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Yamareco

記録ID: 1609325
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳(10/7-10/8 黒戸尾根ピストン1泊2日)

2018年10月07日(日) 〜 2018年10月08日(月)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
isaoclub その他1人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
17:49
距離
22.5km
登り
2,918m
下り
2,902m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:45
休憩
0:23
合計
8:08
距離 9.7km 登り 1,998m 下り 337m
6:20
130
8:30
127
10:37
10:38
23
11:01
11:16
68
12:24
12:25
2
12:27
12:31
96
14:07
14:09
11
14:20
宿泊地
2日目
山行
7:30
休憩
2:11
合計
9:41
距離 12.8km 登り 935m 下り 2,571m
6:16
48
宿泊地
7:04
7:05
67
8:17
8:46
5
10:08
11:41
55
12:36
12:37
3
12:40
37
13:17
13
13:30
60
14:30
75
15:45
15:52
5
天候 1日目…快晴/2日目…晴れのち霧
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三連休の二日目朝6:00の時点でまだ空き駐車場あり。
コース状況/
危険箇所等
踏み跡の濃さ、ピンクテープの設置頻度、鎖や階段の状態、すべて問題なしです。登り始めてすぐの所にクマ出没注意の看板。コース脇の木に日本ミツバチの巣があるのでそれを狙って出没するそうです。念のため最初から熊鈴を。
その他周辺情報 同行メンバーが電車で帰宅することになったので、登山口から一番近い"べるが"内の"尾白の湯"ではなく、日野春駅に近い"むかわの湯"へ。同温泉の公式HPの左メニューに"お得なクーポン"があるのでページを開いてクーポン画面を受付に掲示すれば本来820円が100円OFFの720円に(市外大人料金)。泉質は塩泉。念のためHPで確認したら「ミネラル豊富な温泉」と「冷鉱泉」の混合泉だそうです。電車の時間が迫っていたのでじっくり入れませんでしたそれでもが肌ツルツル\(^o^)/ 露天はかなり温め、打たせ湯があったので肩と腰をボボボボボ……と。2日間テン泊装備を支えつづけた肩と腰を慰労しときました。体感ですが温泉の客層は地元の人が多い感じ。
予約できる山小屋
七丈小屋
尾白川渓谷駐車場(竹宇駒ケ岳神社口)に設置されているトイレ。
ここより先にトイレはないのでしっかりと準備を。
2018年10月07日 05:46撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 5:46
尾白川渓谷駐車場(竹宇駒ケ岳神社口)に設置されているトイレ。
ここより先にトイレはないのでしっかりと準備を。
同じく案内掲示板。
2018年10月07日 05:47撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 5:47
同じく案内掲示板。
登山口。入口横に登山届ポストあり。
2018年10月07日 06:20撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 6:20
登山口。入口横に登山届ポストあり。
さあ始めようか。
2018年10月07日 06:22撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 6:22
さあ始めようか。
渓谷方面散策との分岐。
2018年10月07日 06:26撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 6:26
渓谷方面散策との分岐。
竹宇駒ケ岳神社入口。
2018年10月07日 06:28撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 6:28
竹宇駒ケ岳神社入口。
竹宇駒ケ岳神社。
2018年10月07日 06:29撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 6:29
竹宇駒ケ岳神社。
神社横を通ると…
2018年10月07日 06:30撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 6:30
神社横を通ると…
15Mぐらいの吊り橋。テンションうp。
2018年10月07日 06:31撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 6:31
15Mぐらいの吊り橋。テンションうp。
水が青白い。
2018年10月07日 06:32撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 6:32
水が青白い。
カモシカが道を塞いでいたが…子カモシカっぽいのもいたので強引に行くと親シカが襲ってきそう。
2018年10月07日 06:58撮影 by  iPhone SE, Apple
3
10/7 6:58
カモシカが道を塞いでいたが…子カモシカっぽいのもいたので強引に行くと親シカが襲ってきそう。
修験者の山なので祠っぽいのが至る所にあった。
2018年10月07日 08:08撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 8:08
修験者の山なので祠っぽいのが至る所にあった。
秋の季語、イワシ雲。これが出ると午後から雨とか何とか…(;´・ω・)
2018年10月07日 08:34撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 8:34
秋の季語、イワシ雲。これが出ると午後から雨とか何とか…(;´・ω・)
笹の平分岐点。
2018年10月07日 08:37撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 8:37
笹の平分岐点。
2018年10月07日 08:46撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 8:46
2018年10月07日 08:47撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 8:47
倒木も多かったが登山道への大きな影響はなし。登りはじめはまだまだ緑が多い。
2018年10月07日 08:48撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 8:48
倒木も多かったが登山道への大きな影響はなし。登りはじめはまだまだ緑が多い。
駒ケ岳黒龍神の石碑。ここいらはdocomoの3Gも余裕の圏内。
2018年10月07日 09:07撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 9:07
駒ケ岳黒龍神の石碑。ここいらはdocomoの3Gも余裕の圏内。
高度を上げると紅葉している木が増えてきた。
2018年10月07日 09:55撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 9:55
高度を上げると紅葉している木が増えてきた。
登山道の何か所かで見晴らしが良く、富士山も望めた。
2018年10月07日 10:32撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
1
10/7 10:32
登山道の何か所かで見晴らしが良く、富士山も望めた。
2018年10月07日 10:46撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 10:46
