を登ります。1時間で登れますが、標高差は400mくらいあるので万一の備えはあった方が良さそうです。
山頂が狭く、団体客が占有しがちなので防風装備は必須かと。
個人的には、団体の方にはなるべくソロor少人数の人に道や山頂を先に通して欲しいなーと思うんですけどね…。10人が一人ずつ記念写真を撮るのを、ずーっと待たされるのはちょっと。
一ノ沢までの下りは特筆するような箇所はなく。結構長く感じたので、こちら側から登ると結構しんどいかもしれませんね。
一ノ沢からは公共交通機関がタクシー以外ありません。山荘で予約する必要があるそうです。
下山後、もし穂高駅に向かう場合は駅の近くにアクセスの良い温泉がないので要注意。
駅前の観光案内のお姉さんに相談すると、めっちゃ親身になってプランを考えてくれます。お土産は是非ここで!
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