涸沢から奥穂高岳・涸沢岳

2018年09月26日(水) 〜 2018年09月29日(土)

• GPS: 19:36
• 距離: 43.4km
• 登り: 2,286m
• 下り: 2,317m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:38
• 休憩: 0:01
• 合計: 0:39

距離 3.5km 登り 32m 下り 8m

16:10 上高地バスターミナル
16:14 無料トイレ
16:20 16:21 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
16:49 明神館

2日目

• 山行: 5:02
• 休憩: 0:23
• 合計: 5:25

距離 15.2km 登り 916m 下り 147m

5:26 明神館
5:30 徳本口(徳本峠分岐)
6:11 徳沢公衆トイレ
6:25 新村橋(パノラマ分岐)
7:09 7:16 横尾 (横尾山荘)
7:35 横尾岩小屋跡
8:25 8:40 本谷橋
9:49 Sガレ
10:46 涸沢ヒュッテ
10:51 涸沢

3日目

• 山行: 5:26
• 休憩: 1:36
• 合計: 7:02

距離 8.2km 登り 1,267m 下り 1,261m

5:12 涸沢
5:17 5:23 涸沢小屋
5:56 6:01 パノラマ分岐
6:20 6:35 ザイテングラート
7:24 7:35 穂高岳山荘
8:12 8:22 穂高岳
8:50 9:04 穂高岳山荘
9:29 9:39 涸沢岳
9:53 10:00 穂高岳山荘
10:54 11:03 ザイテングラート
11:23 11:28 パノラマ分岐
12:08 12:12 涸沢
12:14 涸沢ヒュッテ

4日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:10
• 合計: 4:10

距離 16.6km 登り 132m 下り 924m

5:41 涸沢ヒュッテ
6:07 Sガレ
6:49 6:50 本谷橋
7:20 横尾岩小屋跡
7:36 横尾 (横尾山荘)
8:11 新村橋(パノラマ分岐)
8:22 8:29 徳澤園
8:31 徳沢公衆トイレ
9:02 徳本口(徳本峠分岐)
9:07 明神館
9:38 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
9:45 河童橋
9:50 9:53 上高地バスターミナル
9:53 ゴール地点

天候

唯一晴れ予報が出ていた28日(金)を狙いました。見事的中し素晴らしい快晴に。その代わり涸沢までの往復はいずれも雨の中の苦行でした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢渡(かすみ沢)駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

先月の台風の影響で上高地付近の至る所で大木が倒れ登山道を塞いだそうですが、きれいに整備されていました。

その他周辺情報

帰りに沢渡大橋駐車場横にある「梓湖畔の湯」で入浴し、さっぱりして帰路につきました。

写真

9/26 14:55

バスターミナル前の沢渡第3(かすみ沢）駐車場も半分以下。最盛期のはずですがやはり天候のせいでしょうか。

9/26 15:31

本当は今日車中泊して明日朝一で上高地入りするつもりでした。でも明日は朝から雨予報だし、15:40の最終便に間に合ったので今日前乗りすることにしました。

9/26 16:47

時間も遅いので明神館に泊まります。

9/26 18:01

ここは山小屋というより旅館ですね。お風呂に入って名物の岩魚もいただきました。

9/27 6:54

まだ暗い朝5時過ぎに出発しました。横尾辺りまでは本降りでした。

9/27 7:08

横尾。まだ降り続いています。雨の中テント張るの嫌だなあ。

9/27 7:56

稜線ではなく沢沿いなのに、こんな大木が倒れるんですね。台風を甘く見ていました。

9/27 8:15

降ったり止んだりの横尾谷。でも確実に弱まってはいます。

9/27 8:20

雨に煙る屏風岩。

9/27 8:26

本谷橋到着。

9/27 8:27

渡れないほど増水はしていないので、行きはこちらを渡りました。

9/27 8:27

で、帰りはこちらの吊り橋を渡りました。

9/27 8:52

ピクニック&ハイキングコースはおしまい。ここから本格的な登山道の始まり〜。しかも後ほど急になって来るという嫌らしさ笑。

9/27 9:20

北穂と横尾本谷でしょうか。

9/27 9:29

Sガレ。

9/27 10:45

涸沢ヒュッテ着。

9/27 12:08

幸い雨も上がったので、コンパネ（テントの下に敷くベニヤ合板。1日500円ですぐなくなる）をゲットして早速テントを設営しました。受付は14:00からだそうです。

9/27 13:14

最盛期としてはテント少ないようですね。小屋の宿泊客のほうは結構いるみたいですが。

9/27 13:29

曇天でもグラデーションは綺麗です。

9/27 16:00

夕食。おでんセット700円は売り切れる前に確保しておきました。（例によってフライング済のため分量減ってますので悪しからず笑。特にジャガイモが激ウマで完売し、次の日にはメニューから消えていました）あと飯炊きしてインスタントの親子丼と混ぜたものと、明日のおにぎりです。それから人生最高の星空を見ました。天の川が見事。