2018年10月07日 10:53撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 10:53
2018年10月07日 10:53撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 10:53
刃渡り。ビビりの自分でもここはさほど怖くない。
2018年10月07日 10:56撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 10:56
刃渡り。ビビりの自分でもここはさほど怖くない。
この辺りで出会った人たちは、翌日の山頂から下山にかけてもほぼ抜きつ抜かれつで、ある意味同行パーティメンバーw
2018年10月07日 10:58撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 10:58
この辺りで出会った人たちは、翌日の山頂から下山にかけてもほぼ抜きつ抜かれつで、ある意味同行パーティメンバーw
階段が増えてくる。
2018年10月07日 11:15撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 11:15
階段が増えてくる。
木橋を通過中に下を撮影。写真だとイマイチ高度感が伝わらないのが残念。
2018年10月07日 11:17撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 11:17
木橋を通過中に下を撮影。写真だとイマイチ高度感が伝わらないのが残念。
2018年10月07日 11:18撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 11:18
妙にデカかったので一枚。
2018年10月07日 12:10撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 12:10
妙にデカかったので一枚。
五合目鞍部の祠。
2018年10月07日 12:34撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 12:34
五合目鞍部の祠。
ここのは盆栽のようなきれいに整えられた紅葉を見るようで美しかった。
2018年10月07日 12:40撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
1
10/7 12:40
ここのは盆栽のようなきれいに整えられた紅葉を見るようで美しかった。
祠の向かって右側にある登山道の階段。長い。
2018年10月07日 12:36撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
1
10/7 12:36
祠の向かって右側にある登山道の階段。長い。
登った先にまた階段。
2018年10月07日 12:51撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 12:51
登った先にまた階段。
2018年10月07日 12:52撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 12:52
この岩の上の景色が…
2018年10月07日 13:24撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 13:24
この岩の上の景色が…
これ。切れ立った岩からの景色にビビって適当にシャッター押して即退散。
2018年10月07日 13:21撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 13:21
これ。切れ立った岩からの景色にビビって適当にシャッター押して即退散。
2018年10月07日 13:26撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 13:26
2018年10月07日 13:26撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 13:26
2018年10月07日 13:33撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
1
10/7 13:33
bridge on bridge?
橋自体はしっかりしてるのだが下が丸見えなので…
2018年10月07日 13:35撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
1
10/7 13:35
bridge on bridge?
橋自体はしっかりしてるのだが下が丸見えなので…
足元しっかり確認しながら渡る。
2018年10月07日 13:37撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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10/7 13:37
足元しっかり確認しながら渡る。
2018年10月07日 13:39撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 13:39
橋を渡っている途中に真下を撮影。ここから先は鎖と傾斜のキツイ階段の連続で、撮影する余裕なし。
2018年10月07日 13:40撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 13:40
橋を渡っている途中に真下を撮影。ここから先は鎖と傾斜のキツイ階段の連続で、撮影する余裕なし。
ということでいきなりテント場。写真は下段テン場。
2018年10月07日 14:37撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 14:37
ということでいきなりテント場。写真は下段テン場。
こちらは上段テン場。眺望はいいけど水を汲みに行くだけで息切れする。
2018年10月07日 16:04撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/7 16:04
こちらは上段テン場。眺望はいいけど水を汲みに行くだけで息切れする。
テン場と星空と甲府の街明かり。
2018年10月07日 19:07撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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10/7 19:07
テン場と星空と甲府の街明かり。
天の川を撮影。この後カメラが結露しはじめて早々に中断。翌朝温度を教えてもらったら3度まで下がったそうです。
2018年10月07日 19:13撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
4
10/7 19:13
天の川を撮影。この後カメラが結露しはじめて早々に中断。翌朝温度を教えてもらったら3度まで下がったそうです。
御来光。ちょい雲が厚いのが残念。
2018年10月08日 06:03撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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10/8 6:03
御来光。ちょい雲が厚いのが残念。
テン場の朝焼け。
2018年10月08日 06:04撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 6:04
テン場の朝焼け。
ステップがついている登山者に優しい鎖場。
2018年10月08日 07:16撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 7:16
ステップがついている登山者に優しい鎖場。
昨日の疲れが全然抜けてない…。スタート直後から息が切れるが必死に喰らいついていく中、山頂らしきピーク発見。あれが山頂か……と思ったら山頂はあの奥でここからは見えないとのこと。テンションだだ下がり。
