日本百名山：奥穂高岳 涸沢岳（涸沢カール テン泊 穂高岳山荘泊）

2018年10月20日(土) 〜 2018年10月22日(月)

• GPS: 21:04
• 距離: 23.5km
• 登り: 1,971m
• 下り: 1,254m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:49
• 休憩: 0:44
• 合計: 6:33

6:40 上高地バスターミナル
6:46 6:46 河童橋
6:56 6:56 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
7:40 7:41 明神館
7:44 7:45 徳本口(徳本峠分岐)
8:23 8:23 徳沢公衆トイレ
8:31 8:33 徳澤園
8:47 8:47 新村橋(パノラマ分岐)
9:26 9:44 横尾 (横尾山荘)
10:01 10:01 横尾岩小屋跡
10:42 10:52 本谷橋
12:07 12:07 Sガレ
12:57 13:09 涸沢ヒュッテ
13:13 涸沢

2日目

• 山行: 3:35
• 休憩: 2:17
• 合計: 5:52

7:39 宿泊地
8:24 8:25 ザイテングラート
9:26 9:30 穂高岳山荘
10:16 11:33 穂高岳
11:56 12:09 穂高岳山荘
12:31 13:13 涸沢岳
13:31 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 1:07
• 休憩: 1:15
• 合計: 2:22

7:38 穂高岳山荘
8:12 8:24 ザイテングラート
8:40 8:45 パノラマ分岐
8:57 9:08 涸沢小屋
9:11 9:58 涸沢
10:00 ゴール地点

