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記録ID: 1631912
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ハイキング
赤城・榛名・荒船

Myカイコガはお留守番('∀') 紅葉の新碓氷川橋梁と富岡散歩 ★チャリレコ(横川ーアプトの道ー妙義町ー富岡製糸場ー高崎)

2018年10月28日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
69.7km
登り
730m
下り
1,021m

コースタイム

前日に詠んだ俳句
 SLと碓氷の紅葉に決めました  ほの香

そのままで御座る(・∀・)
当方、紅葉狩りそのものを目的とした行楽はしたことがないのだが、昨年初体験した碓氷の紅葉と廃線跡はその絶景の感嘆しかなかった。
”大山と大山桜、”筑波嶺と稲穂波””みたいなコラボは”認めざるを得ない”し、今回思った”新碓氷川橋梁と紅葉”、もしくはメガネ橋と紅葉も同様である。
”まっかな秋”という童謡は、碓氷峠道中の紅葉を歌っていることからもこの地の秀逸さがわかるというものだ
 碓氷峠そのものには行かず、残る時間は富岡の散策でも。

JR東・信越本線横川駅まで輪行
9:00横川駅(アプトの道)ー10:00メガネ橋or新碓氷川橋梁10:25−11:30妙義町・散策ー12:20富岡町・散策13:30−14:30高崎駅
JR東・高崎線高崎駅から輪行
天候 小春日和
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自転車
行き:JR東・信越本線横川駅まで輪行
帰り:JR東・高崎線高崎駅から輪行
コース状況/
危険箇所等
アプトの道は遊歩道なので自転車の乗車はできません。押しならOKです。
恒例の朝の電車は夜明け前。今日は何処に??
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恒例の朝の電車は夜明け前。今日は何処に??
夜明け前の弁当。芸のうちデース!!
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夜明け前の弁当。芸のうちデース!!
これはラックレールですね?
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これはラックレールですね?
妙義と鉄道文化むら
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妙義と鉄道文化むら
走行可能なEF63がアップを始めました
走行可能なEF63がアップを始めました
信越本線廃線跡の丸山変電所。日本初の電化線
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信越本線廃線跡の丸山変電所。日本初の電化線
峠の湯付近。左旧線(アプト)、右新線(粘着)。どちらも廃線
峠の湯付近。左旧線(アプト)、右新線(粘着)。どちらも廃線
急こう配の廃線跡を利用したトロッコ気動車(右端)
急こう配の廃線跡を利用したトロッコ気動車(右端)
峠の湯(右奥)は養蚕農家風w
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峠の湯(右奥)は養蚕農家風w
峠の湯からが隧道群の始まり。一発目から煉瓦巻・坑門と付け柱(ピラスター)は石造り
峠の湯からが隧道群の始まり。一発目から煉瓦巻・坑門と付け柱(ピラスター)は石造り
完全な煉瓦巻。ここに🚂の黒煙がたまると。。げほぉー(涙
完全な煉瓦巻。ここに🚂の黒煙がたまると。。げほぉー(涙
こいつは完全なレンガ造りです
こいつは完全なレンガ造りです
いつの頃か、レンガ崩壊を予防して巻かれたコンクリ
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いつの頃か、レンガ崩壊を予防して巻かれたコンクリ
メガネ橋手前の隧道ですが、観光の人で渋滞しています。ま、おいらも観光の人なんですがね(;'∀')
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メガネ橋手前の隧道ですが、観光の人で渋滞しています。ま、おいらも観光の人なんですがね(;'∀')
メガネ橋に着いた。横川側の隧道は石造りでアーチは煉瓦
メガネ橋に着いた。横川側の隧道は石造りでアーチは煉瓦
五角形に加工された迫石のアーチを見よ(メガネ橋・軽井沢側)
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五角形に加工された迫石のアーチを見よ(メガネ橋・軽井沢側)
メガネ橋より新碓氷川橋梁を望みます
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メガネ橋より新碓氷川橋梁を望みます
ここからメガネ橋から降りて碓氷川を遡り。。
ここからメガネ橋から降りて碓氷川を遡り。。
新碓氷川橋梁にやってきました (・∀・)
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新碓氷川橋梁にやってきました (・∀・)
新線ですが廃線です
新線ですが廃線です
新線(廃線)からメガネ橋(廃線遊歩道)をパチリ (・∀・)
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新線(廃線)からメガネ橋(廃線遊歩道)をパチリ (・∀・)
盗難されている架線からオモリが落ちている
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盗難されている架線からオモリが落ちている