9/28 5:05

翌朝。夜は冷え込んだようで、テント内外がバキバキに凍り付いていました。せっかく作ったおにぎりも固くなってクソ不味く一個しか食べられませんでした。

9/28 5:06

寒いですが、放射冷却ならピーカンの予感大です。

9/28 5:11

夜明け前に出発します。テントの灯りがきれいです。

9/28 5:18

トイレを借りるため、パノラマコースじゃなくて涸沢小屋を通って登ります。ちゃんと100円払いましたよ笑。ヒュッテのトイレは遠いので、ほんとはテン場専用の仮設トイレが欲しいところ。

9/28 5:33

東の空が明るくなってきました。

9/28 5:33

テン場も完全に目覚めたようです。

9/28 5:37

モルゲンロート奥穂〜涸沢槍まで。

9/28 5:38

奥穂アップ。

9/28 5:40

涸沢岳。

9/28 5:45

ザイテングラート。

9/28 5:45

光の裾野がどんどん広がってきます。

9/28 5:48

こちらにも朝日が届きました。

9/28 5:49

モーニング・レッドからモーニング・イエローへ。

9/28 5:49

9/28 6:16

地面の至る所に霜柱が。

9/28 6:16

色も落ち着いたので、いつまでもサボってないで先へ進みましょう笑。

9/28 6:22

ではザイテンに取り付きますか。

9/28 6:29

おお、あのシルエットは先月登った常念さんではありませんか！またついサボって写真撮ってばかり笑。

9/28 6:48

ザイテンの鎖とハシゴは一か所だけなので一瞬で終わります。

9/28 7:17

小屋が見えました。

9/28 7:20

下から見えていたのはコレだったのか。

9/28 7:22

穂高岳山荘。思ったほど風も強くなくて、登りの暑さとちょうど相殺してくれるので助かります。

9/28 7:23

長めの鎖にハシゴ2本。槍とほとんど同じ感じですね。

9/28 7:29

違うのは登り・下りで別れてないのと、登った後もダラダラ登りが続くことですね。

9/28 7:29

ここが鎖場。混んでないので楽勝ですが、すれ違いながらずっと待たされるとイヤかも笑。

9/28 7:29

ついでだから後で涸沢岳にも登ってみよう。

9/28 7:33

ハシゴの後はマーキングだらけの岩場です。もう迷いようがありません笑。

9/28 7:47

あ、槍さんあざーす！

9/28 7:59

さらに登りがダラダラ続き、あの小ピークを超えると・・・

9/28 8:04

ジャンダルムどーん。

9/28 8:04

すごいなー、行きたいけどまだ無理っぽいなー。山の2年生になったばかりだからなー。でも早く行かないと歳とって手遅れになるかなー？笑。まだ指くわえて見てるだけです。

9/28 8:09

奥穂山頂は満員札止め状態でした。

9/28 8:14

日本アルプスの総本山ですか？

9/28 8:16

今日はこれ全部見えそう。

9/28 8:12

東方向。雲海に浮かぶ八ヶ岳から富士山、南アルプスまでの大展望。

9/28 8:12

南方向。眼下の上高地から乗鞍・御嶽・中央アルプス。

9/28 8:13

北西方向。笠ヶ岳に黒部五郎。

9/28 8:13

吊尾根・前穂。

9/28 8:21

北方向。すごい面々が一緒くた。

9/28 8:52

山荘に戻ってきました。

9/28 9:01

じゃあ、あっちにも行ってみよう。

9/28 9:25

クサリもハシゴもないけど登りがダラダラ続くのは同じ。でもあっという間に山頂が見えた。

9/28 9:28

涸沢岳。素っ気ない山頂ですが、やはり絶景です。

9/28 9:29

北穂・大キレット・槍方面。

9/28 9:30

振り返るとさっき歩いた奥穂までの道。

9/28 9:30

西穂までの稜線。

9/28 9:31

大キレットは来年の課題にしたいです。

9/28 9:31

先月の槍からは雲で見えなかった裏銀座方面もバッチリ。

9/28 9:31

薬師岳・鷲羽岳・水晶岳。

9/28 9:31

笠ヶ岳方面。

9/28 9:34

前穂から富士山。