3日目の涸沢カールでロガーの電池が切れてしまいました。

天候

みぞれ・晴れ・晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

沢渡市営第三駐車場　午前2時着でガラガラ
1日600円（5000・10000円札は不可）
バス 片道1250円 往復2050円

コース状況／危険箇所等

積雪・凍結 登りはノーアイゼンでも、降りはチェーンスパイクがあったほうがいい。

写真

10/20 1:23

沢渡市営第3駐車場。空いている。

10/20 5:19

バスターミナルへ。

10/20 5:20

トンネル

10/20 5:20

5000円10000円札は使えないみたい。

10/20 5:23

綺麗な建物だなー。バス券を買う。時間が読めないので片道だけ。

10/20 5:27

待合室でのんびり。

10/20 5:43

バスも人少ない。

10/20 5:46

まだまだ余裕の駐車場

10/20 6:19

朝もやの上高地バスターミナル

10/20 6:19

帰りはここで買う。

10/20 6:19

朝食やっている

10/20 6:20

10/20 6:21

登山届けは出さないとね。

10/20 6:22

トイレは100円

10/20 6:44

10/20 6:47

ライブカメラに映っている河童橋。

10/20 6:49

よく見るアングルはここかな。

10/20 6:51

清水橋

10/20 6:51

きれい

10/20 6:52

上高地ビジターセンター

10/20 7:01

10/20 7:07

気温0度

10/20 7:19

人少なく静か。

10/20 7:41

10/20 7:42

10/20 7:42

明神館

10/20 7:47

青空いいね。

10/20 8:04

10/20 8:25

お猿さん

10/20 8:28

徳沢についた

10/20 8:33

道草食堂

10/20 8:34

キャンプ場

10/20 8:34

10/20 8:49

新村橋

10/20 9:02

静かだ

10/20 9:08

10/20 9:28

横尾に到着

10/20 9:28

10/20 9:32

横尾山荘

10/20 9:32

横尾大橋を渡って涸沢へ

10/20 9:48

注意書き。
QRコードって便利だね。iPhoneだと標準のカメラアプリで認識してくれる。

10/20 9:50

ここからが登山エリア

10/20 10:38

10/20 10:46

ぽつぽつと雨が降ってきたので、休憩と雨具の準備

10/20 11:22

この辺りから、登山らしい坂道。
それでも整備されているので歩きやすい。

10/20 11:52

10/20 12:22

10/20 12:28

10/20 12:43

10/20 12:56

涸沢ヒュッテとパノラマコースの分かれ道

10/20 12:57

涸沢ヒュッテに到着

10/20 12:58

受付しないと。上の野営場受付は閉鎖中。

10/20 13:03

あたたかい

10/20 13:10

10/20 13:10

あ。奥の売店の写真撮り忘れてた。

10/20 13:12

上の売店は今シーズン終了。
小屋終いの準備で板を打ち付けていた。

10/20 13:14

ガスでよくみないな。
みぞれも降ってきた。やばい。

10/20 13:16

みんな慌てて設営中

10/20 13:41

テント設営場所（反省点）
一見平らで良さそうに見えるが、岩が大きく隙間も多い。これが落とし穴に。詳しくは感想欄。

10/20 14:21

寒いのでにゅうめんとクリームパスタのスープもの食事で温まる。

10/20 15:11

少しガスが取れてきた。

10/20 15:16

天気が良ければ賑やかだったんだろうな。

10/20 15:17

何もないので昼寝をしよう。

10/20 17:07

昼寝から起きてみたら、すっかりガスも取れいい景色に。

10/20 17:07

10/20 17:08

遠くまで見える。
常念岳蝶が岳の縦走テン泊も楽しかったな。

10/20 17:08

振り返ると一部夕日が当たってる。

10/20 17:09

奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳。
日が落ちるとググッと冷える。

10/20 17:09

10/20 18:48

星が綺麗。

10/20 18:52

手持ちのデジカメではこれが精一杯。

10/21 6:00

翌朝、すっかり晴れて素晴らしい景色

10/21 6:00

朝焼けのモルゲンロートを待ちます。

10/21 6:09

10/21 6:09

10/21 6:09

10/21 6:11

VR

10/21 6:11

おー来た！赤いぞモルゲンロート！

10/21 6:11

10/21 6:20

気温0度

10/21 6:44

10/21 6:44

みなさん準備を始めた。

10/21 6:52

朝ごはん

10/21 7:31

涸沢小屋の前を通って奥穂高岳へ

10/21 7:33

振り返りテント場

10/21 7:34

充実した自販機

10/21 7:41

山道口

10/21 7:43

10/21 7:49

マークはどこだ？

10/21 8:03

10/21 8:27

トラバース。上から小さいが落石音が聞こえる。

10/21 8:30

ここからザイテングラート

10/21 8:33

10/21 8:38

10/21 8:44

10/21 8:47

10/21 8:49

10/21 8:50

10/21 8:51

鎖場

10/21 8:52

雪があるが逆に足跡があるので、どこに足を着けばいいかわかるので安心。

10/21 8:53

ハシゴ

10/21 8:54

10/21 9:07

10/21 9:07

ふりかえり

10/21 9:08

小屋まで20分

10/21 9:09

10/21 9:14

ここの右側の斜面で落石。50cmぐらいの岩が結構な音を立てて転がって落ちていった。途中、他の石を砕いたり飛ばしたりしていたが、登山道の方に飛んでこなくてよかった。