貨物・貨客、EF63の通った道
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貨物・貨客、EF63の通った道
新碓氷川橋梁下り線(上野方面)と紅葉 後ろのV字は旧中山道。
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新碓氷川橋梁下り線(上野方面)と紅葉 後ろのV字は旧中山道。
メガネ橋に戻りまして
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メガネ橋に戻りまして
トンネル・ブリッジ!! 近代遺産デース!!
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トンネル・ブリッジ!! 近代遺産デース!!
碓氷に行かず旧国道を降りていきマース
碓氷に行かず旧国道を降りていきマース
坂本宿 (・∀・)イイ!!
坂本宿 (・∀・)イイ!!
坂本宿・換気口つき宿場でも養蚕(;'∀')
坂本宿・換気口つき宿場でも養蚕(;'∀')
カメラの人が並んでいたので。横川駅近くに張り付く
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カメラの人が並んでいたので。横川駅近くに張り付く
うぎゃー。D51です(旧中山道から
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うぎゃー。D51です(旧中山道から
D51の黒煙なびく紅葉かな と詠みました
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D51の黒煙なびく紅葉かな と詠みました
煉瓦隧道も探索したりで、もう満腹
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煉瓦隧道も探索したりで、もう満腹
すぐ在来線が来てます
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すぐ在来線が来てます
11:30 こっから散歩
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妙義町散歩。チャリならでは・かな
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妙義町散歩。チャリならでは・かな
知らない道で・甘楽郡妙義散策
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げ、伊丹さん家に出てしまった。どんだけ道が集約されている
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何故か摘まれていない・桑畑ハケーン(^^
何故か摘まれていない・桑畑ハケーン(^^
丘の上の斉藤さん墓所(感想欄参照)
丘の上の斉藤さん墓所(感想欄参照)
新しい桑畑方面
富岡方面
お昼はたかた食堂さんへ(富岡製糸場前)
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お昼はたかた食堂さんへ(富岡製糸場前)
食堂の壁
お勧めは工女さんのカレーなのですが一度頂いたので、ラーメンを(\550)
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お勧めは工女さんのカレーなのですが一度頂いたので、ラーメンを(\550)
工女祭り?? コスプレで練り歩くみたいな??
工女祭り?? コスプレで練り歩くみたいな??
お富ちゃん家を訪ねる
お富ちゃん家を訪ねる
マユクラフト。左の繭になるように始める。(富岡のお富ちゃんちにて
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マユクラフト。左の繭になるように始める。(富岡のお富ちゃんちにて
いろんなパネルが張ってあり説明の人もいる
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いろんなパネルが張ってあり説明の人もいる
13:00 富岡製糸場 煉瓦アーチ
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13:00 富岡製糸場 煉瓦アーチ
帰路。桑が四隅を囲う廃桑畑
帰路。桑が四隅を囲う廃桑畑
帰路。高崎へのCR
帰路。高崎へのCR
これは、、高崎観音でわ?(何回も通った道なのに情けない
これは、、高崎観音でわ?(何回も通った道なのに情けない
15:00 高崎駅から撤収〜
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15:00 高崎駅から撤収〜
自宅にて・マユクラフトの成果
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自宅にて・マユクラフトの成果
お留守番のカイコガ
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お留守番のカイコガ
2週間目も元気いっぱい
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2週間目も元気いっぱい

装備

個人装備
ロードレーサー+歩ける自転車ペダル(SPD)

感想

■おいらの道
おいらのシルク探求は、先ず日本のシルクロードという道を切り口にしている(た)。
気づきは、自転車での”半原越”から始まった。
未だに稚拙なレポートながら、実際にシルクの道をチャリで走行し、半原・愛川の地域探索から、繭の大生産地、信州・上州・甲州の”実走・探索”に繋がっていったことが思い出深い。

