10回目 雨の剱岳北方稜線
- GPS
- 49:53
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,245m
- 下り
- 3,221m
コースタイム
- 山行
- 2:54
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 3:02
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:41
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 7:03
2018.9.19〜28
妙高山・火打山・五地蔵山〜高妻山〜乙妻山・雨飾山・一服剱〜前剱〜剱岳〜北方稜線・武石峰・王ヶ頭〜王ヶ鼻・荒倉山・羅漢寺山(弥三郎岳)・帯那山
山行8日目 剱岳 0.06μ㏜/hr
北方稜線記録 抜粋
2017年9月30日〜10月2日 2泊3日
雷鳥沢ヒュッテ(泊) --4:38--- 剱岳 --5:12-- 仙人池ヒュッテ(泊)
2015年9月15日〜18日 3泊4日
黒部四ダム --6:50-- 仙人池ヒュッテ(泊) --4:38-- 剱岳 --2:04-- 剱沢小屋(泊)-- 五色ヶ原へ向かう
2014年8月30日〜9月1日 2泊3日
黒部四ダム --7:38-- 剣山荘(泊) --2:00-- 剱岳 --5:00-- 仙人池ヒュッテ(泊) --7:10-- 黒四ダム
2012年9月5日〜6日 1泊2日
馬場島荘(泊)--6:40-- 剱岳 --4:25-- 仙人池ヒュッテ(泊) --4:42-- 剱岳 --4:38-- 馬場島荘(泊)
2011年9月7日〜 1泊2日
黒部四ダム --8:00-- 剣山荘(泊) --2:03-- 剱岳 --5:32(池の平小屋で0:50休含む)-- 仙人池ヒュッテ(泊) --7:20-- 黒四ダム
2010年9月4日 2泊3日
黒四ダム --6:55(東一ノ越経由)-- 雷鳥沢ヒュッテ(泊) --5:08--- 剱岳 --4:25-- 仙人池ヒュッテ(泊) --7:55-- 黒四ダム
2009年10月3日〜5日 2泊3日
黒部四ダム --7:26-- 内蔵助山荘(泊) --3:40-- 剱岳 --3:50-- 仙人池ヒュッテ(泊) --5:42-- 黒四ダム
2008年9月13日〜
室堂 --4:45(雄山〜真砂岳経由)-- 剱御前小舎(泊) --2:40-- 剱岳 --4:18-- 仙人池ヒュッテ(泊)---- 真砂小屋(泊) --- 黒部別山 --- ダム
2007年9月23日〜26日 3泊4日
黒四ダム --7:00(下の廊下経由)-- 阿曽原温泉(泊) --6:45-- 仙人池ヒュッテ(泊) --5:35-- 剱岳 --4:00-- 仙人池ヒュッテ(泊) --7:23-- 黒四ダム
2006年9月16日〜18日 4泊5日 仙人池3泊+池の平1泊
※長次郎の頭往復
黒部四ダム --9:34-- 仙人池ヒュッテ(泊) --4:05-- 長次郎の頭 --4:15-- 仙人池ヒュッテ(泊)--7:40-- 黒四ダム
※他:剱岳往復
1977年9月3日
室堂 --4:05-- 剱岳 --2:35-- ホテルニューフサジ(泊)現在の雷鳥沢ヒュッテ
※北方稜線は往復2回、仙人池からの上り1回、剱岳からの下り7回
他に長次郎の頭まで往復1回
お陰で悪天でも路を外すことは無くなったが、体力も年々低下しいることから今回で終了。
北方稜線に少し目印やロープを付ければ楽に歩けるコースなので、人の流れが変ってしまうと思う。
仙人池ヒュッテ名物おばさんの「遠いところ、よ〜きなさった」の言葉が聞けないのが残念だったが、歳には勝てないか。
これまでに立山剱近辺で泊った山小屋
・ミクリガ池温泉・雷鳥沢ヒュッテ・剱御前小舎・内蔵助小屋・剱沢山荘・剣山荘・池ノ平小屋・仙人池ヒュッテ・阿曽原温泉
天候 | 9/24曇 9/25雨 9/26曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