10/21 9:16

10/21 9:25

穂高山荘が見えてきた

10/21 9:25

10/21 9:29

到着

10/21 9:30

覗き込んで涸沢カールをみる。遠くまでよく見える。常念岳と蝶ヶ岳かな？

10/21 9:30

穂高岳山荘

10/21 9:31

お客さんは誰もいない。
すれ違った人に聞いたけれど、グレートトラバースの田中陽希さんとNHKの取材クルーが泊まったらしい。いま登っているそうな。

10/21 9:35

チェーンスパイク装着

10/21 9:36

さて奥穂高岳を登りますか。

10/21 9:38

大丈夫だね。

10/21 9:39

ここ、登るときはなんでもないんだけれど、降りる時に足場に迷った。

10/21 9:41

ハシゴ

10/21 9:42

鎖場。登りには必要なかった。でも降りはあると安心。

10/21 9:44

後は楽

10/21 9:45

写真で見ると垂直に見えるなw

10/21 9:51

えらい勢いで降りてくる人がいたので、休憩がてら止まって、すれ違い挨拶。。。あっ田中陽希さんじゃん！って気が付いてカメラを構えたら、かなり下の方w

10/21 9:52

途中、気になる浮石を見つけたらしく、安全な場所にどかしていました。自分も見習おう。

10/21 9:52

ハンディカムサイズのカメラを持った人は同行班かな？一緒にすごい勢いで降りていく。

10/21 9:52

下にいる緑の人は気がつくかな？

10/21 9:58

少し経った後に、えらい大きな荷物と、三脚やホワホワが付いたマイクを持った人が降りていった。

10/21 10:05

もうちょっとかな

10/21 10:11

10/21 10:14

10/21 10:16

10/21 10:17

10/21 10:18

奥穂高岳山頂に着いた

10/21 10:29

VR。雲やガスがなく360度パノラマ全部見える。

10/21 10:42

涸沢岳・北穂高岳・槍ヶ岳も入ってハイポーズ。撮影ありがとうございます。

10/21 10:45

人がいなくなって、誰もいないのでぐるっと撮影。

10/21 10:46

10/21 10:46

10/21 10:46

10/21 10:46

10/21 10:46

10/21 10:46

10/21 10:46

10/21 10:46

10/21 10:46

iPhoneのパノラマ撮影。すごい優秀だよね。

10/21 10:47

雲ひとつなく遠くまで見える素晴らしい景色だー

10/21 10:47

行ってみたいけれどw

10/21 10:50

VR。

10/21 11:11

上高地バスターミナルのバスや、河童橋までよく見える。

10/21 11:12

奥穂高岳展望図。来た時には凍って見えなかったけど、暖かい気温で溶けて見えるようになった。

10/21 11:39

下山します。風もなく暖かい人もいない山頂。快適すぎて1時間半近く過ごしてしまった。

10/21 11:42

10/21 11:55

踏み跡がしっかりしているので安心

10/21 11:56

鎖場

10/21 11:57

はしご

10/21 12:12

涸沢岳へ

10/21 12:20

10/21 12:32

VR

10/21 12:33

涸沢岳山頂
誰もいなかった

10/21 12:34

北穂高岳からのルートで、たまに声が聞こえるな。人が来てるのかな雪が付いているのに。

10/21 12:35

涸沢岳から見る奥穂高岳もいいね。

10/21 12:36

暖かいので軽めのランチ。

10/21 12:36

10/21 13:18

下山します

10/21 13:49

今日のお部屋

10/21 13:49

この部屋に五人でした。快適です。

10/21 13:50

10/21 13:51

食堂

10/21 13:52

10/21 13:52

売店

10/21 13:53

湯たんぽ最高です。

10/21 13:53

ケーブルも貸してもらえます。

10/21 13:54

太陽のロビー。おしゃれ

10/21 13:54

10/21 14:29

山の本各種

10/21 14:29

図書室

10/21 16:52

10/21 16:52

雲が上がってきました。

10/21 16:59

夕日と雲の幻想的な風景

10/21 16:59

10/21 16:59

アーベンロートすばらしい

10/21 17:02

美味しい夕食

10/21 17:31

10/21 17:31

薄暮

10/21 17:32

夕食の後、まったり。グラデーションが綺麗

10/21 17:35

涸沢カールが明かりは少ない

10/21 17:35

月が綺麗

10/21 17:35

ほっとする山荘の灯火

10/21 20:04

すっかり日が落ち街灯りが見えます。

10/21 20:05

ゆきだるま

10/21 20:05

星が綺麗です。

10/21 20:10

月明かりだけで写ります。

10/22 5:24

東雲

10/22 5:46

10/22 5:57

ご来光

10/22 5:57

10/22 5:59

静かです

10/22 6:00

きっと下から見る人にはモルゲンロートになっているでしょう。自分はその中に立っている。

10/22 7:23

準備をして下山です。

10/22 7:38

いつかはここでテン泊