9/28 9:34

ジャンから麓まで。

9/28 9:50

穂高岳山荘のヘリポートまで戻ってきました。

9/28 9:57

山荘内の受付。

9/28 10:04

そろそろテン場へ戻りましょう。

9/28 10:04

ザイテンの下り。

9/28 10:04

常念岳のトンガリ頭はどこから見ても一目瞭然。

9/28 10:31

左がさっき行った涸沢岳。

9/28 11:21

涸沢小屋からのルートとテン場からのパノラマコースの合流点。標識のようなものはなく、このペンキだけ。登りは一時ルートを見失いましたが、先が見えているので迷うことはありません。

9/28 11:22

ザイテングラート全景。

9/28 11:22

ザイテンと奥穂。

9/28 11:22

吊尾根〜前穂。

9/28 11:29

北穂南峰。

9/28 11:29

どっから見ても常念さん。

9/28 11:35

パノラマコースの見晴台から北穂南陵。

9/28 11:35

やっぱ紅葉は青空に一段と映えますね。

9/28 11:35

ザイテンと涸沢岳。

9/28 11:37

テン場近くのナナカマドも色付いてます。でも毎年来てる人の話だと今年は「赤」が足りないそうなので、イマイチなのかもしれませんね。

9/28 12:00

紅葉に囲まれた涸沢小屋。

9/28 12:01

涸沢カール。奥には一部雪渓があります。

9/28 12:01

ピラミッドのような涸沢槍。

9/28 12:05

千客万来で資材輸送ヘリも大忙し。一日中ずっと飛び回ってました。

9/28 12:07

今度は荷物を山から降ろすようです。

9/28 12:07

お疲れ様です！

9/28 12:10

北穂と涸沢小屋。

9/28 12:33

涸沢ヒュッテのテラスから。

9/28 12:33

もうコメント不要ですね笑。

9/28 12:33

・・・

9/28 12:33

9/28 12:33

ヒュッテからは屏風岩に隠れて常念は見えず、先月ライチョウに会った横通岳から東天井岳・大天井岳まで見渡せます。テン場からは横通と東天井だけが見えていました。

9/28 12:39

このお天気のお陰でテントの中はすっかり乾いていました。それでいて夏山と違って中に入っても暑くはありません。

9/28 15:30

午後になると時々岐阜側から雲が湧き始めました。早くも下り坂の兆候でしょうか。

9/28 16:53

昨日よりテント増えましたね。この夜は前夜と違って星も見えず、暑かったです。テント入り口を半分開けてネットにして寝ました。

9/29 5:46

朝3:30に目が覚めて、飯食って、さあ雨降り出す前に上高地に着くべ、とゴソゴソ準備し始めると、4時を過ぎたころ突然本降りとなりました。予報では昼前からだったのに・・・と言っても始まらず、雨の中テント撤収して下山開始です。

9/29 7:34

本谷橋まで渋滞に巻き込まれて、やや遅い横尾到着です。雨はまだシトシト。

9/29 8:10

美味そうななめこ？

9/29 8:27

ソフトクリームでリフレッシュ！

9/29 9:06

今回お世話になった明神館。

9/29 9:45

行楽シーズン週末というのに人出もまばらな河童橋。

9/29 9:46

奥穂も見えず、台風24号が直撃コースで向かってくる。被害が出なければいいですね。

撮影機器：

E-M5 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone X Apple

装備

MYアイテム

yamazazen

重量：-kg

感想

yamazazen

先月の北ア縦走時に「来月は涸沢」と決めていましたが、仕事の都合で遅れ気味になっていました。月末になりようやく目処が立ったものの、台風や雨続きで気象条件が良くありません。そんな中、唯一晴れ予報の２８日金曜日に全てを賭けることにしました。その結果見事なピーカンに恵まれ、素晴らしい絶景の数々を堪能できました。ただその代償として、涸沢までの往復はいずれも雨中山行となりましたが、それでもお釣りが来るほど良い経験ができたと思います。