■ようやく解ってきた”お蚕産業”を川に例えて
---------------------------------------
・上流:蚕種(蚕の卵製造・品種管理)、養蚕(繭製造)、製糸(生糸製造)→横浜港から海外輸出
・中流(ここから国内向):撚糸、染色、織り
・下流:企画、縫製(衣服等の製造)
---------------------------------------
※例えば明治〜昭和中期迄の富岡製糸場は上流の”製糸部門”にあたり、前工程は養蚕農家からの繭の買い付け、後工程は生糸の海外出荷となる。
昭和後期は撚糸工場に出荷する国内需要。。という立ち位置になる。

シルクロードとは、主に”繭と生糸の流通経路”のことをいいます。
ポイント ■繭と生糸の流通経路は同じではない

■宝の山・信越本線旧線・アプトの煉瓦巻隧道群(明治26年開通ー昭和38年廃止)
何回も訪れた末の『今更ながら』の気づきがあった。
アプトの隧道群は宝の山であった。
おそらく、天城山隧道(天城・下田街道)や観魚洞隧道(熱海・東浦道)の毒に当たったのだろう。。

アプト隧道は幾つもあるが、付け柱(ピラスター)の造りが石であったり煉瓦であったり、アーチも同様・煉瓦であったり石であったり、素材の組み合わせに妙に感動した ("・∀・)
逸品は、メガネ橋の先の隧道だ。五角形に加工された迫石のアーチと煉瓦が形つくる迫力の隧道である!!(写真20)

■新碓氷川橋梁と紅葉
”メガネ橋”からの紅葉は外せない見所だが、もう一つの目的は”新碓氷川橋梁”の紅葉。(σ・∀・)σ である!!
EF63の重連に引かれながら、客車内からメガネ橋を撮影したファンも多かったのではないだろうか。
横川駅に引き返し、初めての🚂走行、D51も(σ・∀・)σゲッツ!! 満腹だw

■斉藤さん家
妙義町を散策していたら葉の茂った桑畑を発見したよ。普通今の時期は秋蚕の餌のために丸裸にされていることが多いのだが。。もしや廃桑園??
ご近所の斉藤さんに伺ったところ去年から始まった桑畑とのこと。これは新鮮、廃桑園どころか新規桑畑って!!
斉藤さん裏山の中腹に小規模な墓群が見えるので聞いたら、斉藤さん家の墓だって。。繋がりでお参り。そして絶景w

■富岡製糸場近く〜お富ちゃん家〜
今日も本丸?には入場しない。何回も訪れ入場しないのにも程があるが、もう少し理解を深めてからでないと、英ちゃんにも失礼であるという自主規制w
製糸場近くの案内所(お富ちゃん家)で休憩。学芸員さん?がパネル説明をしていたので、混ざった。主な説明内容の蚕種から海外輸出の歴史的なもの、世界遺産群の構成理由、富岡製糸所の繰糸機の変遷等、、これは自分にも説明できるレベルで、・・自慢とかではなく驚いた。
そのあと学芸員さんと蚕談義の末、繭クラフト(グンマちゃん)にチャレンジすることにw(写真51)

■帰宅・カイコガ動きすぐる!!
さて、我が家のお留守番は2週間前にNG繭から羽化したカイコガさん。
本来ならこの繭は製糸場へ出荷後、乾繭(蛹を殺して発蛾を防ぐ)される筈が、なんの巡りあわせか、当Honoca家に連れ帰り羽化。今なお2週間の長寿である。
くし型の触角をとかす仕草が愛らしい。意外と行動範囲が広い。カーテンを登ったり手のひらで遊んだりもする (・∀・)
■NG繭に限定されるカイコガの羽化
繭は糸になり人に貢献するが、その影でロス繭・NG繭は打ち捨てられる。
そのNG繭なればこそ出荷されず羽化が可能、我が家に羽化したカイコガさんが居るのは幾つかの奇跡が重なった ("・∀・)イイ!! なのです

 SLと碓氷の紅葉に決めました  ほの香
 廃線や煉瓦隧道紅葉谷  ほの香
 D51の黒煙なびく紅葉かな  ほの香
 水澄みて製糸所脇に輝けり  ほの香
 横浜に連れ帰りたる秋蚕かな  ほの香
 戻り来て富岡想う月夜かな  ほの香
 カイコガの羽ばたく音の野分哉  ほの香
 月に抱かれカイコガの眠りおり  ほの香
 蚕蛾の冷めた瞳や星月夜  ほの香
 しろたへの体休める蚕かな  ほの香

※十句目の”蚕”は春の季語。秋蚕(あきご)とはせずに


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