甲斐駒ヶ岳(10/7-10/8 黒戸尾根ピストン1泊2日)



- GPS
- 17:49
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 2,918m
- 下り
- 2,902m
コースタイム
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 8:08
天候 | 1日目…快晴/2日目…晴れのち霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡の濃さ、ピンクテープの設置頻度、鎖や階段の状態、すべて問題なしです。登り始めてすぐの所にクマ出没注意の看板。コース脇の木に日本ミツバチの巣があるのでそれを狙って出没するそうです。念のため最初から熊鈴を。 |
その他周辺情報 | 同行メンバーが電車で帰宅することになったので、登山口から一番近い"べるが"内の"尾白の湯"ではなく、日野春駅に近い"むかわの湯"へ。同温泉の公式HPの左メニューに"お得なクーポン"があるのでページを開いてクーポン画面を受付に掲示すれば本来820円が100円OFFの720円に(市外大人料金)。泉質は塩泉。念のためHPで確認したら「ミネラル豊富な温泉」と「冷鉱泉」の混合泉だそうです。電車の時間が迫っていたのでじっくり入れませんでしたそれでもが肌ツルツル\(^o^)/ 露天はかなり温め、打たせ湯があったので肩と腰をボボボボボ……と。2日間テン泊装備を支えつづけた肩と腰を慰労しときました。体感ですが温泉の客層は地元の人が多い感じ。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
アルプスに行きたい。テント泊したい。紅葉が見たい。星空を撮りたい。御来光を堪能したい。
この辺りをポイントに何となく検索かけていたら引っかかった甲斐駒ヶ岳。昨年地蔵岳のオベリスクから見た甲斐駒の雄姿が脳裏に浮かんできて“君に決めた!”的な。主なルートは北沢峠と黒戸尾根だけど日帰りメインの北沢峠は当初の目的から外れるので黒戸尾根ルートに。日本三大急登とか言うけど「大げさな(笑)、歩き続ければまあ着くでしょ」と深く考えずに行ってみたら想像以上のハードモード。しかも急登=登り坂を歩き続けるだけ的な勝手な解釈を一方的にしていたため、鎖場の存在なんて抜け落ちてたし。つか七丈小屋直前にあった「階段3連荘からの縦鎖&そのまま鎖横移動」のエグイ鎖場、正直何かが縮みあがった(;´Д`)
もしソロ登山だったらそこで下山選択もあったと思う、4割ぐらいで。崖が丸見えの高度感ある鎖場は体が竦むんだよね…。道中抜きつ抜かれつ同じタイミングで登ってたソロのお姉さんはそこで撤退してたし。
とはいえ今回はチームで登ってるので自分だけ降りるとか選択できないし、水が尽きかけてたのと、同行してくれたのがベテランだったのでサポートに期待とか他力本願チックな下心もありありでエイッとチャレンジ。腰が引けながら無様にも何とか鎖にしがみついてどうにか通過。階段を登りきって鎖に取りついた最初の一歩目の足場がうまく見つけられなくて涙目でした。するすると登ってくる他の登山者さんたちに脱帽。
そこさえ越えればすぐに山小屋。とはいえ山小屋からテン場までが若干距離があるので残念ながら山小屋到着=本日の登山終了とはならず、もうひとムチ体に入れて5分ほど登り、下段テン場を越えて眺望の良い上段テン場に到着、ようやく本日のお勤め終了で、テント張って横になったら足が攣っちゃって笑いながら泣いたorz
気持ち悪い呻き声が気になったのか、お隣さんより足攣り対策用のサプリを頂いた。ありがとうございます。とても人当たりのよい気さくな方で世間話をして甲斐駒のテン場を楽しむ。せっかくなので夕食もご一緒に、今回の夕食はトマトリゾットだったのでサプリのお礼もかねて少しおすそ分けしたら逆にボイルウインナーを頂く(゜д゜)ウマー。こういうテン場の雰囲気が凄く楽しい。他にも山梨在住の奥様やお互いWe are REDS!的なエリア在住のジモティの方、他にも多数で、今回のテン場はかなりアタリだったと思う。
ちなみにトイレと水場は山小屋前にしかないのでテン場から往復しなくてはならないのですが、この往復で体がしっかりと温まる。息も絶え絶えになるほど。夜寒くて眠れないなら3往復もしておけば体あったか!(ちなみに小屋泊、テン泊者は水場、トイレ利用料無料で、そうでない人はトイレ200円、水100円)。
翌日は5時頃起床して暗い中タイカレーそうめんを食べながら御来光待ち。雲は厚いもののしっかり御来光を堪能して荷物デポして山頂へ。一晩程度ではほとんど体力は回復してないものの足の攣りは収まっていて一安心。今後はコムレケアでも持ち歩こうか…。静かに山と向き合いたいと話してた同行者には大変申し訳ないのだがハァハァフゥフゥやかましく登る。自分のスローペースに巻き込んでるのも申し訳ない気分なのだが無理なもんは無理なので勘弁したってください_ノ乙(、ン、)_
途中山頂らしき剣の刺さった大岩が見えるも偽山頂系。その奥にあるので山頂がなかなか見えず。そうこう考えてるうちにどんどん険しくなってきて山道というより岩よじ登り。前日の崖丸見え系のエグイのはなかったので何とか通過。下山してくる人からもうすぐとか、あとちょっととか希望に満ちた応援を頂き、バテバテの中ようやく山頂。思わず両手でガッツポーズ。山梨在住のお母さん、一時間も山頂でお待たせしてすみませんでした(;・∀・)
この標高差と距離をテント装備で登る辛さをガッツリ体感できたが、もう暫く当分ずっと先まで取りあえずもうお腹一杯。西黒尾根はすでに踏破してるので残りはブナ立尾根なんだけど、気持ちを立て直すのに時間がかかりそう^^;
最後に、今回同行してくれたベテラン様に感謝。下山の鎖場では足の置き場をサポートしてもらい、うまくクリアできたことで高度耐性が若干ながらもついた(気がする)。何度か同じ場所で繰り返して練習できるともっと耐性がつきそうなんだけどそもそもあそこにたどり着くのが大変なのでちょっと難しいかな…。ペースもこちらに合わせてもらえたので何とか無事登りきれて、同時に自分の体力の無さも痛感。いろいろと勉強になる山行でした。ペース合わせてもらうことになるけどまた是非よろしくお願いします。ありがとうございました。
栃木のsin&fumiです。朝のうちは天気も良く
最高の景色でしたねぇ〜 !(^^)!
素敵な山レポ、写真、見とれちゃいました!
またどこかのお山でお会いできるのを楽しみにしています(*'▽')
こんにちは、ハイそのお二人ですw
おかげさまで抜きつ抜かれつの楽しい山行になりました^^
帰宅後は筋肉痛が酷くて未だ悶絶してますが真さん文さんは大丈夫でしたか。
それと帰宅してから早速ブログ拝見しましたよ!
写真とちょっとしたキャプションだけなのに
登山をすごく楽しんでいるのが伝わってきました
笑顔の写真が多いからですかね!
自分が登ったことのある山もあったのでタイミング次第では
本当にまたお会いするかも!?
そのときにはよろしくお願いします(゚∀゚)人( ゚∀゚)
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