雨飾高原キャンプ場 11:36 ==12:24 梨平(林道大岩線入口) :岩戸山の登ろうとしたが藪の為断念 14:07 == 14:25 みみづくの湯(入湯600円) 15:20 == 15:24 LAWSON 15:32 == 15:39 マックスバリュー 15:58 == 16:10 道の駅白馬(車中泊) 6:03 == 6:29 大谷原登山口(大谷丸山に登ろうと思ったが踏跡探せず藪の為断念。次に奥冷岳に向かうが踏跡不明瞭の為に引き返す) == 8:51 扇沢 9:30 ~~~~~ 10:55 室堂 |
コース状況/ 危険箇所等 |
剱岳までは標識・歩道共良く整備されている。北方稜線は踏跡多数有り。 北方稜線については以下に詳しく掲載 早月尾根から剱岳北方稜線(北方稜線詳細)を経て仙人池ヒュッテ1泊2日の山旅 2012年09月05日(水) 〜 2012年09月06日(木) https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-223463.html |
予約できる山小屋 |
剣山荘
|
写真
装備
個人装備 |
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|
感想
11:25〜11:36 雨飾高原キャンプ場
時間があるので岩戸山に向かう途中の白馬大池駅の踏切で珍しく遮断機が下りる。のんびり待つ。
12:24〜12:39 梨平(林道大岩線入口)
13:16〜13:23 大岩若宮神社
岩戸山への踏跡が見つけられない。藪漕ぎは嫌なので戻ることにする。長野県山岳ガイドも古い資料なので藪になってしまったか? ちょっと踏跡探しに登ったら、雑草の種がズボンにたくさん付いてしまう。
13:56〜14:07 梨平(林道大岩線入口)
14:25〜15:20 みみづくの湯 入湯\600円
15:24〜15:32 LAWSON \866円
15:39〜15:58 マックスバリュー \902円
5:45〜6:03 道の駅白馬(車中泊)
昨日と同じようにほぼ満車状態だった。
6:29〜6:43 大谷原登山口
車が10台位駐車してあった。鹿島槍の登山口だったようだ。知らなかった。最初、間違えて林道の施錠して有る方に進んでしまう。直ぐに気づき戻って大谷丸山への登山口を探したが分からず。
6:49 大谷原登山口に戻る 藪なので諦める。
7:05 鹿島槍に行って見ようと進んだが、途中で奥冷岳に向かうことを思いつき再度戻る。 そのまま行けば良かったのだが、場所を勘違いしていたために戻る。
7:20 奥冷岳を目指そうと思い、また、道を間違えて反対側の林道跡に進んでしまう。10分程歩いてようやく間違いに気づいて戻る。
7:32 先程進んだ施錠してある林道を鹿島槍の方へ進めば良かったのだ。または橋の手前から西に向かう林道でも良かったようだ。全体図が無いので分かりにくい。先に歩いて行った人がいたので、勘違いしてしまう。釣りの人だったようだ。
7:45 吊橋 通行止めになっていたが通る。
7:53〜7:58 冷尾根入口
踏跡微かにある。100m程進み路が不明瞭なので戻ることにする。
8:15〜8:20 大谷原登山口
丸山への踏跡を再度探したが見つけられず。諦める。急遽、1日早く剱岳に行くことにする。
25日から ダム〜仙人池ヒュッテ(泊)〜剱岳〜雷鳥沢(泊)〜東一の越経由〜ダム と行く予定だったが1日早めて 室堂〜剣山荘(泊)〜剱岳〜仙人池ヒュッテ〜ダム と行くことにする
8:51〜9:30 扇沢
9:46〜10:10 黒部ダム
トロリーバス 扇沢〜ダム 往復 \1570円
10:15〜10:23 黒部平から臨時便が出た。
10:28〜10:45 大観峰
10:55〜11:00 室堂 臨時便に乗っても着く時間は同じ。
室堂から剣山荘に予約を入れるが、ヘリの音がうるさく声が聞こえにくく時間がかかった。室堂には多くの観光客がいた。水を補給して出発。
11:13 みくりが池 この辺りまで観光客が大勢いる。
11:38 雷鳥沢キャンプ場
連休の最終日のせいかテント少なかった。この先剱御前小屋まで標高差約500mの上りだ。途中で5人グループを追い抜く、休まず一気に登りあげる。下山してくる人ポチポチと思ったより少ない。天気曇だが、展望良く遠くまで見える。
13:05〜13:13 剱御前小屋
仙人池ヒュッテに予約を入れて、自宅にも電話を入れる。