10/22 7:42

ザイテングラートを降ります。

10/22 8:02

鎖場。凍っていると思いましたが、チェーンスパイクが効いて逆に歩きやすいです。

10/22 8:27

10/22 8:34

10/22 8:38

10/22 8:40

10/22 8:50

10/22 8:56

涸沢小屋まで下りてきました。

10/22 9:00

10/22 9:01

10/22 9:01

10/22 9:01

10/22 9:02

10/22 9:11

10/22 9:12

10/22 9:14

我がテントに霜が降りていました。

10/22 9:26

風もなくいい天気なので、乾かして自宅で楽ができるようにします。

10/22 9:56

モバイル太陽光パネルを持ってきました。天気がいいので少しの時間でも充電できました。

10/22 10:52

誰もいない。札を箱に入れていきます。

10/22 10:55

すっきりいい天気。来るときには見れなかった景色を見ながら下山。

10/22 11:06

10/22 11:37

10/22 12:03

10/22 12:09

10/22 12:14

10/22 12:49

10/22 13:02

10/22 13:25

10/22 13:42

10/22 13:54

10/22 14:15

10/22 14:27

10/22 14:35

10/22 15:06

10/22 15:07

10/22 15:11

10/22 15:16

10/22 15:20

10/22 15:22

河童橋周辺は人が多いですね。

10/22 15:27

バスは1回待ちで乗れました。

10/22 16:56

さて帰りますか。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

RICOH THETA S リコー

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

毛糸帽子 バラクラバ ハードシェル（サーマル） メリノウールシャツ長袖 ウイックロンZEO T半袖 ジオラインLWインナー ロッシュパンツ（ソフトシェル） メリノウール靴下 スペリオダウンジャケット 防風ウインドストッパートレッキンググローブ 防水サンダーパスグローブ（グローブカバー） 薄手フリース手袋 エマージェンシーシート 貼るカイロ3（15時間分） 靴用カイロ2（10時間分） チェーンスパイク

備考

今回の登頂用寒さ対策装備

感想

Tomo

台風などの天候不良でなかなか行く事ができなかったのですが、延期の末、シーズン最後だと思い、思い切って行ってみました。

土曜日の午前2時に沢渡市営第三駐車場に到着。ガラガラ、空いていました。バスも混む事なく移動。

登り始め良い天気で、気持ち良く歩く事ができました。人も少なく、たまに前後に誰もいなくなる事も。ここって地方の山じゃないよね？って感じです。

午前中は晴れていたのですが、途中からパラパラと雨が降ってきて、涸沢カールのテント場に着いた頃にみぞれ。急いで設営しました。コンパネは今シーズンレンタル終了していました。
（反省点）
そのまま昼寝をしようと思い横になったのですが、地面からの冷えがものすごい。春先の雪上でも耐えられたサーマレストのリジッレスト ソーラーだったのですが、寝ていると体温を吸い取られる感じ。テント場は岩を組み合わせて平らにしてあるので一見寝やすそうに見えるが、微妙に盛り上がっていて横に向くとマットからずり落ちるし。（考察・岩を組み合わせてあるので隙間が多く、冷たい空気がずっと流れているので全く暖まらなく岩そのものの熱を奪っていく。岩は小石や土より熱伝導率が良いと聞いた事があり、夏場にペット用の大理石のひんやりマットが売っているぐらいなのだから、その上で寝ていた事になる。テントを張るときは土や小石の場所を選ぼう。。。）
寒くて寝ていられないので、マットを二つ折りにし間に雨具とタオルを挟み、足元はザックを空にしたなかに着替えを広げ、その上に足を乗せる事で落ちつきました。

翌日晴天。山頂付近は白く積雪があるようでしたが、チェーンスパイクを持ってきて大正解。安心感があります。

奥穂高岳の山頂では雲ひとつない360度パノラマ。たまに一人になるぐらいに人が少ない。大興奮です。

ただ当初予定の北穂高岳へは、稜線を渡ってきた人に状況を聞き、夏道も行った事がない自分には危険と判断し諦めました。

その事もあり、このまま下山してテン泊はもったいないと思い、予定のなかった穂高岳山荘に泊まりました。

山荘は人が少なく、最大18人寝る部屋で5人だけ。ゆったり布団で寝る事ができます。ごはんもおいしく、同室の人との話も面白く楽しく過ごす事ができました。

雪が降る中北穂高岳に登りテン泊。テン泊装備で雪の稜線を渡り奥穂高岳、前穂高岳に抜ける人。
雪があるのにノーアイゼンで槍ヶ岳から大キレットを通り北穂高岳。そこから稜線を通り涸沢岳、そして山荘についた人。
西穂高岳から来たが途中でチェーンスパイクが切れてしまい時間がかかり、ヘッドライト付けながらも奥穂高岳から降りてきた人。
いやー、自分には無理です。

夕日もご来光も見る事ができ、満足した状態で涸沢カールまで下山。霜がついたテントをのんびり乾かして、家で乾燥や整理しなくて済むように回収。そしてバスターミナルまで移動。

満足のいく二泊三日でした。

追記
20日の吹雪で3名が奥穂高岳で遭難。21日に救助されたそうですが、1名凍死で亡くなられたようです。ご冥福をお祈りします。