2018年10月08日 07:19撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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10/8 7:19
昨日の疲れが全然抜けてない…。スタート直後から息が切れるが必死に喰らいついていく中、山頂らしきピーク発見。あれが山頂か……と思ったら山頂はあの奥でここからは見えないとのこと。テンションだだ下がり。
2018年10月08日 07:22撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 7:22
2018年10月08日 07:36撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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10/8 7:36
2018年10月08日 07:42撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 7:42
ようやく山頂を視認、あとひと登り。とにかく甲斐駒黒戸尾根は体力的にきつかった。
2018年10月08日 08:20撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 8:20
ようやく山頂を視認、あとひと登り。とにかく甲斐駒黒戸尾根は体力的にきつかった。
登頂!
2018年10月08日 08:28撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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10/8 8:28
登頂!
恒例の三角点にタッチ。
2018年10月08日 08:30撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 8:30
恒例の三角点にタッチ。
2018年10月08日 08:31撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 8:31
何とか辿りつけた…。
2018年10月08日 08:32撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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10/8 8:32
何とか辿りつけた…。
一面雲海
2018年10月08日 08:35撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 8:35
一面雲海
登ってきた道を振り返っても雲海。割と長い距離を戻るので早速下山開始。
2018年10月08日 08:50撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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10/8 8:50
登ってきた道を振り返っても雲海。割と長い距離を戻るので早速下山開始。
さっきまであそこにいたんだぜ…。
2018年10月08日 09:00撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 9:00
さっきまであそこにいたんだぜ…。
偽ピークにそびえる甲斐駒のツルギ。
2018年10月08日 09:19撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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10/8 9:19
偽ピークにそびえる甲斐駒のツルギ。
2018年10月08日 09:35撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 9:35
下山開始後急にガスってきた。
2018年10月08日 09:57撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 9:57
下山開始後急にガスってきた。
デポしてたテントなどを片付けて、お昼を食べてから七丈小屋まで下山。ここは七丈小屋第二。
2018年10月08日 11:42撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 11:42
デポしてたテントなどを片付けて、お昼を食べてから七丈小屋まで下山。ここは七丈小屋第二。
こっちが七丈小屋第一。
2018年10月08日 11:54撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 11:54
こっちが七丈小屋第一。
2018年10月08日 11:55撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 11:55
2018年10月08日 11:55撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 11:55
2018年10月08日 11:56撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 11:56
2018年10月08日 11:56撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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10/8 11:56
行きに手こずったエグイ鎖場。ほぼ垂直で登りはじめの足をかける場所が分からない。今回は下りなので、最後の一歩の場所がうまく見えない。しかも後ろは崖。
2018年10月08日 12:05撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
1
10/8 12:05
行きに手こずったエグイ鎖場。ほぼ垂直で登りはじめの足をかける場所が分からない。今回は下りなので、最後の一歩の場所がうまく見えない。しかも後ろは崖。
人がいるところまで鎖で降りてからのさらにほぼ垂直梯子が三段。登りで慣れたのか、昨日からイメージトレーニングをしてたからか、下りの時の方が足場がしっかり見えていたのでやりやすかった。怖いは怖いけど。
2018年10月08日 12:06撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 12:06
人がいるところまで鎖で降りてからのさらにほぼ垂直梯子が三段。登りで慣れたのか、昨日からイメージトレーニングをしてたからか、下りの時の方が足場がしっかり見えていたのでやりやすかった。怖いは怖いけど。
2018年10月08日 12:12撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 12:12
昨日より紅い気がする。ガスってるから?
2018年10月08日 12:24撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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10/8 12:24
昨日より紅い気がする。ガスってるから?
2018年10月08日 12:24撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 12:24
2018年10月08日 12:39撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 12:39
この階段を降りると五合目鞍部の祠に。
2018年10月08日 12:40撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 12:40
この階段を降りると五合目鞍部の祠に。
下山道なのに登りとはこれ如何に。五合目小屋跡。
2018年10月08日 12:45撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
10/8 12:45
下山道なのに登りとはこれ如何に。五合目小屋跡。