剱岳も良く見える。白馬岳から鹿島槍ヶ岳と展望が良い。
14:02〜5:59 剣山荘
思ったより早く着いた。部屋は剱岳で広いところにたった3人だけだった。それも三隅にそれぞれだ。お陰でゆっくり眠ることができた。シャワーも有りすっきりする。寒かったので隣の布団も使う。広い部屋に3人しかいないので余計に寒かったのか。
夕ごはんを食べた人は4+4(韓国の若者)+1+1+1+1+1の12人だった。他に5時過ぎに外国のグループが入ってくる。夕食はハンバーグ・エビフライ・ポテトサラダ・サバ一切れ・キンピラ少々・パスタ少々・トマトとオレンジ各一切・漬け物等+ タケノコとサヤエンドウの和え物+味噌汁+御飯2杯 1泊2食\10,000円也
朝ご飯は4+1+1の6人だけだった。朝食:厚焼きたまご2切れ・シャケ小1切れ・ウインナー1個・オレンジ1切れ・お新香など+味付け海苔+味噌汁+御飯2杯 で元気モリモリで出発したが、小屋を出て20m程歩いた所で雨がぱらついて来たので、ザックカバーと傘を差して上る。
6:18 クロユリのコル分岐
6:19 剱岳 別山尾根ルート 2番目鎖場
6:25 一服剱 雨模様だが展望パノラマと良く見える
6:30 鞍部から前剱まで急斜面だ。また、雨が降ってくる。前剱まで標高差約230mだ。
7:00 3番目鎖場
7:10 4番目鎖場
7:17〜7:18 前剱頂上からも雨模様ながらパノラマ展望だ。
7:27 6番目鎖場
7:48 7番目の鎖場 上ると平蔵の頭
7:56 8番目の鎖場
8:02〜8:05 カニのたてばい 9番目の鎖場
呼吸を整えてから一気に上る。誰もいないので待ち時間無し。
8:06〜8:08 カニのたてばいを登りあげたところで小休憩。何回上っても怖いし、疲れる。岩場の中を傘を差して上る。
8:31〜8:41 剱岳
天気雨で風も有り寒い。社の屋根の下で少し休む。初めて誰もいない頂上独占だ。雨は降っていたが平蔵のコル辺りまでは展望もあったが、段々にガスってカニのたてばい辺りから見えなくなる。剣山荘から剱岳までで会った人は平蔵の頭辺での単独者1人だけだった。今までで一番少ない人数だった。
8:51 剱岳と長次郎の頭の鞍部
長次郎ノ頭への岩場を上ろうとして見上げたところ、バランスを崩して後ろに倒れてしまう。ビックリだ。たいしたこと無いがあっと云う間のことで何故倒れてしまったのか分からず。危ない危ない。
ロープの付いているところから上るが、100%ロープを信用しないように足場や手で岩をつかむように上る。ロープが付いていない時は、ロープ無しで上っていた所なのだが、ロープがあるとつい頼ってしまう。
9:06 長次郎ノ頭
天気雨、頂上岩場で狭いが展望パノラマで目の前が剱岳なのだが、雨でガスって展望無し 。長次郎ノ頭まで剱岳から30分以内で着いたのですこぶる順調だ。
9:24〜9:32 休憩
池の谷コルへの下るピーク手前にあるテントを張れそうなとこで休憩。携帯通じるので自宅にメールする。大岩が傘になり、雨が当たらないので雨の日はいつもここで休む。馬場島からの剱岳を越えて仙人池ヒュッテ(泊)往復の時にも、帰りが雨だったのでここで休んだ。
9:41 池ノ谷乗越
ここへの岩場の下りは下が見えないので怖い。雨が降って滑りやすいので余計怖い。今回は長靴での山行。
ここまで来てひと安心。頂上から丁度1時間。天気が悪いので、景色を見ることもないので早い。
池ノ谷ガリーは下る方が楽だが、落石に注意しながら下る。途中の大岩を目印にいつものように下る。
9:56〜10:02 三ノ窓
もしもの時の保険メールを自宅に。
10:15 小窓の王直下
相変わらず雨が降り続いているので相変わらず傘を差して歩く。
一番怖いと思っていた雪渓が無くなっていたので楽に通れた。
11:00 小窓
11:05 小窓の雪渓に入る。残雪多い感じだ。途中亀裂が入っているところが2ヶ所もあった。2ヶ所も亀裂があるのは初めてだ。雨が降り続いているので岩場以外は傘を差して歩く。
11:19 旧鉱山道入口
11:39〜11:41 展望台
ここまでくれば安心だ。この先差ほど危険な所無し。
11:47 と思って歩いていたら、気が緩み、何でも無いところでバランスを崩して前のめりになり手を付いてしまう。傘を壊すところだった。危ない危ない。何でバランスを崩したのか分からず。石にでもつまずいたのだろうか? 本日は2回バランスを崩してしまう。
12:00 池の平小屋
天気が良ければ昼食でも取ろうと思ったのだが、寄らずに仙人池ヒュッテに向かう。
12:08 水場
手前で若い単独者とすれ違う。
12:29 仙人峠
仙人峠のところに 池の平小屋 9/27・9/30・10/1・10/6 満室と表示してあった。
12:40〜5:50 仙人池ヒュッテ
剱岳から丁度4時間で着いた。小屋に入るのは本日2番目のようだ。1番目の人と同室だった。一部屋に2人だからゆったり出来た。本日の宿泊客は16人とのことだ。1泊2食\10,000円也
上から下までずぶ濡れになったので乾燥室で乾かして貰う。長靴だったが、靴下もびっしょりになってしまう。軍手を乾燥室入れるの忘れてしまう。朝気づく。夕食時寒いので熱燗を飲みたかったが、出来ないとのこと。同席だった3人グループの方から焼酎のお湯割りをご馳走になり、身体が中から温まる。山行中雨に降られたので身体が冷え切っていた。
夕食17時、御飯2杯、朝食5時 朝食(目玉焼き+納豆+味付け海苔等)を大盛り一杯食べて快腸で日の出前の5:50出発する。
6:00 仙人峠分岐部 鹿島槍ヶ岳の方から太陽が上がってきた。
太陽が出るまで小屋で待っていれば良かった。それ程急ぐ必要も無かったので。
6:33〜6:38 ベンチのところで小休憩
二股手前で真砂小屋からきた若者とすれ違う。
7:02 二股
7:15 単独の女の人とすれ違う。
7:25 真砂から仙人池に行く夫婦とすれ違う。その後、同じような夫婦とすれ違う。
7:29 四ノ沢
岩に【ここは四ノ沢】と白ペンキで大きく書いてある。
7:40 黒部ダム/真砂小屋分岐
去年より橋が下流に架かっているようだ。
7:55 水場
8:15 大岩のゴロゴロしている所
ハシゴが修復されていたので助かる。刈り払いもしてあった。
8:49〜9:00 ハシゴ谷乗越 パン+ソーセージ 食べる。
9:10 頭を木にぶつけてしまう。いつも同じような木にぶつけてしまうので気を付けていたのだが。手前の木は注意して通ったのだが、つい気が緩んでしまう。この場所で数回頭を木にぶつけている。学習能力が落ちている。
9:12 涸れ沢まで下る。
この先大岩や大石のゴロゴロした歩きにくい沢筋を下る。
9:20 暖かくなったので雨具上を脱ぐ。
9:35 岩に【内蔵助平もう少しファイト】と書いてあるが30分位かかる??ちっとももう少しで無い。
登山靴ならもう少し早く歩けるのだが、長靴では足の指が痛く、早く歩けない。
9:50 メールが入る。この辺り携帯通じるようだ。
9:58 沢と別れる。
昨年より水量多い。はしご谷乗越から標高差約310m下る。疲れた。
10:02 内蔵助平 真砂岳分岐
【内蔵助平もう少しファイト】から27分もかかっている。再度メールが入る。
10:04 橋の手前で水の流れているところで左足を滑らせて横に傾き手を付く。危ない危ない。バランスを崩したのが今回3回目
橋を渡って5分位の沢は、この時期枯れているのに水量多く流れていた。
11:23 内蔵助沢出合 下廊下分岐
内蔵助平から今日はいつもより時間がかかった。
11:35 岩に右膝の辺りをぶつけてしまうが、当り所が良かったようで痛みが差ほどでなかった。でも危ない危ない。4回目のアクシデント。
12:06 ジムグリさんに遭遇。
12:15 ダム下 ここから標高差約170mの最後の上りが辛い。
黒部ダム/真砂小屋分岐からダムまで誰とも会わず。
12:53〜13:05 黒部ダム
丁度良い時間到着だ。13:05発がりバス3台dえ全員座れた。
13:20〜13:45 扇沢
扇沢のレストランで食事 ソースカツ丼\1100円
13:54〜14:06 駐車場 駅で水補給してくる。
14:21〜15:19 薬師の湯
15:26〜15:35 FamilyMart \538円+\100円
15:52〜15:58 LAWSON
17:02〜18:00 思い出の丘
携帯が通じないので車でウロウロするが悪天の為通じず。美鈴湖まで降りる。
18:40〜4:40 美鈴湖のトイレ脇(車中泊)
一等三角点百名山 武石峰 へ続く
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