感想

アルプスに行きたい。テント泊したい。紅葉が見たい。星空を撮りたい。御来光を堪能したい。
この辺りをポイントに何となく検索かけていたら引っかかった甲斐駒ヶ岳。昨年地蔵岳のオベリスクから見た甲斐駒の雄姿が脳裏に浮かんできて“君に決めた!”的な。主なルートは北沢峠と黒戸尾根だけど日帰りメインの北沢峠は当初の目的から外れるので黒戸尾根ルートに。日本三大急登とか言うけど「大げさな(笑)、歩き続ければまあ着くでしょ」と深く考えずに行ってみたら想像以上のハードモード。しかも急登=登り坂を歩き続けるだけ的な勝手な解釈を一方的にしていたため、鎖場の存在なんて抜け落ちてたし。つか七丈小屋直前にあった「階段3連荘からの縦鎖&そのまま鎖横移動」のエグイ鎖場、正直何かが縮みあがった(;´Д`)
もしソロ登山だったらそこで下山選択もあったと思う、4割ぐらいで。崖が丸見えの高度感ある鎖場は体が竦むんだよね…。道中抜きつ抜かれつ同じタイミングで登ってたソロのお姉さんはそこで撤退してたし。
とはいえ今回はチームで登ってるので自分だけ降りるとか選択できないし、水が尽きかけてたのと、同行してくれたのがベテランだったのでサポートに期待とか他力本願チックな下心もありありでエイッとチャレンジ。腰が引けながら無様にも何とか鎖にしがみついてどうにか通過。階段を登りきって鎖に取りついた最初の一歩目の足場がうまく見つけられなくて涙目でした。するすると登ってくる他の登山者さんたちに脱帽。

そこさえ越えればすぐに山小屋。とはいえ山小屋からテン場までが若干距離があるので残念ながら山小屋到着=本日の登山終了とはならず、もうひとムチ体に入れて5分ほど登り、下段テン場を越えて眺望の良い上段テン場に到着、ようやく本日のお勤め終了で、テント張って横になったら足が攣っちゃって笑いながら泣いたorz
気持ち悪い呻き声が気になったのか、お隣さんより足攣り対策用のサプリを頂いた。ありがとうございます。とても人当たりのよい気さくな方で世間話をして甲斐駒のテン場を楽しむ。せっかくなので夕食もご一緒に、今回の夕食はトマトリゾットだったのでサプリのお礼もかねて少しおすそ分けしたら逆にボイルウインナーを頂く(゜д゜)ウマー。こういうテン場の雰囲気が凄く楽しい。他にも山梨在住の奥様やお互いWe are REDS!的なエリア在住のジモティの方、他にも多数で、今回のテン場はかなりアタリだったと思う。
ちなみにトイレと水場は山小屋前にしかないのでテン場から往復しなくてはならないのですが、この往復で体がしっかりと温まる。息も絶え絶えになるほど。夜寒くて眠れないなら3往復もしておけば体あったか!(ちなみに小屋泊、テン泊者は水場、トイレ利用料無料で、そうでない人はトイレ200円、水100円)。

翌日は5時頃起床して暗い中タイカレーそうめんを食べながら御来光待ち。雲は厚いもののしっかり御来光を堪能して荷物デポして山頂へ。一晩程度ではほとんど体力は回復してないものの足の攣りは収まっていて一安心。今後はコムレケアでも持ち歩こうか…。静かに山と向き合いたいと話してた同行者には大変申し訳ないのだがハァハァフゥフゥやかましく登る。自分のスローペースに巻き込んでるのも申し訳ない気分なのだが無理なもんは無理なので勘弁したってください_ノ乙(、ン、)_
途中山頂らしき剣の刺さった大岩が見えるも偽山頂系。その奥にあるので山頂がなかなか見えず。そうこう考えてるうちにどんどん険しくなってきて山道というより岩よじ登り。前日の崖丸見え系のエグイのはなかったので何とか通過。下山してくる人からもうすぐとか、あとちょっととか希望に満ちた応援を頂き、バテバテの中ようやく山頂。思わず両手でガッツポーズ。山梨在住のお母さん、一時間も山頂でお待たせしてすみませんでした(;・∀・)

この標高差と距離をテント装備で登る辛さをガッツリ体感できたが、もう暫く当分ずっと先まで取りあえずもうお腹一杯。西黒尾根はすでに踏破してるので残りはブナ立尾根なんだけど、気持ちを立て直すのに時間がかかりそう^^;

最後に、今回同行してくれたベテラン様に感謝。下山の鎖場では足の置き場をサポートしてもらい、うまくクリアできたことで高度耐性が若干ながらもついた(気がする)。何度か同じ場所で繰り返して練習できるともっと耐性がつきそうなんだけどそもそもあそこにたどり着くのが大変なのでちょっと難しいかな…。ペースもこちらに合わせてもらえたので何とか無事登りきれて、同時に自分の体力の無さも痛感。いろいろと勉強になる山行でした。ペース合わせてもらうことになるけどまた是非よろしくお願いします。ありがとうございました。

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コメント

所々待ち合わせしたお二人ですよね!?(笑)
栃木のsin&fumiです。朝のうちは天気も良く
最高の景色でしたねぇ〜 !(^^)!
素敵な山レポ、写真、見とれちゃいました!
またどこかのお山でお会いできるのを楽しみにしています(*'▽')
2018/10/9 23:53
Re: 所々待ち合わせしたお二人ですよね!?(笑)
こんにちは、ハイそのお二人ですw
おかげさまで抜きつ抜かれつの楽しい山行になりました^^
帰宅後は筋肉痛が酷くて未だ悶絶してますが真さん文さんは大丈夫でしたか。
それと帰宅してから早速ブログ拝見しましたよ!
写真とちょっとしたキャプションだけなのに
登山をすごく楽しんでいるのが伝わってきました
笑顔の写真が多いからですかね!
自分が登ったことのある山もあったのでタイミング次第では
本当にまたお会いするかも!?
そのときにはよろしくお願いします(゚∀゚)人( ゚∀゚)
2018/10/10 15:39
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この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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